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こちらでは、龍先生から届く便りを掲載致しております。

2007年01月27日(土) 恵方巻(えほうまき)

ここ数年、スーパーやコンビにでもよく目にするようになりましたが、「恵方巻」という太巻きのお寿司がございます。

節分の夜、その年の恵方、いわゆる福の神がいる方位に向かって、目を閉じて願い事を思い浮かべながら、食べている間は終始無言で太巻きを食べる事によって、願いが叶う事をはじめ、商売繁盛や無病息災等、豆撒きと同じで、福を呼び込み悪い厄を落とす習わしがございます。

どうして節分の日に太巻きを食べる事が、幸せに繋がるのか・・・。その昔、江戸時代末期から明治時代初期にかけて、大阪の商人の方々が商売繁盛を願って始まったという言われ。
昔の旧暦では、節分の日が大晦日にあたる為、今現在年越し蕎麦を食べるように、厄落としの意味で年末行事として行われていた。
また、豊臣秀吉の家臣が、節分の前日にたまたま巻き寿司のような物を食べ、戦いに大勝利を収めた事など、多くの説がございます。

また、恵方巻の具が七種類である事は、七福神に因んでいる面もあり、「福を巻き込んで食べる」という意味合いや、大きな太巻きを切らずに食べる事で、「縁を切らない」という理由。
節分で追い出した鬼が、逃げ出した際に落としていった金棒に見立て、それを取り入れる事によって、無病息災・商売繁盛の意味もあるようです。

年が明け、早くも一ヶ月が過ぎようとしていおりますが、新年に立てた目標が上手く行っている方は、さらなる飛躍を誓い、また、いまいち波に乗れていないなぁ・・・という方は、気持ちを切り替える意味でも、恵方巻を食べて今年の福を巻き込んでみてはいがでしょうか。皆様が健康で、またご多幸である事を心から願い・・・。

追伸
文中で、「恵方、いわゆる福の神がいる方位」とお伝え致しましたが、この「福の神」は、先日の便り「どんと焼き」で出てきた歳徳神(としとくじん)を指し、神様がいる方位は毎年変わります。
今年は「北北西」がその方位となりますが、皆様が日々の中で何気なくされている事も深く掘り下げて行くと、神仏様や霊的な出来事と強く繋がっている事を、ご理解頂けるのではないでしょうか。


2007年01月20日(土) 心によって作り出される物事

物事は心にもとづき、心を主とし、心によって作り出される。
 
もしも汚れた心で話したり行ったりするならば、車をひく牛の足跡に車輪がついて行くように、苦しみはその人につき従う。
逆に、もし清らかな心で話したり行ったりするならば、影がその体から離れないように、幸せや福楽はその人につき従う・・・。

上記の言葉はお釈迦様の言葉ですが、もっと身近な事、例えば「恋愛」においてお伝えするならば、皆様にとって恋をする事は楽しみを生むものでしょうか、それとも苦しみを生むものでしょうか。
相手に対して、「会いたい、連絡したい、○○して欲しい」と、自分の気持ちを押し付け、欲を満たすばかりの心で接すれば、それが満たされない事によって苦しみや辛さを生みます。しかし、相手の立場や気持ちになって行動し、思いやりの気持ちで臨めば、楽しみを感じる事でしょう。

また、「お金(物)」も然り。足る事を知らず求めれば求める程、苦しみはその人につきまとい、欲張らずに今あるもので満足できれば、心が豊かな生活を送る事が出来ます。

私達の心の敵、とでも言うべき存在は、欲望や嫉妬、執着、憎しみ、無知、傲慢であり、悩みや苦しみの原因となります。反対に慈悲や思いやり、反省と感謝の気持ちは落ち着きを与えてくれます。

どちらも、皆様自身の心によって作り・生み出され、現状の物事へと繋がって参りますが、苦しみが少なく、幸せや楽しみを多く感じられるよう、自分の意に反さずいつも清らかな心で毎日をお過ごし頂ければ幸いです。


