ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2019年04月08日(月) だいじょうぶまだ歩ける

今日も25℃近くなりとても暖かだったけれど

風が強く吹きとうとう桜が散り始めてしまった。

なんとも儚いけれど桜吹雪も良いものだ。

まるで雪のように花びらが空を舞う。



今日はあやちゃんの入学式。

今朝は赤いランドセルを背負って見せてくれた。

わくわくと嬉しい事だろう。おばあちゃんも嬉しい。

入学式にも行きたかったけれどさすがに

おばあちゃんまで行く人はいないと娘に笑われる。


めいちゃんも一緒に行きたかったのか今朝はご機嫌ななめ。

なんとか宥めて保育園まで送って行ったけれど

保育室に入りたがらず私の手をぎゅっと握りしめる。

担任の保育士さんがまるで赤ちゃんみたいに抱っこしてくれた。

ずっとお姉ちゃんと一緒だったから無理もない。

少しずつ慣れながら成長していくことだろう。


その足で作業場まで。潮待ちをしている間にまた箱詰め作業を。

ついに目標達成か、明日からしばらく休もうかとじいちゃん。


川仕事を終えてから山里の職場へと走り

明日で良い事は残しておいて早めに帰って来たら

「休めなくなったぞ」とじいちゃんが寝耳に水のようなこと。

漁場の見回りに行っていたらもう三番海苔が伸びていたらしい。

それを聞くとやっぱり収穫しないわけにはいかなかった。

三番海苔が採れるのはめったにないことでそれは嬉しい恵みだった。


かと言って職場の仕事を疎かには出来ず明日も行かなければいけない。

なんともいっぱいいっぱいの気持ちになって少し気分が沈む。

やれば出来るのか。そうだ、やってみなくては始まらない。


二足の草鞋の片一方の緒が切れそうになっているのを

ぎゅっと結び直す。だいじょうぶまだ歩ける。明日もがんばろう。







2019年04月07日(日) はっけよいのこったのきもち

今日もほぼ夏日だったようだ。

それにしても数日前までの寒さが嘘のように思える。

また寒い日があるかもしれないと思いつつ衣替えを急ぐ。



今日は娘夫婦が日曜出勤。さて孫たちをどうしようかと

思案の末、仕方なく義妹に預かってもらうことに。

快く引き受けてくれたけれどなんだか申し訳なくて

川仕事を早めに切り上げて急いで帰って来た。


お昼は田舎寿司を買って来て作業場でまたピクニック。

お家で食べるよりもずっと美味しい。

はしゃぎまわる孫たちを見ながら天日干しの作業だった。


ちょうどその時、娘むこが仕事を終えて帰って来てくれる。

大喜びの孫たち。私たちもほっとして大助かりだった。

おかげで午後は箱詰め作業をすることが出来て良かった。

箱の数がもう少しで目標に達する。もうひとふんばりだ。



一週間後には姑さんの一周忌を控えていてその準備もあり

目標を達成したら少し休もうかとじいちゃんが言ってくれる。

山里の職場はそうそう休めないけれどなんとかなるだろう。

一周忌の法要が無事に終ればまた頑張れば良い。


ひとつひとつ目の前の事をクリアしていく。

それも張り合いがあってそんな日々も楽しいものだなと思う。

はっけよいのこったのきもち。よっしかかってこいのきもち。







2019年04月06日(土) ほどよいつかれを楽しみながら

気温がぐんぐんと高くなり春を通り越して初夏のような陽気となる。

たっぷりの陽射しに寄り添うように爽やかな風が吹いていた。



川仕事は今期でいちばん多い収穫となる。

川船に積んであるカゴに入りきらずてんこ盛りにして帰った。

良質の海苔がたくさん、ほんとうにありがたいことだ。


後の作業が大変だったけれど、お休みだった娘が手伝いに来てくれて

ずいぶんと助かった。せっせと天日干し、海苔も嬉しそう。


お昼にはめいちゃんも保育園から帰って来て

作業場でピクニックをする。楽しそうな孫たちの姿に微笑みながら

やっと作業が終了。なんとも心地よい達成感だった。


午後も箱詰め作業があり休む間もない忙しさだったけれど

じいちゃんとふたり「つかれた、つかれた」と言いながらも頑張る。

やったらやっただけのことがある。それがふたりの口癖になる。



夜風が涼しいと感じる。それだけ今日は暑かったのだろう。

お風呂上がりの孫たちが半袖のパジャマを着ていた。



あとは寝るだけ。ほどよいつかれを楽しみながらこれを記す。



2019年04月05日(金) 「いい日」はいつも自分次第です

二十四節気の「清明」なんとも爽やかな晴天となる。

吹く風も心地よく身も心もむくむくっとしてくる。


大潮になり早朝が満潮。潮が引き始めるのを待ちかねて

やっと8時過ぎに川へ入れる。ぐんぐんと潮が引いて行くので

水があるうちにとせっせと収穫に精を出した。

薄っすらと汗が。今日はずいぶんと暖かくなる。

良質の海苔がたくさん採れたのでご近所さんにお裾分けも。

いつもあれこれ頂くばかりなのでやっとお返しが出来てほっとする。


午後は山里の職場を休ませてもらって箱詰め作業に専念する。

次の出荷日が決まったので一箱でも多くと精が出る。

また私の捕らぬ狸の皮算用が始まったとじいちゃんに笑われたり。


やったらやっただけのことはあるのだと思う。

努力はきっと報われると信じてやれるだけのことを頑張ろう。


