陶 房 日 報  とうぼうにっぽう 
陶房かまなりや

2009年08月31日(月)      あ ら し

選挙から一夜明けて、政界に大嵐が吹いて、衆議院の
勢力が一変してしまったようです。やはり、阿倍さんから
こっちの政権運営への批判がそっくり票に出たようです。
横浜でも新市長が決まり、これからどういった市制が布か
れるものか気になるところです。

 台風の影響で政界のみならず外も
 嵐になりました。画像は無精をして
 居間から工房を撮ったもの、ずいぶん
 雨が激しく降っているのですが、この
 画像サイズではじぇんじぇんわかり
 ませんねえ。

8月も終わります。今日の横浜は驚くほど肌寒く、何だか
晩秋の趣です。夏の疲れを残しての寒暖差は体に堪えます。

流行り風邪など引き込まれませんよう、何卒ご自愛下さい。





2009年08月30日(日)      ダツ目サンマ科

 秋刀魚がずいぶん安くなりましたので、
 炭で焼いていただきました。七輪も
 風情がありますが、やはりこういった
 ものは大きなサイズのグリルにこんこん
 と火を熾し、火が落ち着いたところで
 遠火で焼くのが重畳です。あまりいじ
らず、半身はじっくりと軽くコゲが付くくらいに焼いて、皮を
破かぬように丁寧に返し、更に半身をじっくりと焙り、焼きす
ぎぬくらいのところで上げるのが骨でしょう。そして大根おろ
しと柑橘などを添えていただきます。これで一尾128円です。
言うまでも無く美味でした。

昨日の物は北海道産でしたが、これから三陸や北関東でも
水揚げが始まるでしょう。この秋もう何度か楽しめそうです。





2009年08月29日(土)      常陸秋

 栃木県益子町の鈴木そば製粉所さん
 から蕎麦粉を取り寄せてみました。
 地元産品種 『ひたちあきそば』 です。
 打ってみないことには何とも言えま
 せんが、常陸秋といえばこの業界で
 は人気ナンバーワンの品種です。
鈴木製粉さんの蕎麦粉は石臼挽きの50メッシュ篩というこ
とですが、見たところ比較的ホシの多い荒めの粉といった
印象です。お電話で伺ったところでは夏も終わりに近づき、
在庫も少なくなっているとか。10月末から11月には新しい
蕎麦がとれるそうです。

まずは、蕎麦掻にでもして粉そのものの風味を利いて
みましょうか? 楽しみです。

鈴木そば製粉所 http://park2.wakwak.com/~suzukisobaseifun/





2009年08月28日(金)      平 癒

先月痛めた腰がやっとのこと元に戻りました。まだ多少の
違和感は残るものの、痛みはとれて、腰痛ベルトも要らなく
なりました。歳ですねえ、ひと月もかかってしまいました。

 私の腰痛は変形性症状で、潰れて
 しまった腰椎の内側がトゲ状になり、
 ともすると神経に当たって痛むとい
 うもので、ひどいときには歩くことも
 できなくなります。そういった時は
 芋虫のように這って暮らしますが、
咳をしても、くしゃみをしても激痛に悶絶し、横にはなれて
も寝返りはうてず、起き上がることはままならず、排便に至っ
ては猖獗を極めます。これが治ってくるとまず、はいはいから
歩くことができるようになり、排泄が1人でできるようになり、
1人でお着替えができるようになります。まるで成長する幼児
のようです。そして最後に靴下が履けるようになります。
ここまでくれば腰抜け人間もめでたく恢復です。でも皆さん、
腰痛のとき何が痛いって笑うのが1番辛いんです。なのに女房
も倅もそういうときに限っておもしろいことを言うんですよ。
ほんっとうに痛いのに・・・そんな時はのたうちまわって
笑いながら泣くんです。生き地獄です・・・

