ささやかな日々 / 浅岡忍

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2020年04月19日(日) 
抜けるような青空。早速洗濯機を廻す。昨日雨だったから二度、三度。えっこらしょと布団も干す。陽射しが眩しい。

外出が思うように出来ないから息子と料理する機会が増える。今日はチーズケーキを作ろうということで、早速息子にビスケットを粉々にしてもらう。嬉々としてビスケットの入ったジップロックを叩く息子。あまりに勢いよく叩き続けてるから心配になって、袋を破らないように何度も声をかける。わかってるよぉと返事は来るが勢いは止まる様子がなく。つまり全然気に留めていないふうで。ひやひやしながら見守る。
その間に私はクリームチーズをせっせと練る。途中砂糖を加えたり水切りしたヨーグルトを加えたり。僕にもやらせて、と、息子が泡だて器を持つものの、クリームチーズのねっとり感にすっかり捕まってしまって、ちっとも練れてない。再び交代して私が練ることに。息子はその他の材料をボールに加える係に。
予め温めておいたオーブンで湯煎焼。じっくりじっくり。

薔薇の一本が黒点病になってしまった。今迄いろんな薔薇を育ててきたけれど、黒点病は初めてで慌てる。どうしよう。持っていた液薬を噴きかけておく。そのくらいしか対処が思いつかない。近いうちに母に電話して訊いてみよう。母は植物博士のようなひとだからきっといい対処方法を知っているに違いない。
秋に蒔いて今咲いているクリサンセマムももう終わりに近づいている。イフェイオンはまだまだ元気。そしてその隣の鉢で今、ラヴェンダーが咲き始めた。
植物は何も言わないけれど。人間のような言葉は持っていないけれども。彼らの誠実さはいつ向き合ってもたまらなく魅力的だ。思わず頭を垂れたくなる。素直になれてしまう。植物の不思議な魅力。

家人と何となく険悪な雰囲気。彼もイライラしているし、私もイライラしているんだろうと分かっていても、妥協できない自分。そういう自分に自己嫌悪で悪循環。
こういう時は、気持ちを切り替えるために自転車で飛び出していって珈琲屋かなんかで一杯の珈琲をいただくのがいつもだったら一番手っ取り早いのだけれど、このご時世そうもいかない。コロナが心底恨めしい。畜生。

何かの拍子に息子が「僕なんか生まれて来なければよかったんでしょ!」と言った。その言葉が突き刺さって思わず強く言い返してしまう。死に物狂いで産んだのにその言葉はないでしょ!なんて。馬鹿か自分。そんな言い返し方ないだろと今は思うけれど、その時はたまらずそう言ってしまった。一度吐いた言葉は取り消しようがない。凹む。
勢い昼間できない仕事を徹夜でこなす。踏んだり蹴ったりの日曜日。そしてもう月曜の夜明け前。
今日はいい日になりますように。


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