 アンテック鉄工部さんに発注して
いた石窯の扉ができあがり、昨日
設置して頂きました。流石に職人、
堅い仕事で、ぴったりおさまりまし
た。固定にビスや溶接が効かない
ので上下四方をクランプで締めて
 固定し隙間ができたところは耐火
粘土で埋めました。しっかりした
扉が付くと、ずいぶんグレードが
上がったように見えます。お寿司
に例えれば、『並』 が 『特上』 に
なったぐらいの昇格を感じます。
扉が付いて名実ともに完成した石窯で、来月のイベント
一七縁日には、30�僂縫汽ぅ坤▲奪廚靴拭 惻椒團供戞，�
ご賞味いただけるよう、新窯の火の調節を体得しておき
ます。遅れておりました縁日の詳細も明日、アップデート
いたします。ご来場の節は、ぜひピザをご賞味願います。
石窯鉄扉 閉口
石窯鉄扉 開口
 家人が松本で見つけてきた骨董
です。磁器製の輪で目方が漢数
字で染付けされています。何でも、
絹糸に縒りをかける際に使う重し
で 『静輪』 というのだそいうです。
長いこと陶磁器に携わっています
が、これは全く知りませんでした。今では機械製糸が
進んでこの道具はほとんど使わないそうですが、珍品
陶器蒐集家としてはやはり一つ持っていたい逸品です。
七は七匁（もんめ）の錘ということだそうです。
ｇで換算すると26.25ｇ 因みに一つ測ってみたら
24.1ｇでした・・・案外大雑把なんですねぇ。
先週末、家人が市場スタッフと連れ立って信州松本へ
行ってきました。お目当ては 『工芸の五月』 と銘打た
れたイベントです。この、研修旅行のために今月5月は
芋乃市場を休ませていただきました。色々なブースを
見て、実り多い旅であったようです。
 こちら、お土産の孫の手です。
工芸の五月に相応しい民芸品は、
駅前の土産物店松田屋さんで買っ
たということです。知る人ぞ知る
孫の手コレクターの私は、この
シンプルな竹製孫の手が大好き
です。家人も心得ていてどこかへ行ったときには見つ
けると買ってきてくれます。今ではその総数30本ほど
になりました。基本的な作りは全国共通のようですが、
不思議と各地で長さや曲り具合が違います。ソフトな
掻き感の物から、痛いほどにハードな物まで色々です
が、今回の松本産は曲がりが強めで、ハードな部類の
一本です。紐はついていないことが多いですが、これ
は付いていてそれも紅白の拠り紐ですから、さすがに
工芸の本場は違うわいと感激した次第です。
今月の芋乃市場はそんなわけでお休みさせていただき
ましたが、来月6月は、またはりきって営業いたします。
ギャラリーは前田秀子さんの竹の籠を展示します。私
もがんばって美味しいお蕎麦を打ちますのでどうぞ皆
さま、足をお運び願います。
孫の手は英訳したら a grandchild's hand かと
思いきや、a back scratcher と言うそうです。
英語はこういうところが記号っぽくて詰まりませんねぇ。
子供の頃、電車を見るのが好きでした。生まれ育った父の
会社の社宅は、中央線の荻窪駅に程近く、今はなくなって
しまった踏み切りで電車が来るのを飽きずに観ていたのを
覚えています。大人になるとそんなことはケロリと忘れ、
今では電車に乗るのは嫌いなくらいですが、電車が連なっ
て線路の上をタタンタタンと音を立てて走っているのを観る
と、子供の頃の気持ちが蘇ります。
 そんな童心に帰って電車の紙工作
をしてみました。インターネット上に
は案外多くの電車ペーパークラフト
が公開されていて、これはねえべぇ
と思っていた岩手県の釜石線もちゃ
んとありました。釜石線は実は電車
ではありません。ディーゼルエンジンで走る所謂、気動車
です、単に汽車とも言いますね。この車両は 『キハ110型』
で、釜石線のほか陸羽線などで使われています。釜石線
は花巻〜釜石間を通る路線で、宮沢賢治に因み 『銀河ドリ
ームライン』 と呼ばれています。こういうと格好いいです
が、遠野から釜石に抜ける山間ではよく鹿や熊との接触
事故を起こす荒々しい路線です。
自動車に乗るようになって、とんと電車に乗らなくなりま
したが、たまには電車の旅もいいですねぇ。ビールでも
呑みながら駅弁をつつくなんて乙ですなぁ。ロマンスカー
