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| 2006年03月27日(月) | フラワーカンパニーズ＠京都磔磔 |
これから 書きます。
| 2006年03月26日(日) | ◎セックスマシーン＠南港フリーマーケット会場 |
今日は 南港のフリーライブに行って来ました。
今日は ひとりで参戦。
一人でいくのは 初めてなので
ちょっと どきどきします。
南港に無事着いて ライブ会場もわかったのですが
なんか 普通の原っぱで
人もほんとに まばら・・・。
え・・・、どうしよう、
こんなん 目立ちまくりやん・・。
さすがに びびって
意味もなく フリマを うろついてしまうわたしでした。
でも セクマシは ラストからふたつめで
セクマシの頃には
かなり 人も集まってきていて ちょっと 安心。
今日は もう 目立たないところで こっそり見ようと 思ってたのですが
セッティングの音が 聞こえてくると
もう 我慢できなくなって
そこそこの場所を 確保してしまいました。
結構 入念なサウンドチェックがあって
特に たっちのマイクチェックは
ちょっと おもろかったです。
チェックが終わると
森田くんが 非常に 穏やかな 丁寧な口調で
「では よろしくお願いします。
いったん はけて 着替えてきますので。
2、3分後には よろしくお願いします。」
と 行って ステージを降りていきました。
はあ、さすがやなあ。
しかし 初めての人は この2、3分後に
あ〜んな人たちが出て来るなんて 思いもよらないことでしょうね。
え〜、ところで
南港に着いた時は 春めいた 暖かいお天気だったのですが
セクマシが サウンドチェックをしている頃から
なんだか 急に 寒くなってきて
もう コート 絶対 脱げないって感じ。
この寒さやったら 森田くん 寒いやろなあ、
と 思っているうちに SEが流れ
ギターの村山くんが 拍手をしながら 出てきました。
うっわ〜、タンクトップやん！！
さぶ〜！！
しかし さっきまで 赤のポロシャツ 着てたから
このタンクトップって 衣装やったんや〜。
それから ドラムの徳本くんが出て来て
そのあとは たっちです。
おお、今日も おどってる おどってる。
そして もーりーの登場です！
あいかわらずのすごいテンション！！
前の軍手少女集団は 大喜びです。
しかし 通り掛かりのお客さんは
森田くんのテンションに あっけにとられているふう。
わかるわかる、その気持ち。
さすがに かなり 寒いらしくて
「声だしていかないと 凍え死ぬからな！」
なんて言っていました。
フリマ会場限定のC＆Rは
『売ってるかい！ 買ってるかい！』
でした。
「これなら フリマやってる人も出来るだろう。」
とのことでした。
C＆Rのあと、
「よかったな、安く買えて。
よかったな、いらないものが売れて。」
といってました。
このテンションの高いMCに
足を止める人が ちらほら。
山高帽をかぶった男性が 立ってみていると
「そこのおしゃれなおにいさんも！」
「お〜！ いえぇ〜！」
「PAさんも！」
「いえい！」
と あたりは だんだん セクマシの世界になっていってました。
「おれは 貧乏なんで こんな破れたジーパンをはいている。
今日は フリマで ジーパンを買って帰ろうと思う。」
と言ってました。
そして ようやく 1曲目。
「サルでもわかるラブソング」。
今日は ちょこっと 控えめに見てたので 振りはやめときました。
そんな人が 多かったせいか
森田くんは 突然 ステージを降りると
客いじりに 突入。
フリマだったので
こどもが おもしろがって見ているのを見つけ
その子のとこへ行って
『お―れ― おまえ すき―』
と 歌わせていました。
その子は 恥ずかしそうに
『お―れ― おまえ すき―』
と 歌ってて その声が とっても かわいくて
なんか ぱあっと その場の雰囲気がなごみ やわらかくなりました。
ねらってるのかどうか 知らないですが
こういうとこのつかみ方、うまいですね。
ファンダンゴでは しゃがませて
ここでは こどものとこへ 行く。
森田くんは たぶん 計算しているわけではないと 思うのです。
計算しているんじゃないけど
そういうつかみ方が すっと 心にきざすのでしょうね。
それは まさに 頭のよさと 心のきれいさだと わたしは思います。
で、そのあとは 会場中を走りまわって
ステージにもどり 熱唱していました。
それで 「報われないぜ」 の時は
その男の子が ステージ前に ふざけてやってきてました。
そこで MC、
