気がつきゃライブの時間だぜ
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| 2010年10月02日(土) |
◎ROJ2010 12月号 インタビュー |
ROJ12月号の三万字インタビューは、 山崎さんが宮本さんの自宅で撮影した、という話しだったので 今回は 探さんでもええわ、 探したいけど、探せるわけないもん、と 安心していたのですが、 雑誌を買ってみると、
なんなん、これ。

きっちり写ってるやん、風景。 しかも、川。 川なんかわかるわけないわ。
と思いつつも、手がかりになるものを見つけだそうとしているわたし。
この三万字インタビューは、 音楽の話しはあまりなく、 いつ、どこに住んでたか、みたいな話しが多くて、 で、宮本さんの自宅で撮影ってことになってるから、
もしかしたら、この川って 宮本さんの家に近くの川なんかな、 ということは、 宮本さんの家がわかれば、 この川の場所もわかるってことやんな、 宮本さんの家って どこなんやろ。
そこまで考えて、
ちょっと待てよ、 完全に物の考え方、反対になってるやん、 普通は、この川って宮本さんの家の近くの川かな、 この川の場所がわかれば 宮本さんがだいたいどこに住んでるかわかるってことかもしれへんな、 この川、どこなんやろ、 ・・・って 考えるのが世間ちゃうの、 わたしの興味は 宮本さんの家よりも この川の場所なんかい!
と、しばらく澱んでおりました。
ま、そんなことはどうでもいいですけど。
で、川なんですが、 雰囲気としては やっぱり北区方面でしょう。
んで、荒川でしょう。
まず、そっから始めてみよう。
赤羽の水門のあたりから、 川べりに道のあるところを見つけながら ストリートビューで探してみました。
正直言って これは無理やと思ってました。 いくらなんでも あまりにも目印になるものが 曖昧すぎる。
そしたら、ふと、こんな風景が見つかりました。

あれ、この建物、 写真の左端に写ってる建物に似てない?
地図を確認すると 豊島5丁目団地。
ついでに豊島5丁目団地を調べてみると 確かによく似ています。
これは、可能性あるかも。
半信半疑で、HPに情報求む的な記事を書きましたら、 友人が、
昔、友だちがこの団地に住んでいて、 よく遊びに行った、 この建物は間違いないと思う、 雑誌のこの写真を見たときに どっかで見たことあるなあ、と思っていました、
とのメールをくれました。
これは80%大丈夫だろう、と Zeppツアー遠征のさいに 訪れてみました。
王子駅からバスに乗って 10分弱、 大きな団地の前の停留所は 終点でした。
まわりには、道路と川。
豊島橋がわからなくて ちょっと迷ったのですが、 やっと見つけて 橋を渡り始めて この場所が間違いないことに気づきました。
どんよりとしたお天気で、 しかも平日だったせいか、 人けはほとんどありません。
川べりの遊歩道に降りて 写真と見比べながら 位置の確認です。
うん、ここらへん。 
さあ、写真を撮ろう、とすると かなり大粒の雨がぱらぱらっと落ちてきました。
なんせ、川べりの遊歩道です、 雨宿りするようなところはありません。
あわてて数枚の写真を撮って 急いで引き返しました。
振り返ると 豊島橋が雨に煙っていました。

そして、すぐにバスに乗って 赤羽へと向かいました。
もう少し散歩したかったなあ。
そうそう、宮本さんが立ってる場所らしきところは 駐車場の近くでしたよ。
あ、それから、 宮本さんの家のこと、 最初にいろいろ書きましたが、 あれは全部根拠のない想像です。
ここが赤羽から近い隅田川だということは、 今のお宅とはたぶん関係なくて 子どもの頃から親しんだ場所、ということで 撮影場所に選ばれたのだろうと思います。
そんなバレバレなこと、 いくらなんでもしないですもんね。
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| 2010年10月01日(金) |
◎「彼女は買い物の帰り道」PV撮影場所 |
これは、驚きましたね、みなさん。
ここ数年で、一番驚いたタイトルでしたね。
「彼女は買い物の帰り道」。
もうエレファントカシマシも終わったか、との声までありました。 ところがいざ聞いてみるとすごくいい歌で、 タイトルに驚かされた時には期待できる、というジンクスは ここでも生きていたって感じでした。
さて、このPVですが、 これはPVを見る前に、 オフィシャルのブートレックという、 「公式海賊版サイト」 という、 世にも不思議なサイトのブログで
(公式やないから 海賊版やないんでしょうか。 ほかのバンドにもこういうのあるのかな)
『先日、都内某所で 「彼女は買い物の帰り道」 のPVが撮影されました』
という記事とともに 下のような写真が載せられていました。

