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2006年09月21日(木)
ロボットが登場する映画はたくさんある。 代表的なものと言えば「スターウォーズ」 おなじみのC-3POとR2-D2。 金色で人型のC-3POは言語・通訳・文化・外交関係の知識をプログラムされた プロトコル・ドロイドと言われる種類のドロイド。 R2-D2はアストロメック・ドロイドという種類のドロイドで、 宇宙船の修理保全や航行や航法を補助する役目がある。 いずれも人間を支援するロボットで「スターウォーズ」の物語の 目撃者・語り部でもあり、TDLの「スターツアーズ」でもお馴染みだ。
「新スタートレック」では、エンタープライズ号の 主任ナビゲーター・データ少佐。 データは精巧なアンドロイドで宇宙の航行に欠かせない存在だが、 同時に愛すべきキャラクターでもある。 彼は人間に近づこうとして奮闘する。 乗組員たちがジョークで笑っているのに自分にはその意味がわからず、 自分にはユーモア感覚がないと悩む。 感情チップを入れられて感情を持ったのはいいが、 自分の感情を制御できず集中力を失い仕事が手につかない。 不死身の存在である彼は人間の宗教観に興味を持つ。 人口の皮膚を移植され皮膚感覚の快楽を覚えてしまいエッチも出来るようになる。 考えると、データは人間以上に人間的なのだ。 尚、データには善悪の判断がつかないプロトタイプのアンドロイド 兄のロアがいる。
人間を襲うアンドロイドでは、やはり「ターミネーター」だろう。 彼はインプットされた命令どおりに行動する。 そこには微塵の感情もためらいもない。 ターゲットを追いかけ殺そうとするだけだ。 続編ではこのアンドロイドは感情を持ち始め、主人公を守ろうとするのだが、 インプットされた命令どおりに行動する第1作の姿が一番衝撃的だった。
ロボットが人間を襲う作品には「ウエストワールド」という作品があった。 テーマパークのアトラクションのロボットたちが意思を持ち暴走する。 顔のパーツを外すと機械部分が露出するという描写は この作品が初めて行ったもので、非常にインパクトがあった。
SF作家アイザック・アシモフへのリスペクト作品では 最近公開された「アイロボット」がある。 「人間に危害を加えてはいけない」というロボット三原則を無視して、 ロボットが殺人を犯した。 その事件をロボット嫌いでアナログ派の刑事が追うという物語だが、 登場するロボットのデザインが素晴らしい。 ロボットが透明なのだ。 光の当て方によってそのロボットは光り輝く天使にもあり、 メカニズムが見える奇怪な物体にも見える。 ロボットデザインのパトリック・タトポロスは 「ロボットに表情をつけることは出来ないから透明のデザインにした」と 語っているが、その視覚効果は抜群だった。
ロボット映画を観る時に、映像作家がロボットの喜怒哀楽を どう表現しているかをチェックしてみるのも楽しみ方のひとつだろう。
「A.I」は愛という感情をインプットされた 少年型次世代ロボット・デイヴィッドの物語。 デイヴィッドはある母親のもとに引き取られる。 母親の息子は不治の病に冒され治療法が見つかるまで冷凍保存されている。 デイヴィッドは息子の代わりなのだ。 しかもデイヴィッドは母親を永遠に愛し続けるようにプログラムされている。 しかし息子が冷凍保存から甦ると、デイヴィッドは邪魔者になり 捨てられてしまう。そんなデイヴィッドがプログラムどおり、 母親を愛し続けられるかが物語の焦点になる。 つらい旅をするデイヴィッド。 氷河期を迎え人類が絶滅した2000年後、デイヴィッドは発見される。 デイヴィッドがどんな感情を描いているか?
このように映画では様々なロボットが登場する。 描かれているロボットはいずれも人間の反面教師である。 ロボットから忘れていた物を学ぶこともあれば、 ロボットの姿を通して人間の恐ろしさを垣間見ることもある。
◆ロボットの行動原理「ロボット工学の三原則」は次の3点 1.ロボットは人間に危害を加えてはならない。 2.ロボットは人間から与えられた命令に従わなくてはならない。 3.ロボットは第1、第2原則に違反しない場合に限り、自己を守らなければならない。
特にオチはない。 飲酒運転取締り強化週間の一週間、全国で4383件も摘発、 149人の逮捕者が出たらしい…。 もう呆れて何も言えない。 生身の人間のモラルが悪すぎなので、 ロボットのほうがマシじゃないかと思えて仕方ないので、 ちょっと今まで観たことのあるロボット映画を 思い出してみただけでした。 以上。
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