なべて世はこともなし
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2005年10月21日(金) 6年目にして初めて満足できる美容師さんに会えました(感涙)

私は感激してます。モーレツに感激してます。アイルランド在住6年目にしてついに、とうとう、ようやく「文句なし」の美容師さんに出会うことができたのです。


会社に仲のいい同僚がいます。彼がゲイだからかなのか、彼、容姿には他の男たちとは比較にならないくらい気を使ってます。特に髪。彼自身、実は腰を痛めるまで美容師だったという過去を持つので髪に関してはほとんど病的と言っていいほどの気の使いようです。実際私が髪を切ると、やれ左右の長さが不釣り合いだのうるさい。そんな彼を満足させている美容師がダブリンはSouth George Streetにいるとのこと。ならば行ってみようじゃありませんか。


で、向かったのはつい2ヶ月前にオープンしたばかりというヘアサロン。なんでもこの美容師さんを中心として、3人で独立して新しいサロンを開いたんだそうな。中は白で統一されておりすっきりまとめられておりいい感じ。で、同僚が紹介してくれた美容師さんはたぶん私と同い年くらいの男性。まずは椅子に座ってどうしたいかを相談。


で、シャンプー。これがまたていねいなのだ。10分くらいかかったのではないだろうか。やさしくていねいに洗ってもらう。すでにこの時点でこの美容師さんを完全に信頼してしまった。


そして、椅子に座るとお茶が出てくる。これ自体驚くに値しないのだが、驚いたのがチョコレート。私のお気に入りのスイスチョコレート、リンツ(Lindt)が出てきたのだ。確かに上野のアメ横のチョコレートのたたき売りでも買えるけど(蛇足ながら、あそこの売り子さんのひとりは私の幼なじみです)、アイルランドで売ってるとは思わなかった。


この美容師さん、信じられないくらいていねいに髪を切ってくれる。所要時間シャンプーも含めて1時間超。今までの美容師さんの倍の時間を使ってくれている。信じてもらえるかどうか、今までの美容師さんは髪を切り終わった後リンス無しで終わらせようとしてたのだ。もちろん、そんなんじゃあ駄目だからいつも洗い流してもらってましたが。ともあれ、この新しい美容師さんは何も言わなくてもちゃんと髪をリンスしてくれた。


結果も大満足。男性カットは40ユーロ。今までの29ユーロより高いけど、間違いなくその分の価値はある。考えてみれば、今までの倍の時間を費やしてくれたのだから当たり前という気もする。ちなみに女性は70ユーロだったはず。もし読者さんの中で、アイルランドでまともな美容師さんに会ったことがなく、この美容師さんの詳細を知りたいという方がいらっしゃれば作者までメールをください。


ほんで業務連絡。あしたから10日ほどドイツに行ってます。今回はノートパソコン持参なのでネット環境が整ってたら、「ドイツ真実紀行」をお届けしますが、さもなければ10日後まで更新はありませんので悪しからず。




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