わたしは見るなり、「あ、あの小田急の踏み切りや!」 と思いました。
通っている電車が まぎれもなく小田急なのは 見りゃわかることなんですが、 夏に訪れた、「II」の、歌詞カードの中の踏み切り、 あれにすごく雰囲気が似ていて わたしは、あそこかな、と思ったくらいでした。
で、会報かなんかで、 宮本さんが、PVを撮るときに ハービーさんが撮影した 「II」のジャケットの代々木公園を思い出して それで、そこらあたりになった、という話も載ってなので もう、間違いなく、 小田急小田原線の踏み切りにちがいないと確信しました。
だったら簡単だ、 小田急の踏み切り、ひとつずつ見ていったらええねんから、 それに、ローソンの看板らしきものが写ってる、 これだけ目印があれば もう見つかったも同然だ、な余裕で探し始めました。
ところが、どっこい、見つからん。
全然、見つからん。
どの踏み切りも、なんかどっかちがう。
ローソンもない。
今、小田急は、高架工事をしている最中で 西の方はかなり高架が出来ているので 踏み切りの数もそんなにたくさんはないんですよね。
なのに、わからん。
よし、と、小田急の踏み切りがいっぱい載ってるサイトを見つけて それで探してもみたけれど やっぱりわからん。
う〜ん、これは、PVを見て、 電車で隠れている向こうの景色と照らし合わせてみやんとわからんな。
そんなわけで、 わたしは、新しいアルバムのリリースとともに 「彼女」のPVを見ることも とてもとても楽しみにしながら その日を待ちました。
PVは、とても素敵でした。 宮本さんが、踏み切りのあたりでうろつくようなものかと思ってたのですが、 そうではなく、 女優の麻生久美子さんが 踏み切りで 電車が通り過ぎるのを待っているシーンでした。
麻生さんが待ってる踏切を見たとたん、 わたしは、あ、あれか! と思いました。

踏み切りに、車止めの杭が立ってるでしょ、 この踏み切りは 確かに踏み切りサイトに写っていた。
宮本さんが立ってる方の踏み切りに この杭が写ってなかったので ちがうと思ってたんですよ。
あ〜、そうやったんか〜。
で、サイトで、その踏み切りの場所を確かめ、 早速ストリートビューで見に行ってみましたが、 車止めの杭があるということは 車が通れないということ、 つまり、ストリートビューではみられないということ。
しかも、そのあたりの道が 微妙にカーブしているので カメラを振ってもやっぱり確信するほどには見られません。
だけど、まわりの建物からしても ほぼ間違いはないだろう。
あとは、遠征の日を待って 確かめに行くしかないわいな。
わたしは、その日を心待ちに待ちました。
そして、Zeppツアーの二日目、 新宿を歩いたあと、 目ぼしをつけた下北沢へと向かいました。
下北沢で 友人と合流。
道案内をしてもらいながら、 いざ、踏み切りへ。
わたしは、最初、宮本さんの立ってるほうには 車止めがないと思ってましたが、 行ってみると 車止めがあったので 一瞬、違ったか、と思ったのですけど 友人が、
「この杭より前から写してるんだよ。」
と、検証してくれて そこからみると、間違いなく、その踏み切りでありました。

ね、おんなじでしょ。
こうなると、また例のごとくはしゃぎ出すわたしたちです。 宮本さんの写真と同じ型の電車がくるのを待って こんな写真も撮ってみました。

それから、今度は、PVごっこ。 宮本さんみたいに 踏み切りの前に立ってみました。

これは、あの、わたしです。 今、この写真が 携帯の待受けになってます。
そして、通行人の奇異なまなざしをものともせず、 最後のすれ違うシーンの撮影にも挑みました。
わたしたちの欲望は 留まるところをしらず、 宮本さんの写真みたいに 踏み切りの前に立って あの型の電車が通りすぎるところの写真を撮りたい、と 一生懸命に電車を待ちました。
その光景は、 どう見ても、撮り鉄にしかみえませんでした。
でもね、意外とこないんですよ、あの電車。 しかも、踏み切りが少しカーブしてるのか、 来てみないとどの電車だかわからない。
踏み切りの前に立って、 電車が来たら とりあえずはシャッターを押す、というやり方しか出来なんです。
それで、かなりの時間ねばってたんですけど、 結局、わたしの時にはあの電車は来ませんでした。
来たのは、ロマンスカーでした・・・・。
よりによって ロマンスカーかい!
と、大爆笑になったんですが、 ある意味、一時間に一本のロマンスカーに遭遇したのは、 ものすごいレアなことではないか、という結論になりましたので ここに載せておきます。

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