「少年たちに聞かせるには
あまりに ネガティブな歌なのだが・・。」
それでも サビの振りの指導をしていました。
あ―、なんか こんなとこやのに
平気で 手 上げてるやん、わたし。
もう 終わりやな。
前の曲が 終わっって 「ネクラ」 につなげる時
森田くんが
「ドラムソロ！」 と 言うんやけど
ドラム ちょっとしか 叩けへんねん。
そのあと ステージ裏から
キーボード 持ってきて
（ライブchで 『ちょっと壊れちゃったよ〜！』 って言うてるやつ）
手のひらにのせて バランス取ってた。
「早く 拍手しないと！」 とか 言いながら。
ベースソロは 前の方の女の子 手招きして 近くに来させといて
「わ―――っ！」 って おどかしてた。
それから ギターソロにまわってきて
「ネクラ」 の速弾きに 入るんですよ。
まるで ネタやね。
そうそう、女の子たちと言えば
森田くんが
「セックスマシーン 初めての人！」 というと
軍手はめてるにも かかわらず
その子たち 手を上げてました。
「うそ つけ。」 （言葉は乱暴ですが とても やさしい口調でした）
「そんなうそに だまされるような俺ではない。」
「俺は そんなお人良しじゃない。
メンバーのうち3人は （つまり全員）、 電話でだまして 引き入れたんだ。」
と 言ってました。
その言い方が なんか えらく おどおどしてて
あんた 思いっきり いい人やん、と 思ってしまいました。
あ、この 「初めての人！」 の時、
中央あたりで 大喜びで聴いていたカップルが
元気に 手を上げていました。
これ、ファンGETやね。
終わり近く、
「フリーマーケットの人、ジーパンを安くわけてください。
サイズは 27から28です。」
え！ うそっ！ ほそっ！！
結構 背 あるのに。
そんなん？
「ちょっと やせちゃって・・・。」
と ギターの村山くんに 照れくさそうに 悲しげに 言ってました。
失恋のせいなんでしょうかね。
で、村山くんには
「いいからだだな、うちのマッチョギターです。」 とかって。
そしたら 村山くんは また 半身にかまえて
ポーズ取ってました。
そうそう、ジーパン、「色は濃いめ」 が ほしいそうです。
最後の曲の 「安全地帯」 の前には
「なんか 夕暮れてきて
さっきのキッズも いなくなってしまった。
さびしくなってきたな。」
「悲しい時には
お腹いっぱい食べて
あったかいお風呂に入って
ふとんで寝るのが いい。
むずかしいことは 明日 考えればいい。
今日 出来ることは 明日 やればいい。
それで 1日でも 長生き出来るんだったら。」
なんで 一回は こんないいこと言うんやろ。
じんときてしまった・・・。
MCの感動を胸に
今日はふられて泣き寝入り それが悪いとは思わない
明日は一日寝て暮らす 別に君が悪いわけでもない
・・・と サビのところ、
しっかり 手をあげて 歌ってきました。
最後の BON JOVI、もう 撮影大会になってました。
ちょうど ステージの後ろに 夕陽がかたむいていて
おそろしいほどに ベタな光景となっていました。
もちろん わたしも 取りましたよ。
ちょっと なかなか いい写真かな〜、って 思ってます。
| 2006年03月23日(木) | ◎セックスマシーン、メガマサヒデ＠十三ファンダンゴ |
今日は セックスマシーンは トップでした。
BON JOVIの曲でメンバー 次々に登場。
ベースのたっち （・・っていうんですか） は
めっちゃ 気合入って 口パクやってました。
で、森田くん 階段を降りて ステージに立ったのですが
なんか もう すでに 髪が ぬれてる感じ。
なんでや？
楽屋で すでに 盛りあがってるんか？
そして 口パクが終わると 突然
『いえぇ〜〜っ！！』
おもわず つられて レスポンスしましたが
森田くんは
「今日は こんなもんか・・・。」
と言いつつ もう一度
『いえぇ〜〜っ！』
そして 会場を みまわしながら
「前だけだな。」
で、なんか テンションをあげるためか
「はい、しゃがんで、 はい、立って。」
と 座ったり 立ったりを 何度かやらされました。
保育所の 「南中ソーラン」 は
膝 痛いし、踊れへん、 とか 言って
見学側に まわってるのに
こんなことだけは 大喜びでやってしまう自分は
やっぱり 社会適応率に 問題があるのでしょう。
それから
「セックスマシーンを 知らないひと！」 とか 言うのですが
さすがに 誰も 手を上げません。
「ゼロか。 すごいな。
でも 手を上げられなかった人も いるだろうから
0．5として それに10かけて
