大槍兵侍−diary page−
日記
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2019年07月03日(水)


「出陣だ!鎧を持て!」
「はッ!」
プレバンで「伝説の大将軍」発売決定記念。
荒鬼頑駄無のコミックで新世大将軍のお付きとして登場した、白い「暴呂」を作りました。

「伝説の」がつく辺り新世に違いないと思い、新世大将軍の劇中シーンを再現するなら
花を添えるキャラクターとして是非とも欲しいと、半日で大急ぎで作りました。







・・・・・・・・・・もちろん嘘です(笑)。





ボールハロを見ていて何かを思い出すなあと思い、
何だろうと半年くらい考え続けた結果、暴呂である事に気が付いたので作りました。

作った理由は本当にそれだけだったので、どういう書き出しで始めようか迷っていた所でした。
(普通にその理由で書き出した方がマシだったんじゃ・・・)
これで新世大将軍じゃなかったらズコーですね。
天下泰平編も一応鬼退治の「伝説」扱いされてますし。




リアルガンダムでは一年戦争時代くらいにしか出てこないボール系ですが、
SD戦国伝においては頑駄無軍団の足軽が登場するような作品では
天下統一編の時代から刀覇大将軍編まで暴留系がほぼ現役。

中でもこちらはボール部分がハロという傑作デザインですが、
いまいち出し所がなかったのか、荒鬼と飛閃のコミックに登場したのみ、
大将軍列伝をプレイするまでは名前も分からず、微妙に記憶の彼方でした。
ボールハロを見てなかったら作る事もなかったかもしれません。
でも、特に大きな改造をしている訳でもなく既存のキットを組み合わせているだけなのに
全然別の既存キャラに化けるというのは、結構面白い感覚です。




という事で、ガンダムベースで材料を色々買い揃えて作りました。
陣笠だけはガンプラではなく、大きさがちょうどいい
ケロプラのギロロ浪人の笠を使用。
(補足・↑このキットはガンダムベースには売っていません)
サイズ的にはケロプラの頭部の球体がハロプラと同じです。

その下の後頭部を覆っている部分は、慈絵丸の時は兜っぽい形状にしましたが
実際の陣笠だとこの部分は頭巾のようです。
恐らく先に頭巾を被ってその上に笠を被るのでしょう。

頭巾ならドロロ兵長あたりがちょうどいいのを被っていますが、それだけのために
キット1個買ってくるのもね・・・と、ありものの騎士ガンダムのマントを使用しました。




ハロ部分は口を開けているデザインですが、ハロプラは口が開かないので
前面パーツを上下に切り分ける必要がありますが、1つのパーツを綺麗に切り分けるのは
飛駆鳥大将軍の腕アーマーの時にも似たような事をやりましたが相当神経を使うので
ガンダムベース限定の白&クリア2体セットのハロを購入し、前面パーツの白版から上あご、
クリア版から下あごをそれぞれ切り出してきました。
もともとコミックワールド版の白い暴呂を作りたかったので、白やクリアの方が塗装もしやすいです。





口(いや、まぶたか・・・?)は開閉するようにしていますが、開閉機構は本来のハロと異なり、
前面パーツのみがヘルメットのバイザーみたいに可動します。

閉じた時に後頭部に隙間が開きますが、まあ笠被せれば見えない部分ですし・・・。
球体が完全に二つに割れるように開くと、中の目をどのように固定するかと言う問題もありますし。




作中でも口を閉じているのは飛閃のコミックに出てくる暴呂のみ。
両腕もハロと同じように収納できるとしたらこんな感じでしょうか。
彦根城のアイツに似てなくもない。

笠の部分は南部鉄器とかの表面をイメージして粗目の塗装にし、
頭巾の部分は布をイメージしてつや消しにしました。
実際の陣笠も逆さまにして鍋にして野戦食とかを食べていたらしいです。




腕はボールハロのままでは可動も厳しい上に肉抜きも豪快なので
旧キットボールの1/144ボールと1/250ボール、及びボールハロの腕を組み合わせて
SDらしいバランスの腕を作りました。
この辺りは正面からのイラストのみだとデザインがよく分からないので
手持ちの中で最も造形が細かい元祖ミニコレの暴留を参考にしています。

本当は手も少し改造した方が良さそうです。ボールの手の方がカッコいいですけど・・・
あと手が少し大きいのが気になります。
本当はHGUCボールの方が手も小さいし色も白くて塗りやすそうですが、
旧キットが300円に対してHGUCは安い所で買っても1000円くらいするんで・・・・。




刀を持たせるならこのくらい可動する方がいいです。
目(ここが目だとするとその上の二つのは・・・鼻・・・・?)は下地にホイルシールを貼り
四代目大将軍の翼の青いクリアパーツにクリアグリーンフィニッシュを貼ったものを被せました。




ただ一点、作る前から分かっていた事ですが・・・・・



「いっちゃうぞ!とりゃ!とりゃ!とりゃ!」
「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!」

闇元帥はこんな役ばっかりか(笑)。

ただでさえ敵の攻撃がめったに当たらないすばしっこさを持つ暴呂が
この巨体で襲ってきたらねぇ・・・。
歴代ラスボスの中でも小さいキットしかない真闇元帥には悪夢ですわ。
デザインは闇元帥の形態の中では真闇元帥が一番好きですけど。
せめて頑駄無闇元帥に生えてる翼くらい生やしてあげても・・・。
獅龍凰出陣セット付属の大判コミックではなぜか羽生えてますけどね。



この通り、ハロプラではデカすぎます。
持ってないけど旧元祖の暴留よりデカいな、多分。
レジェンドBBと並べるにはキツいですね。

三国創傑伝でもハロプラが出るようですけど、SDと並べるにはデカ過ぎません?
海外のサイトで漫画も見れますけど(アニメは地域制限かかっててNG)、劇中でも
劉備とハロのサイズ比はキットとは全然違いますよ?


でも割とどんなガンダム世界にも対応できる万能キャラの割りに
一般販売ガンプラとして発売されるのは初だからか、結構流行ってるみたいですね、ハロプラ。
サイズ違いも充実してくれたらなぁ。

などと思っていたら、
ガンダムベースで開催していた「ハロプラ PAINTING COMPETITION」に参加すると
限定品の「ミニハロ」を貰えるという事なので、この暴呂に突撃してもらう事にしました。
持込のみの受付で、その場で展示棚に置かせてもらい、
創傑伝の発売日ではなかったので特に欲しい物はなく、そのまま撤収。





そんな訳でゲットしてきましたが、
サイズ的には結構ちょうど良さそうです。
問題は、口を開閉式にするにはもう1個ないと厳しいのと、
結構気に入っているこの暴留を改造に使うのは気が引ける事でしょうか。
ブラインドだから、そう簡単にはたくさん集まらなかったんですよねぇ。



とにかくプレバンが新世大将軍なら尚更こちらのサイズの暴呂も作ってみたくなりますし、
それ以外の大将軍でも楽しみですね。
2週間もやきもきさせられるのか・・・・。


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