気がつきゃライブの時間だぜ
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おおみそか。
| 2011年12月04日(日) |
◎四星球ワンマン@姫路ベータ |
今日は、四星球ワンマン@姫路ベータの日でした。 このワンマンは、元はと言えば 9月のOTODAMAの中で チケットが完売すればワンマン、 そうでなければ対バン、という企画ライブでした。
でも、OTODAMAが中止になってしまったので 企画自体が成り立たなくなり、 結局、代替えライブが行われたファンダンゴと 後どこやったかな、徳島やったっけ、 そこらあたりで売切れたらワンマン、みたいなことになり、 無事SOLDOUT。
めでたくワンマンになった、といライブでありました。
ま、そういうわけですから、 もちろんSOLDOUT。 狭いベータは、ぎゅうぎゅう詰めに近い状態でした。
オープニングは、来年のOTODAMAが晴れるように 少年合唱団が出て来て 讃美歌の ♪は〜れるや を歌っていました。
その歌につられて出てきたのは 大きな太陽の面から顔を出した、やすお太陽。 直径1mくらいあったかな。 もう、笑うてしまいました。
そして、大赤字を出した清水音泉さんに捧げます、というて 「バブル」。 これ、ちょっと久しぶりやったな。
それから、「あぜくら」。 これも久しぶりで ぐっとときてたら なんか予想に反するものすごいモッシュが起こって 狭いところなもんやから 隅っこの方にいたにもかかわらず めちゃぶつかられました。
で、よこの女の人(女の子ではなかった)にぶつかってしもたら その女の人が 思いっきりわたしを突き飛ばしました。
いや、そりゃモッシュってそんなもんやで、知ってるよ。 せやけどな、状況見たらわかるやん、 わたしが自ら暴れてるか、 まきこまれてぶつかってしもたか。
巻き込まれてぶつかった場合、 そんな思いっきり突き飛ばせへんやろ。
なんやねん、おまえ。 そんな身体に触れられるのがいややったら 後ろの方行っとけや。
ちょっと腹立ちました。 言いたくないけど 以前はそんな人おらんかった。 明らかぶつかられてしまって、 相手にもぶつかってしまった人には 「大丈夫ですか」 って声掛け合ったりしてた。
ファンが増えたら こういうこともあるんやなあ、と 少し悲しい気持ちがしました。
そんなわけで、 あんなにだいすきな「あぜくら」やったのに 集中して聞けなくて とても残念でした。
「クラーク博士」の時には、 モッシュから逃れるのと その女性のそばから逃れるのの両方をかねて モッシュの後ろ位置に移動しました。
ここらへんが一番落ち着くわ。
セットリストは、 「思い出暴走族」 やら、「カツパ」 やら、 「ボールはまだ生きている」 やら、 ワンマンならではの曲もいっぱい聞けて うれしかったです。
でも、新曲の 「オモローネバーノーズ」 が なんかどんどんといい曲になって行ってる気がしました。
やすおくんはこの曲を作った時 これは売れる、と思ったそうです。
ほんで、この曲を歌い終わった時に 「売れたいんです、一回でいいから売れたいんです!」 と、言いました。
わたしはそれを聞いてじ・・・んとしました。 わたしも売れてほしい、一回でもいいから売れてほしい。 こんないい方は偉そうかもしれへんし、 失礼かもしれへんけど 絶対一回は 世間の人たちに四星球を知ってほしい。 ほんで、「な、な、ええバンドやろ。」 って自慢したい。
(なに様やねん、わたし)
「売れたいんです。」 っていうた時の、 やすおくんの横顔、ずっと忘れへんと思います。
そうそう、だからかもしれへんけど、 この歌、二回やりましたよ。
まさやんのおとうさんとおかあさんは、 実物大の看板人形(昔よく薬屋さんにあったみたいなん)になって登場。 ほんで、またまた、おかあさんの方は、 声の参加もしておられました。 ちょっとアドリブも入れてはったそうです。
しかし、すごいよなあ。 もしうちの娘がコミックバンドやってたとして わたし、あれだけのことしてやれるかな。 ・・・・ちょっとしたい気もするけど。
アンコールは、まさやんのおかあさんのリクエストで 「幸せならCLAP YOUR HANDS」 でした。
まさやんのおかあさんのリクエストアンコールを入れて 3回目のアンコールは、 今日やった曲の中で もう一度聞きたい曲を 5、4、3、2、1、はい! で お客さんが一番最初に言うた曲をする、ということになりました。
わたしは、あんなことがあったから 「あぜくら」 が聞きたかった。
でも、若者たちより先に言う自信はない。
「あぜくら」聞きたい、「あぜくら」聞きたい、と思ってたら やすおくんのカウントダウンの後、 前の方におった女の子が
「あぜくら!」
と言いました。
「『あぜくら』やね、今の一番は 『あぜくら』やったね。」 とやすおくん。
やった! 「あぜくら」 や!!
その女の子も喜んでいたけれど わたしもものすごくうれしかったです。
そして、今度はしっかりと 「あぜくら」 を聞くことが出来ました。
一番終わりの曲は やすおくんのリクエストで 「Teen」 でした。
いや〜、しかし暑かった、空気薄かった。 すごいことになってましたわ、ベータ。
SOLDOUTはわかってたし、 狭いライブハウスやって言うのもわかってた。
でもわたしは、狭いライブハウスやから きっと以前の四星球みたいなライブになるんやろう、と思ってたんです。
ところがちがいました。 こんな小さなライブハウスでも 四星球は、 AKASOや、O-WESTや、KINGDAMや、 そんなことろでワンマンをやる四星球のライブでした。
見に来ているお客も そんな四星球のお客さんでした。
四星球は、また一歩 遠いバンドになった。 そして、また一歩、たくさんの人の心に届くバンドになったんや。
そんな気がしました。
寂しいとか? そんなん言うてる暇、ありますかいな。
一回は売れるバンドやもん、 どんどん遠くなっていってもらわな困る。
なんていうか、またひとつ、 四星球の確かな足取りを見たように思いました。
歌も もちろんせつなくて、感動するけど 四星球のこの足取りもまた 胸に染み入るような感動です。
ええバンドやな、ほんま。
ほんで、U太くん、お誕生日おめでとう。
追伸です。
来年のOTODAMA、開催決定だそうです。 9月の1週目か2週目だそうです。 ほんで、四星球もOKだそうです。 またもや、第一弾発表アーティストや、とやすおくんが言うてました。
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