さて、本復なった今月はとても良い気分で毎日そばを打って
います。新蕎麦が出る前の厳しい季節ですが、夏の暑い時分
こそ、キリっとした 『もりそば』 が旨いです。

暑気払いにお蕎麦を召し上がりに横浜へ、いらっしゃいませ。





2009年08月26日(水)      ぎやまん

 今月の市場では、ガラス工房 『蕾』
 の内藤さんご夫妻の作品を展示して
 います。色とりどりのガラス作品が
 たくさん揃いました。晩夏の気候に
 とても涼やかな吹きガラスはどれも
 個性的で綺麗です。
 ガラスは、古くは瑠璃(るり)玻璃
 (はり)と呼ばれ、その後ギヤマンとか、
 ビードロと呼ばれさらにガラスと言われ
 るようになったそうです。歴史があるん
 ですねえ。陶器の土を轆轤で回して作る
 のもすごいことだと思いますが、溶かし
た熱ーいガラス生地を引っ張り出して膨らませるという技術
は、これまた凄いものです。誰が考えたものかその発想に
はつくづく感心してしまいます。

期間は31日(月曜日)までです。残暑のさなかですが、
涼やかなガラスを見に、かまなりやへ足をお運び願います。





2009年08月25日(火)      秋兆す

 今朝はうんと涼しくなりました。
 今日から陶房かまなりやでは8月の
 芋乃市場が始まっています。今朝も
 5時から起きてそばを打ちましたが、
 正に初涼といって良いすずやかさで、
 日の出も随分と遅くなりました。

でも、今朝の緊急地震速報にはびつくりしたなあ・・・
揺れが来なくて良かったですが、誤報なんてのはやめて
いただきたいものです。 しっかりせんか、気象庁!





2009年08月24日(月)      やっとニガウリ

残念ながら花巻東高校は負けてしまいました。
あれだけ大差をつけられればいっそさっぱりと投了する
気分になるでしょう。菊池君の号泣にもらい泣きしそうに
なりました。花巻東ナインの皆さん、おつかれさまでした。
ゆっくりと休んで下さい。

 畑のゴーヤーがやっと食べられる
 だけに大きくなりました。もう季節は
 処暑を過ぎ、秋の気配もちらほらして
 くるだろう8月も下旬ですが、夏バテの
 体にはニガウリの料理が効くでしょう。
 揚げ物、和え物、炒め物、色々に料理
して美味しくいただきましょう。

さて、いよいよ選挙です。横浜は市長が辞めてしまい、衆院選
と同時に市長候補も考慮せねばなりません。小選挙区、比例、
市長、最高裁と都合4枚の投票で中々忙しい選挙です。
が、生活を良くするも悪くするも、すべからくは政治ですから
しっかりと考えて投票するようにしましょう。投票率の低い
選挙ほど空虚なものは無いですからねえ。 皆さーん、棄権
しちゃぁダメですよー。期日前でも何でも行って下さいねー。





2009年08月21日(金)      はなまき

 花巻東高校が接戦を制し、準決勝へ
 進出しました。ラジオで聞いていまし
 たが胃の痛くなるような試合でした。
 相手校の故意とも思えるラフプレーに
 菊池投手と佐藤外野手が逢い、嫌な
 ムードに成りましたがましたが花巻東
の選手は良く耐えました。一点差を守っての勝利には感動
しました。皆、勝つためには必死です。多少の接触プレーは
サッカーなどでは当たり前。少々目に余る姑息さを感じない
でも無いですが、今日の勝利は大きな意味を持ちます。
菊池投手一人のチームでないことがナインに浸透しこれから
の試合の力になるでしょう。

あと2つ、頑張れ花巻東! 君達なら優勝できる。





2009年08月20日(木)      干 了

 無事に干しあがりました。小田原十郎。
 三日目の昨晩は夜露干しをし、今朝早く
 起きて様子を見るといくらか朝露が多い
 ようなので午前中にもう少しだけ干して
 取り込みました。皮が薄く、やぶれたも
 のも出ましたが、まずまずの出来です。
夏の土用干しも一月遅れとなってしまいましたが、今年は
皆さん苦労されているようです。これも自然食材の運命で
しょう。今夜はできたての酸っぱい梅で焼酎のお湯割りを
呑んで完成を祝い、梅田照男の労をねぎらいましょう。

