気がつきゃライブの時間だぜ
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2006年06月23日(金)   ◎ソウル・フラワー・ユニオン@心斎橋クラブクアトロ

 
 前回のSFUライブは 
 エレファントカシマシのライブ中止の
 お知らせが来た次の日だったので
 かなり どよ〜んとしながら 行きました。

 いつもは 段差のとこを 張り切ってGETするのに
 あの時は ほんと 開演直前に行って
 後ろのすみっこのところで 見てました。

 もちろん ライブが終わる頃には
 すっかり 元気になってて
 わたしには やっぱり ライブが必要なんや、と
 再確認させてくれたのでした。


 で、昨日は もう、
 意気揚々と 参戦です。

 仕事が長引いたので
 いつもの段差には 先客がいたんですけど
 始まってみると
 なんだかしらないうちに
 きっちり 段差にところに 立っていました。


 今回は うつみようこさんも 参加。

 あのようこさんが 後列のマイクで歌ってるなんて
 なんと 贅沢なバンドなんや、と
 つくづく 思いました。

 (もちろん ソロを取るときは 前のマイクでしたけどね)


 しかし このバンドは すごいね。

 オープニングの たった一音で
 ばき―ん! と 自分たちの音楽を主張し、

 ワンフレーズのメロディで
 びゅ―ん! と 自分たちの世界に 引っ張り込む。

 で、一曲聴いたら
 がが―ん! と 来て
 わたしは 世界で一番いい音楽聴いてる! と思ってしまう。


 ほんま この説得力が すごいわ。


 中川さんも 奥野さんも もう40歳で
 来ているお客さんの方も
 子連れが ちらほら 見られるようになってるんですが
 昨日も 何人か こどもがいました。

 奥野さんは

 「君ら 何歳まで 来てくれるんやろな。
  小学生になったら 
  あんなん 古い、とか いうんやろな。」

 なんて 言ってました。


 中川さんは こどもたちの
 「もう少し 静かにしてください。」
 という 言葉を受けて

 「職業上 それは無理です。」

 と 言ってました。



 新曲も たくさん やりました。
 素敵なのばっかりでした。

 『泡盛を夢で割る』 という歌詞の曲は
 奥野さんのキーボードが めちゃくちゃ よかったです。


 今度出る ベスト版に入ってるっていう新曲も
 SFUにしちゃ すごく さわやかで
 ベストなんかいらんわ、と思ってたけど
 買おうかな、と 思ってしまいました。

 「聴かんでもええから 買おてください。」

 って 中川さん、言うてたしね。



 そうそう、ようこさんが歌う時
 中川さんと 奥野さんの間に立つことになるんですけど

 「こんな間 いらんわ。」 

 とか 言ってました。

 いやいや、それ うらやましい「間」 ですよ〜。


 また、

 「両手に花、ちゃうな。
  両手に40や。」

 って 言ってて これは かなり ウケました。



 本編最後は 「海行かば〜」。

 イントロ 聴こえただけで
 完全トランス状態に突入です。
 すべてを忘れて
 祭りのように 踊り狂いました。


 アンコールの最後は 「こたつ内紛争」。

 これも もう 誰かわたしを止めて! って感じ。
 間奏のキーボードは
 殺してくれ〜!! くらい だいすきです!!


 あ〜!!

 ほんま たのしい!!



 帰りに モノノケのニューアルバム 買いました。

 「釜ヶ崎人情」、 めっさ かっこええ!!



2006年06月18日(日)   ◎セックスマシーン@京都MOJO


 京都は 暑い。 もう暑い。
 でも それ以上に熱いMOJOでした。


 ライブハウスに入ると
 BOSSレディという女の子のバンドが 演奏していました。
 ボーカルとか なかなか よかったです。
 でも カバー曲の時のベースが とても 弾きにくそうで
 自分たちの曲の時は のびのび弾いてる感じがしました。


