あのね ぼくはね まんまるくなりたいんだよ
まんまるくなるために いっぱいいっぱい 息を吸って 吸って吸って どこまでも吸ってみたけれど
苦しくて苦しくて 涙がでてきて ぼくはやっぱり まんまるくなれなかった
くたびれて ぼんやりと空を眺めたら
まんまるいお月さまが にっこりと笑ってた
ぼくはあなたに なりたかったんですと 大声で泣きながら ぼくが言ったら
お月さまはそっと 手紙をくれた
「まるくなったり欠けてみたり わたしもいつも迷ってます」 と
なんだか おかしくて ぼくが泣き笑いしたら
お月さまは にじんで 夜なのに虹がでて
ぼくはその虹をわたって あしたへと歩くことにした
お月さまに照らされて どこまでも歩くことにした
みんなキライ! と思ってる
みんなみんなダーイキライ と思ってる
そんなときも ある
いらないんなら あげません
ほしければ 手を伸ばしてちょーだい
言っときますけど そこらへんには並んでないからね
あとから後悔したって 遅いんだからね
みんなダーイスキ と思ってる
そんなときばかりなら いいんだけれども
わたしはそんなに かわいくない
だから みんなダイキライ
って 言えば痛いだけの コトバを
たくさん バカみたいに 並べてみた
そんな日もあるの
謙虚でいたいと思うけど 卑屈ではいたくない
だけど時々 違いがわからない
だから 上手く笑えているか ものすごく気になって
そんな自分は とことん卑屈だと思うんだ
そうでしょう?
昨日まで ずーっと家の中でも つけていたマスク
今朝 ポケットに入ってなかったから つけずに出かけて
そのままずーっと つけずに過ごした
案の定 目は痒いし 鼻もムズムズするけれど
わざと そんな状態に浸っている わたし
そんなキモチも ここにある
そうか やっぱり声なのかなあって 思った
カラカラになっていた スポンジが 吸い取っていくみたいに すーっと入ってくる
そうだ やっぱりその声なんだなあって 思ったよ
うだうだしている 自分がキライ
想いを持て余す 自分がキライ
ちっちゃくなって まるまって
種になりたい
種になって 春を待ちたい
そういう強さで 在れたらなあ
ほっこり芽吹いて 「ここだよ」 って
あなたに見つけてもらうんだ
| 2009年02月17日(火) |
am8:00の白い月 |
洗濯物を干すためにベランダに出て マスクをして 両手を空に伸ばして 目を閉じて アヤシイヒトになってみた
そうして そこらへんにいるはずの お月さまを探してみた
わたしに見つけられた月は 「なんか用?」 とでも言いたげに 白く微笑んだ
そこにいるって知らなければ きっとだれも気づかない そんな小さな朝空の月
ヒトの気持ちも そんなものかもしれないと思う
そこにあるんじゃないかって 想像しながら目を凝らせば ちゃんとあるのかもしれない
満月みたいに コレデモカって目に飛び込んでくるときもあるけれど
そうじゃなくても
わたしは月を探すみたいに 広い空にあなたを探そう
いつまでも
大事だなあと思った
ほんとうに思った
ココロの底から思った
なくしたら困ると思った
ちょっと泣きそうになった
こんなキモチも
シアワセだと思った
たまっていた洗濯物を 2回に分けて洗って乾かしました
スッキリしました
そんなふうにして 雨のち晴れのココロ模様
あなたが見上げた空も こんなふうに青いかなあ
マスクの中で つぶやいて
空を ただ空を 見上げていました
甘くてさ 疲れたココロに 心地よい一粒であれたらな …と 思ったの
あなたにさ 使える魔法は もうそんなにはないのかな …とも 思うけど
雨だったり 月だったり 歌だったり
それは 決してわたしじゃないけれど
ときどきは わたしになるかもしれなくて
おまじないみたいに 言い伝えみたいに
ねえ そうでありたいから
甘くてさ いつでもココロに 心地よい一粒であれたらな …と 願うの
白い箱の中で
線の向こう側だったときのことを なんとなく思い出してた
そうなのか そうじゃないのか わからなくて
でも確かめる勇気もなくて いつもためらいがちに 微妙なところに ボールを投げてた
いまは 当たり前のように この手を伸ばすけれども
当たり前じゃないそのタカラモノを 探していたあの日々を ときどきは深呼吸するみたいに 思い出してみる
100年生きても
空にぽっかりと まる
輝くまる
おっきくまる
いいの それでいいの
だいじょうぶ
まるだもん
誰がなんて言ったって
まるなんだもん
格好悪い自分を 目をそらさずに見つめて
まずそれを 受け入れてみた
うん
そこまで出来たら あとはもう そんなに難しいことじゃない
そんな気がした
ただそんな気がしたの
そのときわたしが考えていたこと
あなたの歌が ただ聴きたい
なにもかもをかき消して わたしの隣で歌ってよ
あなたの歌が いま聴きたい
わたしの中に ちょうだいよ
わたしにかけて ちょうだいよ
こないだの土砂降りみたいに なんにも見えなくなるくらい なんにも聴こえなくなるくらい
あなたの歌が すぐ聴きたい
そのときわたしが考えていたこと 揺れるシルエットをみつめながら
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