ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2019年04月01日(月) こころにいっぱいの花を

今日も冷たい風が吹く。花冷えだと思えばそれもよし。

4月の声を聴き冬も背中を押されている事だろう。

潔くは去れない冬がなんだか憐れに思える。


新元号には「和」と言う字が入りそうな気がしていたら

「令和」だと聞き自分の勘が当たったのにおどろく。

ただただ孫たちの未来を託したい思いが込み上げてくる。



今日は作業場でおりこうさんで過ごしたあやちゃん。

お手伝いもしてくれてとても頼もしく感じる。

明日からは小学校の児童クラブに入れることになって

まだ入学前なのにほんとうに助かりありがたいことだった。

おかげで心配なく川仕事に精を出すことが出来そう。



山里の職場も忙しく今日もかけもちだったけれど

疲れはあっても少しも苦にはならなかった。

心地良い達成感を楽しみに今日もやれるだけのことを頑張る。



桜がやっと満開になってあちらこちらに咲き乱れている。

帰り道の桜並木で思わずクルマを停めていた。


こころにいっぱいの花をほっこりと咲かせましょう。



2019年03月31日(日) 貧乏暇なしを絵に描いたような

夜明け前から強い北風が吹き荒れていた。

弥生三月も最後の日にこんなに寒くなるなんて思いがけないほど。


早朝からの川仕事も今朝は風がとても冷たかった。

それでもやれるだけのことをと今日もがんばる。

一番海苔の収穫が終わり二番海苔の収穫を始めている。

今のところは順調だけれど来月いっぱいの命だろうか。

一生懸命に生きている海苔をありがたく収穫するばかり。


午後は孫たちの心配もなく箱詰め作業に精を出す。

おや?孫たちの声がするなと外を見たら

娘達がみんなそろって遊びに来てくれていた。

めいちゃんが野の花を摘んでは持って来てくれる。

「おばあちゃんかわいいおはな」小さな花束に心が和む。


3時には作業を終えて夕方までゆっくりと休むことが出来た。

もう10日以上も休んでいない。ふたりとも疲れがピークに。

まさに貧乏暇なしを絵に描いたような日々が続いている。

そもそも働きもせずに楽な暮らしが出来る訳もなく

あと10年か20年かとじいちゃんと苦笑いをするばかり。

それも愉しい。長生きをする張り合いがあるというもの。



夕食は日曜日恒例の鉄板焼きを。みんなでわいわいと楽しかった。







2019年03月30日(土) ありがとうとごめんなさいの日

曇り日。にわか雨もぽつりぽつり。

そんなお天気のほうが桜はピンク色に見えるのだそうだ。

だからなのか今日はいちだんと綺麗に見えて美しかった。



今朝はひと騒動。めいちゃんは保育園に行けるけれど

あやちゃんはもう行けなくなって娘夫婦はお仕事。

早朝から川仕事に行って娘が出掛ける前に帰る段取りをしていた。


でもめいちゃんが「おねえちゃんがいかないのならいや」と泣いたそう。

困り果てた娘があやちゃんも一緒に連れてやっと保育園まで。

そうしたら保育士さんが「あやちゃんも居ていいよ」と助け船。

ほんとうに助かった。おかげでお昼前まで二人を預かってもらう。


午後は箱詰め作業が休めず二人を作業場で遊ばすつもりだったけれど

あやちゃんがお留守番をしたいと言い出す。もちろんめいちゃんも。

しばらく迷ったけれどいちかばちかで試してみることにした。

作業場はすぐ近くで何かあったら電話をするように言って聞かせ

私のケイタイ番号を紙に書いてあやちゃんに渡して出掛ける。


でもやっぱり気になって作業の手を休めては様子を見に家に帰る。

とうとうじいちゃんが「今日はもうやめよう」と言ってくれて

3時間ほどで「はじめてのお留守番」を無事に終える事が出来た。


帰宅した娘には「何かあってからでは遅いでしょ」と叱られてしまった。

ほんとうにそう。忙しいからと孫たちをほったらかして深く反省。


でもあやちゃんもめいちゃんもおりこうさんで頑張ってくれた。

ほんとうにえらかったと思う。ありがとうとごめんなさいの日。



2019年03月29日(金) 今夜も焼酎が美味し

暖かな曇り日。それは花曇りと言うのだろう。

桜の季節ならではの日本の言葉がとても好きだなと思う。



あやちゃんとうとう最後の登園日となる。

保育園へ送って行きたかったけれど今朝も川仕事で残念。

4年間通った保育園とお別れ。子供心にどんなふうに映るのか。




川仕事を終えて山里の職場に向かっていたら

国道を歩くお遍路さんの多さにおどろく。

桜遍路さんと勝手に名付けてひとりふたりと数えていたら

