大槍兵侍−diary page−
日記
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2020年06月28日(日)

休業していたガンダムベースもバンダイミュージアムも今月から営業再開。
別に今すぐ行かなきゃ困るようなものでもないけど、少なくともそのまま営業終了なんて事にならなくて一安心。
出入り口で消毒とかは徹底しているようだし、緊張感は持っている方だと思う。
正直な所、今の日本(というか東京)の状況は営業休止し始めた頃とそれほど変わっていない。
今の状況に慣れてしまって感覚麻痺してしまうのは避けたい所。





昨今の諸事情により、暇になるどころかむしろ忙しかった事もあり
(いや本当に忙しい人達に比べれば全然大した事はないんですが・・・)
レジェンドBB新世大将軍関係はあまり手をつけていませんが、少しだけ。
このキットの目のシールが、武者衛府弓銃壱にぴったりである事を発見しました。




かつて「これスミ入れすれば何とかなるんじゃねぇか?」と思いきやむしろスミ入れしたら余計に酷くなってしまい、
「これどうやってもダメなんじゃねぇか?」とほっぽり出したまま朽ちるのを待つ身となっていたかわいそうな衛府弓銃壱を
久々に引っ張り出して修理がてら、何とかカッコよくできないかと再挑戦。

まず象徴的ないけてないポイントであるマスクと小さすぎるアンテナと肩鎧はノーマルF91のパーツを移植。
アンテナの金色部分は武者激闘の金メッキパーツを使用しました。

さらにいけてないポイントである兜の頬あて部分も、顔にフィットする向きに付け直し。
フロントアーマー下端のバーニアも小さすぎるためリアアーマーのものを移植。
(基本的に今回の記事は衛府弓銃壱のキットを2個買っている事を前提に読んで下さい)
この写真でシールが貼られている手足などは、二十数年前に作った当時品です。
名目上は「修理」なので、最初に作った当時のパーツはできるだけ残しています。




それでも足は烈光のものを使うのも手かもしれません。
設定画にはある爪先の赤い部分の足の甲側への出っ張りがキットではほぼ造形されていません。
(そもそも足の甲に貼るシールがそういう形になっていない)
烈光の足はF91らしい爪先になっているので、アンクルガードの部分を少し改造すれば衛府弓銃壱の足になると思います。


そしてこれまたいけてない兜のひさしは、設定画では分かりにくいかもしれませんが
箱絵では明らかにひさしが尖っているため、縁の銀色の部分のみ改造して尖らせ、
白い部分の正中線はアンテナ基部で隠すことで全体的に尖ってるように見せかけました。
サイドアーマーも何てことないサイドアーマーに見えるかもしれませんが、これはかなり幅詰めしたもの。
キットではこれより遥かに太い極太サイドアーマーです。
全体的にこのキットは設定デザインをあまり再現できていないように思います。




厳命の弓の羽は一旦取り外してから向きを付け替える方式になっていますが、
おかげで先端を真下に向けられるという利点もあるもののとにかくしょっちゅう外れてどっかいくので
烈光の厳光の弓から可動軸部分のみ移植してきました。
これで羽は可動式になりました。


そして色塗ってシールを貼る訳ですが、
とどめとばかりにいけてないのが目のシール。
当時はまだ少なかった青目シールですが、青が濃すぎて瞳の黒が沈んでしまっています。
阿修羅頑駄無や烈光頑駄無の目のシールは青が薄くなっていて瞳がくっきりしていますが
薄くなってるといっても正確には点描の点と点の隙間が広がってるだけなので、
アップで見るとあまりよろしくありません。



そこで手持ちのシールの中でレジェンド新世大将軍のものがちょうど良かったため、
右向き目線シールの左目と左向き目線シールの右目を組み合わせるという方法で少し寄り目にして使用しました。
ぴったりといっても横幅の話であり、縦幅は上の方を何割かカットしています。

