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2010年05月01日(土) '10湖南キャンプ1日目

◆出発前の話

ケロが小学生になり休みが暦通りになったので、家人と重なるのが5月1日から3日までしかない。近場でもいいから天気がよければキャンプに行こうと話していたものの、しばらく前からケロが「私キャンプ行きたくない。ホテルだったらいいけど」と言い出した。1歳からほぼ年2回キャンプに行き続けたケロ6歳にしてこの発言。家人と私の間に衝撃が走った。

家人は「何言ってるんだよ、行くんだよ」と容赦なく言ったものの、私が入浴中にヒアリングしたところケロ曰く「怖いの」「おトイレに虫がいっぱいいるのが嫌なの」とのこと。
『長期の時間の流れを理解するのが5歳くらい、お化けや死を怖がるようになるのもそれ以降』という精神発達(以前どこかで聞いた)からいくと、キャンプ場が夜暗くて何がいるか分からないとか、そういうのが怖いというなら順当ではある。そこで家人とホテルをいくつかウェブであたったものの、やはり満室が多い。日程も短いしどこに行こうかいくつか案が出たが絞りきれず。

30日にケロを学童に迎えに行くとMちゃんに「ねーねー(ケ)ちゃんのお母さん、(ケ)ちゃんキャンプ行くの?」。「そうだよ」と言うと「(ケ)ちゃんキャンプやだなーって言ってたよ」とまた衝撃発言。トイレの虫発言がここでもまた出たらしい。しかし『キャンプに行くのが嫌だ』と皆に言ってしまったということは逆に皆にキャンプに行くと言ってしまったということで、今更キャンプをやめるわけにはいかないと斜め上に行く家人(笑)

とりあえずどこへ行くか、キャンプするかホテル泊か日帰りかと前夜まで相談したものの、何も決まらずとりあえず朝6時起床。

◆出発

とりあえず東名に乗って混んでたら大井川のSLが見えるキャンプ場あたりで一泊しようかと渋滞の中を出かける。家人が『信楽のタヌキとかケロに見せたくない?』と言い出して暫定の目的地を信楽にセット。到達予定時刻13時で「意外と近いんだ」と言ってたが途中がかなり混んでいたため、家人と交代で運転して着いたのが18時頃。休憩しながらとはいえかなりかかった。

カーナビではオートキャンプ場しか出てこないので(いつぞやの四国を教訓に)携帯で3箇所ほど近場のキャンプ場をぐぐって回った。
一箇所目は「岩尾キャンプ場」池のほとりでとても雰囲気があってよかったが、トイレにケロのオッケーが出なかった。あと水面が近いだけに寒そうというのもあり別の場所を見にいくことに。
二箇所目は「水口スポーツの森‎キャンプ場」ここは施設がいろいろあって楽しそうだったが5時で受付が終わっていたのと、キャンプ場自体はあまりキャンパーに優しくない感じで次を回ることに。
最後が「阿山ふるさとの森キャンプ場」。(ここまで10km圏内くらいをぐるぐる回ってます。)テント1張2,400円+施設利用料大人400円、子ども200円と結構高いが、トイレもコインシャワーもあるし、テントサイトはMDF板でデッキが作ってあるので下が平らで快適。案内所内にもトイレがあって綺麗だったのでケロのOKが出た。

ということで暗い中テントを張って寝袋を開き、途中のスーパーで買った巻き寿司など食べてかなり早い時間に就寝。
ケロに車中で「キャンプで嫌なのは、着くまでに時間がかかってキャンプの時間がないこと」と言われて、ついツーリングの癖で「できるだけ遠くへ・寝るのはおまけ」という旅のスタイルになっていることに反省したのだが、この日はケロの言うとおり移動で1日使ってしまった。


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