なんと12名ほど。なんだかとても嬉しくてならなかった。



月末の仕事を無事に終える。資金繰りも順調だった。

ほっと肩の荷がおりて心地よい達成感で満たされていた。

今日も自分をほめよう。よくやったえらかったよ自分。


今夜も焼酎が美味し。例のごとくほろ酔ってこれを記す。



2019年03月28日(木) 自分をほめるのも大切

にわか雨が降ったり不安定な空模様だった。

午後には晴れて20℃を超えとても暖かくなる。



潮が小潮になったので早朝からの川仕事だった。

しばらくは朝早くから動き出さなくてはいけない。

作業が終わり次第に山里の職場に駆けつける。

こちらも仕事が忙しくてんてこ舞いをしていた。


老体にムチを打つのにも限界があり

今日はひどくつかれてしまってくたくたになって帰宅。

けれども弱音を吐いている場合ではない。

なんとしても乗り越えなくてはと強く思う。

やれば出来たではないかと自分をほめるのも大切。

そうして一日のつかれを翌日に持ち越さないことだ。

しっかりと食べてとにかくぐっすりと眠る。

今夜も早めに床につくようにしようと思っている。




義父が昨夜も母を見舞ってくれたとのこと。

病院にいるあいだは安心だぞと言うので本当にその通りだと思う。

今の病院は救急病院なのでもう転院の話が出ているそうで

それも義父が段取りをしてくれていてとても助かっている。

その後は施設の入居をと母を説得してくれるそうだ。

もう独り暮らしは無理だと思う。母もきっと覚悟してくれるだろう。


めまぐるしいほどの日々のことに母のことも重なり

どうしてもいっぱいいっぱいの気持ちになってしまうけれど

私は自分に与えられている日々を全うしたいと強く思う。



職場からの帰り道、桜並木に赤いぼんぼりがいっぱい吊るしてあって

ああお花見の季節なんだなとほっと心を和ませていた。

母の病室からも桜が見えていたらいいな。



2019年03月27日(水) つばめさんがかえってきたよ

花冷えの朝が続いている。それもまたよし。

東京ではもう桜が満開になったそうだ。

四万十の桜はまだぽつぽつで今年は少し遅れているよう。


今朝はあやちゃんが大きな声で「つばめさんがかえってきたよ」と

知らせてくれた。我が家の玄関先にも春が訪れる。




昨夜、母がまた救急搬送された。

様子を見に行ってくれていた義父が救急車を呼んでくれて

そのまま入院となる。今度は肋骨が折れていたらしい。

やはり独り暮らしの限界を感じずにいられない出来事だった。


母のことはすべて義父にまかせて今日も川仕事に精を出す。

そうするようにと義父が言ってくれて救われるような思いだった。


なんと薄情な娘だと我ながら思う。

母もきっとそう思っている事だろう。それでいい本当の事だ。



作業を終えたのは3時前。もう職場どころではなくて

母の病院へ行くのもやめてじいちゃんと骨休みをする。

無理はしない。ありのままで良いではないかと開き直っていた。


複雑な思いを押し殺すようにしながら

家族と笑顔で過ごす夜。それがどうして不謹慎なことだろうか。



2019年03月26日(火) 家族の笑顔が何よりのごちそう

眠っているあいだに雨が降っていたようだ。

なごりの雨がしずくのようにぽたんぽたんと落ちる夜明け前。

日中は風が強かったけれど晴れて春らしい暖かさとなる。



今朝も孫たちを送り届けてから潮待ち。

大潮から中潮になったけれど潮が引くのを待ちかねる。

やっと船を出す頃にはもう11時前になっていた。

腹が減っては戦が出来ぬとじいちゃんとパンをかじってから収穫。


今日もたくさんの収穫で嬉しい悲鳴をあげていた。

そのぶん後の作業が大変だけれど少しも苦にはならない。


2時に作業を終えてまた山里の職場に走った。

急ぎの仕事が毎日のようにある。やればできると言い聞かすばかり。

弱音を吐けばへこたれるのがわかっているから決して吐かない。

けれども身体はとても正直で時々悲鳴をあげそうになる。

もうじゅうぶんに頑張っているから、頑張れとは自分に言わない。


5時前に帰宅。ほんの少しだけ横になり休むことが出来た。

「おい、もう5時だぞ」じいちゃんの声でのらりくらりと動きだす。

娘と肩を並べて夕飯の仕度。鶏と茄子を揚げて南蛮漬けにしてみた。


私には家族の笑顔が何よりのごちそうに思える。

お腹一杯の幸せを今夜もいただきました。


 < 過去  INDEX  未来 >


anzu10 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加