回り道のついでに
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2006年07月11日(火) 拒否


電話が鳴る。
着信履歴に、拒否の文字。

諦めない、と言っているのか。
納得できないのか。
気持ちを共有したいと言っている。

君を自由に想っていい。
表に出さなければ。
それは相手にも伝えてはいけない。
誰にも知られてはいけない。
嘘でも、もう嫌いになった、と
言うべきなのだ。
でも出来ない。

それがあたしの弱さ。

諦められたら嫌なのだ。


一緒に居ても楽しくない、
もう冷めてしまった珈琲のように
ただ寄り添うだけの為の
関係。
それでも一緒に居ようとするあたしはずるくて汚い。
その罪は、とても重い。

だけど
あたしが傷付けた人を放って
あたしが幸せになれる、とは思えない。

じぶんが傷つく、覚悟が
まだ、
足りない。


2006年07月10日(月) 捨てる


決めたのなら、行動に移すべきだ。
2度と会うべきではない。

何故、君を選んだのか。
何故、君を選ばなかったのか。
もう分からない。

会いたい、と思ってもいいことにしよう。
思考こそはあたしの自由だ。
最後の秘密だ。

あたしが傷付けてしまった人に、
全力で癒しを与えなければ
前には進めない、と思った。
でもそれは言い訳なのかもしれない。
そう思ったのだから、そうしよう。
ココロは捨てても生きていける、とあたしは知ってる。
結果が見えてても、やれることはやらなくちゃ。

なんてエゴだろう。

嘘で固めたり
偽りの笑顔を作ったり
諦めの言葉で飾ったり
自分を騙す言い訳を、常に練ってる
この思考。

それでも
傷付けたくなくて
傷つきたくなくて
もっと遠回り
もっと回り道。

ただ、君が遠くなる。
ただ、あたしが見えなくなる。


いわい |MAIL

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