今月14日に一瓶漬けた梅干し用の梅は、ビンの中でゆっく
りと熟成しています。小田原に発注していた十郎梅も届き
ました。塩漬けにして5日、梅酢も上までしっかりとあがり
ました。都合二瓶6�圓稜澳海刑遒蝓�第一段階終了です。
 今年は梅のできは良いものの、だいぶ
落ちてしまったらしく5kgの注文に3�圓�
か売っていただけませんでした。
生り物ですからそういったこともある
のでしょう、いたし方ないことです。
十郎梅は皮が柔らかく、デリケートな
梅であるようです。が、果肉が柔らかくて種が小さい品種と
いうことですから、梅干しにはうってつけ、干すのが楽しみ
です。ネット上には色々な方の体験談やプロのアドバイスが
アップされていてとても参考になります。梅干し初心者にも
こういった情報があればまさに百人力。
女房は女房で只今ラッキョウを塩漬け中。この時季は保存食
作りに余念の無い陶房かまなりやですが、ラッキョはいささか
匂います。梅雨が明けたら梅を干し、ラッキョウは梅雨明けを
待たずに酢に漬けます。好物のラッキョウですが、繊維もの
ですので食べ過ぎると必然的に腹が張り、頻繁な放屁は必定。
まあ、出物腫れ物ですからこれまた、いたし方ないことと、
家族には諦めてもらうほかありますまい。
 芋乃市場でお蕎麦を召し上がって
いただく際のそば猪口には2種類の
模様があります。一つはメダカ、そして
もう一つがこのコウモリです。陶器の
世界では吉祥模様とされ、染付磁器
などには好んで描かれます。お蕎麦
を食べ終わると模様が出てきますので、食後の楽しみに
と考えて見込み（器の内側）にパタパタと飛ぶ蝙蝠を
軽やかに絵付けしました。
夏の夕方、暮れていく空に蝙蝠が飛ぶ姿を見るのが好き
です。仕事を終えてぼんやりと空を見ていると、ヒラヒラ
と向きを変えて黒い影が舞います。虫を追っているものか、
踵を返しながら不規則に方向を変える様がなんとも愉快で、
飽きずに眺めます。今日のような雨は蝙蝠たちもねぐらで
逆さまになって天気が変わるのを待っていることでしょう。
空の生物にはこの雨は少々恨めしいことでしょう。
第67期将棋名人戦は最終局までもつれ、第七局を勝った
羽生名人が防衛を果たしました。羽生さんと同年代の郷田
九段は1歩及ばず、残念でした。最終局は相矢倉模様となり
持久戦かと思いきや、81手という短手数での決着は以外です。
忙しさに紛れ観戦もせず、棋譜もきちんと見ていないので
何ともいえませんが、良い将棋だったことでしょう。
 画像はインプレスさんに入稿した版画の1枚
『と金』 です。将棋の駒は敵陣に入ると
成ると称して裏返し、金に相当する動きが
付加されます。飛、角は別格ですが、歩、香、
桂、銀は全て金に変わります。歩以外の駒
は裏返すと金の文字が書体を変えて書いて
ありますが、歩だけは平仮名の 『と』 の字
が書かれています。そこでこの駒は成歩とは呼ばず 『と金』
と言います。これも金の字であるという説もありますが、との
字と見立てているのが実情のようです。今回は 『水無瀬』
という書体のと金を版画しました。くるりと巻いたような字ヅラ
に愛嬌があり、好きな書体です。
歩はひとこまづつ前にしか進めませんが、地道に相手陣に
入ると値千金の力を発揮します。実際の対局でも、いかに
優勢でも歩が無くなることは 『歩切れ』 といって忌避され
ます。将棋も人生も一歩一歩地道に歩むのが宜しいようで、
いつかは成りこんで 金 に出世したいもんですねぇ。
インプレスさんから御注文いただいた来年用の年賀状の
版画が仕上がり、昨日編集部にお送りしました。先ほど、
無事到着の旨ご連絡がありました。ひとまず安堵です。
 16日に日報で記した通り今年も縁起の
良いものばかり集めました。 『招き猫』
『夫婦ひょうたん』 『と金』 『歌舞伎定式
