読書記録

2026年09月18日(金) 夜明けのはざま / 町田 そのこ

地方都市の寂れた町にある家族葬専門の葬儀社「芥子実庵」が舞台

 一章 見送る背中
親友の自死の知らせを受けた葬祭ディレクター


 二章 私が愛したかった男
元夫の恋人の葬儀を手伝う花屋…


 三章 芥子の実
母よりも底辺の死を迎える人がいるのだろうか
「芥子実庵」に就職した新人

 
 四章 あなたのための椅子
結婚まで考えた男が死んだ
お悔やみに来た人たちから聞かされた男は、思ってたよりも豊かな人生を送っていた


 五章 一握の砂
「芥子実庵」に料理を届けていた店の主人の突然死



 愛する人の死、結婚、友情
死を見つめることで、自分らしさと生への葛藤と決意を描く









2026年09月10日(木) お星さまのレール / 小林 千登勢


 星をたよりに、前を歩く人のリュックに白いタオルを結んでそれを目印に、それも薄汚れて色が変わっていく
生まれたばかりの弟を背負って家族で命がけで越えた38度線
満州引き揚げ体験を、平和への祈りをこめてつづった物語


綺麗な女優さんで、こんなご本を書いておられたとは知らなかった
小学三年生の少女による、へんに理屈をつけたり誇張したりせず、ただありのまま素直に感じたままをのびのびと書いておられる















2026年09月06日(日) 死に方がわからない / 門賀 美央子


内容紹介 独身、子なし、兄弟姉妹なし。現在生きている三親等以内は全員年上。ボッチの私はいかに綺麗に人生を閉じるか−。実例を挙げながらユーモアあふれる文章で「死に方」を指南する。『COLORFUL』連載を書籍化。


 私は死に時が来たら逆らわずに死んでいきたい。回復の見込みがないのなら、自身の尊厳を守るために自然にあの世に旅立ちたい。よって、死に時が来たらスムーズに死ねる体制を整えておく義務が、自分自身に対してあるのだ。

うまく死ぬとはつまり、苦痛はできる限り少なく、人の世話になる期間も最小限に抑えること、なのだが下手に救命されたらどちらも叶わなくなるかもしれない。
かといって病院に行かなければ死に時に死ねるかもしれないが、ものすごい苦痛を伴うことになるかもしれない。それはそれで嫌だ。むしろ、死そのものより、死に至る苦痛の方がよっぽど怖い。
どうすればいいのだろう。


著者、40歳後半になって二等親の肉親がいないことから生じた行く末。。。
生物学的にはいつでも死ねるとしても、それに至るまでの様々なやっかいごと!
まぁ、私の場合子供も孫もいるけれど出来たら何の世話にもならないで死にたい。
孤独死さえもいとわない、そんな覚悟ではいるけれど。。。







2026年09月01日(火) くますけと一緒に / 新井 素子


あたしは悪いことなどしていないのに、いつも嫌われていた。
同級生、そして両親にも。そんなあたしを気にかけてくれるのはママの親友・裕子さんと、くますけだけ。

悪い人は死んでしまえばいい――。

願うと同級生は事故にあい、両親も死ぬ。裕子さんに引き取られたあたしは、ここでくますけが邪悪なぬいぐるみなんじゃないかと思いはじめ……。



引き取ってくれた裕子さんも猫のぬいぐるみが手放せない子供だった
裕子さんは優しいが 夫の晃一さんが素晴らしい









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