なんやら （なんだったか 忘れました） で割って・・・。」
と ギターの人の方 向いて ごちゃごちゃ 言ってましたが、
なんで 0．5なんやら 10かけるのやら
もう わたしには さっぱり わかりません。
なんか 森田くんの頭の中のコンピューターが
カチャカチャ 動いてる感じ。
かしこいんやろな―、あの中。
で、正面を向いて
「ごちゃごちゃ くっちゃべっている時間は 俺たちにはない。」
と ベースの方を見ると
たっちは まだ ベースをかけることもなく
森田くんのおしゃべりを聞いていたみたいで
（え？ ・・って わたしも 驚きました。
たいてい 出てきたら すぐ 楽器 持ちますよね。
大物ンやな、この人。）
「なにやってるんだ。」
と 言われてました。
で、ギターの村山さんはと言えば
すでに スタンバイ、 しかも 半身に構えて 決めています。
「お、いいじゃないか、 このタンクトップとか ロックって感じだ。」
そいで やっと 歌です。
「サルでもわかるラブソング」。
わたし もう なんか
10年も この歌 聴いてきたみたいに
全く 自然に C＆Rして 歌ってました。
歌のあいまに 昨日の日記の 振り指導があったわけですが
これも 一緒にやりながら
1回 やったら これからも せんわけにはいかんやろな―、
ソウル・フラワーの踊りと 同じことになるねんな―、と
観念しました。
2曲目は 「ネクラ」。
途中のブレイクのところで
「ふつう こんなたくさんの人に
ネクラよばわりされると怒るもんだが
にこにこ笑ってるおまえたちがすきだ。」
とか なんとか 言ってました。
MCでは Tシャツが おどろくほど 売れてないこととか
武道館タオルは 新しく 緑色が出たとか、
そんなことを 話していました。
「きみたちも 武道館はすきだろう。」
って言ってました。
いや、そういう問題でも ないだろう。
この 武道館タオルなんですが
セクマシを初めて見た KNAVEで
おもしろいバンドやったなあ、
もう 見ることないかもしれへんし
思い出に タオル 買うとこ、
って思って わたし 黒のを買ったんですよね。
こんなに ハマって ライブに通うんだったら
あわてて 買わんでも よかった・・・。
「報われないぜ」 も 振りの練習をさせられました。
それから 「安全地帯」 の時やったっけ、
これも 手を上げさせられて
後ろの方 手が上がってないと
森田くんは 客席に降りて
かけずりまわって 手を上げさせていました。
そして
「みんなが 手 上げてるうちに 早く戻ろう。」
と いそいでステージにもどり 歌を続けていました。
そのあわて具合が おかしかったです。
この歌 だいすきです。
メロディが とても すきです。
大熱唱 （この曲に限りませんが） の森田くんでした。
でね、曲と曲のあいだに
はあはあ 言いながら ちょっと 言葉をついたり
首を切なげに振ったりするのが
すごく おもろくて よかったです。
「Jフォン」 は
『君は怒っちゃったね』 のところで
人差指を 鬼の角みたいにしてたのが かわいかったです。
あの時の笑顔は ふられちゃった彼女を
おもいだしてるのかな、って 感じがしました。
あ、「Jフォン」 の前のMCだったかな、
水木しげると 水木一郎を言い間違えて
「水木一郎？ だれ、それ？」
と 自分で 突っ込んでました。
で、その水木しげるなんですが
「恋愛のことを 『幻想』 だと言っていた。
幻想であるものに たとえ負であっても
フルアルバムを作ってしまうほどのエネルギーが 存在するのだろうか。
ほんとに幻想であっても
おれは その幻想を信じていきたい。」
みたいなことを 言っていて
わたしは なんか すごく 感動しました。
ほんとに 大切だった恋を 失ったのでしょうね。
そして こう言いました。
「だから おれは 今夜 恋をする！」
うっわ―、詩人！
素敵だなあ！
こんなふうに ちょっと かっこよかったんですけど
最後の曲は 「女心と秋の空」 でした。
実は わたし この歌 聴きたくてねえ。
うれしかったです。
セリフのとこは CDの方が 2枚目な感じで
ライブは テンション 高かったです。
それで ステージ中央、
森田くん ふたつ折れになって
『ってか―！ いやだ―！ いやだ―！ い、や、だ―！』
って 叫んでるの めっちゃ よかった〜！！
最後は もちろん 口パクBON JOVIです。
ドラムの人は わざわざ 椅子持ってきて
すわってるんですよね。
なんべん見ても おかしいです。
30分のステージ、こうして 終わりました。
楽しかった。
もう 笑った、笑った。
