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2005年01月15日(土)
「人生先発完投」野球殿堂入りした元ロッテ投手・村田兆治さんは サインを求められると今でも、そう書き添える。力強く、味わい深い。 先発、中継ぎ、抑えの分業が全盛の今、投手の原点を教えている。 昔、エースなら先発完投が当たり前だった。昔と今は違うといえばそれまで。 野球はチームプレーだから分業は否定しない。が、完投を期待できない先発に魅力があるか。 先発完投の責任が果たせなくなって村田は引退した。 何度も途中降板した1990年、40歳の年がラストシーズンだった。 彼の最後の登板を思い出す。サヨナラ登板は一度雨で流れ、その日も雨だった。 村田は西武相手に先発完投、それも完封勝ちで23年のプロ生活を締めくくった。 但し、この試合降雨のため5回コールドゲーム。でも完封には違いない。 天も、この先発完投男に味なプレゼントをしたのかもしれない。 剛速球とフォークのマサカリ投法が目に浮かぶ。 ひじの手術後、毎日曜日の登板でサンデー兆治と言われた。 高倉健の居酒屋兆治にも負けず男っぽかった。
<以上1月12日付け 読売新聞夕刊・よみうり寸評より全文引用>
野球殿堂入りした村田兆治に関して、とても良い寸評が掲載されていたので 全文を使わせてもらった。 村田兆治は現在、54歳になってもマスターズリーグに於いて夢の140キロに挑んでいる。 そして昨年の試合でついに140キロを記録した。 正月の深夜にTBSで特集番組を見たが、とても50歳を超えた身体ではなかった。 まだ1イニング限定とかなら十分にプロでもやれるはずだ。 まだ自分も衰えるには早すぎる。 昨シーズンは過去の痛みのために、まともにバットが振れなかったこともあるが 15年目にして過去最低打率を記録してしまい、かなり凹んだ。 しかし、まもなく今シーズンも始まるが、 もう一花咲かせてやろうという気持ちにさせられた。 それほどまで村田兆治という偉大な野球選手の生き様は輝いていた。 ヤンキース入りしたランディ・ジョンソンは自分と同い年だし まだまだ頑張れるはず。 「人生先発完投」この言葉を胸に秘め、2005年シーズンの開幕が楽しみだ。
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