Web Masterの日記



ELTがヤバイ

2007年01月13日(土)

年末恒例のCDTVのライブを観たが、
うわっ!こんなにひどいことになっていたなんて!
Every Little Thingのボーカル持田香織の声が、
もう歌手と名乗れるレベルを維持できていないようである。
とにかく、年末のCDTVで歌っていた彼女を見て仰天してしまった。
まずは最近の彼女の歌を聴いてもらいたい。

【You Tube】fragile/Every Little Thing
http://www.youtube.com/watch?v=ATu2AtugfJ0

いかがであろうか…。
確かに、このところヒット曲を出せない時期が続いているが、
この状態では仮にCDが売れて歌番組に出たとしても、
売り上げの足を引っ張るだけにしかならないように思われる。
ここで紹介したテイクも酷いものだが、CDTVでの姿も同様で
既に原曲のキーでは音域が追いつけない事態に見舞われているだけでなく、
声質そのものが酷く劣化している点も非常に気になるところだ。
何故こんな惨状にある持田に歌わせているのかが非常に疑問だ。
そういえば紅白にも2年連続で選ばれていなかったのが不思議だったが、
この声では仕方ないと思えてしまう。
とても大衆の前で披露できるレベルではないだろう。

持田香織は2003年頃から歌い方を変えているようなのだが、
2005年1月に風邪から急性気管支炎を発症し、
以降は喉に負担をかけられなくなったとされている。
しかし正直なところ、これはスタイルを変えたといったレベルではなく、
声帯が潰れているとしか見えない有様だ。
おそらくこうなってしまった後では、何年休もうが
あの頃の声を取り戻すことは無理なのではないかと思われる。

【You Tube】fragile/Every little Thing(PV)
http://www.youtube.com/watch?v=qev7cpj9XlE

まぁ、もう5年も前のテイクなので、比較する対象とするのもどうかとは思うのだが、
少なくともこれがこの曲における彼女のベストパフォーマンスと言っていいはずで、
今は単純に別人の様相なのが悲しい。
面影すらないと言ってもいい。
これは自覚しているだろう持田香織本人はもちろん、
長年このグループを追いかけているファンには、
見る度に胸をかきむしられるほど辛くなるような
心境となってしまうのではないだろうか。

それにしても、ここまで来ると、もう昔の曲を彼女に歌わせるのは無理なのでは?
この状態にあっても、まだこうした仕事を受けていくのなら、
もう持田の喉に合わせてメロディからアレンジをしていくしか方法はないはずだ。
しかし、それはこのグループの音楽性そのものを転換させる作業ということも
意味する。ということは、彼女がどう考えようと、
もうEvery Little Thingという名前の下でパフォーマンスを
行うことはやめるべきだと思うのだ。
持田香織のソロプロジェクトであるなら、
今のこの声が受け入れられるかどうかの判定ははっきり下されるのだから…。

何にせよ、1978年生まれで、まだ30前の彼女の声が
ここまでボロボロになってしまった理由は、
過剰なライブスケジュールなどにより引き起こされたオーバーワークや、
過度の飲酒or喫煙といった外的要因、さらには元々、声帯自体が
強くなかったという側面が考えられる。
実際は、これらの合わせ技ということなのかもしれないが…。

何にしても「クリア過ぎる声では個性もなければブルースの味も出せない」と
上田正樹がバーボンでうがいをして喉をつぶしたケースとは、
持田香織のそれは明らかに経緯が違う。
それどころか、労災の香りさえも漂っているような。
とにかく、今の持田香織は金をとって歌を披露すること自体に無理がある。
自分は初期のELTの歌が好きだった。
特に持田香織の優しい歌声がサウンドに合っていたので
アルバムも何枚か買った記憶がある。
だが、今のこの状態では彼女の身体を考えても
「もう歌わないでくれ」と告げるしかない。
素晴らしい歌唱力で感動の涙をファンに流させるのならともかく、
あまりの酷さに過ぎ去った日々の遠さを偲んで泣かせるのは別物なのだ。
お願いだから…という感じである。

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