2007年01月13日(土) どんと焼き

「どんと焼き」という行事をご存知でしょうか。正式には左義長(さぎちょう)と呼ばれる火のお祭りとなりますが、地域によってはどんど焼き・さいと焼きなど、様々な呼び名がございます。
長い竹を何本か組み立てて三角の山のようにし、そこにお正月飾りであるしめ縄・しめ飾り・門松や、書初めで書いたものを持ち寄って焼くお祭りと言えば、名前が異なっても思い当たる方は多いのではないでしょうか。

その名前の由来は、小正月(1月15日)、平安時代の宮中の庭で青竹を束ねて立て、そこに毬杖(ぎっちょう)を結び、その上に扇子や短冊を添え、陰陽師が謡いながら焼き、その年の吉凶を占ったと言われている行事がございました。
その結んだ毬杖(ぎっちょう)が三本であったことから、三毬杖(さぎちょう)と呼ばれ、今は広く一般の方にも伝わり、現在の形になったとされています。

そしてその年の神様、「歳徳神(としとくじん)」を祭るならわしが主であった地域では、どんと・どんど焼き、とんど(歳徳)焼き、などと呼ばれるようになったと言われています。

一般に、その火で焼いた餅を食べると一年間病気をしない、火に当たると若返る、書初めを焼いて炎が高く上がると字が上手になる、などと言われています。また、お正月飾りでお迎えした神様を、炎と共に見送る意味があるともされています。(昔は暖かい春の到来と、その年の豊作を願った意味もあるようです。)

今は祝日の制度が変わり、小正月である1月15日が成人の日(祝日)では無くなってしまった為、すでにどんと焼きを行われた地域があるお話も聞きますが、前回の「七草粥」の話でもお伝えしたように、今年も皆様が病気をせず健康に過ごされる事を願い。また豊作とは行きませんが、幸せの多い一年となれば幸いです。

追伸
文中で出てきた毬杖(ぎっちょう)について。本当に大まかにお伝えするならば、ゲートボールで球を打つ木の杖のようなものであり、木製の毬(まり)を相手陣に打ち込む、平安時代の子供の遊びと、上記の杖の事を言います。
ちなみに、左利きの人が毬杖(ぎっちょう)を左手に持った事から、「ひだりぎっちょう、ぎっちょ」という語源に繋がった、という説がございます。


2007年01月06日(土) 七草粥

新しい年となり、一週間が過ぎようとしていますが、皆様におきましては、どのようなお正月を迎えられましたでしょうか。そして、明日は1月7日となりますが、何を食べる日かご存知でしょうか。
件名にも書いてある通り、1月7日は七草粥を食べる風習があり、日本では平安時代から始められ、江戸時代に一般に広まったと言われています。

「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ」と、七種類の草をお粥にして食べるのですが、なぜ七草なのか・・・。
この七つの草は、早春にいち早く芽吹く事から、邪気を払い万病を除くと言われ、無病息災を祈って食べると言われています。そして、健康を願う意味ばかりではなく、正月疲れや、おせち料理で疲れた胃を休め回復に、という効能もございます。

ちなみに、1月7日は「人日」と言われ、3月3日は桃の節句で雛祭り、5月5日は端午の節句でこどもの日、7月7日は七夕、9月9日は菊の節句とあるように、五節句の一つとなります。

昔の中国では、1月1日を鶏の日、2日を狗(犬)、3日を猪(豚)、4日を羊、5日を牛、6日を馬の日とし、それぞれの日には、その動物を殺さないようにしていました。
そして、7日目を人の日(人日)とし、犯罪者に対する刑罰は行わないことにしていました。その人日の日に七草粥を食べる事から、別名「七草の節句」とも言われています。

七草粥をお店で食べる・・・という事はほとんど出来ず、家で食べる事も少なくなりましたが、今年一年、皆様が健康である事を心から願い、新しい年、新たな気持ちで前に進んで頂ければ、私自身も嬉しく思います。
私共も少しでも皆様のお力になれるよう、日々の精進と努力を重ね参ります。


2007年01月01日(月) 明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。一年が過ぎ、また新たな年が始まりましたが、今年も皆様の幸せへのお手伝い、お力になれるよう、私共も精進と努力を重ねて参ります。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。



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