大槍兵侍−diary page−
日記
RECENT

2019年11月07日(木)


プレバンガシャポン将頑駄無発売記念。
(えぇ〜・・・もう受注終了間近じゃん・・・)

去年作った斎胡に続き、今回は精太です。

将頑駄無の受注開始後に作り始め、10月末には完成してましたが、
まぁこういうのは1ヶ月前後は普通にかかりますから・・・。




若精太も若斎胡と同じく(というか若武者6人全員そうですが)
デザインが変遷していますが、今回はその中でも
「これ、ほとんど普通のΖガンダムに肩鎧つけただけなんじゃ・・・?」
という印象のBB戦士17番コミックワールド版を参考に作りました。
(ボンボンスペシャル49以降のデザインでは肘から先が武者精太みたいになってる)

それでも肩だけは武者精太に近いデザインしてる辺り、この時点で既に
プラモ狂四郎版の武者Ζがある程度意識されていたのかもしれません。


後ろに伸びてるものはサイヤ人の尻尾ではありません。弓です。

(・真駆参大将軍のWEBコミック2話で僅かながらリアスカートが見えているコマを発見したため、
それを参考に作り直してみました。カラーで後ろ姿を見れる資料はそれのみのような・・・)

ゼータはサイコと異なりガシャポンフォルテ以外にもガシャポンNEXTやSDガンダムNEOなど、
素材に出来るSDの立体物が数多く出ています。



左からガシャポンNEXT、ガシャポンDASHの精太、フォルテ、NEO。
NEXTは変形する都合もあってプロポーションは致し方ないですが、
意外とアレンジは最も少なく、元のデザインを忠実に再現しています。



そのため、まずはこれらの四個一で
今回の改造のベースにしやすいΖガンダムを作ります。

大雑把に言うと頭部ヘルメット、アンテナ、腕、フロントスカートがf、
胸部、拳、フロントセンターアーマーがNEXT、フェイスがDASH精太、
サイドスカートと脚がNEOです。

これで余計なディティールのある部分は、どうせこの後改造する部分くらいになりました。

腕はそのまま取り付けるには長すぎるので、接続部分等でかなり切り詰めています。
また、このあと肩鎧を追加したらシルエットとして横幅が増えたので、
バランスをとるために足を付け根で少し伸ばし、fのヒザアーマーを取り付けています。



脚をNEOのものにして頭身が縮んだ事もあって、DASHやフォルテよりも少し小さめです。

ちなみにDASH精太の頭部はフォルテのゼータのフェイスを少し調整してはめ込むだけで
このように目をクリアパーツ化出来ます。
他のフォルテ武者と並べた時に精太だけ目がクリアじゃないのが不満という方にはお勧め。
うちのフォルテは摩亜屈も仁宇も大幅にリペイントして目も塗ってしまったためあまり関係ないですが・・・。

個人的にガシャポンを追加塗装する事はあってもスミ入れする事はあまりないんですが、
今回はスミ入れしなければ写真では白い部分のディティールなどとても見えないに決まっているため、
陰影の補助くらいの気持ちでチョチョイと書き足しています。

それでもこのくらい暗くして、なおかつ感度を高めにして撮らなければイボイボは消えてなくなります。
白潰れしやすいデバイスだと見えてないかもしれません。
この間行った開田裕治原画展に設置してたモニターも赤潰れしやすいものだったようで、
MGサザビーとかの原画が真っ赤な塊になってたし。最近のでもあんななんですね。

これより下の写真ではもうその辺はあまり気にしないで撮っています。




弓矢は数ヶ月ほど前に発売された「戦国合戦絵巻 足軽の章」というカプセルフィギュアの弓兵を使用しました。

一体成型されている手を完全に削り落とすのではなく、NEXTの拳の穴に合う
グリップの形に削り出す感じで加工しています。
矢の方には先端を追加しています。

ちなみに手の穴の径が違うのでDASHの武者精太には持たせられません。
弦は元のフィギュアの時点で付いていませんでした。



でも仮に弦をつけたとしても、ツノに引っかかって引き難そうですが。

腰の刀も武者頑駄無の鞘などを付けるには脇のスペースが足りないため
同じく戦国合戦絵巻の腰の一本刀を使用しています。

足の甲などのイボイボは、針で等間隔に複数の穴を開けた板を
生乾きのパテに押し付けるというスタンプ方式で再現しています。
フロントアーマーとかのは単純にパテを丸めたお団子を二つに割って貼っていますが、
3つ以上並んだ部分の場合、このサイズだとその方法では大きさや間隔を揃えるのは難しいので。

そう思って見るとフォルテの摩亜屈や駄舞留精太などのイボイボの何と美しく均等な事か・・・
まぁ最近のはだいたい3Dデータ出力なんでしょうけどね。




緒羅四恩は元祖ミニコレクションのものがサイズ的にはちょうどいいです。
元々かなり無茶な乗せ方をする事もあってこのままでは乗せられませんが、
設定でも最初は全然言う事を聞かない荒馬だったそうです。