で箱根なんてのも、ガキの頃は憧れたもんです。ブルー
トレインで夜行列車ってのも結構です。この歳になると
やはり、カシオペアで北海道ですかな。最近はお座敷列
車なんてのはもう無くなっちゃったんですかねえ。
とどめはやっぱり、あずさ2号ですな。はぁちじちょおう
どのーあぁずさにごぅおでぇー ♪ ってね。
釜石線はラッシュ時には3〜4両編成に
なりますが、ほとんど1〜2両編成です。
 昨日、吉祥寺へ行く前に井草の
ジョニーさんのお宅へちょいと
お届け物をしに伺いました。そこ
で、奥様のウッシーさんから車の
ミニチュア陶器を譲ってもらいま
した。富士重工の 『サンバー』 の
それも初期型です。渋い！ 作者は、笠間の鴨工房さん。
直接面識はありませんが、実に精巧に特長をつかまれ
ていて、スバリストにはたまらない逸品に仕上がって
います。前長3cm弱、この小ささがまた堪りません。
私は平成版のサンバーバンに乗っていますが、この
初代（1961年）から脈々と受け継がれたリアエンジン
の響きの心地よさは、運転者の心を鷲掴みにします。
寂しいことに今年の2月には生産を終了、4月には販売
も終了してしまいました。しかしながら、大事に乗って
いるオーナーさんがいる限り、サンバーは不滅です。
只今私の車は走行距離8万、大事に乗る人は10〜15
と聞きますので、まだまだがんばれるでしょう。元より
あのスバル360を開発したチームが基本設計した頑丈
な車ですから、丁寧に長く付き合いたいと思います。
通称 おばＱサンバー
イイノナホさんの作品展を見に吉祥寺へ行ってきました。
ライフワークといって差し支えないクローバーのペーパー
ウェイトの本の出版記念展 『ガラスとヒカリ』 と銘打た
れた会場は、その軌跡をたどりつつ奥へ行くほどに卵形
の作品がたわわに集うすてきな展示になっておりました。
 イイノさんの作品は、とても軽やかです。
ガラスという硬い素材であるのにとても
ふわりとしています。ペーパーウェイトも
透明なガラスの中にほわっと浮いている
ように四つ葉があって、持ってみてずしっ
と重さを感じると少しビックリします。卵の
外形は職人っぽい堅い仕事をし、その中
に一筆書きで書いたように葉を浮かべる
のはこれまた堅くなりそうなところを実に柔らかく、さらりと
やってのけています。それがきっと数物にありがちな画一的
な量産品にならず、一点一点手びねり陶器のような体温を
感じるのでしょう。心憎いばかりです。縁あって永のお付き
合いになりますが、以前からイイノさんの引く曲線はとても
魅力的でした。決して筆速は早くないものの、連綿のかな
文字を見るような心地良さを感じます。その好ましさがその
侭ガラスの中でも生きて定着しているように見受けました。
久しぶりにお会いして、会場にも拘らず四方山のお話をさせ
ていただき、楽しい時間でした。新刊初版本にサインも頂戴
し、新作のピンクのウェイトも買ってきました。本はサイン本
コレクターとして自分の蒐物に、ウェイトは友人の娘さんで
美大を目指している苦学生にプレゼントしようと思います。
展示は巡回し、長丁場になるようです。体をこわさぬように
じんわりとがんばって、多くの方に枯れることの無い幸せの
四つ葉を配ってほしいと思います。
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ギャラリー フェブ 公式サイト
 糠床が、すっかり元気になって
きゅうりなどは一晩で漬かるよう
になりました。毎日、美味しい糠
漬けが食べられて幸せです。今朝
はカブとヤマイモを埋めました。
なんだか顔のように見えて愉快で
した。これから夏の野菜がどんどん美味しくなります。
ナス、ピーマン、ししとう、ミョウガ、オクラ、そしてトマト、
どれも生でも漬けても美味しいものばかり。
暑い暑いと嘆かずに、野菜の美味しさを喜びたいです。
「おいら、糠太郎ってんだー、暑いのなんて、へっちゃらだい。」
なんて言い出しそうなつらがまえですな。
 山梨銘菓 『桔梗屋信玄餅』 の
食べ方の一例をご紹介します。
モデル協力は町内屈指の甘党、
安藤氏です。まず、ビニール
の風呂敷に全てを出し、黒蜜