 次、チェルシー7。

 出てきたボーカルの元気なこと。
 なんか 前髪の一部が 自分で気って失敗したみたいだったんですが
 あれは 今 流行りなんでしょうか。

 ツインギターでした。

 MCの時に 「ぼくら やかましいだけのバンドです。」 って 言ってたけど
 いや〜、なかなか ええやん。

 と 思っていると
 なんと 7月で 解散が決まってるそうで
 え―、もったいないなあ。

 おもしろかったのは
 ギターふたりが 前に出てくると
 ボーカルは そでへ引っ込んでしまう、

 で、 ギターが終わると
 突然 ボーカルが現れる、みたいで
 映画みたいやなあ、と 思いました。

 ほんまに よかってんけどなあ、
 解散かぁ。



 次は メキシカンズ。

 ライブハウスにはいった時から
 軍服、ヘルメットのこの人たちに
 興味津々だったので
 前の方で 見ることにしました。

 後ろの3人のメンバーは +サングラス。

 で、出て来たボーカルは
 サングラス、ヘルメットなしの坊主頭。

 わたしは 「あ、枝雀や。」 って 思ったんですが、
 一緒に行ったAさんは 「竹中直人。」 って 言ってました。

 あ、それそれ、そんな感じ。


 それにしても おもしろかったです。
 MCなんかは 演説調で すごいむずかしい言葉を使ってるんですけど
 中味は 結構 くだらない内容で
 そのへんが 笑えました。

 最前で のっている女性は
 なかなか スタイリッシュな感じで
 その横の男性は 普通の大学生みたいで
 ファンの層が 多種多様な印象を受けました。


 しかし このボーカルの人、
 すごく 声がよく出ていて
 朗々と 歌い上げていて とても じょうずでした。


 笑ったのは なんか 夏の歌の時に
 前のお客さんに
 ビーチボールと足踏みポンプを 手渡し
 そのお客さんたちは 協力しあって
 そのボールに 空気をいれていました。

 入れ終わると、
 ほら、おおきなコンサートで よく あるでしょ、
 お客さんの上を でっかいボールを転がしていくの、
 あんな感じで お客さんの上に ボールを投げ入れました。

 でも なんせ ビーチボールですから
 そんな優雅に転がるわけはなく
 ビーチバレーみたいになっていました。


 もうひとつは 野球の歌なんですけど
 バットを持ちながら 歌ってまして
 そのバットの先に マイクが付けられるようになってて
 そこに付けて バットをひいて歌うと
 バントの姿勢になるんですよね。

 もう めっちゃ 笑いました。

 あかんやん、 また 見つけてしもたわ〜。




 さて セックスマシーン。

 メキシカンズを見ていた そのままの位置で 見ることにしたんですが
 前から 2列目のほぼ中央でした。

 バッドネームのたっち、
 今日は また いつもにまして 情熱的に踊ってました。

 
 出た〜!!

 もーりー!!


 ぐわ〜って 前に乗り出して
 口パク 熱唱。

 うわ〜、えらい 近いやん〜。

 こわいよ〜!


 SEの最後らへん たっちにケリです。
 たっちは 避けきれず 苦笑いでした。


 そして 今日も 

 「いえ―ぃ!!」

 「・・・い、いえ〜ぃ。」

 「あ―! だめだ! やっぱり だめだ―!!」

 って。


 この頃 だめな時 多いね。
 大丈夫か?



 「うしろ―!!
  テンション上げていかないと それでなくても・・・・。」

 ここで う…う・…っ と 泣きが入りました。


 え、また 失恋ネタ?
 わたし のっけから 泣かなあかん? 


 と 身構えてると
 
  
 「この前の滋賀に続いて・… おれの衣装は・… 


  生乾きだ――!!」




 意表をつかれて わたしは 笑い転げました。

 笑い、とまりません。


 しかし そんなジーパン 乾いてなくても
 どうってことないんちゃうんか?


