てくてくミーハー道場
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2012年08月18日(土) |
『大江戸緋鳥808』(明治座) |
やらかし損ねたーーーーーーー!(T-T) ↑ あっ、いえ・・・これは別件です。
昨日(17日)、めずらしく余裕を持って帰宅し、ゆっくり入浴してたりしたら、
『堂本光一のNEWS LABO』と『未来シアター』を録画し忘れた・・・ヽ(T△T;)ノ
さ、再放送・・・再放送はっ?!・・・ううう。
ん?『NEWS LABO』の方は、「NHKオンデマンド」がある?
・・・そうか。(少し落ち着く)いやしかし、手元に録画を置いておきたいなぁ・・・しくしく。(←あきらめの悪いやつ)
んじゃさて(切り替え早っ!)、本日のてくてくの話をしようか。
何年ぶりかに明治座に入ったよ。
『あずみ』以来かな。
明治座は、緞帳が金ピカなのがとにかく特徴(?)なのだが、今日久しぶりに見たら、その緞帳も所々擦り切れてたりして、時の流れを感じましただ( ̄・ ̄ )←そんなとこ見るんじゃない
作品そのものに関する感想は、端的に言って以下の一言。
美貌って、正義だ。
もうね、大地真央サマを表現するのに、これ以外の言葉は考えられんとです(←なぜいつも福岡弁になるんか?)
いやもちろん、マオ様は歌唱力も演技力も一級レベルのものを持ち合わせておいでだが(ただ、ぼくはマオ様のセリフのくせは正直言ってあんまり好きではない)、彼女の女優としての最大の武器は、なんつっても「美人であること」なんである。
女優が美人なのは当たり前?
・・・ふ、甘いな(←何この態度)
女優さんたちはみんな確かに一般人よりはきれいだが、いついかなるときでも「美人の役」しかしない女優はそうはいない。
美男美女が集合してるんだから、その中で美人だったり、普通の人だったり、中には「あなたは今回ブスの役です」、いやあまつさえ「あなたは今回“も”ブスの役です」って人さえいる。
そんな中、マオ様はいつもいつでも美人の役しかしない。
『ガブリエル・シャネル』のように、本当は美人じゃなかった実在の女性を演じても、マオ様演じる“ガブリエル”は美人設定になってしまうのだ。
これはもういかんともしがたい(だんだん・・・何言ってるかわかんなくなってきたな例によって)
それはつまり、この方におかせられては、単なる女優じゃなく「主演女優」というご職業だからなのである。
常に舞台の真ん中に立って、千何百人のお客の視線を独り占めしなきゃいけない役割をしょっておられるのである。
このような商業演劇の主演女優さんというのは、そういうものなのである。
(いやでも、森光子御大in『放浪記』のように、別に“美人”である必要はなくて、でも主演であるというああもうなんでもいい!←自己撞着)
いやーそれにしても、今回もこれまたヅカ臭の強いキャスティングでしたな。
わたちゃん(湖月わたる)がサブヒロイン、かしちゃん(貴城けい)がサブサブヒロイン、さらにさらに、ワキの締めでマヤさん(未沙のえる)という。
イエ、別に不満があるわけではないです。逆に、全員役どころにぴったりなスキルをお持ちだったので、むしろ満足だったのですが。
男優陣もベテランは言うに及ばず、若手の方たちもみな達者で(「ツチノコ」役の早乙女友貴くん、良かったなぁ〜。最近、劇団朱雀の役者さんが客演してたりすると、やっぱ達者だなーと、記憶に残りますね)良かった。
しかしながら、中でもやはり、老中・酒井を演じられた青山良彦さんの貫禄たるや、はんぱなかった。
『水戸黄門』視てると、何回に一回は出てきて、悪代官やってらっしゃる(^^ゞ
そういや、ミッキー(東幹久)といい、原田龍二くんといい、『水戸黄門』臭(←こら! この字を使うな!)も強かったなぁ今回(ダブル助さん\(^-^)/)
そんでもって、脚本が渡辺和徳、演出が岡村俊一と、作家陣はヅカ臭ならぬ“つか”臭。(山崎銀之丞=銀ちゃんやとめ貴志さん、友部康志さんも出てたし)
長屋の住人たちと緋鳥のやりとりや、かしちゃん演じるお七が、ミッキー演じる参次に「(人生から)逃げないで!」と詰め寄るシーンなぞは、こないだ観た『幕末純情伝』を彷彿とさせました。
原作は石ノ森章太郎先生の『くノ一捕物帖』なんだそうだが、ぼくは読んだことがないです。
ぼくは石ノ森先生の作品では、代表的な『サイボーグ009』や『仮面ライダー』はきちんと読んだことはないんだけど、『人造人間キカイダー』が大好きで、これは何回も読み込んだものだ。
ぼくがロボットとかアンドロイドとかに抱く感情は、多分にこの“キカイダー”体験が元になっておるます。
それこそ『鉄腕アトム』以上に、ぼくにとっての「ロボットの原点」であるます。(←あんまり2ちゃん用語を使うな。バカに見えるから)
いえ、ちょっと・・・照れくさいので(理由が意味不明)
関係ない話になってしまった。
とにかく、大枠は「痛快娯楽時代劇」。しかしながら脚本的には単純な勧善懲悪ではなく、石ノ森作品に漂う物悲しさもあり、アンビバレンツな正義と悪の価値観などが描かれていて、噛みごたえのある作品でありました。
良かったです。
最後のヅカっぽいフィナーレは、まぁ、サービスみたいなもんでしたので、ショーとしてのクオリティは(おいおい、最後にケチつけんなよ/汗)
あれですね、松花堂弁当食べた後に、プチケーキが出てくるみたいな(だ、だから、それってケチつけて/断)
いやでも、抹茶味のケーキみたいな(←必死)
このへんで、濃いコーヒーが一杯こわい。
おあとがよろしいようでm(__)m(←「饅頭こわい」かよ!?)
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