もあまさずかけ回します。
 添付の菓子切り小べらを使って
ていねいに練り上げていきます。
蜜と、きな粉が混ざるまで少々
時間がかかるようですが、しっ
かり練るときれいにまとまって
きますのでがんばりましょう。
 餅と、蜜と、きな粉は混然一体
一つのお菓子にまとまりました。
元の三つに分けて食べてもよし、
一口でもよし、さあ、いただき
ましょう。そうそう、渋ーいお茶
もご一緒にお忘れなく。
 安藤氏曰く、桔梗屋さんの餅は
この蜜ときな粉の配分が絶妙な
のだそうです。ゆえに、食べ終わ
るとなーんにも残らないのだとか。
確かに、粉一つ残さずきれいさっ
ぱり。 はい、ごちそうさまでした。
信玄餅の食べ方には皆さんそれぞれの方法論がある
と思いますが、これも一つの例として、試してみては
いかがでしょうか？因みに私は黒蜜は一切使わず、
きな粉は払い落として、お餅だけをいただきます。
其の全てを広げること 林の如く
其の全てを練ること 火の如く
其の全てを纏めること 山の如く
其の全てを平らげること 風の如し
あ、ちょっと順番が・・・まいっか。
 庭の雑木の葉が沢山巻いている
のでちょっと驚いて写真に撮りま
した。ハマキガの幼虫が巻いた
ものか、はたまた何かの病気か？
なんにもせ、随分きれいに巻い
たものです。
 どちらにせよ木にとっては芳し
くない状況でありましょう。が、
それほど大事な庭木ではないし、
小さな木なので自然にまかせて
観察しています。巷では東京の
電波塔開業で賑わっています
が、あまのじゃくな私はこういう時にこそとばかり上は
見ず、足元の自然に目を向けて小さく纏まっています。
かといってスカイツリーの完成を喜んでいないわけでは
なく、みんなが騒いでいると一緒に足並みを揃えること
に大きな抵抗を感じてしまうだけです。仕様の無い性格
だと女房に白い目で見られますが、今さらもう治るもの
ではありません。そんな拗ね者でも、今夜のライトアップ
はちょっと楽しみです。インターネットのストリーム中継
で観ようと思っています。
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昨日、久しぶりに本焼きの窯を一窯焚いたらば思いの他
草臥れて、今日は日食でもあるし、一日休暇をとりました。
午前中に色々と野暮な用を済ませ、午後は紙工作で遊び
ました。5月の連休に友人の娘さんが買ってきてくれた岡山
の 『オハヨー牛乳』 のコピーです。連休中に一度作って
みましたが。さらに色々と工夫を加えました。
 まず、台紙を光沢紙にして質感
を実物に近付けました。色も紙を
変えたことで原物に近くなりまし
た。そして、寸法を小刻みに変え
て入れ子になるようにし、5個揃い
に組み立てました。これを順番に
中に入れながら封をし、全て一つにまとめる予定です。
ロシアの民芸品マトリョーシカを手本にしました。一番
小さなものの長さが一寸二分（35�弌紡膤阿砲覆覦貪�大
きなものが三寸五分（110�弌砲箸い�寸法になりました。
名づけて 『オハリョーシカ』 本場ロシアでも喜ばれる
ように、いっしょうけんめい、作りました。
若い頃はこういう細かな仕事が得意でしたが、歳のせいか
5個組み上げたらずいぶん目が疲れました。休みに疲れて
しまっては本末転倒ではありますが、気侭な道楽に没頭し
心はとても軽やかです。五月も下旬、良い季節になりまし
たが、虫たちももりもり湧いてきました。 そろそろ蚊取り
線香を出しとかなきゃなと思います。
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5月7日の日報 続紙工作
 今年も梅干しのシーズンが近づい
てきました。昨年同様今年も20kg
ほど漬けて干そうと思います。
我が家の庭の白加賀は連休の
強風でほとんどの実が落ちてし
まい、使い物になりませんが、
毎年お世話になる小田原昇珠園さんの十郎は、たわわに
実っている様子。今年も良い実を売ってもらえそうです。
春が遅く寒かったせいで出荷が少し遅れそうだとのことで
すが、干すのはどうせ梅雨明け後ですから急ぐことはあり
ますまい。実が熟すのをじっと待ちましょう。
