今日も雲ひとつない青空。
秋晴れと思いきや気温は上昇し連日の真夏日となる。
めいちゃんの運動会。みんなで楽しみにしていたけれど
今朝はあやちゃんが発熱しておりなんと残念なこと。
それでも解熱剤を飲んでなんとしても行くと言って聞かない。
熱のわりに元気で大丈夫だろうとみんなで出かけることにした。
かけっこやダンス、綱引きやリレーと盛り沢山の競技だった。
小学生のかけっこもあってなんとあやちゃんも走った。
めいちゃんもすごい頑張る。リレーは特にダントツの速さ。
応援にも熱が入ってとても楽しい運動会だった。
午後はお昼寝をしたかったけれど意を決して母を美容院へ。
若い頃からのいきつけの美容院でとても嬉しそうな母だった。
お店に入るなり「まだ生きてるよ〜」と言って笑いを買う。
鏡に映る母の笑顔にこころが和む。母が嬉しいと私も嬉しい。
思い切ってうんと短いショートカットにしたら
それがとてもよく似合っていて「男前になった」と喜ぶ母。
美容師さんも他のお客さんも大笑いで楽しいひと時だった。
それから近くのスーパーでお買い物。
カートを押しながらあれもこれもと欲しがる母はこどものよう。
ついに禁断のキムチ。沢庵と昆布の佃煮も。
それらは施設の介護士さんにお咎めを受け一時預かりとなる。
一口でも良いから食べさせてあげたいと思う。
私はこれまで母と一緒に買い物をした記憶がなかった。
子供の時の記憶をたどってみてもあまりにも遠くて
もしかしたら今日が初めてだったのではないかと思った。
なんだかくすぐったいような照れくささ。
ずっと母でも娘でもなかったのかもしれない。
だとしたらやっと母と娘になれたのかもしれない。
50年の歳月を決して忘れることは出来ないけれど
私はやっと本物の母に会えたのかもしれない。
2019年10月04日(金) |
花は花として生きている |
雲ひとつない青空。今日も真夏日を記録する。
昨日の風雨でたおれてしまった秋桜が哀れ。
けれどもいっしょうけんめいに顔をあげて
真っ青な空を見上げ微笑んでいるではないか。
辛くなどないのだ。花は花として生きている。
仕事を少し早めに終わらせてもらって母の施設へ。
9月分の支払いと秋物の服を持って行く。
そんな用事でもない限り行こうとしないのかと
自分を責めていた。やはり薄情な娘なのだ。
ほぼひと月ぶりに会う母は少し生気が欠けているように見えた。
ぼんやりと虚ろな表情で微笑むことも忘れてしまったように。
ずきずきとこころが痛む。かける言葉も見つからない。
そんな母の姿に「あきらめ」を見たように感じる。
もしかしたら自分の居る場所が施設だと気づいたのかもしれない。
もう「帰りたい」とも言わなかった。それがとても憐れにおもう。
髪の毛がぼさぼさになっていたので近いうちに美容院へ
「行こうか」と言うと今すぐに行きたいと言って困った。
ケアマネさんに相談したらいつでも外出許可が出せるのだそう。
日曜日に時間を作って連れて行ってあげようと思う。
きっと母の笑顔が見られるだろう。私もきっと救われる。
思うだけでは何も変わらない。行動しなくてはとつくづくおもう。
母がもし枯れ始めた花ならば最後まで花として咲かせてあげたい。
2019年10月03日(木) |
窓から三日月が見える |
台風の影響で昨夜からかなりの雨が降った。
高知市内では道路が冠水したり車が水没したり大変だった様子。
台風から遠くても油断は出来ないものだ。
あらためて自然の猛威を思い知らされた一日だった。
午後には青空が。そうして一気に暑くなり真夏日となる。
そんな夏の名残もあと少しのよう。やっと本格的な秋がやって来る。
めいちゃん今日は保育園へ。なんとも嬉しそうな朝だった。
じいちゃんの入院中にもつくづく思ったけれど
家族みんなが健康で元気なのがいちばんにおもう。
どうかどうか平穏無事な日々が続きますように。
窓から三日月が見える。寄り添う星も絵のように。
孫たちがお風呂から出てはしゃぎ声が聞こえているところ。
こうして日々のことを書き残しながら
ふとなんの意味があるのだろうと思う時もあるけれど
きっとこれはじぶんの支えなのだろうと思い直す。
この日記を書き始めてもう17年目の秋が来た。
雨が時おり激しく降る。午後には大雨洪水警報が。
今は小降りになっていてほっとしながらこれを記し始めた。
めいちゃん今日はお母さんとお留守番。
娘がお休みだったのでじいちゃんも助かったようだ。
まだ少し微熱がありもう一日様子を見ることに。
職場は閑古鳥さん。ぽかんと穴が開いたような一日。