幕』 の4点です。画像はトラ柄の招き猫
です。そうです、来年は寅年、虎の威を
借る猫が干支から外れた遺恨も水に流し、
晴れやかに福を招きます。色は渋い黄色、
いかにも儲かりそうな菜の花色です。
来年の話をすれば鬼が笑うとか申しますが、まだ半年もあるうち
から来年の話などすれば、いっそ鬼も笑いましょう。早い早いと
嘆かずに一日一日を有意義に生きて、福を招き寄せてください。
『心に残る和の年賀状 寅年版』 は、10月頃発売予定です。
 夕刻、我があばら家の2階外壁にクワ
ガタらしき虫がとまっているのを見つ
けました。遠目にも 『ノコのオス』 と
解るりりしい姿。童心に返って補虫に
向かいました。採ってみると紛うこと
なきノコギリクワガタの雄でした。
ノコは都市部でも案外生息しているとは聞いていましたが、
今までこのあたりでは見たことがありませんでした。何だか
嬉しくなります。まだまだこの辺も捨てたモンじゃぁないん
ですなあ。
倅が帰ってきたら見せてやり、夜には放してやろうと思います。
検索サイトの 『Google』 をお使いの方ならば、たまにロゴが
変わることをご存知でしょう。昨年まではあまり気にも留めて
いなかったこのロゴですが、最近は日本的なものも多く、何とは
なしに集め始めて、随分溜まりました。
 最近の物ではやはり開国150周年の
横浜デザインが気に入っています。
黒船とランドマークタワーがステレオ
で描かれていて叙情的です。
 こちら2月11日の伊能忠敬の誕生日
バージョン。大日本沿海輿地全図製作
を目指し、歩測と間縄で測量している
実直さが好ましいデザインです。
グーグルのトップは野暮ったいロゴだけの質実剛健な扉ページで、
そのシンプルさが気に入っています。Yahooなどは最近、動画広告が
目に付いて、チラチラして見ていて疲れます。（歳のせいでしょう）
ほぼ毎日使う検索サイトですからシンプルが良いですが、たまさか
こういう趣向がこらされていると、おお、などとひとりごちて楽し
んでいます。
昨今、ブログが氾濫して検索項目に必ずといって良いほどブログが
混入してきます。それでなくとも信用に足る情報を見つけるのは
根気のいる作業であるのに、項目が増え、記事も信憑性にかける
内容のものばかりに行き当たると随分疲れます。
これも時代ですから、利用者は更なるメディアリテラシーを
身につけねばいけないようですねぇ。
夏至の今日、関東横浜は雨っぷりになりました。
しとしとと、又時折激しく、如何にも梅雨らしい良い雨です。
 今日は父の日でもあるそうで、一応人の
親ではありますが父親らしいことは何
ひとつしていない上に、戦後米国から
輸入されたこの手の記念日をほとんど
重要視していない身上ではともすれば
『父の日？なんじゃそりゃ』 くらいに
しか位置付けていません。畢竟我が家はただただいつも通り
の日が暮れるだけであります。
父は 『ちち』 と読みますが古語では 『てて』 と変化し、更に
幼児語として 『とと』 となるそうで、時代劇などで耳にする
『てておや』 などという表現は父よりも新しいのだそうです。
ち、て、と、があるなら 『た』 と 『つ』 もあって良さそうな
もんですが、『たた』 『つつ』 とは言いませんネエ・・・
父親を大事に思う気持ち、尊崇する心映え、大事だと思います。
人として父として敬われるような人にならねばとも、思うことは
思うのですが、 なかなか なかなか・・・
購入してから晴れた日が少なく、なかなか実践できなかった
携帯電話の太陽光充電を試みました。今日は雲は多いものの
日差しは強めで、程々好条件だったのではないかと思います。
 携帯表面のソーラーパネルは、電卓など
についている簡易的なものではなく住宅
用のものとほぼ同じ精度なのだそうです。
説明書には10分の充電で1分の通話若し
くは2時間程度の待ち受けが可能とあり