肴は 『鱧の落とし』 でもいただきたいところですな。





2009年08月19日(水)      B16

 夏の高校野球もベスト16が出揃い
 ました。神奈川県の横浜隼人高校は
 惜しくも2回戦で敗退してしまいました
 が、我が家は対戦校であった花巻東を
 応援しています。春の選抜で準優勝し、
 夏の大会での再度の出場が期待され
ていました。期待通り地方大会も勝ち抜き、岩手県悲願の
優勝をかけての今大会は菊池投手に注目も集まり、まさに
台風の目といって良いでしょう。春決勝で負けた長崎県の
高校にも1回戦で勝ち、2回戦は件の隼人高校、そして明日
の3回戦はお隣宮城県の東北高校です。この高校は春の
大会で戦って勝っていますが、好投手を擁した強敵です。

女房の郷里岩手では今年の夏の大会もかなり注目を
集めていることでしょう。何かとドラマティックな展開の
花巻東高校の今後の試合に期待しましょう。





2009年08月17日(月)      照る照る

 14日に拵えた梅干しのてるてる坊主
 その名も 『梅田照男』 の神通力が
 天に通じたものか一昨日から空はカラリ
 と晴れ上がり、本日から満を持して
 梅を干しました。気持ちの支えがと
 れて良い気分です。然し乍ら今日から
 三日三晩丁寧に干しあげねばなりません。
 天気の予報は概ね良好今週は良く晴れ
 る予想。でもこの晴れは夏の太平洋高
 気圧の張り出しではなく、秋の高気圧
 であるとか・・・まあ、どの高気圧でも
 晴れてくれりゃぁ文句はあるはずもなく、
無事に干しあがるよう気を張って過ごしましょう。夜の番は
梅田に一任するとして、あとはこまめに返しながらきれいに
干してやりましょう。順調に行けば20日木曜日に完成の予定。

どうかそれまで雨が降りませんように。





2009年08月16日(日)      L P

『人間は好戦的である』 疑いようのないことだと思います。
悲観的ですが、世界から戦争がなくなることは限りなく不可能
に近いとも思います。けれども模索し、希求し続けるべき人間の
生きる上での一つの大課題だとも思います。動物は押しなべて
腹が一杯で、繁殖がうまくいっていれば必要以上の殺戮はしま
せん。しかし人間はどうもそう単純ではなく、足ることを知ら
ない生き物のようです。

 そんな一見救いようのない人間でも
 音楽という文化を持っていることは、
 誇ってよい叡智の一つでしょう。文学
 も美術も素晴らしい文化ですが、その
 伝える力において音楽は他を上回る
 ように思います。一人の歌声が万人を
幸せにし、聞いている人に瞬時に感動を伝えます。その浸透力
は美術のみならず文学をもはるかに凌いでいます。そして音楽
の本義こそは 『ラブ&ピース』 に尽きると思います。

語学も数学も政治も経済もとても大切な学問ですが、もっと
人は音楽を習得すべきではないでしょうか。いっそ主要教科と
して楽器を必修するというのはどうでしょう。鍵盤でも弦でも
太鼓でもきっとそれは精神の良き伴侶となって人を支えること
でしょう。戦争はなくせなくても争いは少し減るのではないで
しょうか?そんな単純な問題ではないとは重々知りながら、
小さな糸口にでも手を伸ばしたくなる戦後64年目の夏です。





2009年08月14日(金)      照り乞い

はっきりしない天気が続き、晴れても長続きせず、未だに
梅干しを干せないままお盆になってしまいました。今日も
雨こそ降らないものの日照は乏しい限りです。そんな天候
を恨んでも仕方ないのですがいい加減恨めしく思い、まじ
ない占い等は大嫌いですが、かといってただ座して待つば
かりというのもさだめし芸のないことかと、梅干してるてる
坊主を作りました。

 昨年がたいそう上手に干せたのでそれ
 にあやかるべく、残り3粒となった縁起の
 良い梅から面構えの良いのを一つ選び、
 栄えある 『梅坊主』 に抜擢しました。
 梅の顔が見えるようラップで包み、昨日
 喰った大船軒の鯵の押し寿司の紐で括り
 ました。たいそういい加減な作りですが
 中々に効きそうな出来栄えです。さらに
力を強めるためにはやはり名が必要でしょう。梅田照男な
んてえのは直截に過ぎるでしょうか?

