いいことあった
おさがしものはこちらから

2010年05月02日(日) '10湖南キャンプ2日目

◆キャンプ場

前夜早い時間に寝たものの、夜中過ぎに家人がケロと「どうしたの?」「寒い」と会話していたのでケロを私の寝袋に収納。ケロも私もそれで暖かくはなったのだが、腕枕が上からも下からも抜けなくて寝返りが打てず、私は起きてから立ち上がれないくらいの腰痛。今年こそ−7度からの寝袋(アマゾンのウィッシュリストに入れっぱなしになってる)を買おうと思ってたのに、キャンプに行くかどうかも怪しくて今年も買わなかったので激しく後悔。来年こそ…・・・は……。エアマットも欲しいと思いつつ買ってないけどらいね……。

買っておいたパンで朝食を済ませた後、ケロが森探検に行きたいというので三人でキャンプ場のまわりを散策。道が定まってなくて足元が落ち葉のふわふわという場所を歩くのは私も何年ぶり?という感じ。

その後ケロは家人とバトミントンを楽しんで「キャンプ楽しい! また来よう!」と大満足。よしよしよしっv

◆信楽


陶器市のアドバルーン、こいのぼりつき


テントを畳んでまずは温泉へ、と思ったが最寄の日帰り温泉がものすごく混んでいて外まで子どもの歓声が響いていたので(なんかGWイベントがあったみたい)寄らずに信楽へと向かった。なんでもない田舎道が急に混みだして「まさか信楽までずっとこの調子?」と思ったら途中で皆がどこかの焼き物工場へ向かったのでほっとしたが、やはり信楽の町に近づくにつれ車が増えた。「駅前陶器市開催」ののぼりがあちこちに立っていた。いいときに来たんだか悪いときに来たんだか。幸い空いた駐車場があったので停めさせてもらい、歩いて駅周辺と駅前の市を回った。
ケロは一生分のたぬきを見てうさぎの置物を買ってもらい、家人はめだか鉢を買い、私はそばちょこのいいのがあれば欲しいと思ったが決め手に欠けて何も買わず。でも色々見て面白かった。普通の家にみえるところが玄関先や軒下に色絵の華やかな壺を並べていたのは素敵だった。

◆甲賀



続いてケロがものすごく期待していた忍者屋敷へ。伊賀と甲賀が近かったので「じゃあ行ってみようか」みたいな気軽なノリでいったが、ケロにとってはこれが旅のメインイベントだった。
携帯でぐぐった伊賀の方はトップページのお知らせにどこそこの忍者屋敷が閉鎖とかGWイベント中止みたいなトピックスがあったので閉鎖になったと勘違いして(実際はやってる)甲賀の方へ行ったが、これは我が家的には正解。

駐車場に車を入れて屋敷へ行くまでにケロはスキップで大はしゃぎ。着いて入場料を払うと「もうすぐ説明があるから待っとって下さい。説明きかんと何も分からんから」と言われて素直に座敷へ。その説明によればここは日本で唯一現存する、実際に人が住んでいた忍者屋敷だそうで、築300年以上とのこと。一見ふつうの平屋に見えるが二階三階まで作られ、それも押入れのはしごやら縄梯子やらで出入りするようになっていて、どんでん返しなどのからくりもあちこちにあった。子どもの頃に読んだひみつシリーズの「忍者のひみつ」を思い出して、大人もかなり楽しめた。

ケロは忍者衣装を着て(@500円/1時間)忍者らしい走り方で大真面目に走るので動画撮影。手裏剣投げ(@500円/10枚)も楽しんでいた。
忍者衣装を脱いで、鞘付きの木刀を買ってもらって(@700円?)ケロ大満足で退出。しかし車に乗って「次どこ行く?」と相談してたら「(ケ)ちゃんもう一回忍者のところでもいいよ!」とやる気満々。ここぞとばかりに「キャンプ来て良かっただろ? また忍者屋敷に来る?」と誘導されて「うんっ!」

◆帰途につく

その時点で2時くらいだったか、そろそろ戻る方を向いていこうということで温泉を探しながら1号線を走った。途中の道の駅で遅めの昼食。せっかくこのあたりに来たので私はにしんそば。初めて食べた(中学の修学旅行か大学の時の友達との旅行か)時は「何でこんなものをそばの上に乗せるんだろう?」と疑問でしょうがなかったが、私の口が大人になったのかこれはこれで美味しいもののような気がした。

道の駅の前にあった田村神社にお参りし、横にあるなんでもない川へ散策に行くとそこは東海道五十三次で描かれたという橋だった。普通に過ごしててもこういう史跡があちこちにあるのが西へ来たな〜という感じ。

そのまま1号線で鈴鹿峠を越えて、四日市の先で高速へ。渋滞でかなりのだらだらペースだったが、刈谷SAに着いたのが日暮れ前。もうここまで遅れたらのんびり帰ろうと、観覧車に乗った。ちょうどいい時間帯で景色を眺めていたら家人が「あそこに、捜していたものが!」と下を指した。そこには赤く輝く「ゆ」の文字が。


観覧車からの景色/温泉の前の噴水


更にメリーゴーランドにケロを乗せてから、温泉へ。鍵をもらうのにも並び、温泉の中の洗い場も並びの大混雑だったが念願のお風呂に入れてすっきりさっぱり大満足。(キャンプ場にコインシャワーあったんだけどね、近くの温泉に寄ろうと思ってたから使わなかったんだ。)

今日はこのままこの辺に泊まろうかという気分だったが、家人の休みが翌日までだったので頑張って帰ることに。

ここからが大変申し訳ないことに、私、途中で寝てしまいました。
起きては「運転代わるよ」と言うものの「寝てる人に代われません」と却下されてまたうとうと。着いてから「ごめんね寝ちゃって」と詫びたが返事がなかったので家人も色々思うところあったらしい。すまん。

ともかく2時前に無事帰宅。1泊2日のキャンプ終了。湖南はいいところだった。特に有名なものやちゃんとしたものを食べたわけじゃなかったけど、なんとなく土地のもの(押し寿司やにしんそばやしぐれのおにぎり)を食べて楽しかった。


 過去  目次  未来  玄関  別館  読書メモ


つっこみ、コメントはこちらから/日記に引用させていただく場合があります