でも なんだか こう、
胸のどこかが ちくっと 痛む気がするのは
なんでなんでしょうか。
まだ 正体不明の 「ちくっ」 なんですが
また この 「ちくっ」 を 経験したくて
わたしは ライブに 出かけて行くように思います。
セックスマシーンのあとは メガマサヒデさん。
この人は アコースティックギター一本だけで 歌うそうです。
わたしは その昔は
こういうスタイルの歌を ずっと 聴いていました。
わたしの時代よりは だいぶ 先の世代になるのですけど
わたしは 60年代メッセージフォークが
とても すきでした。
高石友也、高田渡、泉谷しげる、
遠藤賢司、三上寛、加川良、西岡たかし・・・。
そんな人たちです。
だから メガさんが
ギターをジャカジャカやって
ストロークだけで 歌い出した時
とても 懐かしく感じました。
スタイルは そうなんですが
歌っている内容は
あの頃のような 社会へのメッセージ的なものではなく
聴きに来ている それぞれの人たち そのものへの
メッセージのように感じました。
それは ちょっとアウトローで
向こう側から 投げつけられているようでありながら
その実、
率直なやさしさに あふれていました。
ああ、いいなあ、と 思って聴いているうちに
メガさんは
『一人ぼっちの世界』
という歌をうたいました。
聴いているうちに
サビのメロディが じんと心に 響いてきて
泣きそうになってしまいました。
そして 聴き終わったあと、
もう一度 この歌を聴きたい、と思いました。
ライブが終わったあと、
友人と一緒に メガさんのCDを 見に行きました。
CDは2枚あって
「今日 歌った歌は たいてい これに入っています。
初心者向けです。」
と 左側においてあったCDを 紹介してくださったのですが
わたしが
「『一人ぼっちのなんとか』 って どれに入っているんですか。」
と 聞くと
「あ、それだったら こっちです。」
と もう一枚のCDを 教えてくれました。
で、 そのCDを 買って来ました。
家に帰って 歌詞カードをみながら
その歌を 聴いてみました。
そしたら なぜだか 突然、
涙が ぽろぽろ こぼれてきて
全然 止まらなくなってきて
わたしは 知らないまに 声をあげて 泣いていました。
ほんとに、ほんとに、ほんとに・・・。
これは また 蟻地獄の 新しい出会いかもしれない。
今 そう思っています。
で、この日歌われた 他の歌も とても よかったので
「今日 歌った歌は たいてい これに入っています。」 って
言うてはった もう一枚の方のCDも
今度 ライブに行く機会があれば
必ず 買おうと思っています。
| 2006年03月20日(月) | ◎ワタナベフラワー＠京都ウーピーズ |
京都祇園ウーピーズに 行って来ました。
たいがいのライブハウスには 出かけて行って
年齢との戦いをしてきたわたしですが
そのわたしでさえ おじけづくほどに
見事に 若いお客さんばかりでした。
その上、出演バンドも 若い。
大学2回生とか 卒業おめでとう、とか
そんなMCが いっぱいでした。
しかし、若いバンドは うまいね。
みんな 驚くほどに うまかったです。
日頃 メインで聴いてるバンドが
あんまり うまくないので
衝撃のうまさでした。
ただ ワタフラ以外 5つのバンドを聴いたのですが
どこがどうちがうのかが よく わかりませんでした。
だいたい
似たようなスタイルで
似たようなうまさで
似たような曲を
似たようなコーラスで歌う、
って 感じでした。
これも 日頃 唯一無二のバンドを聴いてるせいで
そう 感じるのでしょうかね？
で、ワタナベフラワーです。
今日も 肩車で クマちゃんが登場してきました。
若いバンドばかり 見てきたので
今日は クマちゃんが おじさんに見えました。
1曲目は 「ビバ結婚」。
今日も 口から 血は出てませんでした。
2曲目 「おなかがグー」。
クマ 「ここの近くに 『天下一品』 あるやろ。」
客 「あるある。」
クマ 「それで みんなで行ってみたらな。」
客 「今日 休みや。」
クマ 「そうやねん！ 月曜日 休みやねん！
しゃないから なか卯で食べたわ。 ははは。」
月曜、休みなんか。
本店まで行かんでよかった・・・。
「帰ろう」 という曲も やりました。
わたしは この歌のサビのメロディを聴くと
なぜか 胸に染みてきて 泣きそうになります。
初めて聴いたのは
障陰女子大の学園祭ライブだったのですが
その時も泣きそうになって
「なんで わたしが
お笑いバンド （そのときはそう思ってた） の歌に
泣かされなあかんねん。」
と 思ったんですけど