 「この生乾きを乾かすくらいの 君たちのエネルギーが必要だ!」

 と うまく まとめていました。


 それから わたしたちのちょうど前あたり
 一緒に行った Yさんの前を指さしながら
 後ろの方の人に

 「ここ、空いてるぞ、 ここ、来い、ここ。
  ここが 一番いい音に 設定してあるんだ。
  ほら、来い。」

 と 呼びかけていました。


 そうか、Yさんのとこ 一番いい音なんや。
 よかったね、Yさん。


 なんで なんやったっけ、
 多数決が どうとかこうとか言って 
 突然 手を上げて 村山くんの方向いて

 「内閣解散!」

 きょとんとしている 村山くんに

 「政治はわからないんだったな。」

 村山くんが うん、と うなづくと


 「日経 読め、 日経。」

 「朝日新聞を読むと 片寄った政治の知識が得られる。」


 ここ、わたし 大爆笑!
 めちゃ ウケた。
 もう 笑い転げてしまいました。

 ちなみに うちは 朝日新聞です。


 「君たちを政争に巻き込むつもりはない。
  ただ おれが立候補した時には
  投票して 親戚にも頼んで、
  そして 君たちと一緒に 明るい日本が築ける。」

 
 わたし 投票するけど、
 親戚には 頼まれへんかもしれん・・・・。



 それから また 「いえ―ぃ!」「いえ―ぃ!」 と C&Rして
 村山くんに

 「今、1曲目 行くと思っただろ?」

 村山くんが うなづくと

 「・・・・失敗した。」


 

 そんなこんながありながら
 「サルでもわかるラブソング」 です。

 途中のレクチャー付き。

 ブレイクの時

 「ゴーノリだぜ!」

 と叫びながら 鉄人28号のように 腕を上げていました。



 「うちのギターが お冠だぜ―!」

 が あって 村山くんが 前へ出てきました。

 うわ〜、目の前やん!

 かっこいい〜!!


 で、その時に ピックを落としてしまいました。
 最前の女の子が 拾って渡そうとしていたのですが
 村山くんは 気付かず イントロに突入。

 目の前で見ると
 あれは 右手は あんまり使ってなくて
 左手のプリングオフで 弾いてるみたいに見えました。

 エレキギターのことは よくわからないんですが
 そうだったとしたら
 ますます すごいですよね!


 「ネ―クラ― ネ―クラ― お―まえは ネクラ―」

 と 歌が始まると 突然
 わたしたちのいるところで モッシュが 始まりました。

 あわわ・・ 危うく まきこまれるとこだった。

 えらいことになってました。


 ブレイクのところで

 「これでものれないやつは
  おれがネクラって あだなつけちゃうぞ。」

 と 笑いながら言ってました。




 「努力と結果は比例しない。」 の格言があって
 次は 「報われないぜ」 でした。

 
 それが 終わるとすぐに 

 「はい、ばんざいして、 いい―って言って。」

 「よく言われる。
  いい人ですね、 ほんとにいい人ですね、
  でも 恋人には考えておりません。」


 ちょっと 表情マジ。

 ・・・・。


 それで 「昔の歌だ―!!」 って 叫んで 
 「いい人どまり」 を 歌いました。

 この歌のイントロ、わたし だいすきです。
 メロディアスですよね。


 なんか わかってきた。
 この世界。

 失恋の歌とか 自分の心の傷とかを
 メロディアスに 
 声を張り上げ 
 メジャー (長調) で 歌い上げる。

 これは ブルーグラスの世界や。
 カーター・ファミリーの世界や。

 なんやったっけ、 なんて言ったっけ。

 ロンサムハイ?

 ちゃうかったかな。


 あ―、わたし そこに惹かれたんやな。
 そこに 心がうずくんやな。

 原因不明の 「ちくっ」 って これやったんや。




 で、ばんざいしたまま 次の曲、「電車」 です。

 「今となっちゃどうしようもねえ」

 もう ずっと 跳びっぱなし。
 貧血やのに。
 でも 跳べる時には 跳んどかな。




 このあとに 告知コーナーがありました。

 その前に 

 「そこから 後ろは おれのこときらいなんだな。」

 とか 言ってましたけど。


 「MOJOで 7/8にやる。
  親戚5人 連れてくるように。
  おじいちゃんも おばあちゃんも。

  たとえ ひとりが 
  (じいちゃん風に) もう だめじゃ・… って 耳がつぶれても
  
  あと 4人いる。」

 
 ここで にたっと 笑いました。

 うわ、わるっ!



 物販のことは

 「君たちが 貧乏らしいのはわかっている。
  でも 今日も あそこらへんに 他のバンドもいろいろ 持って来ている。」

 あんまり 反応のないお客さん。
 やや がっかりした表情を浮かべながら

 「・・・・お金 使う気にならない?」




 「安全地帯」 を歌った後、

 「おれはベッカムがきらいだ―!!」
 
 と 叫んでいました。

 あ、そうそう、
 今日は サッカーW杯の日本戦の日です。


 それから


 「あの頃を思い出すからだ―!