ます。今日は3時間ほど表に出しておい
たでしょうか、50%であった残量表示が60%に上がっていました。
きちんと充電されたようです。ミニチュアソーラーとはいえ、中々
にやるもんですなあ。よく見ると何だかコバンザメの頭みたいで
愛嬌もあります。
暦の上では明日はいよいよ夏至です。日が長くなったことは肌で
感じますが、暑くなるのはこれからが本番、梅雨もこれから終盤
にかけてが激しさを増すことでしょう。またぞろゲリラ豪雨など
という局地的な集中豪雨の被害が起きぬように願うばかりです。
長いことインターネットの回線はCATVを利用していましたが、
サービスが芳しくないのと、電話と回線を一本化して料金の節約
を図るべくKDDIのADSLに変えました。本当はFM横浜の格安
回線エフヨコBBにしたかったのですがKDDIの回線を使っている
我が家はNTTに回線を戻さないと加入ができないとのことで
諦めました。 いやあ〜ADSLは遅い・・・げんなりです。
 スピードを計測するサイトで測ってみる
と、何と、良い時でも下り960Kbpsほど
しか出ません。契約は10Ｍ、10分の1
の速度も出ていません。あまりにトロい
のでKDDIに問い合わせて色々調べて
もらいましたが、NTTの局舎から遠い
ことと、局とモデム間の雑音が多いのが原因であるとか・・・
ぜひとも改善をと迫ってみましたが打つ手がないということで
した。そんな不均衡なサービスで一律に料金を請求するのは
納得がいかんぞと更に担当者に肉迫しましたが、申し訳あり
ませんと謝るばかり。まあこんなものかとも思いましたが悔し
いので電話口の女性の方にたらたらと愚痴を言い、こういった
不均等なサービスを改め、速度の出ない地域には割引をする
等の企業努力を換言し、さらに世間話まで聞いてもらって溜飲
を下げました。かれこれ30分ほども喋ったでしょうか、担当の
方とは他人のような気がしなくなりました。
そんなこんなで半月ほど経ちますが、遅いのにも案外慣れて
きました。流石にフラッシュ多用のサイトや地図検索サイトは
ダイヤルアップを思い出す低速表示でイライラしますが、まあ
しばらくはこれで辛抱して、いずれ 光 を導入しましょう。
などと考えていたら、昨日 KDDI から 『ひかりone』 を勧める
営業の電話がかかってきました。飛んで火にいる何とやら、また
また長話をして愚痴を聞いてもらい、ねちねちと値引き交渉を
し、更に世間話などして有意義な時間を過ごしました。
また一人、友達が増えました。
USENのスピードテスト http://www.usen.com/speedtest/top.html
昨日のサッカーの試合は重要なゲームでした。
日豪双方とも出場は決まっていたものの、同じ組の首位を賭ける
意地の戦いであったと思います。我が家でも埃の被ったテレビを
引っ張り出し、室内アンテナを位置決めし、キックオフから試合
終了の笛が鳴るまできちんと見ました。 ひどい負けでした。
 技術的なことや、相手国での試合である
ことや、南半球であることや、寒さや湿度
のことや、不利な条件は多々あったことと
は思いますが、チーム全体に闘志が乏し
く、2006年のヒディンク監督にしてやられた
試合と同じ負け方をしたことは断腸です。
ワントップのケネディに引きつけてディフェンスの形を崩しケーヒル
に合わせる、この戦術はオーストラリアの得意の攻め方であるの
は充分に研究したはず、にもかかわらず同じ失態を演じてしまった
日本チームは無能です。何より、両チームの監督の眼光の違いが
歴然としていました。ピム監督は不精髭もそのままに悄然として
眼窩はくぼみ、この1試合に賭ける意気込みがピリピリと伝わって
きましたが、日本の監督は茫洋とした表情で覇気がなく、試合後
のインタビューではまるで他人事のように選手を気遣うようなコメ
