Web Masterの日記



自民党総裁選

2006年09月20日(水)

今日、店に従兄弟が婚約者を連れてきた。
自分より4歳年下で子供の頃から弟のように可愛がってた奴。
自分が中学で、そいつがまだ小学生だった頃、
2人きりで電車を乗り継いで後楽園ホールまで
プロレスを観に行ったりしたっけ。
お互い、プロレスが好きで、よく技の掛け合いとかしてたことを思い出した。
しかし、いい年になっても親戚の中でも唯一、結婚していなくて心配だった。
しかし、やっと結婚することになった。
それも、とても気さくで素敵な彼女、
なんだか、そんな2人を見ているだけで、こちらまで幸せな気分になった。
心から「おめでとう」と言いたい。

さてさて今日、何事もなく自民党総裁が安倍晋三氏に決まった。
これで5年半に渡った小泉政権が幕を下ろしたことになる。
長期政権の末期というものは支持率が低迷し、
寂しい引き際になることが多いが、
結局、最後まで小泉政権は力を保ち、
後継者に影響力を残したまま政権交代を果たしたと言えるだろう。

小泉首相の在職日数は1980日、
これは佐藤栄作首相、吉田茂首相に次ぐ戦後第三位の記録。
デフレの悪循環から日本経済は回復軌道に乗り、
意表をつく衆院解散で本丸であった郵政民営化法が成立。
4年前に北朝鮮に訪れた首脳会談に臨み、
拉致への謝罪と被害者の帰国を実現させた。
高い支持率を保ち続けた要因は数えられないほどあるのは確かだ。

そのポピュリズム的手法や社会の格差拡大などに
批判も繰り返された5年半を振り返ると、
金や私欲から離れて信念を貫く小泉流は、
功罪両面から時代と響きあったのだと思う。

かつての自民党総裁選といえば、派閥間で「実弾」と呼ばれる金が飛び交い、
直前まで多数派工作で永田町は黒い熱気に包まれていた。
しかし、今日の投票では全く何事もなく、予定通り安倍氏に票が集まった。
関心は次期総裁よりも党役員や組閣人事という不思議な投票となった。
これも5年半前に「自民党をぶっ壊す」と意気込んで総裁になった
小泉流が生き続けた結果なのかもしれない。
そして新たな日本の顔に破壊の後の創造が託されることになった。

だが、先行きは不透明である。
長期政権の後は、得てして苦戦が予想される。
あまりにも前任者が偉大だと、どうしても比較されてしまうからだ。
さらにライバル野党の民主党は小沢一郎代表が無投票で留任。
自民党はすでに消費税率アップを決めているので、
来年7月の参院選が大きな決戦の舞台となることは明らかである。
そこでもし安倍自民が惨敗でもしたら政権が変わる可能性すらある。
小泉政権が5年半で築きあげてきたものが一気に崩れ去ることも考えられる。

しかし、小沢民主の基本理念には減税の「げ」の字も見当たらなかった。
自民の増税に対し、当初の小沢氏は「所得税と住民税の半減」を謳っていたが
どうもここにきてトーンダウンしている感じだ。
所詮、民主党なんて元・自民党の人達が作った党であり、
いまや旧・社会党や労組出身者もいるので意見を統一させることに
苦労しているようだ。
そこをうまくついていたのが小泉氏だった。
まぁ、管、鳩山、岡田あたりじゃライバルとしては役不足だったしね。
あぁ、もう1人、党首になった若い人がいたっけ。
何の役にも立たなかったし、何もしていなかったので
名前すら思い出せないな。ヾ(^-^;)

だけど我々、国民は頭では消費税率は上げないといけないと分かっていても、
いざ「増税」という言葉を聞くと拒否反応を示してしまうのは当然のこと。
そこを上手くつけば野党は勝てるだろう。

ここから先に書くことは、あくまでも個人的推測なので
あまり真剣に考えずに空想文として読んでもらいたい。
先を見る能力に優れていた小泉氏、
実は消費税率アップで臨む来年7月の参院選は
最初から勝てないと思っているのでは?
なので泥をかぶる前に任期満了とともに道を譲ったのではないだろうか。
任期満了なら誰も何も文句は言えないし
自分の残してきたキャリアにも傷は付かない。
まさに円満退陣である。
しかし、首相を辞めても政治家引退はせずに党には残るので、
7月に惨敗した時、党や世間から小泉復帰待望諭が
巻き起こることをじっと待っているのではないだろうか。
そして世論の強い後押しを得て満を持して復帰、
高い支持率に守られて参院選で負けたために実現しなかった
消費税率アップも無風状態で成立。
さらに強い小泉政権を確立しようと画策している…。
実は安倍政権は小泉政権復活までのつなぎのために短命で
さらに強固な小泉政権の第二ステージが待っている。
その結果、格差社会は広がっていくだろう。

こんな風に考えてしまう自分は、ちょっと偏屈かな?


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