バナナホールでも 泣いてしまったし
どうやら この歌には
わたしの琴線にふれるフレーズが あるようです。
「エンジョイサマー」 では
ギターソロのあと 恒例クマちゃんのもみくんいじり。
クマ 「おまえ かわいいかわいいとか 言われてるけど。」
と言うと 後ろの方から
若い女の子の声が ユニゾンで
「かわいい！」
クマ 「うっさいわっ！ おれの方が かわいいわっ！」
と言いながらも クマちゃんは
もみくんが かわいいことを認めてるようで
「あとで 部屋 来てくれる？」 とか
「かわいいけどぉ・・」 とか
あやしげな発言をしていました。
でも その後、
「こいつと付き合うても おもろないよ。
でも おれと付き合うたら おもろいで。
おれと 付き合うたら
・・・
土地 買うたる！」
ちょっと ちょっと クマちゃん、
それ 完全に おっちゃんやんか〜。
その発言 思いっきり おっちゃん はいってるで〜。
わたしは 笑いが とまりませんでした。
それから クマちゃんは
「よし！ 八坂神社も買うたる！」
と言いました。
クマちゃん的には それが オチだったようですが
歌に戻る ドラムをたたくはずの
しんすけくんは しらん顔。
クマちゃんは 振り向いて
「まだ 満足してへん？」
しんすけくん、
「まだ 足らんなあ。」
クマちゃん、
「よっしゃ！ おたべもつけたるわ！！」
そこで ドラムが入ったのですが
しんすけくんの満足度って そんなもんだったのね・・・。
八坂神社で 思い出しましたが
ライブの前 クマちゃんともみくんは
八坂神社にいったそうです。
クマちゃんは どこでも 全力投球で 遊ぶので
水 飲んだり お参りしたりしてらしいのですが
もみくんは
「なあなあ、くまがいくん。 ・・・飽きた。帰ろう。」
と言ったそうです。
「こいつは アミューズメントがいるんです。」 と
クマちゃんは 言ってましたが、
なるほど ほんまやね。
まだ おこちゃまね。
それから ギターソロの時
ワンフレーズ弾いて 横にいるクマちゃんに
ピースサインをして みせていました。
クマちゃん おおウケ。
しばらく 笑っていました。
わたしも それ見て しばらく 笑っていました。
かわいんやろなあ〜。
最後の曲 「わ―い」 は
今日は 下に降りてこず
永島さんと クマちゃんとで
お客さんに向かって しゃぼん玉を とばしていました。
ここのライブハウスは
なぜだか ステージのすぐ前に
PAブースがあって
それが ガラス張りになっています。
歌っていると その姿が写るらしくて
クマちゃんが
「ここに鏡みたいに 写るねん。
おれが きたないのは わかってるよ。
でも おれがきたなくて
みんなが 楽しんでくれたら
それが 一番 大事やねん。」
と かっこいいMCで 自分で 感動してました。
そして 最後に
「みんなに 八坂神社 おごったるわ〜！！」
と 叫んでいました。
やった〜！
これから 八坂神社は わたしのものやからね〜！
こうして ライブは終わりました。
昨日にくらべると
まとまった感のあるライブだったと思います。
昨日も もちろん 充分 楽しんだし
曲も とても よかったですが
ステージ自体は
ぎくしゃくしたものがあったように 感じました。
今日は びしっと キレがよかったように思います。
クマちゃんのテンションのちがいかな。
今日の方が のびのび やってたような気がする。
ワタフラライブ歴の短いわたしには
まだ ちょっと わかりません。
むさくんのベースは 今日も とてもいい音でした。
スピーカーのそばだったので
ほんとに 心地よく 響いてきました。
ライブのあと 四条通りを歩きながら
このみちを この時間に こっちの方向の歩くのって
宵々山コンサート以来やなあ、と 感慨深かったです。
京都は だいすきです。
歩くだけで 心が落ち着きます。
京都まで来て ほんとに よかったです。
| 2006年03月19日(日) | ◎セックスマシーン、ワタナベフラワー＠神戸ブレス |
本当ならば
マンスリーライブ初日の
今日のこの日を エレカシファンは
どのように過ごしたのでしょうか。
いろんな過ごし方が あったと思います。
それは ほんとに 人それぞれだったと思います。
わたしは 神戸ブレスへ 行って来ました。
もちろん ライブです。
そして 思いを共有できるエレ友さんたちと会うためです。
これが わたしの過ごし方でした。
神戸に着いたのが 1:30。
それから ライブの始まる7:00まで
ずっと しゃべり続けてました。
これから 始まるライブのこと、
今日あるはずだった エレカシライブのこと、
