2019年10月12日(土) |
けい君がすごいすごいがんばった日に |
曇りのち晴れ。台風の影響で風強し。
台風から遠く離れていても強風圏内に入っており
今回の台風がどれほど大きなものなのかがわかる。
進路に当たる地域の方達はどんなにか不安な夜を迎えていることか。
とても他人事ではなくはらはらと気の毒でならない夜になった。
西日本は直撃を免れたからとどうして平然としていられるだろうか。
今回は難を逃れられたけれどいつだって明日は我が身なのだ。
さいわいと言ってよいのか雨も降らずにいてくれて
けい君の運動会が予定通りに行われた。
娘夫婦が仕事のためあやちゃんもめいちゃんも一緒に行く。
2月生まれのけい君。他のお友達と同じことが出来るのかと
心配をよそにそれはそれはすごいがんばってくれた。
マスト登り、竹馬、障害物競争では鉄棒の逆上がりも。
感動で胸がいっぱいになり目に熱いものが込み上げてくる。
保育園最後の運動会で素晴らしい成長を見せてくれた。
ダンスや最後のリレーなども楽しみにしていたけれど
急きょじいちゃんのスマホに着信あり
台風の高波で海苔の漁場が大変なことになっている知らせだった。
すぐに帰らなくてはと慌てるじいちゃんとひと悶着あったけれど
仕方なく運動会を諦めてとにかく漁場に駆けつけることに。
高波が防波堤を越えて漁場はまるで海のようになっていた。
波に煽られて竹杭が抜けてしまったり網が流されたり
幸い我が家の漁場は最小限の被害で済んだけれど
お仲間さんの網が流され大変なことになっていた。
みんなで助け合い網を回収してやっと落ち着く。
過去にも10月の台風に見舞われたことがあったけれど
こんな大変なことになったのは初めての事だった。
関東はどんなにか荒れていることだろう。
気がかりでならないけれどただただ祈ることしか出来ない夜。
2019年10月11日(金) |
へなちょこだけれど生きている |
もうないだろうと思っていたのにまさかの真夏日。
台風の影響だろうかとても蒸し暑くなる。
海がとても荒れていて今もごうごうと海鳴りが聴こえている。
やはり関東を直撃しそうな台風。なんとも心配でならない。
大惨事にならないことをひたすら祈るしかなかった。
めいちゃん、今朝は平熱になっておりやっと峠を超えたよう。
どうしても保育園に行きたいと言って聞かず
娘と相談して何かあればその時の事と行かせることに。
無理やり行かさないのも可哀想でならなかった。
あやちゃんはちょっとした反抗期だろうか
登校前にあれこれ口を出すと「やかましい」と言ったり
直前まで憎まれ口をたたいて元気に登校する。
それも成長のあかしと微笑ましく思うのだけれど。
仕事はそれなりに。今日もぼちぼちの忙しさだった。
同年代のお客さんと「もう歳かね」と語り合ったり
腰痛が辛いらしく農作業もまともに出来ないらしい。
「今日は休みだ!」と言うので「それがいいよ」とうなずく。
かたわらでその話を聞いていた義父が
「おれはいまだに40代だ」と胸を張って言い
「ちょっと調子が悪い時は50代やな」と大笑いになる。
義父のパワフルさは誰にも真似が出来ないすごさがあった。
決して弱音を吐かない。いつもまっしぐらに生きている。
私はもうすぐ63歳。金曜日ともなるとぐったりだった。
まっしぐらではいられなくてへなちょこに生きている。
けれども「これだけは」と貫きたいおもいもある。
この世に残せるだけのものを残して逝ければ悔いはないだろう。
燃えているように紅い夕陽を見た。
こんなわたしにもきっとあしたが来るだろう。
2019年10月10日(木) |
よくできたねめいちゃん |
晴れのち曇り。ぽつぽつとにわか雨も。
過去最大級だという猛烈な台風が近づいており
予想通りのコースを辿れば関東直撃になりそうだ。
なんという事だろうと言葉にならない。
自然の猛威はこれほどまでに容赦ないものなのか。
とても他人事には思えずただただ手を合わせるばかり。
めいちゃん今朝も微熱あり。
娘が今日もお休みだったので再度小児科へ連れて行く。
元気なので心配はないだろうと思っていても
抗生剤を処方してもらったほうが安心だった。
早く保育園に行きたがっており可哀想だけれど
この分だと連休明けまで様子を見たほうが良さそうだ。
ちいさな手で夕食の支度を手伝ってくれる。
なんでも積極的にやりたがるのがめいちゃんの良いところ。
「だめだめ」とは言わずに「やってみて」と挑戦さす。
ほうれん草のお白和えを作らせてみた。
味付け以外はほぼめいちゃんの手料理。よくできたねめいちゃん。
味見をして「おいしい」とそれはそれは嬉しそうな顔。
こどもはそうして自信を持ち成長していくものだ。
危ないからと包丁を取り上げるのではなく
どうやれば危なくないのかをおしえてあげなくてはいけない。
それは料理に限らずすべての事に当てはまるのだと思う。
夕食後、ちゃんとお薬を飲みました。
そうしてお風呂にも入りました。
はだかんぼうで走り回っている姿を見るとはらはらするけれど
可愛らしいお尻にめいちゃんのたくましさを感じた夜のこと。
2019年10月09日(水) |
そろそろシャットダウンします |
肌寒い朝。日中は夏日となり寒暖の差がはげしい。
秋晴れの一日。おひさまがとても優しく感じた。
今朝も夜明けを待って川仕事へ。
海苔の種は胞子で目には見えないのだけれど
真っ白な網を川に張りながらどうかどうかと
順調に芽が出てくれるのを願わずにはいられない。
