気がつきゃライブの時間だぜ
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| 2010年06月25日(金) |
◎広島はやっぱり雨だった |
保育所時代の友人3人で、 年一回の、恒例になりつつあるぐだぐだ旅行で 広島に行ってきました。
わたしは、このところかなりの確率で「晴れ」をGETしているのですが、 なかにひとり、どんな晴天でも必ず雨にしてみせる、というすごい人がおりまして、 この旅行もそのパワーをいかんなく発揮してくれました。
着いたときから雨。 まあね、もう慣れてるから、全然平気なんですけどね。
ホテルに荷物を預けてから、 偶然見つけた果物屋さんで 100円のメロンジュースを飲んで (これが大変美味でありました) 平和記念聖堂へ行きました。
ここは、去年の遠征の時も来たのですが、 ちょうどミサの時間で中に入れなかったので 再訪しました。
正面のキリストの画には、斜めに大きな金色の光が描かれていました。 あれは、人々を焼いた65年前の閃光なのでしょうか。
堂内では、パイプオルガンが演奏されているところで その響きを聞いていると ここで祈りを捧げたたくさんの人たちの思いがこめられているようで 胸がいっぱいになりました。
で、電車に乗って原爆ドームへ。 20年くらい前に来たことがあるのですけど、 その時は、原爆ドームの前でたくさんの人が記念写真におさまっていて その光景に なんともいえず違和感を覚え、 じっくりと見ることも出来ずに立ち去った記憶がありました。
今回は、雨が降っていたのと、平日だったのもあってか、 原爆ドームの前にいるのは 数人。
目の前にしたその姿に、言葉にはできない無数の叫びを感じました。
学生時代に、「死んだ女の子」という歌を聞きました。
「あの時も七つ、今でも七つ、死んだ子は決して大きくならないの」
大きくなれなかったこどもたちの未来が ここに焼き付けられているのでしょうね。
それから、爆心地のプレートを見に行き、平和記念公園を歩きました。 公園の中にひとつの石碑をみつけました。
「材木町跡」とあります。
そばのプレートをみると 当時ここらあたりには町がいくつかあって 材木町も そのひとつだったそうです。 原爆の投下で、町は壊滅、住人はすべて死亡、 町がなくなってしまったのです。
わたしは、それを読んでほんとに驚きました。 町という単位で消滅させてしまうなんて、言葉に出来ない衝撃でした。
今回、このことが一番心に残ったことかもしれません。
そうそう、広電の「原爆ドーム前」で降りる時、 停留所を知らせる車内のアナウンスのチャイムが ディンドン、と重く深く響きました。
この停留所だけ、チャイムがちがうのだそうです。
それから、八丁堀の商店街へ行く途中、 旧日本銀行広島支店の見学が出来るのを知って 残り時間10分で見学。
ここも、広電や日赤病院と同様、 原爆投下の翌日から営業をしたそうです。
その後は、ひたすら買物タイム。 はっさく大福というのを買って食べたら ものすごくおいしかったです。
夕食は、もちろんお好み焼き。 大満足。
次の日は、リバークルーズで宮島に向う予定でしたが、 雨がひどいので 予定を変更して 西条という町の酒蔵めぐりをすることにしました。
友人に教えてもらった情報と、 ホテルにあったパンフレットを持って 雨の中、試飲を求めて酒蔵めぐり。
この町には、蔵と煙突がいっぱいあって とても素敵なんです。
時代劇のロケにもよく使われるそうです。
こんな感じ。


実は、雨だったので、カメラは置いてきたんですよ。 でも、写真に撮りたい風景がいっぱいだったので ぜひもう一度 出かけてみたいです。
酒蔵めぐりの方は、6軒くらいまわったと思います。
賀茂鶴、福美人、亀齢、賀茂泉、西条鶴、賀茂輝。
もちろん試飲もたっぷり。 さんざん試飲したあと、賀茂輝の酒蔵カフェで お酒をかけたシフォンケーキと甘酒をいただきました。
酒尽くし。
お酒もおいしかったですけど、 つくり水と言って お酒を造るお水も試飲させてもらえるんですが、 これがまたおいしかったです。
結局、福美人でお酒3本セットと、西条鶴で梅酒を買いました。 それから、賀茂泉で酒瓶ストラップで買い、

亀齢でてぬぐいを買いました。

とても楽しかったです。
西条、お勧めです。
来年のぐだぐだ旅行は、どこになるかなあ。 がんばってお金貯めなくっちゃな。
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