  一番よかったあの頃を 思い出すんだ―!!」


 え、なになに?

 そうなん?

 せやから サッカー きらいなん?


 うそやん。
 めっちゃ かわいそう。
 今 サッカーの話題で あふれてるのに。


 で、「Jフォン」。

 またまた モッシュが始まりました!

 最後の曲なもんで えらい騒ぎになってると
 妙に 素な顔で 
 「怪我 しないように。」 みたいなこと 言ってました。



 モッシュで 隅っこにおいやられたんですけど
 「ALWAYS」 で 定位置にもどり
 まだ モッシュの余韻にひたる モッシュくんたちを
 笑ってみていると
 ひとりの男の子が ハイタッチしてきました。

 え、え、わたしも ここにいていいってこと?

 なんか うれしかったなあ。




 トリのバンドは THE HOMESICKS。

 これも また めっちゃ 元気なボーカル。

 札幌のバンドということですが
 そう言えば イナ戦っぽい感じがします。

 でも イナ戦より もっと ロックで ハード。

 わたしは 1曲聴いて すぐにすきになりました。


 「泣きロック」 と チラシに書いてありましたが
 歌は 別に泣き入ってないんですけど
 聴いてるわたしの方が 泣き入ってしまうんです。

 すごく 心をつかまれました。

 これは近々 ライブに出かけてしまいそうな予感です。

 なんでも エゾロックに出演が決まったそうです。
 
 エゾロックって おもしろそうやな。
 ちょっと 興味が出てきました。




 熱い熱いMOJOのライブは 終わりました。

 さて 物販の時間。
 今日は BUDOUKANタオルの新色 (オレンジ) があったので
 それを買いました。

 このタオル、安っぽいわりに みんな色がきれいなんですよね。
 オレンジも ちょっと薄めで きれいでした。


 一緒に行ったAさんは クリムゾン風Tシャツを 購入しました。

 Aさんが ハンガーにかかっていたTシャツを指差して
 「あれ ください。」 と言うと
 森田くんは めっちゃ 驚いた顔をして

 「えっ! Tシャツ!?」

 って 聞き返していました。

 その顔が すごいおかしかったです。
 そんな 珍しいんやろか。


 でも 白のSサイズがなくて 
 結局 Aさんは 白ではなく 黒のを買いました。

 「黒にします。」 と Aさんが 言うと
 森田くんは

 「ほんまに? 黒でいい? 後悔せえへん?」

 って 何度も 聞いていました。


 そばで見ていて ほんまにおかしかったです。


 やっぱ いい人どまりなんやなあ。




 あ、そうそう、
 タオル買って おつりの300円をにぎってたら
 チェルシー7のメンバーの子が
 ステッカーを持ってきて
 「これ どうぞ。 差し上げます。」 と 差し出しました。

 手にCDを持っていたので
 「それは?」 と 聞くと
 「あ、これ CD。 300円なんです。」

 このバンド なかなか よかったし、
 解散するっていうし、
 ちょうど 300円握ってるし、

 ええい、買っちゃえ! (・・・ってほどの金額でもないですけど)


 「このあとどうするんですか。」 と聞くと
 「いや、なにもわからないんです。」 って。

 ああ、また 音楽やってほしいなあ。
 
 その時まで 忘れないから がんばってね。

 

 
 


2006年06月13日(火)   ◎エレファントカシマシ@広島クラブクアトロ


 ここから どうぞ。


 「今をかきならせ」 ツアー@広島クラブクアトロ


2006年06月11日(日)   ◎エレファントカシマシ@福岡DRUM Be−1


 ここから どうぞ。

 「今をかきならせ」ツアー 福岡DRUM Be−1


2006年06月09日(金)     ザ・キャプテンズ@福島2nd LINE

 楽しみです!


2006年06月07日(水)   ◎セックスマシーン、ワタナベフラワー@南堀江KNAVE

 今日は お昼から お休みになりました。
 はやる心を押えつつ 難波へ。
 めっちゃ 楽しみにしていた KNAVEのライブです。

 わたし ここで 初めてセクマシ見たんですよね。
 今日も おもろいといいなあ。


 ライブもなんですけど
 もうひとつ 楽しみなことが。

 今日は ここで ネットで知り合った
 若い若い友人に 初めて会うのです。

 どんな女の子かなあ、
 わたし うざがられへんかなあ、

 と どきどきしながら KNAVEに向かいました。




 着いたら もう 5分前くらいで
 ちょうど 職場から 電話がかかってきたので
 外で 話しているうちに 6:30を過ぎました。


 わたしが 階段を降りていくと
 ライブハウスのおねえさんに
 「始まってますよ、急いでください。」
 と 言われました。


 え?

