茶畑
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2006年09月29日(金) 再開

湿疹のせいで精神科の薬はしばらくドグマチールのみだった。精神疾患の専門サイトによると、アルコールとその手の薬の併用は厳禁らしい。湿疹はもしかしたら、酒を飲んで薬を飲んだのがいけなかったかもしれない。しかし禁酒はせず、酒を飲んで薬を飲まない日が数日続いた。

そんなことをしたら徐々に調子が落ちてきて、今週の火曜日はどん底だった。人と話すのも苦しく感じるほど。薬を減らしても調子が落ちなかったので、大したことないんじゃないか、ひょっとしたらこのまま治るのではないかとタカをくくっていたが、やはり病気なのだった。

火曜日はちょうど通院日で、「湿疹は薬疹ではないと思う」と皮膚科で言われたこと、気分が辛いことを告げると、「今日からまた薬を飲みましょう」と言われ、以前と同じ3種類の薬を同じ量だけ処方された。飲んだら徐々に落ち着いてきたが、まだしんどい。湿疹のほうは今のところ出ていないが、また手足がまだら模様になったらどうしよう、と少し怖い。

23日にマンションの契約を済ませた。手付金100万、仲介手数料約80万を現金で用意しなければならず、用意したのは旦那なのだが、金曜日からなんだか落ち着かなかった。100万という額を目の当たりにしたのは初めてだと思うが、やはり分厚いなあなどと感じた。

11月20日頃までに引渡しの予定なので、それから少しリフォームしたりして引越しは11月末になりそうだ。今の部屋の契約期限が10月18日までなので、あまり長く居座ると更新手数料がかかってしまうかもしれない。

インテリアショップなどを見て回り、ダイニングやリビングはどんな感じにしようかと想像してみる。とっても楽しい。それなりの広さの居間があるというのが望みだったのだ。引越しが楽しみだ。気分はだるいのが、徐々に片付け始めなければ。

9月もあっという間に終わってしまう。秋の服があまりないので最近またちょこちょこ買い物をしていて、今日は4万ぐらい買ってしまった。30歳を過ぎてからそれなりに化粧をして、少しおしゃれをするようになった。けっこう気分がいい。もうちょっと若いときからやっておけばよかったかもしれない。


2006年09月20日(水) かなりの変化

大きな変化が起こっている。

まずは気持ちの変化だ。精神科で処方された薬を飲んだら、すぐに効果が現れたようで、かなり楽になった。仕事にも集中できるようになった。

いい傾向だ、と思っていたら、1週間で手足に赤い発疹が大量に発生してしまった。皮膚は弱いほうだが、あんなに激しいのは記憶にある中では初めてだ。慌てて皮膚科に行ったら、症状は水疱瘡に近いとのこと。薬との因果関係はわからない。水疱瘡には小さい頃にかかっているのだが。皮膚科で処方された抗ウイルス薬を飲んでいたら治まったし、血液検査でも水疱瘡と同じウイルスが検出された。しかし怖いので精神科に電話して、飲む薬を1種類(ドグマチール)だけにしている。

今は手も足も良くなっているし、気がかりだった気分の落ち込みも少ない。眠剤をやめたので寝つきは悪いのだが、仕事への集中力は変わらない。今日は21時前に帰ったにも関わらず、夕飯の時以外はほとんど座らずに家事をやってしまった。

恋心のほうは、精神科での薬もさることながら、時間の経過という最大の薬が効いたようで、かなり落ち着いてきた。彼とは8月以来連絡を取っていない。時々山岳会関係のホームページを見てしまうのは変わらないが、彼も正式会員ではなくなったから動向がほとんどわからないのだ。彼のことも、山岳会のことも、全てが過去になりつつある。それを寂しいと思う気持ちも薄れた。ああ、苦しかった。辛かった。ようやくトンネルの出口が見えてきた感じだ。

もう一つの大変化は、マンションを買うのが決まったことだ。交通の便が良い、大きな街で条件のいい物件を見つけることができた。旦那も私も、会社まではドアツードアで35〜40分ぐらいだ。間取りは若干狭いけれど、2人で暮らすなら十分。上に部屋のない角部屋なのがいい。今のところ日当たりが良くてリビングが広いのもいい。徒歩10分で行ける駅は、今はやりの再開発で大規模なショッピングモールができている。すでに購入の申し込みは済ませてあり、今度の土曜日に手付金を払って契約する予定だ。引っ越すのが楽しみだ。

良い方向への大きな変化。なんて素晴らしいのだろう。


2006年09月06日(水) 受診

苦しい状態がずっと続いていた。あまりに苦しいので、もう嫌だ、この苦しみから逃れたい、死ねば楽になるだろうかなんてことまで考えるようになってしまい、どうしようもなくなって職場近くのカウンセリングルームを訪れたのが8月24日だった。

そこでカウンセラーに話を聞いてもらい、眠れない、仕事に集中できないなど日常生活に支障が出ているならクリニックを受診して薬を飲んだほうが良い、と勧められた。以前にも友達に精神科の受診を勧められてはいたが、なんとなく怖くて実行していなかったのだ。でも、やはり一度医師に見てもらった方がいいだろう、ということでカウンセリングルームと併設のクリニックを9/1に受診した。

結果は鬱とのことだった。改めて診断されるとなんだか不思議な気がした。

私も鬱病になってしまったのだ。今日び、珍しくはないのだが。先日、滋賀に住む友人と数年ぶりに会ったら、彼女も鬱病とパニック障害を抱えていた。辛い思いをしている人は多い。

抗鬱剤が2種類、睡眠導入剤が1種類処方された。記録のために書いておくと、トレドミン25mg(1回4錠)、ドグマチール100mg(1回2錠)、マイスリー10mg(1回1錠)が1週間分。恐らく症状が比較的軽いことと、仕事を持っていることのために、服用は1日1回、寝る前だけだ。それでも、気持ちの苦しさはだいぶ軽減されたし、眠りが深くなったようで仕事への集中力が上がった。副作用も少しはあるが、今のところそれほど辛くない。薬の効果は大きいものだと感心している。

彼のことはもちろん忘れたわけではなく、相変わらずしばしば切なくなるけれど、連絡は取っていないし、仕事に集中する時間が増えてきているので徐々に存在が薄れてはきた。山岳会に関することが気持ちを占める回数も格段に減った。良いことである。

このまま彼と連絡を絶ってしまえば落ち着いていくだろう。しかし、また飲みに行こうなどという話が出れば気持ちが盛り上がり、結果としてこの6〜8月のような動揺や苦しみに苛まれるかもしれない。それはもう嫌だ。7月の飲み会とその後のメールで、相変わらず調子が悪いという話はしているから、こちらから連絡しなければ会うことにはならないだろうが。もう山岳会も辞めてしまっているのだし。

とにかく、以前より苦しくなくなったのは助かった。ただ、かなりだるい。今も会社を午前休している。眠剤を使っているとはいえ、睡眠時間が短いから、やはり寝不足だ。しっかり寝れば気持ちがぜんぜん違う。わかってはいるが、職場が遠いこともあり、なかなか難しい。


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