読書記録

2022年11月28日(月) 死にがいを求めて生きているの / 朝井 リョウ



 植物状態のまま病院で眠る智也と、献身的に見守る雄介。
二人の間に横たわる猩弔平深足瓩箸蓮
毎日の繰り返しに倦んだ看護士、クラスで浮かないよう立ち回る転校生、注目を浴びようともがく大学生、時代に取り残された中年ディレクター。
交わるはずのない点と点が、智也と雄介をなぞる線になるとき、 目隠しをされた猜神瓩箸い時代の闇が露わになる。

今を生きる人すべてが向き合わざるを得ない、自滅と祈りの物語。【商品解説】


タイトルに惹かれて読んだけれど 肩すかし。

生きがいも タイトルになってる死にがいも何も触れてないというか、よう分からん。

螺旋プロジェクトとかいうルールで7にんの作家さんの連続刊行らしいけど。
「海族」と 「山族」の対立とか 「帝国のルール」とか。








2022年11月19日(土) いつも来る女の人 / 片岡 義男


 ひとが小説を書くことを決意する瞬間を描いた「イツモクルオンナノヒト」、作家が食糧品の買い物をしながら短編の構想を練る「レモネードとあさりの貝殻」など、書き下ろしを含む8篇を所収。小説家・片岡義男の世界にどっぷり浸れる、「書く」人々の物語がゆるやかに束ねられた短編集。

                   ー 左右社 ー


名の知れた作家のようだが私は初めて読んだ。
短編も苦手だが、こういう筆運びも好きじゃない(あくまで私感)


小説を書くために、僕はかなり無理な跳躍をした。跳躍はうまくいった。
あとは続けるだけだ。人が小説を書くことは、それじたい、小説的なことなのだろうか。ニ十年ほど前から、人が小説を書くこと、その小説はどんな内容なのか、なにをきっかけに発想したのか、といったことを主題に、僕は小説を書くようになった。













2022年11月13日(日) ミシンと金魚 / 永井 みみ

  

 「カケイさんは、今までの人生をふり返って、しあわせでしたか?」
ある日、ヘルパーのみっちゃんから尋ねられた“あたし”は、絡まりあう記憶の中から、その来し方を語り始める。
母が自分を産んですぐに死んだこと、継母から薪で殴られ続けたこと、犬の大ちゃんが親代わりだったこと、亭主が子どもを置いて蒸発したこと。
やがて、生活のために必死にミシンを踏み続けるカケイの腹が膨らみだして……
この世に生まれ落ちて、いつの日か死を迎え、この世を去る。
誰もが辿るその道を、圧倒的な才能で描き出す号泣必至の物語です。

                    ー 集英社 ー


子どもは元気でちゃんと仕事やってるのが、一番だ。元気でちゃんと仕事してるってだけで、じゅうぶんだ。それでじゅうぶん、親孝行だ。だから親は、いそがしく仕事してる子どもに、さみしいだなんて、さみしいから会いに来いだなんて、死んでも口にしたらいけない。
死んだときにだけ、来てくれれば、それで、いい。



かけいさんの元気だった頃と、ディサービスにいってる今と、行ったり来たりの日々。
もうじき、たぶん・・・私もいく世界。。。









2022年11月05日(土) 啼かない鳥は空に溺れる / 唯川 恵



 母に疎まれ、母に怯えてきた32歳の千遥は、愛人の援助でセレブ気取りで暮らしている。年下のフリーター・功太郎から熱心に迫られ、なんとなく関係してしまうが、もちろんそんな男を結婚相手として母に紹介できるはずがない。けれど、功太郎が公認会計士の試験に合格し、千遥の気が変わる。この相手なら、母を満足させられるのではないか、と。
母に愛され、母が大好きな27歳の亜沙子は、ずっと母と二人暮らし。母との週末ランチが習慣だ。ある日のランチに母は田畑というおとなしい男を招く。男として魅力があるわけではないが、母がいいという相手だし、とくに嫌なところもないし、と亜沙子は結婚を決める

                  ー 幻冬舎 ー



最後のどんでん返しがいい !!

結局、人生ってそういうこと。





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