 一番手は セクマシのはずやけど?

 BON JOVI 聞こえへんで。


 ???に なりながら中に入ると
 なにやら DJのような声が 流れています。
 O.A あるんかな、と 思いつつ よく聞いて見ると

 食べ物を持ち込まないでくれ、とか
 薬はするな、とか

 そういった注意事項を DJ風に作成して
 ライブ前に 流しているのでした。


 ワタフラの物販のところにいたクマちゃんが
 げらげら 笑いながら
 「何 作っとんねん。」 って 言ってました。




 で、セックスマシーンです。

 今日は お客さん 半分くらい。

 シュトザハー! が 流れると
 お客さんが ぞろぞろと前の方に進んでいったので
 後ろは ほんとに すいてました。


 気合の入ったたっちのダンスに 
 今日も笑って ウォーミングアップ。


 そして もーりーの登場。

 予想通り、最初のC&Rは すべりました。


 失望の表情をたたえつつも

 「気持ちは わかる。」

 と うなづく森田くんです。


 「でも、テンションあげないと・・・。
  ほら、膝 つるつるだろ。」

 と また 膝ネタ 使ってました。

 いいですよ、 わたし そのネタ すきやから。


 ほんで どんなこと言ってたか ちょっと 忘れましたが


 「キャラを絞りきれないまま しゃべってしまった。
  10回に 1回くらい こういうことがある。」

 「いつ 歌に入ったらいいのか、不安な人!」


 数人が 手を上げました。


 「おれもだ。」 

 「不安な気持ちは 移る。
  テンションが 低くなれば おれたちは・・・。」


 とかなんとか そんなことを言いながら
 軍手で 顔をおおって 泣きまね。


 「テンション 低けりゃ。」

 と 言いつつ ドラムの方を振りかえると
 ドラムの徳本くんは ぼそりと 

 「ただの人。」

 と 答えました。



 ただの人なん?
 知らんかった。
 わたしには 灘高ってだけでも ただの人ちゃうけどな。



 森田くんは 

 「ただの人だ。」

 と 確認した後、お客さんに向かって


 「テンション低けりゃ!?」

 「ただの人!」

 「テンション低けりゃ!?」

 「ただの人!」


 と 今日のC&Rに 採用となりました。



 何度か これを繰り返した後 突然の


 「テンション高けりゃ!?」 に

 「・・・・・。」 の お客さん。


 「・・・・そりゃ 無理だな。」
 と 素直に反省していました。


 そのあと 村山くんに

 「テンション 高けりゃ?」 とふると

 村山くんも 「ん?」 の表情。

 「アドリブに弱いやつだ。」


 で、次は たっちに

 「テンション高けりゃ?」

 たっちは おどおどしながらも 照れくさそうに

 「もーりー・・・。」

 って 答えてました。

 「テンション高けりゃ 
  森田くんじゃなくて もーりーだそうだ。」

 てなことを 森田くんは言ってました。




 で、ようやく 

 「世界で一番単純なラブソング―!」

 と 叫んで 「サルでもわかるラブソング」 は 始まりました。

 ツーコラスくらい歌ったところで
 演奏を止めて

 「過半数を おいてきてしまった。」

 と サビの練習をしました。


 サビ、って 書きましたが
 この歌 どこが サビなんや?

 ていうか、全部 サビ?