何もこのキットに限らなくてもノーマルF91や天地、鉄斗羅などの目のシールも大体同じ色ですので、
瞳の白い部分が銀の方がいいという場合は(というか安い方がいいという場合は)そっちでしょうか。



しかしここまでやってふと、
「目のシールが使えたということは、マスクも新世大将軍のものが使えるのでは?」と気付き、
でも失敗したら怖いので先に上記の写真を全て撮り終えてからマスクを引っぺがし
レジェンド新世大将軍のマスクとアゴに変更したものがこちら。

ちょっといかつい顔になった感じ。
マスク1つで随分と印象が変わるものです。
好みもありますしどっちがいいかは微妙な所ですが、いずれにしてもフェイスオープンギミックのおかげで
元々別パーツになっているマスクを持ってきて貼り付けるだけで済むので、切り取って移植してくるよりは楽です。


肩にはキットのシールを切り抜いて貼っています。
左肩の光はなぜかキットのモールドよりかなり大きい事もあってむしろこのサイズにぴったりですが、
右肩のハードディスクの中身みたいな奴はさすがにちょっと小さいですね。
こっちはモールドにぴったりなサイズなのでモールドを移植してきても大きさは同じです。


ついでに色も個人的にしっくり来ない部分は好みに合わせており、
強化形態の吹き返しの裏(この形態で前面に来る側)は設定では赤ですが銀に塗ったり、
設定では胴体で青いのは鎧だけですが「それでは青の面積が少なすぎでは・・・」と軽装の胸部も青く塗ったり、
サイドアーマーも設定では黒ですが「それでは黒の面積が多すぎでは・・・」と塗らなかったりしています。
(こうして写真で見るとサイドアーマーは黒でよかった気もしますが)




(激闘から機動力をぶん取って)最強形態だ!」
「お、おう・・・
(まぁ機動力は減ったけど両肩キャノンになって攻撃力は上がったしトレードオフって奴で・・・)」
「さらに俺達の銃を合体だ!」
「うん?」



そしてこの銃は大光帝のものになるという(笑)。
もう遮光マスク外してヤケクソのように刀で戦ってそう。



マスクや兜の改造は強化形態等への変形と干渉しないようにしていますが、
さすがに肩は大型化してどうしようもないので、キットの肩鎧に付け替えてから強化アーマーを着ける形になります。
ただ箱側面の強化形態の写真では肩に通常肩鎧のフィンが見えない辺り、
元々試作品の時点では交換式にするつもりだったんじゃないかという気もしますが。

このやけにシステマチックな装備の数々は、匠殺駆が作ったんですかねぇ。
頑星刃が銃が使えなくなって火力が下がったとか書いてありましたけど、
天宮にもビーム砲とか普通にあるんだから、何とでもなったような・・・・・。



もっとカッコよくする方法もあるかもしれませんが、とりあえずレジェンドキットのおかげもあってかなり印象は変わったと思います。
でもネットで見る衛府弓銃壱の作例はどれも色々な方法でカッコよくしてあって、そういう所も面白いキットではあります。
腕が試されるキットという事でしょうか。



このご時勢でも商品の発売が途絶えないバンダイはすごい。

シルエットブースターはどんどん強化武具セットみたいになっていってますね・・・。
ザクIIIを新殺駆に改造できるパーツとか出てた頃みたいだ。

他にもνガンダムとかサザビーとかアレックスとかケンプファーも
一部パーツ変更で武者にできるデザインですし(なぜか出渕メカが多いな)、
紅武者をレッドウォーリアに出来るパーツとかも出てくれれば可能性が広がるし、
レジェンドはあくまで選択肢の一つとして、そういう形で展開してくれても十分面白いんですけどねぇ。

もちろんまたプレバンで大将軍でも買わない理由はないですけど。
BB戦士ワールドの第2弾が開催されたら何かあるかもと思っても良さそうですね。


というわけで、生きてます。


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