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| 2010年07月31日(土) | ◎生粋ツアー 四星球編＠神戸・太陽と虎 |
1週間目に浅草で見た生粋ツアー、
今日は、神戸の太陽と虎で開催されました。
太陽と虎に行くのは初めて。
まあ、だいたい場所はわかっていましたが、
初めてのライブハウスって緊張しますよね。
扉を開けて中に入ると、
スタークラブよりは少し狭いくらいかな、
それで、ちょっとジャングルテイストな感じになっていました。
生粋ツアーは、最初にくじびきで出順を決めます。
今日は、カワバタさんも復活していました。
で、四星球が3番目、セクマシはトリと決まりました。
わたしも太陽と虎初めてですが、
四星球も初めてだったようで
オープニングは 初めてにちなんで
太陽と虎のオブジェで登場。
U太くんは、太陽のかぶりものの中から顔を出してる、
モリくんは 虎の毛皮着てる、
ほんでなぜか黒尽くめのやすおくんは
そのふたりを引き連れて歩いてる。
で、無事にステージに着いたやすおくんは、
「太陽に照らされたので 脱ぎます。」 と言って
黒のフードを脱ぐと
その下にも まだフードをかぶっていました。
一曲目は、「クラーク博士と僕」。
始まるなり、突然ホールの人たちが
三分の一くらいの量に減るくらいのモッシュ。
縦長のホールなので
横の方にいても 転がってくる人が結構いて たいへ―ん。
まさやんは、降りてきて
なんでかしらんけど会場内にあった丸太をかかえて
壁に突撃。
2度3度繰り返した後、
その丸太を立てて飛び乗ろうとしていました。
いや―、すげえ気迫やった。
やすおくんも丸太の上で歌っていました。
四星球のタイトラ一曲目、ものすごい盛り上がりやったです。
2曲目は、「バブル」。
ちょっとMCは忘れたけど
「お金の歌を歌いたいと思います。」
で、始まったと思います。
ジュリアナは、
カワバタさんのマスクかぶって出てきて笑うた。
バブルやってないお客さんには
カワバタマスクのうちわ渡してた。
あれ、わたしもほしいな。
グッズで売り出したらどうやろな。
3曲目は、新曲の「シンデレラ」。
やすおくんが 東京の歌を歌うって
なんか不思議な感じもするけど、
後半のせつないサビのメロディが 胸にじんとくる気がします。
「シンデレラ、ダンダンダン」のところで
「歌って」とお客さんに言ってたやすおくんがかわいかったです。
それから、「ギンヤンマ」も歌いました。
「季節の歌とかもいろいろあるけど
今日はタイトラ初めてやし、
････すぐにスタークラブって言いそうになるねんけど････
そやから、僕たちの歌いたい歌歌っていいですか！！
『ギンヤンマ』！！」
やった―！！ ギンヤンマや―！！！
よくわからんけど、大声で歌ってたと思います。
やすおくん、歌詞とかちょっと間違えてた？
サビのところもうまいこと合わんで やり直しになったけど
あれ、どうやったんかな、
まちがえたんやすおくんちゃうかな。
まさやん指摘されて 「え？」 って表情やって
なんか言いたそうやったけど
もう時間もせまってたし、
やすおくんにいろいろ言われて
「はい！ はい！」
「ちゃんと本読みます！」
とかで再開したけど どうやったんかな。
もしあれがやすおくんの方が間違いやって
それでもゴリ押しであんなふうにいったんやったら
それは、そう、明らかに、
やすおくんが「宮本浩次」化してる！！
かっこいい････。 （うっとり）
ま、とにかくめっちゃよかったわけです、この盛り上がり。
うれしかった。
うん、四星球、太陽と虎でも
めちゃめちゃがんばっていけるよな！ って思いました。
最後の歌は 「吉野川」でした。
MCの感じから 「潮騒ぎ」かな、と思ったんですが、
今日は、「吉野川」でうれしかったです。
これもまた えらい騒ぎになっていました。
ボケてボケて、のところ、
まさやんが前の柵のところに落ちるっていうネタやったんやけど
後ろの方にいたわたしには
まだここのライブハウスの様子がよくわかれへんから
その落ち方があんまりリアルやったんで
すごく心配してしまいました。