早、明日は8月も15日、終戦記念日です。仮称梅田照男の
奮闘も空しく晴れないようならいっそもう来年に持ち越して、
二年越しで漬けて干すことにしましょうかねぇ。

ま、まずは 『うめてる』 の神通力に期待してみましょう。





2009年08月12日(水)      げたがき

せんだて買った下駄に字を書きました。陶器の箱と同じ
桐材ですので、箱書きならぬ下駄書きです。暑い時分で
すから薄墨で、右には 『春夏冬』 左には 『二升五合』
と一気に書きました。我乍ら元気良く書けました。
静養の効果がはっきりと字に出た模様です。

 さてこの字、そのまま読めば 『しゅ
 んかとう』 『にしょうごごう』 ですが、
 まさかにそうは読みません。江戸流の
 洒落です。春夏冬は秋がありません。
 で、あきない→商いとなります。二升
 は一升枡二つで、ますます→益々。
五合は一升の半分ですから、はんじょう→繁盛とシャレまし
て、『商い益々繁盛』 と読んでいただきます。万事ひねりを
加えて符牒化する江戸かたぎが字になったような文句です。

台風に地震と、お盆を前にして 『こんにゃくの木登り』 の
ような物騒なことばかりですが、お盆の期間は穏やかな
気候であってほしいものです。私は一足先に休ませてい
ただきましたが、皆様には良い夏休みを過ごされますよう
横浜よりお祈り申し上げます。

『こんにゃくの木登り』 → 『振るえ上がる』





2009年08月10日(月)      七 夕

ここ1ヶ月半ほど、殆ど休みらしい休みをとらないまま
駆け通して、遂には持病の 『変形性腰椎症』 を再発し、
いよいよこれは少し静養しなければ心身ともに瓦解すると
危惧し、家にいては何かしらしがらむと判断、逃避行を
企てました。都内某所に潜伏しております。(とはいえ、
やべえブツに手を出したわけじゃぁございません。)

 昨日午前中に家を出て途中、盆も近い
 ので先祖の墓に参りました。目的地に
 は午後一に到着、馴染の神社に参詣し
 身を清め、界隈では有名な履物店紅屋で
 桐の下駄を1つ買いました。チェックイン
 には早い時間でしたが車を停めてもらい、
下駄を卸して近くで催されている七夕祭へ。旧暦の七夕は
仙台が有名ですが、ここも歴史は古く今年は何と 第56回。
日曜日でもあり驚くほどの人出でしたが、メイン会場である
アーケード街にはきれいな短冊と商店主手作りのはりぼて
人形が掛けられて、賑やかな出店も全て地元商店の人達の
手による実にアットホームな雰囲気。お店の熱気と人いきれ
で蒸し風呂のような空気でしたが、下駄をカラカラ鳴らしつ
つ、ビールなど呑み呑み七夕飾りを見ながら雑踏の中を
歩いて、ああやはり家から離れてよかったなと思いました。

しかし悪いこたぁできないモンで、安ホテルの一人部屋に
落ち着き湯も浴び、だらしの無い格好で焼酎などチビチビ
やっていたらばあの地震です。8階の部屋は思いの他揺れて
恐慌をきたした私は急いで着替え、手荷物だけを抱え込み
どうしたものかと部屋を右往左往しているうちに揺れも
動悸も治まり、ここでやっとテレビを点けました。画面の
震度を客観的に見るとそれほどの地震でもなく、取り乱し
たことを恥じました。 一夜明けて今度は台風です・・・
ナニか、こりゃ天罰か?と、一瞬被害妄想に駆られました
が、お天道様のことですから仕方の無いことでしょう。

帰れば又仕事が立て込んでいます。有り難いことです。が、
ほんの1日、今日だけはぼんやりのんびりさせていただきま
しょう。 若林和正、失礼ながら 『薮入り』 です。