ントに終始している始末・・・
本大会まであと1年。協会は早く手を打たねばなりますまい。
今大会の予選を見ている懸命なる日本のサッカーファンが昨日
までの試合をきちんと見ていれば、この監督では勝てないだろうと
考えるのが普通でしょう。オシム監督の後を襲って、ここまでよく
頑張ってくれました。出場権も確保しました。それで充分です。
このタイミングを逃せば情に引きずられてしまい、機を逸するで
しょう。ワールドカップ本選大会では昨日のピム氏のように鬼の
ような側面を持った監督でなければ勝てますまい。
日本サッカー協会は真剣に後任人事を検討するべきでしょう。
 今月あたまに定植したニガウリの苗は、
今ひとつ伸びがわるく、ひょろひょろと
しています。陽気のせいか種に元気が
なかったのか、はてなあと思いながらも
一応は伸びているので、ネットを立てて
やりました。段々と暑くなってくれば
太いツルになって、夏には大きな瓜が実るでしょう。
たった30分ほどの作業でしたが、半袖でしたから二の腕を
しこたま蚊に喰われました。痒いのは好きではありません
が、それほどひどくかぶれないので、特段の対策もせず、
作業後には痒い痒いと言いながら掻いて納めてしまいます。
防虫スプレーなどは気持ち悪いので使ったことはありません。
キンカンなどもしみるので滅多に塗りません。
これが長い作業になると痒いのは最初のうちだけでいずれ
手も顔も火照ったように全体が赤くなり、どこが痒いのかも
判然としなくなります。こうなれば勝ったようなものですが、
作業後に鏡を見ると蚊に刺されまくった顔はデコボコになっ
て、人相が変わってしまいます。そんな顔を見ては、誰だ
お前はなどと鏡に向かって呟くのが好きで、我ながら自虐
的な性格を阿呆なことだなあと客観視してもいるのがまた
可笑しくもあり、分裂した性格を不可思議に思います。
人間は毎日毎食、喰ってばかりいるので、たまには喰われ
るのも良いじゃあないかなどと言うと、家族には馬鹿呼ば
わりされますが、蚊だって生きるのに必死なんでしょうから
少しは喰われてやりましょう。これで日本脳炎にでもなれば
阿呆も国宝もので、いっそ天晴れというもの。もしそうでも
なったなら、皆でバカめとお笑いください。
あーかゆい。
 梅雨も空けやらぬ水無月半ば、しこしこ
と年賀状を作っています。昨年も依頼を
頂戴したインプレスさんの 『心に残る和
の年賀状』 今年も有難くもご依頼を受け、
お正月に向けてせっせと版画をしてます。
締め切りは今月25日必着。毎度のことで
はありますが今年もお尻に火がついてきました。今週は馬力を
かけて仕上げねばなりません。幸い週末に教室の予定が入っ
ていないので集中して製作できそうです。
例年、縁起物を集め、お札のようなデザインを考案します。
今年も見るからに縁起の良い物を製作しています。入稿は4点、
無事に出来上がりましたら、この日報でご紹介しまーす。
昨年の作品が、インプレスジャパンのサイトにあります。
下記アドレスから、サイト中ほど 『立ち読みインプレス
レビュー版を見る』 という赤いバナーをクリック、
8ページをご覧下さい。
http://www.impressjapan.jp/books/54054
生徒さんから清酒 『磯自慢』 を頂戴しました。
相当のお酒通らしく、全国通津々浦々のお酒をご存知で、
よく教室の合間にお酒談義に発展してしまいます。そう
こうしているうちに私の好みを解釈くださったものか、
これを呑んでみてと持ってきてくださいました。
 暑い時分はあまりお酒は捗らず、焼酎
ばかり呑んでいるので、どうかなあなど
と思いながら利いてみると、実に飲みや
すいお酒で、すーと体にしみてきます。
おおっと唸りつつ盃を重ね、その旨さに
感激しました。まず、雑味異臭が全くと