しばらく落ちた感じのまま弾いてたんで
痛かったんかな、大丈夫かな、って。
せやけど、「我ら、吉野川同盟は」 のところで
しっかり敬礼してたんで ほっとしました。
最後は、指をくるくる回して
舞台近くのおにいさんを指差し、
「今度合うときは法廷よ！！」
いやいやいやいや、
タイトラ初舞台、盛り上がりました。
モッシュこぼれのやつを 何度も押し戻さなくてなりませんでした。
なに、これからタイトラでは
それも気にしながら四星球聞かなあかんの、とか思うくらいでした。
たぶん、関西の四星球ライブでは
このライブハウスに来ることが一番多いと思います。
早くライブハウスにも慣れて
まさやんのネタにびびらないようになりたいと思います。
今まで以上に 神戸でも暴れてや――！！
| 2010年07月30日(金) | ◎「明日に向って走れ−月夜の歌」歌詞カード |
その次は、歌詞カードの中に写真。
これは、少し探しましたが、
代々木公園へ戻る横断歩道の前あたりと判明しました。
前の道路が、さっきデッキの上から写した井の頭通りになります。
ここでも、通行人の奇異なまなざしを受けながらの
エレカシごっことなりました。
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| 2010年07月29日(木) | ◎「明日に向って走れ−月夜の歌」ジャケット裏 |
それから、展望デッキを渡って歩道橋の下へ。
ここが裏ジャケットっていうか、
CDケースの裏の、歩道橋の下で演奏している写真の撮影場所です。
ペンキの塗り替えなんかがあったらしく、
色がちゃうで、でもここはおんなじや、と
ああでもないこうでもないと いろいろ検証した結果、
ここに決まりとなりました。
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| 2010年07月28日(水) | ◎「明日に向って走れ−月夜の歌」ジャケット |
2010年日比谷野音の次の日、
わたしたちはジャケットツアーに出かけました。
とても暑い日でしたが、
情熱の揺れるまなざしは夏の暑さにも勝る。
というわけで、代々木公園です。
まずは、原宿から渋谷門へと向いました。
この門あたりで、
「明日に向って走れ−月夜の歌」のジャケット撮影が行われたそうです。
表ジャケットはこんなの。
これは、展望デッキから井の頭通りを 東向きに撮ったものです。
わたしたちも撮ってみました。
夜と昼の違いがあるので 雰囲気がちがいますが、
場所は間違いないです。
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| 2010年07月27日(火) | ◎II歌詞カード踏み切り |
「II」の歌詞カードの中の踏み切りの写真です。
電車やら坂やらだいすきなわたしにとっては、
かなり気になる写真でして、
「どこの踏み切りやろなあ。」 と常々思っていたわけですが、
東京中の踏み切りを見て歩くわけにもいかへんし、
まったく雲をつかむようなことだとも思ってました。
でも、この前からの撮影場所探しで
もしかしたらこれも見つかるかもしれんと思い、
少しずつ手がかりをたよりに探してみました。
手がかり��
よく考えてみたら、
東京ってJRはたいてい高架を走ってるし、
地下鉄が張り巡らされてるし、
踏み切りっていったら 都電か私鉄ぐらいなんとちゃうんかな。
それやったら 探せるかもしれん。
手がかり��
このCDのジャケット写真は、代々木公園だそうだ。
ということは、代々木公園近くを走っている、
都電か私鉄の踏み切りやないかな。
手がかり��
地図で見ると 代々木公園の西側を小田急が走っている。
あとは、山手線と地下鉄。
代々木公園と小田急の間にある踏み切りを探ってみよう。
で、小田急の参宮橋駅と代々木八幡駅のあいだの踏み切りを
ストリートビューで見ていくと、
それと思われる踏切が見つかりました。
以前にこの踏み切りを見つけた方の話からも
これに間違いないようです。
で、下のがその場所の写真です。
あまり雰囲気が変わっていなかったのがうれしかったです。