 この歌のあと、

 ちょっと 最初の方がよく 聞こえなかったのですが
 なんか 叫んだあとに

 「うちのギターが おかんむりだぜ――!」

 と 叫び、
 村山くん 怒りの速引きとなりました。


 「ネクラ」 です。




 これが 終わると 即 

 「はい! 手 上げて!  早く、早く!」

 って 「報われないぜ」 の練習です。


 「後ろも! ワタナベフラワーがやってない!」

 とかって。


 「世界一 ネガティブなサビ」 だそうです。





 いつ言ったのか わすれましたが、


 「こんなへんなテンションのやつが
  目をギラギラさせて 出てきたら いやだろう。

  おれだって やだ。 (この言い方は かわいかったです)

  君らの感覚は 正常だ。
  だがな、ここは、異常な場所だ。」


 ここで 半身になって 
 めずらしく きっと会場をにらみました。

 ちょっと悪そうで かっこよかった。

 それがあれば ふられんかったんちゃうかなあ、なんて
 わたしは 思ってしまいました。 



 「Jフォン」 の前には
 季節が移ろいゆく意味のMCがあり


 「この時間が いつまでも 続けばいいと思っていた。
  いつまでも 続くと思っていた。

  だが、ふられちまったぜ――!!」


 という絶叫とともに 歌が始まりました。


 「Jフォン」 のENDINGの時 森田くんは 
 ずっと うつむいて 一点を見つめてて・・・

 え、なに? 演技?

 と 思っていると 急に 軍手で顔を押さえ
 肩で 息をつき始めました。

 肩が ふるえてる、っていうやつ?


 ちょっと 待って。

 あかんて。

 悲しいやん。




 顔を上げた時には もとのもーりーでした。
 そして、


 「最初に しゃべりすぎたから 時間がない。」


 「このあと TRAやワタナベフラワーが 出てくるが・・・・・
 
  やっぱり ワタナベフラワーだ。」

 と よいしょ。


 それからも ラジオに出るたら なんたらかんたら ぐだぐだ言ってると
 クマちゃんが 笑いながら、

 「はよ いけや。」 と ヤジをとばしていました。



 すると 森田くんは 目を見開いて
 半ば やけっぱち気味に


 「あ―、もう ラジオは聞かなくていい!
  君たちは 寝ろ!
  悲しい時には お腹いっぱい食べて
  あったかいふとんで 寝るのが一番だ!」


 と 「安全地帯」 が 始まりました。




 最後の歌は えりちゃん鳥肌ものの
 「勇気100%」 でした。


 この歌は 今 うちの保育所の年中組さんが 歌っています。
 一度 セクマシバージョンで 歌ってみたいもんです。




 で、「ALWAYS」。

 いつものように 写メ大会になってると
 わたしの横に クマちゃんが やってきて
 みんなに混じって 写メ 撮ってました。

 で、1回 もどって もう1回 来た時には
 手にお札を持ってて 

 (わたしには 10000円札のように見えたんですが)

 森田くんに 渡していました。

 いわゆる 御祝儀、おひねり、ってやつですね。

 クマちゃん、太っ腹!


 この時は むさくんも 一緒に 写メ撮ってました。  


  


