なべて世はこともなし
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|アイルランド真実紀行へ
| 2003年08月04日(月) |
なぜ?トイレに独りで行けない日本人女性とタバコに独りで行けないアイリッシュ女性 |
♪昨日京都で謎を見た 女はひとりじゃ便所へ行けぬ
…とはさだまさしの「昨日京奈良飛鳥明後日」(きのうきょうならあすかあさって)という中学校の修学旅行を題材にした曲の一節ですが(誰も知らないって?) 、これってある意味で本質を突いてます。
中学生とか高校生の頃の女の子ってなぜかトイレにみんなで行きたがりますよね。あれ、男の私に言わせると謎多い現象でした。まさか個室にまで一緒に入るわけじゃああるまいし、なんでまたトイレに一緒に仲良く行かねばならないのか。もし誰もトイレに行かないとなると誰かが行きたくなるまでずっとガマンをするのか。
大体私は嫌です。誰かをトイレに誘って自分は個室で用を足すなんて特に大きい方だったりしたら。こんなことを言っている限り、女心なんて一生理解できないんだろうなあ。
なんでまたこんな話を始めたかと言うと、ちゃーんと理由があるんですよ。うちの会社の私のチーム、私を含めて7名がいます。私以外全員女性。それはいいとしてこの6人のうち3人は喫煙者。喫煙率50%。
何度も書きますが私は別に喫煙することに対してどうこう言うつもりはありません。どうぞおやんなさい、副流煙もある程度までなら文句は言わん…という寛大な心を持った(自分で言うな)非喫煙者です。白状するとぐでんぐでんに酔っ払うと「1本くれ!」と言ってタバコをふかすことが年に1度くらいありますが、喫煙が習慣になったことはありません。
ともあれ、うちの会社、たぶんアイルランドでは当たり前のことですが屋内でタバコを吸える場所はありません。給湯室・トイレ・物置どこもかしこも禁煙。タバコを吸いたければお外に灰皿があるのでそちらでどうぞ…というのが会社の方針。
ちなみに前の会社は勤めはじめた頃は「喫煙室」という6畳くらいのくそ狭い充満した煙で向こうが見えないような部屋がありましたが(しかも壁はまっ黄色)そこが何時の間にか「小会議室」になり、喫煙者は玄関(つまり外)でたばこを吸うことなった。
で、数ヶ月後には今度は玄関が吸い殻で汚れるという理由で玄関から更に100メートルくらい離れた駐車場のど真ん中に灰皿がぽつんと置かれた「喫煙所」にまで追いやられてしまいました。この駐車場の喫煙所、屋根なんてありません。冬の冷たい風が吹きすさむ中でもたばこを吸いたければここ以外はダメ…という喫煙者には当てこすりとしか思えない仕打ちをしてました。
ひるがえって今勤めている会社。ここ、前の会社ほど嫌煙権が台頭しておらず、現在タバコは玄関で吸うことができます。で、昨日とか今日とかは天気がいいのでひなたぼっこも兼ねてタバコというのは確かに悪い考えではありません。だからと言って30分おきに誰かが
「ねえねえ、Fiona(吸いに)行かない?」
というのはどうにかならないんですか。で、しかも、吸いたくもないくせに誘われ たからとほいほいとついていって「つきあいタバコを1本」というのはあまりあまり感心しない。実は最近うちのチームが5人から7人に増員されまして、喫煙者もひとり増えたのです。で、ひとり増えたことでタバコ休憩の回数が前よりひとり分増えました。いえ、私はどっかの会社のイヤミ課長でもなんでもないですから数えたりしてませんよ。だけど自信があります。彼女たちのタバコの本数がたぶん一日数本増えています。
それでもいい。だけどタバコ仲間を見つけられなかったときにわざわざ内線で他のチームから仲間を探すのはやめて欲しい。見つかるまで内線をかけまくるのはもうコメントのしようがない。
言わせてくれ。
そこまでして誰かを見つけないとおまえらタバコが吸えんのか?
私が喫煙者ならみんなでわいわいやるよりひとりでぷかーっとやるほうがいいけどなあ。
…やっぱり私は女性を理解できないんだろうなあと思います。お願いです。女性諸氏、どうしてトイレやタバコはひとりじゃできないんですか?どっちがいいとか優れているとかそういう次元じゃなくて、やっぱり男と女って違う生き物ですよねえ。
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