それから、もう一枚の写真、これですね。
これを撮るために電車が来るのを待って
地面にはいつくばって 電車の下から撮影。
涙ぐましい努力の末、出来上がった写真です。
ほんま、ようやるわ。
めっちゃ楽しいけどね。
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| 2010年07月26日(月) | ◎IIジャケット表 |
「II」の表ジャケットのベンチ探し。
「II」は、だいすきなアルバなので
ぜひとも訪れてみたかったところです。
携帯にDLしてきてくださった「ROOTS」を参考にしながら、
これは、かなり難航しましたが、見つけました。
ただ、ここで疑問が。
「ROOTS」のベンチには間違いないけど、
このベンチと 「II」のベンチとは 果たして同じ場所なのか？
宮本さんの記憶ちがいではないのか？
それとも、ベンチを代えた時に
場所も微妙に変わってしまったのか？
まあね、何といっても20年近く前の写真だし、
木の様子も変わってるだろうし、
ここんところは、よくわかりませんねえ。
GoogleMapの位置は、だいたいの目安です。
たぶん、ここらあたりだったと思います。
MAP
| 2010年07月23日(金) | ◎MUSIC ON! TV presents GG10＠SHIBUYA-AX |
日比谷野音から帰ってきて
あっという間に1週間が過ぎて
家族の 「また行くんかい。」という声を背中に
再び東京へと旅立ちました。
一応は、ジャニーズコンサートに行く娘のお供ってことですが
もう誰もそんなこと信じていません。
午後から出発したので
品川からAXへと直行しました。
原宿で降りると 浴衣の女の子がいっぱい。
なんか、お祭りの雰囲気ですね。
ついこの間、エレ友さんと来たなあ、と思いつつ、
AXへの道をたどります。
何年振りかなあ、AX。
のんびり中に入ってみると
もうかなりいっぱい。
ちょうど、成ちゃん側の後ろの階段のところが空いていたので
今日はここで見ることにしました。
黒猫チェルシー、ACIDMANと熱い演奏が続きました。
特にACIDMANは、このイベントの常連だそうで
ファンの人たちもいっぱいで
ものすごく盛り上がっていました。
そして、トリのエレファントカシマシ。
バンド転換のときには、お客さんちょっと減ったかな、と思ったのですが、
宮本さんが黒シャツで登場すると
思ってたよりも大きな歓声と拍手が沸き起こりました。
ジョージさんが、
「日本のバンドで初めてすきになったバンドです。」
と、紹介してくれたのも うれしかったです。
で、一曲目は、「ファイティングマン」。
きた―！ 始めっからこれや―！！
この頃、「ファイテイングマン」が、前半に来ること多いです。
4月の堂島のイベントの時、2曲目か3曲目にこれが演奏されて
それで 会場がすごく熱くなったわけですが、
その時に 意外とこの曲、前の方がいいかも、と感じました。
宮本さんにも、あの時の熱さが伝わったのならうれしいな。
あんまりうれしかったので、
らんてぃむらんのらっつぁんでぃ、と一緒に歌ってたら
前の女の子に睨まれました。
ここぐらいはいいかなあ、と思ったんですが。
この子のブログに、
「一緒に歌う非常識がおる」
と、書かれてるかもしれません････。
次、「悲しみの果て」。
とってもいい声でした。
AXに 高音が響き渡っていました。
次は、ギターを持ってきて、
MCはくわしいことは忘れましたが、
「あてなき日々」みたいな言葉があって
もしやこれは 「太陽の季節」？
そしたら、宮本さんが
「あ〜あ、っていう歌です。」
これ、めちゃウケた。
そうか、この歌は 「あ〜あ」って気持ちで作ったのか、
しかし、こんな曲紹介、いまだかつて聞いたことない、
なんかしばらく笑いがとまりませんでした。
で、ほんとにもう忘れちゃったんですが、
「日々のもやもやや不満みたいなものを 露骨に歌ったものです。」
と、言ってました。
「露骨」という言葉がおもしろかったので、
これは、間違いないですが、あとは間違ってるかもしれません。
いやあ、素晴らしかったです。
