回り道のついでに
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2006年06月18日(日)


 なぜ。
 そればかり。

 ふたり。
 と見てはいけない。
 ひとり、いつも。
 
 あたしには
 なにがしたい、の<何>がないのだ。
 と、いわれた。

 そうだろうな。

 気を遣ってるつもりはないのに。
 そう思わせてしまう。
 ただ、会いたいとき。
 ただ、隣にいてほしいとき。
 うまく伝えられない。

 言、という字は
 心の口、と読む。
 あたしの言葉には心がないのかな。
 思ったこと、口にしてはいけないようね。
 
 気持ちって見えないから。
 ちゃんと伝えなくちゃいけない。
 それが怖い。
 想いを込めた、言の葉が、無様に散る。
 無惨に千切られる。

 あたしが守っている物は何なのだろう。
 人を傷つけても守りたがっている、この小さな自分?
 自分は何者なのだろう。

 君を傷つけたくなくて選ぶ言葉が間違ってる。
 君に近づきたくて動いたら信用を失う。
 君に会いたくて、夜の町を彷徨っているのに、
 君はいつも顔も合わせてくれないじゃない。
 君に贈った言葉達も、
 のどの奥に引っかかったまま出てこなかった音も、
 飲み込んで消えていった気持ちの欠片も
 何もかも、嘘になる。
 その瞬間が堪らなく痛い。

 空回り、遠回り、ふらふら。
 どこに向かってるの?

 君。
 もう、会わない方がいいかな。
 
 着信拒否、メール受信拒否。
 そこまでしなくちゃならないのか。
 留守番電話の君の声。 

 それだけで、
 涙が出る。
 どうしてかな。
 
 失わないと、大切さがわからない、莫迦なあたしを
 好きだと
 言ってくれた人。
 ずっと見ててほしいよ。
 でもそんなこと言えない。
 
 殺してくれなんて、
 虫が良すぎるよ。
 死にたいのはこっちの方だ。
 
 いつも
 この人かな、
 と思う人は
 離れていく。









2006年06月04日(日) 探求。


 今夜、ホンダに会うので。
 あたしは考えている。

 ホンダと会う時には、タカを完全に排除しておかないと。
 タカを壁にして逃げるのではなく、
 あたしの言葉で伝えないと。
 そして、自分の中を、探っている。

 さて、あたしの何を伝えようか。
 あたし、という生き物を、どんな風に伝えようか。

 寂しさと体を埋める存在、か。
 うまいことを言う。
 埋まらないココロを
 あたしはホンダで埋めたかったのかな。
 
 今、分かってることは何だろう。

 一緒に居て楽しかった。
  >合わせるのが楽だった。
   向こうが合わせようとしてくれるのが気持ちよかった。
 楽な方に流されているのか、迷う。
  >この関係は、長く持たないと思う。
   続きはない。不安。怖い。
 ・・・何故そう思う?

 今のあたしにはホンダを受け取る度量がない。
 そしてホンダも、あたしを受け留められない。
 付き合って、恋人になっても、長くは一緒に居られない。
 
 弱い、と思う人が居て、
 あたしに何か出来るかな、なんて
 思うあたしが馬鹿なんだな。
 だてあたしも弱いから。
 
 理想は
 互いを認め合って
 距離も時間も関係なく、一緒に居ること。
 一緒に居る、とあたしに思わせてくれること。
 相手にも、そう思ってもらうこと。
 信じあうこと。

 ただ、寂しさを
 お互いの熱で
 見えなくなるように覆う。
 そのために利用し合っただけ。
 そうかな。
 
 この繋がりを。
 持ち続けたい、形を変えて。
 そう思うのは、あたしの妄想。
 
 出会うのが早すぎたのかな。
 
 もっと 
 あたしが強くならなくちゃ
 ホンダを救えない。

 これを
 伝えればいいのか?
  


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