やがてきっと網が緑に染まり始めるだろう。
希望を持ってその日を待とうとおもう。
めいちゃん今朝は微熱。娘がお休みだったので安心だった。
昼間また39℃を超える高熱が出ていたそうだけれど
解熱剤を飲むのを嫌がっておでこに冷えピタを貼ってがまん。
自力で熱を下げようと頑張っているようだった。
熱のわりに食欲はあり元気。心配ないだろうと娘と話す。
あやちゃんは学校生活がハードなのか夕食前に寝入ってしまう。
今もまだ寝ていて起こすのも可哀想なくらい。
せめて宿題がなければ良いのだけれど。
毎朝早起きをして頑張っている。それだけでじゅうぶんに思う。
娘婿がやっと帰宅。「一緒にご飯食べよう」と起こしている。
娘たちの夜はまだまだこれからが長かった。
私は毎晩8時にはお布団に入るようにしている。
この日記を書き終えたらPCをシャットダウンするのだ。
そうして私の一日が決まりごとのように終わる。
2019年10月08日(火) |
人生まだこれからでしょう |
二十四節気の「寒露」日中は涼しく夕方から肌寒くなる。
もう夏の名残を感じることもないだろう。
夜明けを待って一時間ほど川仕事へ。
もう海苔の種付けが始まった。
漁協で種を付けてもらった網を漁場に張る作業を。
軽い作業なのでじいちゃんも久しぶりの川仕事だった。
東の空に燃えているように紅い太陽を見る。
「きれいやなあ」とじいちゃんの声が嬉しかった。
帰宅して洗濯物を干し朝ドラを見終わってすぐに出勤。
気忙しい朝だったけれど一仕事を終えて清々しいきもち。
めいちゃんはじいちゃんとお留守番。
熱はすっかり下がっていたけれど昨日の今日で
念のために保育園をお休みすることにした。
「もうおねつないよ」と保育園に行きたがっていたけれど。
仕事は今日もぼちぼちの忙しさ。
クレーマー的なお客さんがいて暴言が止まらない。
電話だと顔が見えないので謝罪もうまく伝わらないもどかしさ。
言葉はある意味「凶器」だとつくづく感じて悲しくなった。
お客様は神様だと思っているけれど一瞬「このやろう」と思う。
それがストレスになっているのを感じて
「怒ってくれてありがとうございました」と思えば楽になる。
ああ嫌だなと思ったらとにかく感謝すること。
とても気持ちが楽になりますよ。ストレス撃退法です。
なんて偉そうなことを言っていてもまだまだの私。
人生まだこれからだと思って日々が修業の毎日です。
2019年10月07日(月) |
秋の風邪はどこを吹く |
曇り日。風がすっかり秋の風になった。
もう真夏日になることもないだろうとおもう。
大型でとても強い台風が発生しており心配なこと。
週末には大荒れになりそう。直撃でなければ良いのだけれど。
仕事が久しぶりに忙しかった。
お昼休みが取れずなんだかとてもつかれてしまう。
けれども張り合いがあって心地よい達成感があった。
暇を持て余してあくびをするよりもずっと良いのかも。
仕事を終えて買物をしていたら娘から着信あり
めいちゃんが保育園でまた高熱を出しているとのこと
とり急ぎじいちゃんに迎えに行ってもらって
帰宅するなり小児科へ連れて行く。
悪寒を訴えぐったりとしていたので心配でならなかったけれど
今度はただの風邪だと言うこと。
病み上がりの運動会が堪えたのかもしれないと。
あやちゃんと娘の風邪がうつったのかもしれなかった。
あまりの高熱なので娘の帰りを待たずに解熱剤を飲ます。
そうしたら一時間もしないうちにけろっと元気になっていた。
食欲もあり晩ご飯もいっぱい食べてくれる。
薬で一時的に熱が下がっているのかもしれないけれど
なんだか狐につままれたような出来事だった。
こんこんと咳をする風邪引きさんが三人になった我が家。
じいちゃんのくしゃみは花粉症なのだと笑い合う。
なにはともあれ今夜も穏やかな我が家だった。
2019年10月06日(日) |
生まれ故郷へ行っていた |
爽やかな秋晴れ。日中の暑さも少し和らぐ。
夕暮れ時にか細くツクツクボウシが鳴いていた。
夕焼け空を見上げながら夏の後姿を見たような気がする。
今朝はあやちゃんの熱が下がっておりほっとひと安心。
あまりにも良いお天気なのでドライブに出掛けることに。
「行ける時に行っておかないとな」とじいちゃん。
ふたりそろって元気なうちにと私も同感だった。
今日は四万十川を上流に向けて走り江川崎まで。
先日の大雨の名残で川はまだ濁っていたけれど
雄大な川の流れはいつ見ても素晴らしいとおもう。
江川崎は私の生まれ故郷で今はすっかり観光地になったけれど
所々に昔のままの風景も残っていて懐かしさが込み上げてくる。
道の駅「よって四万十」のすぐ隣が幼馴染の家だったり
一目会いたいものだなあと思いつつ子供の頃の面影を懐かしんでいた。
後ろ髪を引かれるようにしながら江川崎を遠ざかり
愛媛の宇和島に抜けて5時間ほどのドライブだった。
「また行こうな」と言ってくれるじいちゃんにただただ感謝。
帰宅したら今度は娘が発熱。微熱なので大丈夫と言いながら
母は強しでかん虫を起こしためいちゃんと格闘していた。
めいちゃんも運動会の疲れが一気に出ていたのだろう。
泣きわめきながらやっと静かになり夕方まで寝てくれる。
いまはお風呂上りの孫たちのはしゃぎ声を聴きながらこれを記す。
どうかどうか平穏無事に朝を迎えられますように。
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