言って良いほど混じっていない。しかし
乍ら酒の香りも味もきちんと感じられて、
その上で尚じわーっと日本酒らしいお米の旨みがある。
そして驚くべきことに本醸造でありながらほんのりとした
吟醸香まで備わっています。醸しているのは、南部の多田
信男杜氏さん、麹作りの神様といわれている方らしいです。
静岡のお酒は 『開運』 しか知りませんでしたが、焼津に
これほどの銘酒があるとは勉強不足でした。聞けば洞爺湖
サミットではこの蔵の大吟醸が乾杯に使われたとか。
酒呑みの端くれとして心してこの酒の味を体に刻み、日本人
の矜持をかみしめるとしましょう。
嗚呼、日本人で良かった。
 今年も、梅干しに挑戦します。
昨年、わりと上手にできたので更に上を
目指し、量も増やしました。今日はまず
梅の畑を持っている生徒さんから頂いた
ものを3�埀�漬けにしました。塩は昨年
より1%減塩の14%、去年の反省を生かし、
青い梅をきちんと熟成させて色がついた
状態で漬け込みました。
青梅もきれいですが、橙色に色づいたものは更にきれいです。
この他に小田原の業者に 『十郎』 を5�堡�注してあります。
おっつけ送られてくるでしょう。都合、今年は8�圓鯆劼韻�
干します。まだまだ分らないことだらけですので干しあがる
までは心配ですが、きちんと気配りをしてがんばりましょう。
梅干しの塩買いに行き栗の花
長野泰阜 『工房草來舎』 の大越さんご夫妻の作品展を観に
目白へ行ってきました。会場の千種画廊は目白庭園の程近く、
閑静な住宅街の中にあります。恒例となった作品展は長くこの
画廊で毎年行われていますので、行きつけのお店に行くような
気軽さで尋ねることができます。会場にはご主人の大越慶さん
がいらっしゃっいました。5月の出品協力のお礼を申し述べ、
お互いの近況等お話をさせていただき、短いながら良い時間
が過ごせました。
 ちょうどお昼の時分時だったので、目白
駅近くのラーメン店 『さんかく』 で昼を
とりました。ここはその昔新宿の思い出
横丁で営業していたお店で、横丁が火事
で焼けて閉店を止む無くされた先代の味
を、ご子息である2代目の方が復活させた
という逸話のある、気合の店舗のようです。駅裏の横丁をちょい
と入った、お稲荷さんが奉られた路地裏に暖簾も出さずひっそ
りと商うその構えは気の効いた小料理屋といった風情。
インターネットで探し当てて伺ったので難なくたどり着きまし
たが、そうでなければ見つけることは叶わなかったでしょう。
品書きはシンプルこの上なく、中華そば、わんたん麺、坦々麺
の3種類、私は中華そば、家人は坦々麺を注文、中華そばは
すっきりしたダシにきれいな油の浮いた醤油味、麺は中太で
茹で加減はやや固め、具は焼豚、シナ竹、刻み葱、海苔
（三角形が洒落ている）という構成。
実に美味しい中華そばでした。丁寧にダシを引き、麺を茹で、
調和のとれた一杯を作ろうというお店の態度が明確に一碗の
ラーメンに盛り込まれていました。 正に、いい仕事です！
昨今、舌先で感じる刺激的な味や油の多さ、激盛りなどと称
する量の多さだけで客を引くような大味な店が多い中、こう
いった基本をしっかりと遵守するお店には頭が下がります。
近くなら、毎日とはいかないまでも繁く通いたいお店です。
目白千種画廊 http://www.geocities.co.jp/Hollywood/6859/
さんかく紹介記事
http://allabout.co.jp/gs/bqgourmet/closeup/CU20020204A/
携帯電話の基本料金を安くするために機種変更をしました。
auショップで色々と話を聞いて、分割の手数料がかからず
ポイントも活用でき、頭金も要らないというので出たばかり
のソーラーパネル付きのものを買いました。
 最近のはとても多機能で驚きました。
