ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2019年10月05日(土) こころからの笑顔を

今日も雲ひとつない青空。

秋晴れと思いきや気温は上昇し連日の真夏日となる。



めいちゃんの運動会。みんなで楽しみにしていたけれど

今朝はあやちゃんが発熱しておりなんと残念なこと。

それでも解熱剤を飲んでなんとしても行くと言って聞かない。

熱のわりに元気で大丈夫だろうとみんなで出かけることにした。


かけっこやダンス、綱引きやリレーと盛り沢山の競技だった。

小学生のかけっこもあってなんとあやちゃんも走った。

めいちゃんもすごい頑張る。リレーは特にダントツの速さ。

応援にも熱が入ってとても楽しい運動会だった。




午後はお昼寝をしたかったけれど意を決して母を美容院へ。

若い頃からのいきつけの美容院でとても嬉しそうな母だった。

お店に入るなり「まだ生きてるよ〜」と言って笑いを買う。

鏡に映る母の笑顔にこころが和む。母が嬉しいと私も嬉しい。

思い切ってうんと短いショートカットにしたら

それがとてもよく似合っていて「男前になった」と喜ぶ母。

美容師さんも他のお客さんも大笑いで楽しいひと時だった。


それから近くのスーパーでお買い物。

カートを押しながらあれもこれもと欲しがる母はこどものよう。

ついに禁断のキムチ。沢庵と昆布の佃煮も。

それらは施設の介護士さんにお咎めを受け一時預かりとなる。

一口でも良いから食べさせてあげたいと思う。


私はこれまで母と一緒に買い物をした記憶がなかった。

子供の時の記憶をたどってみてもあまりにも遠くて

もしかしたら今日が初めてだったのではないかと思った。


なんだかくすぐったいような照れくささ。


ずっと母でも娘でもなかったのかもしれない。

だとしたらやっと母と娘になれたのかもしれない。


50年の歳月を決して忘れることは出来ないけれど

私はやっと本物の母に会えたのかもしれない。



2019年10月04日(金) 花は花として生きている

雲ひとつない青空。今日も真夏日を記録する。

昨日の風雨でたおれてしまった秋桜が哀れ。

けれどもいっしょうけんめいに顔をあげて

真っ青な空を見上げ微笑んでいるではないか。


辛くなどないのだ。花は花として生きている。




仕事を少し早めに終わらせてもらって母の施設へ。

9月分の支払いと秋物の服を持って行く。

そんな用事でもない限り行こうとしないのかと

自分を責めていた。やはり薄情な娘なのだ。


ほぼひと月ぶりに会う母は少し生気が欠けているように見えた。

ぼんやりと虚ろな表情で微笑むことも忘れてしまったように。

ずきずきとこころが痛む。かける言葉も見つからない。


そんな母の姿に「あきらめ」を見たように感じる。

もしかしたら自分の居る場所が施設だと気づいたのかもしれない。

もう「帰りたい」とも言わなかった。それがとても憐れにおもう。


髪の毛がぼさぼさになっていたので近いうちに美容院へ

「行こうか」と言うと今すぐに行きたいと言って困った。

ケアマネさんに相談したらいつでも外出許可が出せるのだそう。

日曜日に時間を作って連れて行ってあげようと思う。

きっと母の笑顔が見られるだろう。私もきっと救われる。


思うだけでは何も変わらない。行動しなくてはとつくづくおもう。


母がもし枯れ始めた花ならば最後まで花として咲かせてあげたい。



2019年10月03日(木) 窓から三日月が見える

台風の影響で昨夜からかなりの雨が降った。

高知市内では道路が冠水したり車が水没したり大変だった様子。

台風から遠くても油断は出来ないものだ。

あらためて自然の猛威を思い知らされた一日だった。



午後には青空が。そうして一気に暑くなり真夏日となる。

そんな夏の名残もあと少しのよう。やっと本格的な秋がやって来る。



めいちゃん今日は保育園へ。なんとも嬉しそうな朝だった。

じいちゃんの入院中にもつくづく思ったけれど

家族みんなが健康で元気なのがいちばんにおもう。

どうかどうか平穏無事な日々が続きますように。



窓から三日月が見える。寄り添う星も絵のように。

孫たちがお風呂から出てはしゃぎ声が聞こえているところ。


こうして日々のことを書き残しながら

ふとなんの意味があるのだろうと思う時もあるけれど

きっとこれはじぶんの支えなのだろうと思い直す。


この日記を書き始めてもう17年目の秋が来た。





2019年10月02日(水) 晩ご飯の時間ですよ

雨が時おり激しく降る。午後には大雨洪水警報が。

今は小降りになっていてほっとしながらこれを記し始めた。



めいちゃん今日はお母さんとお留守番。

娘がお休みだったのでじいちゃんも助かったようだ。