 セクマシ、終わりました。

 いつもは ここで 一仕事終わった感で
 一息つくところですが 今日は ちがいます。

 まだあります、今日のメインイベント。

 セクマシが終わったあとに
 先に書いた友人と会うことになっているのです。

 無事会えるか 心配してたんですけど
 ちゃんと 会えました。

 3人とも 初対面だったのですが
 もう 会ったとたんから がんがん おしゃべり。

 特に 若いお二人は
 まるで クラスメートのように
 しゃべったり 踊ったり 笑ったり・・。

 見ていて ほんとに 楽しくて
 音楽って こんなふうに人の結びつきをつくるんだなあ、と
 感動しました。





 次は TRAです。

 なんでも ドラムの人は
 ドラム叩きながら シンセを弾くそうで
 こりゃ 楽しみです。

 出て来た山口良一風のボーカルを見て
 もう そこで 笑ってしまいました。

 この人 背広にオールバック、
 キャバレーの司会みたい。

 歌う歌は 
 始めの頃のスターダスト・レビューみたいな感じがしたんですが
 なんせ この人、踊る、踊る。


 くるくる まわったり、
 ブレイクダンスしたり、
 ロボットダンスしたり、

 めっちゃ 楽しいんです。


 歌がまた おもしろくて
 ユニットバスの歌とか すごい ウケました。


 「君は17才〜 僕は40才〜。」

 という歌は スカパーで聴いたことがあります。

 その時は 変な歌やなあ、と思ったんですが
 生で聴くと なんだか すごくいい歌に聞こえました。


 ほんとに 楽しかったです。

 クマちゃんも わたしたちの前で
 めっちゃ笑いながら 見ていました。




 3番目は ワタナベフラワー。

 今日は 「日曜よりの使者」 が SEで流れました。

 それで 3人が出てきてから 手を上げて
 いつもの 「ワタナベフラワー!」 っていうのが 始まりました。


 登場してきたクマちゃんは
 カーボーイハットに ジェット風船。

 この前の お花ぼよよ〜んにくらべたら
 なんだか かっこいいです。



 1曲目は 「わ―い」。

 いや〜、今日も 元気やな〜、クマちゃん。


 でも 「わ―い」 が終わると

 「セックスマシーン、TRAの後は やりにくい!」

 「そりゃ 見てる方は ええよ。
 
  こんなことしたり (お―れ― おま―え すき―すき―の振り)
  こんなことしたり (ユニットバスの振り)
  楽しいやろ。

  でも 俺らは 冷汗かいてたで。」

 と 言ってました。


 そうなんや〜、
 いつも 元気なクマちゃんやけど
 やっぱり リーダーやもんなあ。



 それから 「元気がいい」。

 わたしたちの横で もーりーも 
 「いい!」 って やってました。


 なんの歌のあとやったかな、
 クマちゃんが タオルを真知子巻き (ふるっ!) にしてました。

 むさくんに めっちゃ ウケてたけど
 わたしにも めっちゃ ウケました。

 あれ、スタクラでも見たけど
 何回みても 笑えるわ。

 だいいち、クマちゃん すごい似合ってるもん。


 タオルっていえば
 前にここで ワタフラ見た時
 セッティングに ボロタオルが 用意されてたので
 機材でもふくんかな、と思ってたんですよ。

 そしたら、ライブが 始まったら
 クマちゃんが それで 顔をふいたので
 わたしたち 爆笑してしまったんです。

 あの時は おもしろかったなあ。


 あれから ずいぶんと季節は過ぎて
 ワタフラは メジャーになりました。



 もみくんには マイクで 「め〜ん!」 ってしたり
 ぶつかったりしてました。

 そして

 「うちの萌え萌えギターです!」

 って 紹介してました。

 実際 「最終兵器もみくん」 ですよね。

 しかし もみくんの恍惚の表情、
 ちょっと 作為的になってきてない?



 ああ、でも メジャーデビュー、もうすぐですよね。

 なんか わたしも わくわくするなあ。





 最後は 「AQUA BONB」。

 そのバンドは BO GANBOSのベースをやってた人のバンドです。

 わたし、どんとさん すきやったし、
 BO GANBOSも すきやし、
 特に BO GANBOSのベースは すきやったんで
 楽しみにしてました。


 実際 ベースは すごかった。
 ベースを弾き始めると
 目は 釘付けになりました。

 むさくんも 真剣な表情で 見ていました。


 でも 音楽が むずかしくて・・・。

 それこそ 3つ ああいうバンドが出たあとじゃ
 しんどいですよね。

 こういう音楽すきな人たちが集まるライブなら
 きっと 絶賛されるんじゃないか、と 思うんですが。


 1曲くらい BO GANBOSみたいなの 聴きたかったです。




 こうして 楽しみにしまくってた KNAVEのライブは 終了しました。

 楽しかったです。


 ライブも楽しかったですし、
 なんといっても 新しい友人との出会いが
 ほんとに うれしかったです。

 エレカシ繋がりの友人は たくさん 出来ましたが
 セクマシ好きの友人は 初めてなので
 うれしくって しかたありません。


 おがちゃん、くるみちゃん、
 どうも ありがとう!!

 また 一緒に ライブ 行こうね!




 ライブのあとに知ったこと。

  ・たっちは 大変真面目で 気を使う やさしい人です。
  ・たっちの体重は 56kgだそうです。
  ・「傷も思い出」 は 名言です。
  ・セクマシは 売上金を ペンケースみたいなポーチに入れています。
  ・村山くんのことは もっと 信用しないといけないそうです。
  ・ガキ大将Tシャツ (白・Sサイズ) は 完売しました。
  ・もーりーが お腹を見せてましたが
   「飯 食ってるか?」 くらいに 細かったです。
  


2006年06月04日(日)     YOKOLOCO BAND@京都磔磔

楽しみです!


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