Web Masterの日記



松坂大輔

2006年09月13日(水)

今日の試合でライオンズがファイターズに負けたら
首位の座を譲ってしまう状況だったが、
大エース・松坂大輔がファイターズ打線を完封。
さすが松坂だ。

松坂大輔投手について、メジャー各球団は、
このオフにポスティングシステムを経由して
念願のメジャー行きを果たす可能性が高くなっている、と
アメリカのメディアが報道の密度を上げ始めているようだ。
シアトルの地元紙、シアトル・ポストインテリジェンサーは紙面で
「松坂は投手補強策の中で、最も高額な選択肢になるだろう」
という記事を掲載した。

現状で松坂獲得に積極的な姿勢をとるだろうと見られているのは
ヤンキース、オリオールズあたりと囁かれているが、
マック鈴木のメジャー初登板以降、佐々木、イチロー、長谷川、木田、城島と
日本人選手との契約を毎年続けているマリナーズも、
その候補に入れられている。
シアトル・ポストインテリジェンサー紙が松坂の話題を取り上げた背景には
日本人投手で最高パフォーマンスを誇ると見られている松坂を獲得し、
低迷の続くチーム状態を少しでも上向かせようという狙いがあるのかもしれない。

尚、予想されている松坂獲得のアウトラインは、交渉権獲得に2500万ドル、
契約本体は5年総額7500万ドルという途方もない金額になっているが、
その根拠としては、この春に行われたWBCでの力投を
各メジャー球団のスカウトが生で見ていること、
そして何より現在25歳という年齢が持つ魅力ということになる。
だが、このレベルになるとさすがにGOサインを出せる球団は少ないと見られ、
結局またヤンキースが、かっさらってしまうのか?
という空気が漂っているのも事実のようだ。
従って、ポストインテリジェンサー紙でも
「松坂は資金のあるチームにとってのみワイルドカードになりうる投手だ」
という見解でまとめている。

西武ライオンズからポスティングでメジャー行きを果たした先輩としては、
今季初めのオープン戦で故障し、今季を棒に振ってしまった
デビルレイズの森慎二がいるが、松坂については森の時のように
円満に事が運ぶとは考えにくい。
西武唯一とも言える全国区のスター選手だ、という意識が
最後まで松坂の障壁になりそうなのは昨年までの流れと同じだ。
しかし、入札金2500万ドルが補償として懐に入るとなると、
これは簡単にNOと言えるものではない。
2年ぶりの日本一を置き土産に、という花道を演出すれば
ここから先は松坂自身もファンも盛り上がることは間違いなく、
球団は臨時収入も期待できるという皮算用も成り立つ。

かねてからメジャー行きを希望していた巨人の上原は、
どうやらFA権取得まで日本でプレーするしかないと腹を括っている。
まぁ、その時に果たしてメジャー側がどの程度の評価を
上原に与えているかは現状では微妙と言わざるを得ないけど。
WBCでは完璧な投球を見せていたが、今季レギュラーシーズンでは
厳しいマウンドが続いているし…。
なので、おそらく松坂が今後数年のポスティングで最後の
ビッグ・ディールということになりそうだ。
(ポスティング廃止論も出ているしね)
今オフに松坂のメジャー移籍が実現すれば日本プロ野球界は
また寂しくなってしまうが、野茂や大家以降、先発ローテーションを守る
日本人投手がメジャーに出現していないという現実もあり、
ここに松坂が入れば面白そうだという「メジャー好きの虫」も
うずきだす自分である。
それより何より、年俸平均1500万ドルは、イチローを抜いて、
いきなり日本人最高年俸選手の勲章という副産物もついてくる。

さてさて、来年の松坂、どんなユニフォームを着ているのだろうか。

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