電話・メールのみならず、インターネット
は勿論、音楽プレイヤーにもなり、更に
昨今は音楽ビデオも見られて、挙句には
地デジテレビの所謂 『ワンセグ』 も視聴
可能です。いやはや、科学の進歩は常に
日進月歩とはいえ、その加速に驚くばかりです。試しに昨日
サッカーの試合を見てみましたが、画面が小さいので選手の
動きは見えるものの、ボールがどこにあるかは見えず、あま
つさえ1年も離れ、テレビ視聴にことさらの期待も持っていな
いので、すぐに飽きてしまいました。
世に携帯電話が普及してまだ10年そこそこでしょう。私など
こういったものは科学特捜隊か宇宙防衛軍しか持てないだろう
くらいに思って育った世代ですので、この未来の通信機を持っ
ているだけで何か特別な組織の一員になったような錯覚さえ
おぼえます。ましてソーラーパネルで充電できるんですから
嬉しいじゃぁありませんか。しかしながら購入してからまだ
晴れた日がありません・・・ 早く充電してみたいなー。
 いよいよ関東も梅雨に入りました。
これから一月半ほど、雨の多い季節に
なります。私は心がジメジメした人間
なのでわりとこの季節が嫌いではない
のですが、女房は東北生まれのせいか
梅雨時期は不調のようです。
毎年思うことですが、降るべき時に降って、照るべきときに照り、
米と野菜が豊作になって、豊かな実りの秋を迎えたいものです。
入梅、大いに結構。きちんと降っていただきましょう。
昨夜は、西区の浅間神社の祭礼へ詣でてきました。
日中あれだけ降った雨も夜にはあがり、蒸し暑い宵でしたが
縁日には多くの人が繰り出しておりました。
 縁日を冷やかして神社の鳥居をくぐり、
地元信仰も篤い験あらたかな本殿に
お参りをして頂く御神酒は、年に1度の
楽しみです。丘の上にある御社は小体
ながら富士山本宮浅間大社と同じく、
富士山を模った屋根組であるとか。
お神酒をいただきながら、今年も息災で家族友人揃ってお参り
できたことをしみじみと嬉しく思いました。やれ、百年に一度の
難儀だなどと景気の良し悪しばかり話題になる昨今ですが、
概ね元気に生きて笑ってられりゃぁ、それで充分です。
高台の境内からは、まーるい綺麗なお月さんが見えました。
地元町内で神輿を担いでいる友人に 「ああ、明日は晴れるねえ、
でも暑くなりそうだねえ」 と言うと、 「晴れたら死ぬなこりゃ」 と
ボソリと呟いて居りました。聞けば、炎天のお神輿、山車は相当
キツイそうです・・・ まあ、お祝いですし、 奉納ですし、気張る
ほかありますまい。 生きてますかー？こーつーぶちょー。
ららぽーと横浜にあるKALDIというお店にタイの米麺センレック
が売っていました。早速買い求め食べてみました。先月29日の
日報でも記したとおり、タイの米麺は総称してクイッティオといい、
その中でも中細麺をセンレックと言います。
 30分ほど水で戻し、さっと茹でると出来
上がり。フォーより茹で時間が短くて
スピーディーです。スープはベトナムの
もので代用しました。味はやはりお米
の麺ですのでフォーと大差ありません。
細い分食感が冷麦のようでした。今回
はタイ流の調味料 『プリックナムソム』 も作ってみました。
プリックは唐辛子、ナムソムは酢です。要は 『唐辛子酢』 ただ
きざんだ唐辛子を酢に漬けただけのものですが、これがスープ
ととても相性が良く、ぐっと味わいが深くなります。タイ料理では
これと、ナンプラ、砂糖、粉唐辛子が四つワンセットになって
食卓に置いてあり、好みで自由に加味して食べるようです。
日本でも、ラーメンに酢やラー油を入れるようにタイでも食べる
側が味を付け加えることが当たり前のようで、やはり中国から
伝わったであろう麺文化の同じような発達ぶりに感慨深いもの
を感じます。実は私はナンプラがあまり得意ではないのですが、