ツアーのこと、
遠征のこと、
もう 尽きることなく しゃっべておりました。
で、神戸ブレス。
今日は サイクロンというバンドの
レコ発ライブでした。
最初は RADS。
高校の文化祭を見てるみたいな感じでしたが
ギターの人は なかなか
いい音をだしていたように 感じました。
特に ストロークの音は
わたし すきでした。
次は セックスマシーン。
KNAVEの時は なんか わりと スペースに 余裕があって
もーりーが 前につめるように言ってましたが
今日は 前のバンドが終わるなり
お客さんが どんどん 前にやってきて
前の方は ほぼ 満杯。
それも 男性が多いんです。
地元神戸では えらい 人気なんだなあ、と びっくりしました。
わたしのとなりのNさんは
「わたし ついていけるかな〜。
2曲目で すきかきらいかに 分かれるんですよね。」
と言うので
「そうそう、2曲目ですよ。」
なんて言ってたのですが
BON JOVIの曲に乗せて
森田くんが 登場してきたとたん Nさん 大爆笑！
その後も ずっと ウケまくっていました。
なんでも 今日は ギターリストの人の
職場の人が来ているらしくて
「みんな 盛り上げるように！！」
と 森田くん 叫んでいました。
1曲目は 「サルでもわかるラブソング」。
前回は ただ 笑ってただけのわたしが
今日は もう 声も限りのSINGOUTをしてしまいました。
この時点で
今日は 突っ走ってしまうだろうという
確かな予感が あたまをよぎりました。
わたしは この曲のメロディもすきなのですが
なんといっても
『サルでもわかるこの気持ち
むしろサルだぜ この気持ち』
というところが ものすごくすきです。
荷風や谷崎に通ずるものを 感じてしまうのです。
2曲目は 「（IT'S ONLY）ネクラ」。
ここで 職場の人に向けて ギターの速弾きを 披露。
いや〜、すてきでした。
それで また この曲でも
わたしは 大声で合唱です。
楽しい、楽しい！！
3曲目の前に
「今日は ノープランでやっている。
セットリストには 『テンション』 書いてある。」
とか 言ってました。
なんか MCのとこにも 『テンション』 と
書いてあったらしいです。
で、曲は 「いい人どまり」。
なんだか 前の方は 一部 モッシュ状態になっていて
友人が はじきとばされてました。
ものすごい 盛り上がってます。
「報われないぜ」「電車」 と続きました。
「電車」、とても いい歌ですね。
わたしも ここらあたりから
飛び跳ねていました。
そして 最後は 「Jフォンはボーダフォンになりました」。
この曲も サビのところのメロとリズムが だいすきです。
風邪がなおりきってなくて
声が 出にくいというのに
思いっきり 歌ってしまいました。
しかし わたしは どうなってんねん？
ほんの1ヶ月前は 存在さえ知らんバンドで
ある種 あっけに取られてみてたのに
今日は 跳んだり 歌ったり、
めちゃのりしまいました。
で、軍手も 買ってしまいました。
その上、帰りに 自転車に乗るときに
いそいそと 着用してしまいました。
あかん、 セクマシ 完全に はまったみたいです。
次のライブが 待ち遠しいです。
あ、Nさんは
2曲目を待つまでもなく
オープニングで 「すき！」 って 思ったそうです。
3番目は ワタナベフラワー。
もみくんは 出てきた時
いわゆる 伊達眼鏡をかけていて
クマちゃん登場のフレーズの時に
頭を振って 眼鏡を 振り払っていました。
ねらいは わかりますが
まだ ちょっと 仕草が青いかな。
でも 数をこなすと かっこよくなりそうな感じでした。
1曲目は いつもの 「元気がいい」 ではなく
「エンジョイサマー」 でした。
今日は クマちゃん、
口から 血 出てなかったみたい。
客へのからみ、いつもより 少なかったからかな。
そのかわり 口に髪の毛が入った、とか 言ってました。
それから 「チューの花」 やってました。
『ちゅー』 って きつねにするの、かわいいですよね。
あと、「僕と君のリズム」「インスタントコーヒー」 やって
最後は 「わ―い」 でした。
間奏の時 後の方まで行って
男性を ひとり 連れてきて
会場なかほどで
ふたりで ダンスしてました。
とっても 楽しかったです。
ワタフラが 終わると
もう 喉 からからやし、くたくたやし、
後ろにさがって ドリンクを飲んで 休憩タイム。
最後は サイクロン。
なんでも 今回のCDを出すまでには
かなりの苦労があったらしく
レコ発ファイナルの今日は 感慨深いようで
激しい歌を歌いながらも