陽気が良くなって、糠漬けもずいぶん早く浸かるようにな
りました。西の方から順に鮮度の良いキュウリも入ってき
ますし、毎日の食卓が 『夏』 に切り替わりつつあります。
ふたつほど残ってました。
5年物の私のノート、すでに自壊した横浜のベンチャー
企業工人舎のビジネス向けですが、買った当初からえら
く発熱し、夏場はアイスノンで冷しながら使っています。
時として安全機能が働くものか、前触も無く電源が落ち
ます。いわゆる熱暴走というやつでしょう、昨日も日報
記事をせっせと書いて投稿寸前に、バヒューンという音
とともに完全に沈黙しました。下書保存をしていなかっ
たので記事は一瞬にして無に帰しました･･･orz
 今さらながら悔やまれますが、
昨日は我が家の今年の節電成果
と、脱原発、脱東電への展望を
具体例を挙げながら我乍ら熱い
記事を書いたのです。パソコン
を使っている限りは良くあること
ですから、下書保存乃至テキストバックアップ等の安全
策をとりながら作業するべきなのは重々解っています。が、
そういうことをきちんとしている時には決まって暴走しま
せん。書くことについ熱中し、ちょいと仮保存をし忘れた
ときにボンと症状が出るから皮肉です。『熱疱瘡』 と呼び
たいくらいです。消えた記事はいずれ書き直しますが、すぐ
には同じものを書く気になれません。でもやっぱり、どこ
か気が治まらずこうして愚痴っているわけです。
さてさて、季節は初夏となりました。今年も暑くなるので
しょうか？今夏もノートパソコンをアイスノンで冷しなが
ら、騙し騙し古道具と付き合うことにしましょう。
熱くなるわ、OSはクソVISTAだわで、予算が
あればすぐにも買い換えたい工人舎ノートPC
なぁにが ようこそ だっ。
 近年、すっかり姿を見なくなった
ミノムシを、ぼちぼち見かけるよ
うになりました。1990年代から
寄生虫にやられ激減し、絶滅
危惧まで叫ばれていたそうです。
何かが変わったのか、生き物は
強いものです。ぶらんと下がったミノムシの蓑は昨年
の秋の葉を使ったもので、俳句では秋の季語になって
いますが、青葉の時季に見かける茶色い蓑も風情があ
ります。 では一句、
古蓑を 繕う虫や 蜜柑咲く
枝が残って、人工衛星みたいですねぇ
 沖縄返還40周年を記念して、
お昼にワンタン入り沖縄ソバを
食べました。意外と合うことに
驚きました。各地の沖縄料理店
でもメニューに加えるといいの
にと思いました。そして只今の
お時間17:30 泡盛 『どなん』 のお湯割をいただきながら
この記事を書いています。沖縄には2度ほど伺いましたが、
独自文化を大事にしている良い国です。国 と書いたのは
関東生まれの私には、沖縄の文化は外国のように感じた
ことと、明治維新まで琉球という王国が現として存在したこ
とへの敬意です。建国から廃藩置県の強要までの450年の
歴史はその文化の成熟には充分な時間であったと思いま
すし、明治維新後の沖縄県民の皆さんのご苦労には言葉
もありません。これからも大変なことばかりでしょうけれど、
琉球の文化を薄めずに残して欲しいものだと思います。
陶器屋としてはやはり、ちょっと重いけど重心のしっかり
した沖縄の焼き物 （うちなーぬやちむん） は、その骨の
部分をしっかりと残しながら発展して欲しいです。
末席ながら、関東横浜から南国沖縄を応援して居ります。
ワンタン入り沖縄ソバ これに 『ソーキ』 と
『丸かまぼこ』 がのっかれば言うことなしですね！
ついに買いました！憧れの 『ギブソン』
 でも、ギターではありません。
弾く時に使う 『ピック』 です。
堅いピックを上手に使えないの
で、一等薄手のThinというタイプ。
形はトライアングル、いわゆる
おにぎり型それもどどんと20枚。
オークションショップで安かったので（20枚で1000円）
纏め買いしたわけですが、これだけあればしばらくは
買わずに済みそうです。
先ほど、『一七縁日』 の日程をアップしました。今月は
女将の都合で芋乃市場はお休みします。その分、縁日
で楽しんでいただくべく、催しの内容を検討しています。
サイトでも告知していますが、私若林和正の独演会を