心地良い達成感。今日も「いい日」だったなあと心から思える。

いい日になりますようにと言う人もいるけれど

私はそれはいつも自分次第なのではと思う。

どんなこともありがたく受け止められる自分でいれば

いつだって「いい日」なのではないだろうか。



2019年04月04日(木) 4月4日は「しあわせの日」

花冷えもやっと峠を越えたようで日中はとても暖かくなる。

青空に満開の桜がきらきら。桜並木の道をのんびりと歩きたくなる。



お昼前に川仕事を終えて山里の職場へ。

少しPCのトラブルがあり思うように仕事が出来ず。

サポートに電話をしたりしているうちに時間が経ってしまった。


3時までに役場に提出しなければいけない書類があって

あたふたとしながら車に飛び乗ったのだけれど

わずかの距離の間に覆面パトカーに捕まってしまう。

シートベルトをしていなかった。おまけに免許証も持っていない。


それからがなんとも愉快。なにせ人生初の検挙だったから

興味津々となりおまわりさんとあれこれ話すのが楽しい。

今日は4月4日で「しあわせの日」なんですよと言ってみたり

そうしたらおまわりさんも「そうなんですね。なんとしあわせ」と

もうひとりのおまわりさんも「縁起が良いですね」と大笑い。

検挙されるのがこんなに楽しい事だなんて思いもしなかった。

もっとおしゃべりしていたかったけれど時間切れ。

「ご苦労様でした」と声をかけて別れるべきところを

思わず「ありがとうございました」と言ってしまって喜劇が終わる。



帰宅してからも私があまりに嬉しそうに話すものだから

じいちゃんが「自慢する事じゃないぞ」と苦笑いしていた。


そうでした。私はいけないことをしたのでした。

今日の経験を真摯に受け止めこれから気をつけようと思う。


でもやっぱり今日は「いい日」だったなと思える。

しあわせは他人様から頂くものではない。

いつだって自分で感じ自分で作りあげていくものなのだろう。



2019年04月03日(水) 今日も「いい日」のありがたさ

花冷えも今日が峠のよう。

明日から少しずつ暖かくなりそう。

満開の桜もきっと喜ぶことだろう。


今日はほぼ2週間ぶりに川仕事を休む。

海苔を箱詰めにする際に使う圧縮機が壊れてしまって

昨日じいちゃんが中古品を買い求めて来た。

今日はそれをすぐに使えるように準備することに。

「ひとりでやるからいいぞ」と言ってくれたので

私は朝から山里の職場に行っていた。



保育園は入園式。めいちゃんも今日から年中組になった。

娘とあやちゃんも一緒に行ってその後家庭訪問があったよう。

めいちゃんの担任は持ち上がりで大好きな先生なので良かった。

「せんせいがおうちにきてくれる」家庭訪問もとても嬉しかった様子。


来週の月曜日にはあやちゃんの入学式。

ふたりともどうか元気で楽しい日々を送れますように。



仕事がとても忙しく義父と同僚がてんてこ舞いをしていた。

私も出来る事をと少し手伝う。今更ながら整備士免許が欲しい。

4時になりやっと大型車の車検が完了する。

ほっとして家路を急いだ。くたくたに疲れていたけれどそれが心地良い。


買物をする時間がなかったのでありあわせのもので夕食のしたく。

頂き物のタラの芽、さつま芋もあったので天ぷらにする。

後はレトルトのカレーでそれでじゅうぶんだった。


食後は娘が食器を洗ってくれた。

「代わろうか」と言うと「今日はいいよ」となんとありがたいこと。

おかげで早目にお風呂に入って寛ぐことが出来た。


今日も「いい日」でした。ありがとうございました。



2019年04月02日(火) 嬉しいことがたくさんある

花冷えの日々が続いており今朝は真冬並みの寒さ。

4時前に目覚めたらじいちゃんが「冷えよるなあ」と。

そうして温風ヒーターを点けて部屋を暖めてくれた。

そんなささやかな事が嬉しく老夫婦の朝が始まる。



6時過ぎには川船に乗っていた。ちょうど朝陽が

燃えているように紅くてはっとするようにきれい。

そんな朝陽を浴びながら今日も精一杯にがんばる。


8時には収穫を終え洗濯物を干しに一時帰宅。

ちょうど孫たちが出掛けるところだった。

あやちゃん初めての学校でわくわくしている様子。

めいちゃんも今朝はご機嫌でにこにこしていた。

お弁当と水筒を持ってふたりとも元気に出掛ける。


それから作業場で天日干しの作業。

風は冷たいけれど青空が嬉しくてならない。

ちょうどその時、お隣のコンビニに外国人のお遍路さんが

そしてもう一人は日本人のお遍路さんだったけれど

二人の会話が聞えて来て笑い声がとても楽しかった。

一人は英語なのにちゃんと伝わっているのにおどろく。

笑い声って良いなあと思う。私も参加したくなった。

その後も数人のお遍路さん。ずいぶんと多くなったこの頃。

黒装束で自転車でやって来たお遍路さんもいた。かっこいい。



10時には作業を終え少し休んでから山里の職場へ。

今日も忙しかったけれど心地よい達成感だった。


帰り道の桜並木も楽しみ。「わあきれい」思わず歓声をあげる。


 < 過去  INDEX  未来 >


anzu10 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加