時折 涙がにじんでいるようでした。
わたしは 初めてのバンドでしたが
あんなすごいモッシュ、見たことありませんでした。
前の方のモッシュゾーンには
とてもとても 近づけそうにないです。
男性が ものすごく 暴れてました。
なんか テンポのめっちゃ早い曲になった時
物販にいた森田くんが
突然 猛然と前の方へと ダッシュしていき、
ダイブしてました。
で、曲が終わると
また ダッシュで 物販のところへ 戻ってきてました。
亡くなった友人のことを歌った歌は
なんか すごく 胸に沁みました。
終わったら 9:30くらいだったかな。
終わったからって すぐには 帰れないです。
順番待ちが ありますからね。
ま、それも 終わって 阪急に乗ったとたん、
お腹がすいてきて 眠くなってきて・・・。
しかし まあ、
わたしたち 空腹も 睡魔も
ものともせず ライブと 戦っているわけですね。
凄まじいというやら、
しあわせというやら、
ほんと やめられないです、ライブばかりは。
・・・と、書いている間に
the Miceteeth のホーンの4人が
脱退するというニュースを知りました。
え・・、うそやん・・・。
ショックです。
あのホーンと 次松くんのボーカルのあわさった、
あの雰囲気がすきやったのに・・・。
もう 聴かれへんのかぁ・・・
つらいな。
あの大阪が 最後やったんか・・・。
ああ、ショック・・・。
| 2006年03月12日(日) | ◎ワタナベフラワー＠十三ファンダンゴ |
そして 明けまして 12日、
十三ファンダンゴに ワタナベフラワーを 聴きに行って来ました。
始まる前、ミスドで お茶。
エレカシライブの中止について
わたしたち、いつまでも待てるよね、
待つことには 慣れてるもんね、
去年だって 半年も待ったし、
今年なんか お正月にあったとこやもんね、
などと 話しをしました。
そして 開場時間にファンダンゴへ行きました。
これは あの、やっぱり エレカシライブの癖ですね、
きっちり 開場時間前に 行ってしまうのって。
今回も その時間に会場に入ったお客さんは
わたしたちを入れて 6人でした。
そして 余裕を持って
次々と現れる常連さんたちに
「ふ〜ん、そうやよな、
こうして ゆったり来るのが 通やよな。」
なんて 思いました。
でも やっぱり 次も開場時間にいってしまうと思います、わたし・・。
一番手は THE 48s。
初めて聞くバンドだったんですが、
とても ノリのいいロックンロールで
初めてにもかかわらず 気持ちよく 身体が動くのがわかりました。
3人とも 眼鏡をかけていて
でも その眼鏡の雰囲気が 3人ともちがってて
なんか 楽しかったです。
次は ワタナベフラワー。
セッティングが終わると
もみくん、むさくん、しんすけくんが 手を上げるんですよね。
あ、始まる、って うれしくなります。
今日は また、
ノリにノッてた クマちゃんでした。
ちょっと 空回りなくらい ノッてました。
『始めは 僕たちのこと 受け付けない、と思っても
そのうちに 「かわいそう」 って 思うやろ。
で、終わりの方には 「すきかも」 って思ってくるよ。』
と 言ってましたが、
ある意味 それは 当たってるかもしれないと思いました。
でも 最前ド真ん中で 担ぎ上げられた女の子は
「きらいかも」 って 思ったんじゃないかと 思いますが・・。
わたしの今日の位置は もみくんの前、前から2番目。
もみくんが
コーラスしたり 演奏したりしてるのを見て
こりゃ どうみても 21歳やわ、と 確信しました。
で、この前から
ライブや ライブ映像を見てて 思ったんですけど
もみくんって かわいいけど
時々 すごい いろっぽい表情をすることがあって
それって たいてい
クマちゃんの方を見る時の表情やな、って。
なんか すごく うれしそうな、
ちょっと あまえたような。
それから 一番 かわいい顔になるのは
コーラスする時やな、って。
で、ギターソロの時は
自分に戻るのか 結構 クールな陶酔表情になるな、って。
どうやら これは、
『嫁より クマガイがすき』 っていうの、
思いっきり ほんまですね。
でね〜、
あんな顔で見られたら
クマちゃんだって もみくんのこと
めっちゃ かわいいやろな〜、って 思います。
なんやねん、このバンド。
最後の曲 「わ―い」 の時、
客席に降りて行ったクマちゃんを追う永島さんが
いつもになく あせって
床の上を 一生懸命 なにか 探してるので
どうしたのかと思ったら
しゃぼん玉製造機の 石鹸水を入れてあるボトルが
はずれて 落ちてしまったようでした。