うら声シャウト、もう最高。
これが出来るのは、世界でも数えるほどでしょうね。
それから、「so many people」でした。
ほんま、いつ聞いてもこの歌はかっこいい。
今日も、ものすごくかっこよかったです。
「そんなのありかよ、神さまよ」 のところで
神さまを拝むように両方の手のひらを
こすり合わせていました。
遠くから見ると ハエが手をする足をする、っぽかったです。
これやったっけな、
石くんが前に出されて あやうく落っこちそうになってたの。
ずっとギターの歌が続いて、「珍奇男」でした。
歌の前に、
「おもしろい歌詞の歌です。」
とか言ってました。
それで、
「23くらいのときに作って、
23って言ったら大人ですよね。
23だから、ええっと、3年前に先人式してるでしょ、
だから大人で････（くどくどくど）。」
やたら長い「成人」の説明あり。
そんなん説明してもらわんでも、だいたいわかるんですけど。
「笑顔の未来へ」。
ここまで結構ゴリゴリした感じできてたので
少しとまどい気味だったエリアが
この曲で身体を動かし始めました。
そう思うと、大事やんな、こういう歌も。
売れるとか売れへんとか、そういうこと以外に
いろんなお客さんに楽しんでもらうってことは、
やはり大切なことだと思います。
これ、反対の立場やったら
もう勘弁してよ、って思いますもんね、さすがに。
なかなかノリノリな感じで歌ってた宮本さんですが、
「あなたを･･･の･･･、テロリストは―。」
と、サビをまちがえていました。
その時の一瞬きょどった様子が 見ものでした。
ほっとしたのもつかのま、次は「デーデ」でした。
「金だ、稼いでみろ、金だ。」
「10億稼げ。」
とか、まるで小学生のいうようなことも言ってあおっていました。
申し訳ないですが、かわいいです。
その次は、「Sky is blue」。
入りの高音が ほんとにかっこいいです。
「すかい いず ぶる―！！」 の
日本語英語の発音が 冴えまくっていました。
わたしが、この歌がだいすきなのは
この歌は ものすごくポジティブな歌で
これを作った宮本さんの気持ちを思うと
心から祝福したくなるのですが、
そんな上昇思考の歌が
重厚な音とシャウトとで表されているのは
ここにうわついた気持ちがなく
しっかりと自分の行くべき道を
宮本さんが見つめている証拠だと思うので
とってもうれしくなるのです。
相変わらずかっこいい「FLYER」。
『落ち合おう』は、『虹をかけようよ』と同じフリでした。
最後は、「ガストロンジャー」でした。
トリだったので、アンコールがありました。
この日は新曲を歌っていなかったので
たぶん、新曲がくるんだろうな、と
ちょっと油断していたら
なんと、聞こえてきたベース音は、
「待つ男」でした。
ひえええええ、
イベントやって言うのに
「太陽の季節」聞いて
「待つ男」まで聞いてしまってええの？！
果報者です。
よかったのはいうまでもありません。
特に、
『がたがたとそりゃふれまわる』
のところで、
宮本さんが、二つ折れになって
まるでバネでもついてるかのように
身体をぶんぶんゆすって歌ってたのが
ものすごくかっこよかったです。
で、横を向くと、黒シャツの脇がビリビリに破れていて
縦に二筋、切れ目が入っていました。
もうシャツの役目は果たしていない、
ぼろぎれになってしまっていました。
はぁ、かっこいい。
素晴らしいです････。
ま、東京に行く機会が出来たし
そんなら宮本さんの姿でも見てくるか、みたいな
先週の野音とはうってかわったリラックス気分で行ったのですが、
ものすごく熱いライブで
ふざけんじゃねえぜっ！ というような、
ダイレクトパンチをお見舞いされたようでした。
行けるチャンスのある時は、
行く、と決心することが大切だと
またイケナイ決意をしてしまいました。
え〜と、この後、ジョージさんが出てきて
今日のイベントの御礼の挨拶をされて
「みんなで記念撮影をしようと思うのね。
客席に向って写すからね。」
つまり、舞台のアーティスト越しに
客席も写そうというわけです。
「では、アーティストのみなさんも
