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こちらでは、龍先生から届く便りを掲載致しております。

2006年12月29日(金) 大晦日

今年も明日・明後日を残すばかりとなりましたが、皆様におきましてはどのような1年となりましたでしょうか。

さて明後日はいよいよ大晦日ですが、なぜ1年の最後の日をそのように呼ぶのか・・・。もともとは、毎月末の日の事を晦日(みそか)と言いますが、1年の最後である12月の晦日を大晦日と言い、最後の日という事もあり、様々な年越しのイベントや行事が行われます。

また晦日(みそか)とは、三十路(みそじ)という言葉にも代表されるように、三十(みそ)の意味があり、日付を読む上で10日(とおか)、20日(はつか)と言うように、30日(みそか)という意味もございます。
しかし、ひと月に28・29日しかない事や、年によっては月の日数が変動する為、いつしか月末という形で捉えられるようになりました。

そして大晦日・年末と言えば、年越し蕎麦や除夜の鐘、大掃除などがございますが、以前にも掃除をされる事は、気分や気持ちを切り替える意味で、とても良いという旨をお伝えさせて頂きました。
また霊的な面から言っても、汚れている場所には悪い霊が滞りやすく、霊障を受けて体調を崩されたり、気持ちの低下といった事に繋がる面もございます。

新しい年を迎えるに当たり一年の汚れを落とし、心機一転、気持ちも新たに歩んで頂く為にも、もし時間に余裕がある方は大掃除を。また時間の無い方も身の回りをキチンと整えるだけで違って参ります。

一年を振り返る度に、「今年もあっという間だった」という事を皆様も感じられるかと思いますが、気持ちを切り替えられ、是非、良いお年をお迎え頂ければ幸いです。


2006年12月23日(土) 人の見極め方(間違った恋人を選ばない為にも)

家族、恋人、友人、上司や部下など、皆様は今までに多くの方と接し人生を歩まれ、また今も歩み続けている状況がございます。
そんな中で、本当に気が合い互いの成長に繋がり、一生を共にするような友人や異性との出会いがあれば、思いやりの心が無く、平気でウソをつくような人と結婚、お付き合いをされて傷ついてしまったり、信じて騙される・・・。と言った話は沢山ございます。

上記のような状況がある為、皆様からも恋人や異性に限らず、「この人との相性はどんな感じですか?良い人ですか?」とご相談を頂く事が多いのもまた事実です。

ではどう判断すれば良いのか・・・。その事について、「人を見極める」となると、非常に難しい面があるのですが、それなりに人の傾向を判断する術、人を見る大前提として、まず皆様自身が自分の事を冷静に判断し、客観的に見る事がとても重要で大きなポイントとなって参ります。

自分自身を冷静に判断する事によって初めて、人に対しても冷静な判断が出来るようになり、客観的で視野の広さを持った対応が出来るようになります。

そしてもう一つ。例えば色々な美味しいお店を食べ歩く事によって、○○のお店は□□が良い、△△は悪いという判断や見極めが出来てくるように、多くの方と出会われる事によって、その判断が自然と出来てくる面もございます。
皆様によくお伝えする、「ダイヤがダイヤでしか磨けないように、人も人でしか磨けない」の言葉に通じる部分となります。

改めまして、実際に人を見、そして判断する事は非常に難しい面があるのですが、まずは自分の事を冷静に見て判断される。自分にとってマイナスになってしまう方とのお付き合いを選び、苦労や困難を招いてしまう事の無いよう、いつも落ち着いた心で臨んで頂ければ幸いです。


2006年12月16日(土) 心の遠距離恋愛

人と接する上で、相手との物理的な距離と、精神的な心の距離、二つの距離がございます。分かりやすい例えとして、遠距離恋愛においては、頻繁にお会いする事が出来ない中で、二人の心の繋がりがとても大切になって参ります。

私共にご相談を頂く内容、その方の多くはやはり人間関係、特に恋愛の事が多いのですが、遠距離恋愛、またこのような言葉は頻繁には使われませんが、近距離恋愛と言えば、誰もが物理的な距離をご想像されるかと思います。しかし皆様は、「心の遠距離恋愛」という言葉を、聞いた事がございますでしょうか。

例えば毎週末のお休みには必ず会う事が出来、デートをされるお二人がいます。周りから見れば、ごくごく普通のカップルに見えるかもしれませんが、ちょっとメールの返事が遅くなれば怒ったり、相手の立場や気持ちになって物事を考えられず、信じる気持ちよりも不安や疑心でいっぱい・・・という、心の距離が離れてしまっている方々は、ご相談を頂く中でも多くございます。