午前中は外回りの仕事をして午後は早めに終わらせてもらう。
ゆっくりと買物をして帰り少しお昼寝もしていた。
めいちゃん平熱になっていてほっと安堵する。
明日は保育園に行けそうだ。よかった、よかった。
晩ご飯が出来て「ごはんよ〜」と呼んでも返事がない。
「あやちゃ〜ん、めいちゃ〜ん」と呼びながら二階に行ったら
ふたりとも撃沈していた。なんとも微笑ましい姿だった。
2019年10月01日(火) |
めいちゃんとたまごかけごはん |
曇り日。10月とは思えない蒸し暑さとなる。
台風が過ぎ去れば一気に秋らしくなることだろう。
前回とほぼ同じコースだけれど日本海に抜けてから
関東に向かうらしい。千葉の被災地が心配なことだ。
めいちゃん今日もじいちゃんとお留守番。
さいわい高熱の峠は越えたよう。
もう少しの辛抱だ。がんばれがんばれ。
保育園に行きたいのを我慢している様子で
「あしたはいける?」となんともいじらしい。
世間では増税増税と騒いでいるけれど私は気にならず
仕事を終えて買物をしたけれど食料品は今までと変わらない。
どうしてそんなに大騒ぎするのだろうと不思議な気持ち。
家族6人の食費を切り詰めるのにもう慣れてしまった我が家。
めいちゃんが「ソースをかけてたべるおにくがたべたい」と
今朝言っていたので「チキンカツ」にしたけれど
喉が痛いのか一口も食べられず残念だった。
でも付け合わせのトマトは食べられて良かった。
そうして今夜も「たまごかけごはん」をぺろりと平らげる。
微熱があってもお風呂。髪まで洗ってびっくりだった。
今はあやちゃんとタブレットの争奪戦をしているところです。
2019年09月30日(月) |
めいちゃんの頼もしいパワー |
快晴ではなかったけれどおおむね晴れ。
とても蒸し暑くなりほぼ真夏日となる。
9月最後の日に夏が忘れ物を取りにきたのだろうか。
めいちゃんの熱は下がらずじいちゃんとお留守番。
娘も私も仕事が休めず午後から娘が小児科へ連れて行くことに。
熱には慣れているけれどやはり心配だった。
月末の仕事をそれなりに終えて早めに帰宅する。
義父が珍しく「なんとかなったか」と声をかけてくれた。
私の苦労を少しでも分かってもらえた気がして嬉しかった。
切羽詰まっていてもなんとかなるものだと改めて思った日。
娘とめいちゃんが小児科から帰って来て「扁桃炎」とのこと。
扁桃炎は普通の風邪と違って熱が高く長引くのだった。
安静第一で気長に様子を見るしかないだろう。
だいじょうぶ。土曜日の運動会までにはきっと治る。
夕食には卵かけごはんとミカンの缶詰を食べられた。
昨日から何も食べていなかったのでほっと安堵する。
それからお風呂の時間。どうしても入りたいと言って聞かない。
娘と相談してシャワーならとこれもいつもの荒治療だった。
熱はあっても元気な声が聞こえている。
めいちゃんのパワーはすごいなと頼もしい限り。
がんばれめいちゃん。お熱なんかに負けたらいかんよ。
2019年09月29日(日) |
めいちゃんのお熱が下がりますように |
曇りの予報だったけれど思いがけずに晴れて暑いほど。
朝のうちの川仕事も汗だくになってしまう。
若いふたりに助けられてもう漁場の準備が整う。
じいちゃんとふたりだったら5日はかかったことだろう。
それがわずか2日で終わるとは信じられない早さだった。
助手の私が足手まといになってはいけないと
一生懸命に動いていたけれどすぐに限界が来る。
若いふたりのペースに合わすのはやはり無理があった。
「ぼちぼちでいいよ。出来るだけでいいよ」と言ってもらって
やっとマイペースになって動くことが出来る。
ふたりにはほんとうに助けてもらった。ただただ感謝するばかり。
心地よい達成感と程よい疲れ。午後はのんびりとお昼寝をする。
目覚めたら外から孫たちの元気な声が聴こえていた。
あやちゃんが自転車の練習をしていて
めいちゃんも補助輪を外すのだと言って負けていない。
もしかしたらめいちゃんのほうが先に乗れるようになるかも。
ふたりの微笑ましい姿を目を細めるようにして眺めていた。
遊び疲れたのか夕飯を待ち切れずに眠ってしまっためいちゃん。
あやちゃんが「なんかめいは熱があるみたい」と教えてくれる。
まさか嘘でしょうと半信半疑で熱を測ってみたら
8度5分もあってびっくり。あんなに元気だったのに。
こどもの発熱は突然のことが多い。我が家はもう慣れっこだった。
今度の土曜日には運動会。めいちゃんはきっと復活することでしょう。
|