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2007年01月12日(金)
今日は今年始まって一番の忙しさだった。 また風呂で寝てしまった…。
さて、また食の安全が疎かにされた事件が起こってしまった。 7年前の雪印事件の教訓が全く生かされていないことに憤りを感じる。 お菓子メーカーの老舗である不二家が洋菓子の販売を休止することになった。 まぁ、ある意味、妥当というか当然の判断だね。 自分も不二家の洋菓子を何回か食べたことはあるし、 ほとんどの人が一度は口にしたことがあると思う。 それなのに、こんな事を平気でやっていたのかと思うと唖然とさせられる。 食の安全が守られていなかったことにショックだ。
誰もが賞味期限の切れた食べ物でも、よほどの事がなければ食べてしまうだろう。 家庭で自己責任において、自分で食べるなら分かるが、企業となると話は別だ。 あくまで世の中に出す食べ物なのだから。
問題となった埼玉工場では期限切れ牛乳7回の他に アップルパイなどに使っているりんご加工品の 賞味期限切れを4回使用していたこと、 プリンの消費期限を1回社内基準より1日長く表示したこと、 細菌検査で出荷基準に満たない「シューロール」を 出荷したことを明らかにした。 また、同工場内でねずみが1ヶ月に50匹も捕獲されたことも 確認されている…。( ̄◇ ̄;) そして問題が起きてから公表するまでの対応がなっとらん! 「発覚すれば雪印の二の舞は避けられない」 なんていう内部文書まで作って隠蔽していた責任は大きい。 事態をより深刻なものにしてしまったのは、 経営陣が今回の不祥事を昨年11月に把握していながらも放置して、 クリスマス商戦を乗り切らせた消費者の安全を軽視する姿勢は 賞味期限切れの牛乳よりも腐りきっている。
不二家の洋菓子事業は、4年前から営業赤字が続いていて 再建途上にあったことから、コストダウンが求めれた結果、 知らず知らずのうちに食品会社としてのモラルも削ってしまったという 「コストダウンから不祥事」へのお決まりのパターンを歩んでしまった。 徹底的に数字を求める者にとってモラルは邪魔なものだからね。 クリスマス前に期限切れの原料使用がマスコミに発覚すれば、 それこそ大打撃となるので隠していたのかと疑ってしまう。 発表を先送りした危機管理の甘さ、 しかし、先送りして事態が好転した危機なんて過去には一度もないこと、 なんで分からないのだろう?
幸い、雪印事件のような大きな被害は出ていないようだが、 消費者を裏切ったことに変わりはない。 当面、洋菓子を製造している工場を休止して、 衛生面の見直しをはかると言っているようだが、 今回の件で消費者は不二家の洋菓子を敬遠してしまうだろう。 一度、失った信頼を取り戻すのは難しいもの。 だけど、もう一度襟をビシッと正し、信頼回復に努めてもらいたい。 子供にも人気のある「ペコちゃん」の顔に泥を塗っただけでなく、 存在の危機にまでなりかねない事態に陥らせてしまった不二家の罪は重い。 老舗のブランドは会社だけのものではないのだからね。
だけど…あらゆる添加物を使っていると言われる食品業界。 疑惑だらけの食品業界だけに、これは氷山の一角じゃないことを祈りたい。
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