やらせていただく運びとなりました。ギターとウクレレ
を使い、歌など歌おうと考えております。曲間には小噺
や漫談なども織り交ぜて笑っていただこうと思います。
先日完成したオリジナル曲もご披露したいと考えてお
ります。つたない芸でお耳障りでしょうけれど、照れず
にがんばりたいと思っております。
実は演奏家さんを呼ぶ予算が無くてこうなりました。
画像を拡大、畳のバックが
割と似合っいて愉快です。
多分おとなりの飼い猫であろうオス猫がよく遊びにき
ます。我が家の二匹のメス猫と仲良くなりたいのであ
ろうことは理解できますが、生憎ウチの猫たちはもう
9年も飼っている云わば大年増、何が嬉しくて日参し
てくるのかは不明ですが、うちの猫たちもまんざらで
もないようでこいつが来ても怒る気配がありません。
 あまりに良く来るし、来るときは
決まって 『あおー、あおー』 と
鳴きながらやって来るので自然
にアオという名になりました。
どこからかこの声が聞こえると
我が家では、「あー、アオちゃん
今日も来たねぇ」 などと言っては、笑っています。
最近は我々の顔も覚えたようで、写真など撮っても
逃げもしません。ふてぶてしい奴ですがどこか憎めず、
来てその辺に寝転んでいても放っておきます。どうや
らケンカはあまり強くないようで、あちこち傷だらけ
です。そんなところも憎めぬ要因で、アオちゃんは
うちの家族からもあたたかい目で見られています。
我が家の二匹もすっかり歳をとりました。いつまで
生きることかは知れませんが、生きるまで飼ったら
どこかに埋めてやりましょう。ひっそりと姿を消す
なら、それもいいでしょう。まあ、それまではアオ
ちゃんと仲良く遊ぶのがよろしかろうと思います。
見たところ、5年物くらいの猫ですな。
 最新式タンクレストイレの節水
が進み、ついにはTOTO、INAX
ともに4Lを切りました。 凄い !
たまさかホテルなどでお目に
かかることでもなければ使う
機会のないハイテクトイレです
から、値段も軽く20〜30万という破格で、持てるはずも
ない高級機種ですがあんなのが家にあったらいいなあと
本当にあこがれます。我が家のトイレはウォシュレット
は壊れたままで修理のめども立たず、タンクは古ーい
ロータンク、ちょいと倅が頑丈な糞などすれば流しても
流しても水ばかりを浪費し、いつまで残って往生します。
トイレにお金をかけるなんて、よほどの金持ちかトイレ
マニアでしょう。陶器屋の端くれとしては日本が誇る
衛生陶器の最先端を自宅に持ち、毎日の排泄を豊か
に過ごしたいところですが、夢のまた夢であります。
せめてミニチュアでも集めて、紛らわしましょう。
INAXのタンクレストイレ
『SATIS』 のミニ貯金箱
 口は強いものだと思います。
皮膚なら火傷をしてしまうような
熱い物を受け止め、冷たい氷も、
ものともしません。私は熱いもの
も冷たいものも苦手ですが、それ
は中枢が好まないだけで、口腔が
耐えられないわけではありません。甘い物や辛いものを
好まないのと同様、単に脳の嗜好がそれを拒絶している
に他なりません。物理的には堅いものも噛み砕き、繊維
をすりつぶし、味を効きわけ、嚥下し消化吸収するその
入り口として、やはり口はたいしたものだと思います。
人間はその口で数多の生物を食い、どれだけ繁殖するの
でしょうか？増えすぎてしまった種族の末路は悲観的です
が、増えるのを抑制しずぎるのは生物として不自然です。
増えるだけ増えて、自分で自分の首を絞めるまで、増え
るべきでしょう。そのあとどうなるかは、大いなる自然の
バランス感覚に委ねるしかありますまい。
あー、わらびのおひたしが食べたいなぁ。
イマイトモコさんのガマグチ
 午後、明日の素焼きの窯詰めを
していたら、急に暗くなってゴロ
ゴロいいだしたので、一時作業を
中断し家に籠もりました。すぐに
も雨が降り出して、物凄い音がす
るのでこわごわ外を見てみたら雹
がバラバラとい降っていました。急いで携帯カメラで写真
を撮りましたが、よく見ないとわかんないですねぇ・・・
竜巻でも来やしないかと空を気にしていましたが、1時間
ほどで雨も収まり、仕事に戻りました。
大自然は荒々しい側面を持っています。花や新緑の美しさ