ステージに来てくださ〜い！」
え、エレファントカシマシも呼んでるの？
来るんかな。
今までのパターンやったら 来おへんよな。
と言うことは この企画成立せえへんかもしれんよな。
せやけどやで、
早い出番やったら もう帰ってしもた、とかそういうこともあるけど
トリで さっきまで演奏してたのに
いや、出ません、っていうのも
あれよね、あまりにも不義理よね、
などと、短い時間でいろいろと頭の中で考えていたら
ありゃありゃ、出てきたやん、宮本さん。
他のアーティストの人たちは、
歓声に応えて手を振ったりしてるんですが、
宮本さんは、客席の方をみようともせず
スタッフさんの指示に従って
普通の撮影のように、
「ここですか、はいはい。」
みたいな感じでその位置にスタンバイしていました。
で、撮影が終わると、
これまた、客席の方を見ることもなく
さっさとそでへ入っていってしまいました。
そのあまりのそっけなさに
なぜか 心どきどきしてしまう
まぬけなＪｏｈｎｎｙ････。
でも、こういうところに出てくるってすごいレアですよね。
歴史をまたひとつ見てしまった。
きっと、ジョージさんの頼みじゃ断れねえな、って
そんな江戸っ子気質やったんかな。
あ、このときも黒シャツやったけど 敗れてはいませんでした。
着替えたんですね。
ま、そんなわけで、
わたし、宮本さんと一緒に写真撮っちゃいました。
後ろの端っこの方にいたわたしが
あの写真に写ってるわけはありませんけど、
事実は事実なんで、はい。
心の家宝にいたします。
いろんな余韻を残しつつ、 そのまま渋谷へ繰り出すわたしたち。
おいしいお酒と おいしい肴で
ライブのことや、エレファントカシマシのことや、
いっぱいしゃべって夜更かしをしました。
最高のしあわせやね。
来てよかった。
俺の東京―――――――！！！！
| 2010年07月19日(月) | ◎ジャケット撮影場所ツアーその�� |
2010年野音、終わりました。
待ってるときは長いけど、
終わってしまうと早いもんですね〜。
ライブのレポは、これから書きますが、
まずは、遠征オプショナルツアーのご報告から。
今回のツアーは、ジャケット撮影場所ツアー。
まずは、なんといっても
「幸せよ、この指にとまれ」のDVDのジャケットと会報の撮影場所です。
泉岳寺駅に集合して、
宮本さんの母校高輪高校の横の路地を歩いて
大きな通に出たところで左折。
保安寺の参道を見ながら 高輪高校横の石段を目指しました。
これこれ！ これです！
すっかりテンションの上がったわたしたちは、
すかさずエレファントカシマシごっこ。
汗だくになりながら30分くらい、
入れ替わり立ち代わり遊んでました。
で、次は、天神坂を上って清正公前交差点へ。
これですね、DVDの表ジャケット。
実は、この横断歩道の真ん中あたりに
中央分離帯のようなところがあって
このジャケットは、そこから撮ったと思われます。
で、わたしたちもそこに立って角度なんか見てたら
信号が変わってしまって
広い道路の真ん中に取り残されたり、
右折する車にいやがられたりしながらの撮影会。
かなり妙な光景だったと思います。
後で知ったのですが、
ちょうどその時に エレ友さんが
この交差点を車で通りかかってわたしたちに気づき、
写真を撮ってるわたしたちを撮ったそうです。
なんたる偶然。
めちゃめちゃウケてしまいました。
この後は、DBの管理人さん曰く、
『エレファントカシマシ版アビーロード』。
横断歩道へと移動しました。
ここでもきっちりエレカシごっこです。
気温は2100年のように上昇中ですが、
次は代々木公園です。
まずは、原宿から渋谷門へと向いました。
この門あたりで、
「明日に向って走れ−月夜の歌」のジャケット撮影が行われたそうです。
表ジャケットはこんなの。
これは、展望デッキから井の頭通りを 東向きに撮ったものです。
わたしたちも撮ってみました。
夜と昼の違いがあるので 雰囲気がちがいますが、
場所は間違いないです。
それから、展望デッキを渡って歩道橋の下へ。
ここが裏ジャケットっていうか、
CDケースの裏の、歩道橋の下で演奏している写真の撮影場所です。