いずれこれも克服して、ナムソムとナンプラとで、2倍楽しんで
みたいと思っております。
昨年秋に蒔いたタマネギを掘りました。一応、玉にはなり
ましたが、どれも小さかったです。肥料が足りなかったのか
日当たりが悪かったのか、植え方が混みすぎたのか、でも
まあ、小さいなら小さいなりに食べることはできます。
 青果業界には 『ペコロス』 というミニ
タマネギがあります。これは極端に密集
栽培をして意図的に小さな玉を作るとい
うもの、シチューや天ぷらの種に重宝だ
そうです。図らずも我が家のタマネギは
このペコロスになってしまいましたが、
何ぶんタマネギ栽培は初めてのこと、小さくとも収穫があった
ことを素直に喜んで、今日はこの新タマネギを美味しく調理
して頂くことにしましょう。一緒に ニンニク も掘りましたが、
こちらはまずまずのデキでした。株が少ないので収穫も20個
ほどですが、何せ貴重な国産物、これも大事に食べましょう。
タマネギ、ニンニクを掘って一気に畑が空きました。暦の上
では明日は 『芒種』 種を蒔くのに良い時期とされています。
昨年に引き続き、『津久井在来大豆』 でも蒔きましょうか。
長年使っている窯の扉の断熱材が消耗し、一部断裂していた
ところをキチンと交換修理しました。
 かれこれ20年、補修を繰り返しながら使っ
てきた窯ですが、大きな事故も無く、今
までいくつもの作品を焼いてきました。
古くなってバーナーが妙に安定しない日
もありますが、まだまだがんばってくれ
そうです。これがないとウチは商売にな
りませんので、文字通り何より大事な 『商売道具』 です。
大きな窯ではなく、登り窯のような大仰な焚き方もしませんが、
小回りの利く便利な相棒です。営繕を終えて明日は酸化の作品
をひと窯焚きます。扉部分は焼くことで伸び縮みがありますし、
往々にして修理後は微調整が必要になりますのでその辺を見誤
らずに注意して焚くことにしましょう。
いやー、 久しぶりに焼物屋らしい記事を書いたなあ。
忙しかった5月が明けて、今週の頭は骨休めをしています。
今日は良いお天気で、あまつさえ横浜は 『開港記念日』です。
市立の学校はみんな休校。自宅前の通学路も今日は静かです。
 横浜市でも遅ればせながら定額給付金が
支給され始めました。発表された当時は
何という節操の無いバラマキかと、意地
でも貰うまいと息巻いていたものの、いざ
纏まったゲンナマを目の前にすると弱い
もので、しっかり握り締めてしまいます。
己の弱さと浅ましさに情けねえなぁと思いながらも、火の車の
家計には有り難い臨時収入です。せめて経済効果を上げるべく
地元でスカッと使いましょう。
セッコクの花がきれいに開いて良い香りをさせています。
今朝、ホトトギスの声を聞いて目覚めました。6月最初の日に
時鳥の声を聞くというのも乙なもので、頗る良い気分の朝でした。
 ホトトギスは自分で子育てをせず、鶯や
黒鶫の巣に託卵（たくらん）をする習性
があります。生きる知恵とはいえ随分と
ものぐさな話で、またそれを自分の子供
と思ってせっせと育てるウグイスやクロ
ツグミもこれまた人（鳥？）が良いと言う
か情が厚いというか、自然界の不思議を感じずには居れません。
さて、詰まらないことではありますが、只今サーバー移転の関係
で昨年11月以前の日報の画像が表示されなくなっています。順次
復旧をしていくつもりですが少々手間がかかるので閑が出来次第
こつこつ作業をして参ります。たまさか過去ログをご覧下る奇特
な読者様にはご不便をおかけしますが、ご勘弁を願います。
テッペンカケタカー
ほととぎすの鳴き声
http://www.asahi-net.or.jp/~yi2y-wd/a-uta/uta-hoto.html
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