も自然ならば、津波も竜巻もまた自然です。人間も自然の
中から湧いた生き物である限り、切り離して生活ができる
はずがありません。けれどせめて自然災害は気象学を駆使
して予報し、被害を食い止めていきたいものです。
久しぶりに雹が降るのを見ました。
1月に緑区の大型商業施設 『S・V・H』 内にある画材
屋 『V』 で買った信楽並漉し土を練っていたら、小石
が出てきて驚き、作った作品を削ると、かきべラが引っ
かかり、どうにも使いにくいので、1袋20�圓泙襪泙�
水漉し直し、フルイを通してみました。
 画像は直径60�僉�40目の篩です。
大きな物から小さな物まで想像
以上に入っていました。これは
水漉土と呼ぶには乱暴です。白い
石は長石でしょうから石ハゼと
なって作品に顔を出し、黒い石
は鉄分があって溶けるでしょうから、作品に思わぬ
汚れを付けます。この 『信楽並土』 は、たいへん
ポピュラーに全国に出回っている標準的な土です。
今まで長くこの土を使ってきましたが、これほど悪い
状態の物に当たったのは初めてです。仕入れた画材
屋さんは品物を見ただけでは分からないでしょうから、
仕入先の製土業者が劣悪だったのでしょう。
さてさて、この画材屋さんにこれを伝えるべきか否か
悩ましいところです。もう買わなければいいのですが
教えてやりたい気もします。画材屋とはいえ陶土に関
しては専門外の相手に大人気ないとも思いますし、
苦情をつきつけるのも気力がいるものです。買ってか
ら時間もたってしまっているし・・・ まあ、もうすこし
考えてから結論を出すとしましょう。
フルイの全体画像はこちら
 何気なく 『ペーパークラフト』
で検索していたら、沢山の種類の
ファイルが無料で配布されている
ギターの専門サイトを見つました。
こと、集めるという行為に関して
異常に熱中する癖がありますの
で、ぞくぞくしながらDLしました。紙工作専用フォルダの
中はPDFファイルで満たされ、加えて説明のWEBページ
も全て保存しました。非常に満足です。
画像はギブソンハミングバードの一部分、いずれ印刷
して、作ってみましょう。残念ながらJ-45はありません
でしたが、いずれアップされるかも知れません。ま、
気長にチェックすることといたしましょう。
さてさて、休暇も今日で終わり、こんな遊びも暫くは
お預けです。明日からまた、がんばりましょう。
画像を拡大
PAPERGUITAR.COM 英語のサイトですが、日本人
が運営しているようです。とても見やすいサイトです。
ギターのペーパークラフトに触発され、自作のクラフト
に発展しました。岡山に出張中の友人の娘さんから
お土産に頂戴したオハヨー牛乳のミニチュアを拵えて
みました。
 オリジナルのパックを切って展開
し、スキャナーでパソコンに取り
込み、画像化したものを縮小して
A4の大きさに配置、イラストレー
ターで用紙に印刷しました。色調
整をしなかったので原物より薄く
なってしまいましたが、雰囲気はばっちり写せたよう
に思います。用紙もクラフト用の厚手の物を使いまし
たのでしっかりしています。これに防水の処理をすれ
ば牛乳を入れても大丈夫でしょうか。
さらに複雑な加工を試みれば、ギターも色々な種類が
作れるでしょう。憧れのギブソンJ-45も作れるでしょう。
しかし、こんなことにまたぞろ時間をかけて遊んでい
ると家族から阿呆呼ばわりされるのが落ちですから、
ほどほどにしておきましょう。
縮小牛乳パック画像を拡大
先月30日からおっぱじめた石窯改築も無事終わり、
昨日は落成を祝ってお手伝いいただいた皆々様と
ピザを焼いて呑みました。合わせて、おとなりの
竹山からタケノコを掘らせていただき、筍料理も
楽しみました。
 巷では連休が終わり、明日
から日常が戻ってくるようです
が、陶房かまなりやではやっと
今日から少し休暇です。月末の
忙しさと連休中の疲れを平癒し
ます。今日はのんびりと昨日の
後片付けをし、午後の時間は工作をして遊びました。
たまたまインターネットで見つけたフォークギターの
ペーパークラフトをプリントアウトし、ちまちま作って
います。嬉しいことに自分の楽器とまるで同じモー