ペンキの塗り替えなんかがあったらしく、
色がちゃうで、でもここはおんなじや、と
ああでもないこうでもないと いろいろ検証した結果、
ここに決まりとなりました。
その次は、歌詞カードの中に写真。
これは、少し探しましたが、
代々木公園へ戻る横断歩道の前あたりと判明しました。
前の道路が、さっきデッキの上から写した井の頭通りになります。
ここでも、通行人の奇異なまなざしを受けながらの
エレカシごっことなりました。
で、もう一度、代々木公園にもどって
次は、「II」の表ジャケットのベンチ探し。
携帯にDLしてきてくださった「ROOTS」を参考にしながら、
これは、かなり難航しましたが、見つけました。
ただ、ここで疑問が。
「ROOTS」のベンチには間違いないけど、
このベンチと 「II」のベンチは 果たして同じものなのか？
宮本さんの記憶ちがいではないのか？
まあね、何といっても20年近く前の写真だし、
木の様子も変わってるだろうし、
ここんところは、よくわかりませんねえ。
もうだいぶへたってきましたが、
あとひとふんばり。
「II」の歌詞カードの中の踏み切りの写真です。
これはすぐにわかりました。
そして電車が来るのを待って
地面にはいつくばって 電車の下から撮影。
ほんま、ようやるわ。
いや〜、しかし、おもしろかった。
すごく満足しました。
まだネタは、いくつかあるので
また出かけたいです。
今度は、新宿、六本木、品川。
赤羽の坂ももう一回 行ってみたいし。
やっぱり、一ヶ月くらい住まんとあかんかなあ。
お付き合いいただいた皆さま方、
ありがとうございました。
おつかれさまでした。
| 2010年07月17日(土) | ◎日比谷野音2010＠日比谷野外大音楽堂 |
あれだけ頼んでいたにもかかわらず、
全然情熱のないうちの夫は、
生中継の録画に失敗しました。
いやいや、再放送がある、と自分をなぐさめたものの
いざレポを書こうと思うと、
まてよ、この古ぼけた頭の曖昧な記憶でええ加減なことを書いたって
生中継録画を見た人にとっては 噴飯ものだな、
第一、記録された映像があるのに
レポなんか必要ないよな、と思いましたので、
今回は、自分の感じたことを書こうと思います。
（実は、そうは言いつつも
昨日、エレ友さんに録画した映像を見せていただきました。
見ながら、自分の記憶と感じたことを
再度確認することが出来ました。
約2時間半強、ほとんどしゃべることもなく
ひたすら画面を見続ける時間は まったく至福でありました。
ありがとうございました。）
今回の野音も、チケットははずれ。
でも、心暖かき人たちにチケットをゆずっていただき
無事会場に入ることが出来ました。
しかし、ここに来るまでが大変でした。
もうかれこれ 10回くらい参戦している野音で、
ある程度 余裕も出来てきたと思っていたのに
なぜかホテルから出かけるころから
ものすごい緊張してきて
心拍数も上がってきて
まるで初めて野音に行くかのような状態になっていました。
なんでなんやろ？
いったいなにが自分の中で起こってるんやろ？
あんまり緊張しすぎて 地下鉄で涙が出てきました。
なんやねん、ほんまになさけない。
霞ヶ関の駅から 地上に上がる階段にさしかかると
「うつらうつら」が聞こえて来ました。
宮本さんの声にこれまたぐっと込み上げてくるものがあったのですが、
なんだか、ああ、ほんとに野音あるねんなあ、と思うと
緊張よりも喜びの気持ちがあふれてきて
気持ちがだんだんと落ち着いてきました。
で、野音前に行くと、たくさんの友人。
再開の笑顔を見ると
誰もがみんなこの日を待っていたことがわかって
もうすっかり 野音の開演を心待ちにする自分にもどっていました。
でも、なんでこんなに緊張してたんやろなあ。
グッズは、いつもに比べたら結構よかったように思います。
だけど、全然買おうっていう気にならなくて。
ほしくないんじゃないんです、ほしいんです。
でも、長蛇の列を人事のように見ていて
なんか 「わたしが買わんでも買う人いっぱいいるやんな。」みたいな、
なんなん？ わけわからん。
いつもどおり、10分くらい遅れて宮本さんが出てきました。