まだ少し微熱がありもう一日様子を見ることに。




職場は閑古鳥さん。ぽかんと穴が開いたような一日。

午前中は外回りの仕事をして午後は早めに終わらせてもらう。

ゆっくりと買物をして帰り少しお昼寝もしていた。


めいちゃん平熱になっていてほっと安堵する。

明日は保育園に行けそうだ。よかった、よかった。



晩ご飯が出来て「ごはんよ〜」と呼んでも返事がない。

「あやちゃ〜ん、めいちゃ〜ん」と呼びながら二階に行ったら

ふたりとも撃沈していた。なんとも微笑ましい姿だった。





2019年10月01日(火) めいちゃんとたまごかけごはん

曇り日。10月とは思えない蒸し暑さとなる。

台風が過ぎ去れば一気に秋らしくなることだろう。

前回とほぼ同じコースだけれど日本海に抜けてから

関東に向かうらしい。千葉の被災地が心配なことだ。




めいちゃん今日もじいちゃんとお留守番。

さいわい高熱の峠は越えたよう。

もう少しの辛抱だ。がんばれがんばれ。

保育園に行きたいのを我慢している様子で

「あしたはいける?」となんともいじらしい。




世間では増税増税と騒いでいるけれど私は気にならず

仕事を終えて買物をしたけれど食料品は今までと変わらない。

どうしてそんなに大騒ぎするのだろうと不思議な気持ち。

家族6人の食費を切り詰めるのにもう慣れてしまった我が家。



めいちゃんが「ソースをかけてたべるおにくがたべたい」と

今朝言っていたので「チキンカツ」にしたけれど

喉が痛いのか一口も食べられず残念だった。

でも付け合わせのトマトは食べられて良かった。

そうして今夜も「たまごかけごはん」をぺろりと平らげる。


微熱があってもお風呂。髪まで洗ってびっくりだった。

今はあやちゃんとタブレットの争奪戦をしているところです。



2019年09月30日(月) めいちゃんの頼もしいパワー

快晴ではなかったけれどおおむね晴れ。

とても蒸し暑くなりほぼ真夏日となる。

9月最後の日に夏が忘れ物を取りにきたのだろうか。



めいちゃんの熱は下がらずじいちゃんとお留守番。

娘も私も仕事が休めず午後から娘が小児科へ連れて行くことに。

熱には慣れているけれどやはり心配だった。



月末の仕事をそれなりに終えて早めに帰宅する。

義父が珍しく「なんとかなったか」と声をかけてくれた。

私の苦労を少しでも分かってもらえた気がして嬉しかった。

切羽詰まっていてもなんとかなるものだと改めて思った日。



娘とめいちゃんが小児科から帰って来て「扁桃炎」とのこと。

扁桃炎は普通の風邪と違って熱が高く長引くのだった。

安静第一で気長に様子を見るしかないだろう。

だいじょうぶ。土曜日の運動会までにはきっと治る。


夕食には卵かけごはんとミカンの缶詰を食べられた。

昨日から何も食べていなかったのでほっと安堵する。


それからお風呂の時間。どうしても入りたいと言って聞かない。

娘と相談してシャワーならとこれもいつもの荒治療だった。


熱はあっても元気な声が聞こえている。

めいちゃんのパワーはすごいなと頼もしい限り。


がんばれめいちゃん。お熱なんかに負けたらいかんよ。





2019年09月29日(日) めいちゃんのお熱が下がりますように

曇りの予報だったけれど思いがけずに晴れて暑いほど。

朝のうちの川仕事も汗だくになってしまう。


若いふたりに助けられてもう漁場の準備が整う。

じいちゃんとふたりだったら5日はかかったことだろう。

それがわずか2日で終わるとは信じられない早さだった。


助手の私が足手まといになってはいけないと

一生懸命に動いていたけれどすぐに限界が来る。

若いふたりのペースに合わすのはやはり無理があった。

「ぼちぼちでいいよ。出来るだけでいいよ」と言ってもらって

やっとマイペースになって動くことが出来る。

ふたりにはほんとうに助けてもらった。ただただ感謝するばかり。



心地よい達成感と程よい疲れ。午後はのんびりとお昼寝をする。

目覚めたら外から孫たちの元気な声が聴こえていた。

あやちゃんが自転車の練習をしていて

めいちゃんも補助輪を外すのだと言って負けていない。

もしかしたらめいちゃんのほうが先に乗れるようになるかも。

ふたりの微笑ましい姿を目を細めるようにして眺めていた。


遊び疲れたのか夕飯を待ち切れずに眠ってしまっためいちゃん。

あやちゃんが「なんかめいは熱があるみたい」と教えてくれる。

まさか嘘でしょうと半信半疑で熱を測ってみたら

8度5分もあってびっくり。あんなに元気だったのに。


こどもの発熱は突然のことが多い。我が家はもう慣れっこだった。

今度の土曜日には運動会。めいちゃんはきっと復活することでしょう。


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