なんとか見つけて
無事 しゃぼん玉を作ってましたけど
ライブのあと モップで
せっせと 床を拭く 永島さんでありました。
しかし あんなにあせってる永島さん、初めて 見ました。
健気ね〜。
わたしにとっては 1ヶ月ぶりのワタフラだったのですが
とても 楽しかったです。
なんか ずいぶん 長いこと 聴いてなかったような気がしました。
1ヶ月なのにね。
トリは ファンキー・パンキー。
今日は このバンドのレコ発ですから。
わたしは 初めてのバンドでした。
なにやら 「お腹いっぱい」 になるバンドらしい。
つまり 濃い、ってことかな。
と 思ってたのですが、
濃いも 濃い、
紅茶寒天のように 濃ゆかったです。
濃い世界と きもいのの きわきわって感じでした。
でも、わたし、
ボーカルさんのMC、妙に ツボにはまってしまって
なぜだか ウケまくってしまいました。
ギターの人は 漫才のツッコミみたいな顔してたし。
ドラムの人は
山ちゃんとしずちゃんを合わせたみたいな感じやったし。
ベースの人は まるっきり 芸人のノリやったし。
アンコールの時、ファンのひとたちが
タオルをまわしながら
「ファンキー・パンキー！ フゥ、フゥ！」 って やってたら
登場してきたボーカルさんが
「見てられねぇから 出てきたぜ。
そんなのは アンコールじゃねえ。」
とか 言って、
それも もう えらく ツボにはまってしまったです、わたし。
MCは 関東弁なんですが、
素の言葉や 醸し出す世界は コテコテの大阪でした。
なんか また MC聴きにいきたいな、とか 思いました。
確か 4月にも ワタフラとの対バン あったよな〜、
ちょっと 楽しみです。
ファンキー・パンキーのライブ中、
左側にある 楽屋への階段の途中に
クマちゃんともみくんが座って
なかよく ペットボトルの水を分け合いながら 見ていました。
そして ファンキー・パンキーに
「ワタナベフラワー！」 って 紹介されると
クマちゃんは 階段の柵から 手をだして
拍手をしていました。
わたしは 思わず、
『ほんまのクマみたい・・・』
と 思ってしまいました。
ライブのあとは
順番待ちも サトちゃん騒動も
とても 楽しくて
文字通り、くたくたになるほど 楽しんでしまいました。
ああ、これって 忘れてた世界やなあ。
昔は こういうライブを 楽しんでたもんなあ。
ほんとに 楽しい。
ワタフラに会えて よかった。
ほんとに よかった。
| 2006年03月11日(土) | ◎ソウル・フラワー・ユニオン＠心斎橋クラブクアトロ |
11日は 心斎橋クアトロに
ソウル・フラワー・ユニオンのライブに 行って来ました。
行くのをやめようとは 思いませんでしたが
行きの電車の中では 気が重く、
こんなことで ほんとに 楽しめるのかな、と
ちょっと 不安になりながら
心斎橋を とぼとぼ 歩いておりました。
ところが そんなわたしの心を知っていたかのように
一曲目は 「雑種天国」！
もう 樋野さんのSAXの音を聴いたとたん、
心が ぱあ〜っと 踊り始めました。
すっかり SFUの音楽に はまりこんでいきました。
実は 途中で キングコブラのセクマシに
行くつもりにしていたのですが、
次の3つの理由により
最後まで SFUを 楽しむことにしました。
� ，い弔發砲泙靴董￣�野さんのキーボードに とろけた。
�◆￣�野ボーカルの 「マウンテンバイク・フロム・ヘブン」 に
心底 酔いしれてしまった。
�� 19日と23日のセックスマシーンライブに いくことを決めた。
そんなわけで
「エンプティーノーション」 やら
「風の市」 やら
「満月の夕」 やら
「海行かば」 やら を
踊り狂って来ました。
おもしろかったMCは
中川さんが 花粉症に苦しんでいると
奥野さんが
『中川に入る花粉の気持ちが わからんわ。
えらいとこ入ってしもたなあ、って 思うてるやろな。』
うん、わかる気がする・・・。
それから、中川さんが 阪神のキャンプに行って来て
中川 『金本、心配やな。』
奥野 『濱中は ええらしいよ。』
中川 『みんな 毎日 スポーツ新聞読んでる？
世の中、ソウル・フラワーと タイガースがあったら
それで ええんちゃうん？
そう 思うわ。』
そこで お客さんが わ〜っと笑うと 中川さんは
『宗教的なこと言うて ごめんな。』
なんて 言ってました。
結局 ライブが終わったのは 10:00前。
かれこれ 3時間も やってました。
6月には モノノケ・サミットのアルバムが 出るそうです。
とても 楽しみです。
GOING KOBE’06、出てくれへんかな〜。