逆に物理的な距離が遠い、いわゆる遠距離恋愛でも、相手が忙しい状況である事を理解し、連絡したい気持ちをグッと我慢され、心の繋がりを大切にされている方。
つい2、3ヶ月前の出来事ですが、彼が3年間海外赴任されていたものの、日本に戻ってきた事で結婚をされたお二人がいらっしゃいました。

その他にもお互いに忙しい為、会いたくても会えない状況などがございますが、上記のように、例え近くにいても別れてしまうお二人がいれば、遠く離れていても心が通じ合っている事によって、お付き合いを続けている方もいらっしゃいます。

物理的な距離が互いの関係に影響を与える部分もございますが、それ以上に、例え近くにいても、心の距離が遠ければ互いの関係は遠く、物理的に離れていても、心の距離が近ければ互いの距離は近い状況がございます。

皆様自身が自分を見つめ直された際、お相手の方との心の距離はどのような状態でしょうか。人は誰しも、目に見える部分に意識が集中してしまいがちですが、心の距離やその繋がりの大切さに気付かれ、またご理解を頂ければ嬉しく思います。


2006年12月09日(土) 北風と太陽

ある時、北風と太陽が力比べをする事になりました。北風は、「自分はどんなものも吹き飛ばす事が出来る。強いのは自分だ!」と言いました。一方の太陽は「確かに力は強いけど、それだけでは・・・」
「それじゃあ、あの旅人が着ている上着をどちらが脱がす事が出来るかやってみよう」と勝負をする事になりました。

北風は力いっぱいの風で上着を吹き飛ばそうとしますが、寒くなってしまった旅人は逆に上着をしっかりとおさえ、脱がせる事ができません。次に太陽は燦々と輝きだしましたが、その暖かさにによって旅人は上着を脱ぎ、勝負は太陽の勝ちとなりました。


「北風と太陽」の話は皆様も聞いた事があるかもしれませんが、物事を進めようとする際、結果や結論を急いでしまい、太陽のように余裕やゆとりを持って臨まれる事よりも、北風のような対応になってしまう事は多くございます。

例えば恋人や、気になる異性との関係において、太陽のように温かく見守って相手が上着を脱ぐ。心を開いて自分に近付いて来てくれる事よりも、ついつい北風のように、自分の気持ちを無理に押し付けてしまう。
知人や家族に対しても、なんとかしようと風を吹き続ける事で相手も身構えてしまったり、思い通りにならない中、それでも一生懸命に風を吹く事で、逆に自分が疲れてしまう事もしばしばございます。

皆様に対して、私は「自分を磨きながら待つ・・・」とお伝えさせて頂く事が多くございますが、太陽のように温かい気持ちで待ち、余裕やゆとりを持って臨んで頂いた方が、物事はえてして良い方向に進んで行く流れがございます。

「自分の事をわかってもらいたい。」そのお気持ちは非常によくわかりますが、皆様におきましても、相手に対して北風のように風を吹き続けてしまう・・・。自分を押し付けたり、物事の結果や結論を焦ってしまう事の無いよう、太陽の心で臨んで頂ければ幸いです。


2006年12月02日(土) 嘘も方便

嘘も方便という言葉がございます。「方便」とは手段の意味で、時と場合においては、嘘をつく事も手段の一つという事をさします。下記の話は仏様の教えの中にある「火宅の喩」というお話です。

あるところに、とても大きな家を持った男性がいましたが、ある時火事になってしまいました。男性は何とか家から逃げ出す事が出来ましたが、3人の子供は火に全く気付かずに家の中にいます。
父でもある男性は子供に向かって、「早く家を出なさい!」と叫びますが、遊びに夢中な子供達はただただ走り回り、戯れてばかりいます。ここで考えた男性は、「ここに珍しい車のオモチャがある。今とりに来ればあげるから、火の家から出てきて遊びなさい!」と言いました。
子供達は珍しいオモチャと聞いて喜び、われ先にと家の外へと出て全員無事に助かる事が出来ました・・・。この事について、男性の発言は嘘と言えるでしょうか。というお話です。

もしも男性が嘘を言わなければ、3人の子供は火に襲われてしまっていた事でしょう。しかし気転の利いた嘘によって命を救う事が出来ました。上記のお話のように時と場合においては、嘘をつくという事も一つの方便・手段となる面がございます。

当サイトにご相談を頂く多くの方は、本当に真っ直ぐな心をお持ちで、方便として嘘をつく事をアドバイスさせて頂いた中でも、「ウソをつくのは気が引けてしまいます・・・。」と言ったお返事を頂く事もございます。
もちろん必要の無い嘘や、普段から嘘ばかりつかれる事はいけませんが、改めまして人生を上手に、スムーズに進まれるという意味で、嘘も方便という選択を持たれる事が皆様のお役にたてば幸いです。



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