2009年08月08日(土)      うりだな

 立秋翌日の今日、やっとゴーヤーの
 棚を拵えました。蒸し暑い上に多数の
 蚊に囲まれての劣悪な現場環境です
 が、篠竹で適当に作る掘立て作業は
 面白く、全て目見当で決めていく垂直
 水平は出来上がった棚に面白い勾配
を持ってたわんでいます。不思議とそのたわみ加減が好まし
く、 『作っているにもかかわらず出来てしまう』 というのは
こういった感じなのかなあと思います。個人的に民芸の理念
が好きではありませんが、民芸運動が目指した 『健康な美』
というものに近いのではないかなと感じました。

さて、棚はともかく肝心のニガウリはまだ雌花が付きません。
またもや8月も末の収穫になりそうです。まあ、あとは
瓜の成長に任せてのんびり待つことにしましょう。





2009年08月06日(木)      ピンボール

最近、ピンボールゲームの台をすっかり見なくなりました。
私がガキの時分にはボウリング場もゲームセンターも温泉
場も必ずといって良いほどピンボールの機械がずらりと並ん
でいたもんです。夏休みともなれば行きつけのゲーム場で
お気に入りの台にかじりつき、日がな熱中していました。

 昨日何気なく 『ピンボール』 で検索
 してみたら、Windows には標準で
 3Dピンボールがインストールされて
 いることを知り、早速遊んでみました。
 はじめは手応えをつかみにくかったも
 のの慣れるとフリッパーの動かし方の
 コツも飲み込み、案外楽しく遊べます。

コツさえわかれば、あとは集中力と粘りが高得点の秘訣、ひ
たすらボールを落とさないように各スポットをねらい続けます。
『Space Cadet』 と名付けられたこのゲームは単純な作り乍ら
役作りは奥が深く、ミッションと呼ばれるフィーチャーをクリア
していくと高得点が出ます。音も臨場感があり、実機と比べる
のは無理があるとしてもピンボールファンを充分楽しませる
作りになっています。

今の所、私の最高得点は 8981250点 とりあえず一千万点を
目指してもう少し遊んでみましょう。なんだか童心に帰った気が
してワクワクします。でもガキの頃宿題もやらずゲーム場に入り
浸りすぎて先生からこっぴどく叱られたのを思い出します・・・
またぞろこんな物にうつつをぬかして仕事をしくじらないように
気をつけましょう。

本物のピンボールが打ちたいですな〜。





2009年08月04日(火)      多 虫

 一気に羽化したものか、ここへ来て
 急に蝉の声が大きくなりました。その
 しぐれ具合から個体数の多さを実感
 できます。そういえばタラの木の花に
 寄るハナアブも今年は随分多いよう
 に感じます。当たり年ですかな。





2009年08月03日(月)      むしなつ

 夏の土用もあと三日、いつになく蒸す
 夏は暦の上では終わろうとしています。
 地元新井町でも盆踊りが行われました
 が、二日のうち一日は雨模様・・・
 夏野菜の高騰も報じられ、お米の作行
 や蕎麦の収量が気になるこの頃です。

立秋はもう目の前、そろそろ夏らしい青空が見たいです。





2009年08月02日(日)      김 치

 キムチを仕込みました。横浜桜ヶ丘
 の田中竜子先生に開いていただいて
 いる韓国料理教室で習ったものです。
 芋乃市場女将を中心に有志の主婦5人
 が集い、手分けをしての作業は流石
 にベテラン主婦の皆々様、手際よく
捗りあっという間に大鍋一杯のキムチの素ができました。
これさえあれば後はお好みの野菜にまぶして漬けるのみ、
朝鮮の知恵が詰まった素晴らしい保存食です。然し乍ら
唐辛子は安土桃山時代に日本から朝鮮に伝わったらしい
です。それまでのキムチはそれほど辛いものではなかった
とか・・・

戻り梅雨が長引き、いっこう夏らしい青空になりませんが、
旨いキムチを食べて暑い夏を元気に乗り切りましょう。




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