リスのW-40のクラフトで、たいそう楽しく取り組んで
います。こういう細かい仕事は得意分野なのですが、
遠視が進み小さなところが見えなくて難儀ではありま
すが、今日はボディー部分ができあがりました。明日、
ネックを作って組み上げます。
作る商売をしていると、作ることが時に苦痛に感じ
ることもありますが、気侭に工作をする気分は何と
も良いもので、増して日本中の原子力が止まって
いるのかと思えば空気も美味しく感じます。
もう二日ほど休んだら、切り替えて仕事しまーす。
画像を拡大
有限会社ダビデ ペーパーモデル ギターシリーズ
 オハヨーございます。 （7:25）
昨日、無事に石窯初号機ができあ
がりました。昨日、試しに火を入れ
てみましたが、煙突の引きも良くいい
感じでした。大きくなった分温度は
上がりにくくなったようですが、その
ぶん冷めにくくもなったようです。
本日立夏こどもの日、本起動します。
お天気も上々、夜には泊原発も停止し日本の原子力発電
は一時的にせよ止まります。問題の根本は解決しませんが、
ひとまず気分は上げ潮です。この気分を肝に置いて、前へ
進みましょう。
焼成室が大きくなった石窯、牛乳パックが
縦に入る大きさになりました。
石窯の解体が無事終わりました。昨日今日は雨で仕事に
なりませんでしたが明日晴れたらば新窯を組み上げます。
 折角の大型休日が雨で、行楽地へ
向かう皆様には残念でした。ラジ
オのDJやレポーターは余程話題
が貧困なのか、こういう時はしきり
に誰が雨男だの私は雨女だのと
言いますが、バカバカしくていっそ
聞いていて呆れます。気象が人のせいで決まるわけは
なく、観測機器も発達した現代人が天候を誰かのせいに
するなどというのは、冗談にもならない人身御供です。
本当の雨人間がいるのなら、その人のいる場所は常に
雨天でなければ納得がいきません。こういった迷信を
いつまでも信じていては未来を開くことはできますまい。
占いだの、易だのは識字率の低かった時代の名残でしょう。
六曜などはその際たるもので、いまだにカレンダーには
ご丁寧に印刷されているのが不思議でなりません。我々
は現実をしかと見据え、原子力の問題に毅然と向き合い、
未来を開かねばなりません。すぐにもこういった迷信の
呪縛から開放されるべきでしょう。
4/30の画像 解体したレンガは洗って再利用します。
先日、久しぶりにギターの師匠と合奏をしました。
何とアイカワ師匠はGIBSONのラウンドショルダーを
持っていらっしゃり、びつくり！ 何かの記念として
買ったとのこと。マーチンタイプのモーリスを使ってい
る人間には荒々しい感じのギブソンに、心持ち敷居の
高さを感じていましたが、ちょいとお借りして初めて
ギブソンを弾かしてもらいました。
 ちょうど私は奥田民生さんの広島
球場ライブの 『ラーメン食べたい』
を練習中で、奥田さんが弾く '45年
製のJ-45にかっこええなあと憧れ
ていたところなので渡りに船とばか
りその曲を合奏してもらいました。
ギブソンのギターは噂通りジャリジャリと鳴るストローク
向きの楽器で、見た目の軽い印象とは裏腹に強くしなやか
なギターでした。その後斉藤和義さんの曲なども弾かせて
もらい、あーギブソン欲しいなぁとすっかりカブれました。
一夜明けて、よーしオイラも一丁ギブソンを買うべえと
意気込んで自分の生まれ年'63年製のJ-45をオークショ
ンで物色しましたが、どえらい値段がするのであっけな
く玉砕、しおしおと打ちひしがれ、それでも諦めがつかず
J-45特集の本を買って気を紛らわしました。いつか小金
を貯めて良い楽器と巡り合ったなら、迷わずに手に入れ
ましょう。そんな生涯の伴侶と出会うその日まで、モーリス
を抱いてかき鳴らし、少しでも腕を磨いておきましょう。
ここだけの話ではありますが、オリジナルも一曲できま
した。いずれ何かの機会に発表させていただきます。
いかにもアメリカっぽいGIBSONモダンロゴ
激鳴りビンテージギターで熱唱する
奥田民生版 『ラーメン食べたい』 YouTube
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