白シャツです。
一曲目は、「おはようこんにちは」でした。
いきなりのすごいシャウトに圧倒されていると
なんかようわからんですが、
くるりと一回転して 思わず笑ってしまいました。
それから順不同ですが、
「ドビッシャー男」「うつらうつら」「too fine life」
「シャララ」「道」「人間ってなんだ」「星の砂」
というようなかなりな歌が歌われていきました。
ついぞ見たことのない生着替えもありました。
TVが入っているというのに
まったく要領の得ないMCもありました。
「大丈夫！」 と答えた人に 悪態もついていました。
モニター転がす、靴を脱ぐ、マイクコード引っ張る、
リズムはぐだぐだ、歌詞はぼろぼろ、踊りはくねくね････
これが新春ライブでわたしたちを廃人にした人なのでしょうか。
あの、素晴らしいライブで
会場中を大絶賛の拍手でうずめた人でしょうか。
もう、わたしは、見続けていくうちに
なんだかとってもうれしくなってきました。
わたしは、去年の武道館も、野音も、新春も
ほんとに感動したし、
この上もなく素晴らしいライブだったと思っています。
でも、今日のこのライブを見て
わたしの一番よく知ってる宮本さんは、こういう宮本さんだし、
これが本来のエレファントカシマシのあり方なんだと思いました。
こういう書き方をすると、
ギターを投げたり メンバーを怒鳴ったりしていたころの
エレファントカシマシの方がよかった、
と、言ってるように聞こえるかもしれませんが、
決してそうではありません。
あの頃のエレファントカシマシはエレファントカシマシで、
エレファントカシマシの軌跡においては
ひとつの大切な時期であったとは思いますけど
あの頃の方がよかったとは思いません。
ギター投げないほうが 絶対いいんですから。
去年一年の、感動を思いのままにしたエレファントカシマシは、
いわば、ハレの舞台のエレファントカシマシだったと思います。
たとえば、発表会とか、卒業式とかで、
しっかりと成長した姿を確かめ、
ようここまで来たもんや、と感動に打ち震える、
そういうコンサートだったと思います。
でも、今日はちがう。
ハレの舞台を終え、力を蓄え、本来の姿にもどったような
そんな気がしました。
そう、大阪の新春で、宮本さんがライトを引きずって走ったとき、
わたしは 「やった〜！！」 って思いました。
今までのライブは、
ちょっと極端な言い方をしたら
新規のファンの方々に向けてのライブで
わたしたちは それをまるで授業参観のように
少しひいた立場から
「うんうん、立派になったよな。 素晴らしいことや。」
なんてな思いも 少なからずあったように思います。
そして、新しいファンの方々が
宮本さんの歌に心ひかれていく様を見て
自分の選択は間違いなかったなあ、なんて
自分の歴史を振り返ったりもしていました。
だけど、今回の野音は、
新しい人とか、古い人とか、
そんなものは関係なく
これが、エレファントカシマシだぜ、
受け止められるやつだけ、受け止めろよ！
みたいな、ものすごくごつごつしたものを感じました。
そしてそれは、以前のようなちょっといきがったとんがり具合ではなく、
ハレの舞台を成功させ、
自分の中に
決して思い上がりでない自信と
自分たちのあり方に確信を持ち、
ハレでなくても
普段の姿で一生懸命やっていけば伝わるんだと結論づけたように感じました。
それは、新曲にも現れていたように思いました。
もう蔦谷路線はうんざり、というような意見も読みましたが、
わたしは、これは、
蔦谷さんがどうこうってことではなく、
蔦谷路線から離れてきていると思っています。
今までの言い方でいえば
ハレの歌ではなく ケの歌にもどってきている、と。
「昨日見た夢を正夢にしよう」
宮本さんには、まだまだ正夢にしたい夢がいっぱいあるんや。
たとえチューリップの歌に似ていようと フローネの歌に似ていようと
わたしは この2曲とても気に入りました。
帰っていろんなレポや意見を読むと、
どうやら今回の野音は あまり評判がよくなかったみたいです。
しかし、わたしはそれさえうれしくなりました。
今回の野音は、わたしの宝物です。