それでもその後精太と合体までするようになり、さらには麒麟の神器と合体して超緒羅四恩にまでなるのですから、
精太としても当初から「この馬だ」と何か見抜くものがあったのかもしれません。

肩鎧は本当はもう少しデザインが違うのですが(段差がもっと小さいし、段の数も違う)
一番サイズ的にも合うのは武者精太の鎧でしたし、そもそもBBのコミックでのデザインも
BB戦士の武者精太の鎧に似ているため、今回はガシャポンである以上DASHの精太の鎧をベースにしました。




以前、イーグル精太と称した画像を載せましたが、
すみません、デザインを間違っていました。

正しくはイーグル精太の本体は武者精太ではなく二代目将頑駄無でした。
該当記事の該当部分は削除しました。


これでも完全には正しくなく、本当は兜に吹き返しが付いていたり、
鎧の表面の模様も違ってたり、そもそもプラモで再現できる形態じゃないんじゃないか?という気もしますが、
それでもこうしてとりあえず形にしてみると意外と悪くないようにも思えてきます。
精太というより摩亜屈のパワーアップ形態と言われた方がしっくりきそうなデザインではありますが。

わざわざ敵の攻撃を顔面で受けなければいけなくなった天翔の神器の心境やいかに。
(ライジンオーの獣王とかを見ても同じ事を思いますが…)



これで6人中2人作りましたが、また何かモチベーションが上がる機会があったら作ろうと思います。
何よりも武者農丸が出ないと中途半端なものになりそうでね・・・・。
その気になれば現状出ている物と予定されている物で無理やり若農丸は作れそうですけど。
あとνガンダムも出たし、摩亜屈と仁宇も材料は揃ってますね。
まあ少なくとも年内は作らないでしょう。



ガンダムベースの暴呂も10月に回収してきました。
3ヶ月も展示して頂いてありがとうございました。
引取り日にはちょうど、レジェンドBB新世大将軍の展示(持込日にはまだなかった)の
十数メートル前で向かい合う位置に置いてありましたとさ・・・



新世大将軍はまたしても一次を買い逃したので二次で2個予約しました。

公式写真の神馬凰形態の股下が何かおかしいとか、
特典カードのイラストの画像が相変わらず「左右とも技凰」なのは置いといて、
足のスリッパがメッキ、これだけでも2個買う価値はある。

旧キットで目立つ金色部分の中でもここだけはメッキになってませんでしたから、
サイズさえ合えば旧キットの改造にも使いたい。
刀もメッキになってるし、こちらも旧キットに使いたい。

というかレジェンドにも旧キットのパーツを使いたい部分はあるし
(肩鎧の色分けはクリアブルーが使われてる旧キットの方が上)、
お互いにパーツを融通しあってるうちに(元々翼も同じだし)
どっちも旧キットとレジェンドの二個一になって同じようなものになりそう(笑)。
旧キットと同サイズのリメイクが出る場合特有の現象ですね・・・。


現時点では戦国伝だけとはいえ、往年のSDガンダム作品の
立体展開がしぶとく生き残ってますねぇ。




SDガンダムスペシャルアンソロジーは電子版で買いました。
カードが付いてこないだけで値段が3分の1以下なんですね。


昔もサイバーコミックスとかMSサーガとかリアルガンダムでは結構ありましたけど
SDのアンソロジーはあまりなかったから(SDクラブもそれほどSDガンダムの専門誌ではなかった)、
一度SDでも読んでみたかったんですよねぇ。


ただ個人的には、どれも微妙にツボを外してました。
できる事なら綺羅鋼外伝(輝羅鋼じゃないのは置いといて)のようにこれまであまり描かれたことのない時間軸で、
真悪参伝のようなシリアスなストーリーと、リアル形態紀伝のような素晴らしい画力で描かれた作品があれば
最高だったんですが、贅沢過ぎますかねぇ。
トリスタンが出てくるGアームズの話は上記の要素を満遍なく満たしていたかなと。短いけど。


そういえば昔、91年のアニメディア付録で
ガンダムが意志を持っている設定のリメンバーガンダムというマンガがありましたが、
今回の転生したらSDガンダムの件は、まるでそれに続く話のようでちょっと面白い。
(だからF91の事まで知ってたんだなって・・・)


いっそのことアニメディア付録に載ってた戦国伝マンガとか、
ボンボン増刊号に載ってた(それ以外ではあまり見かけなかった人の)SDマンガとかも
新作と一緒に収録したらファンは喜ぶんじゃないかなぁ。



さて、来月新世大将軍が届くまでの間、
10個以上溜まっているプラモを少しずつでいいから作るか・・・。
創傑伝がどんどん溜まってきて、三国伝の時と同じ現象が起きてるよ・・・


 < 過去    


門次郎 [HOMEPAGE]