テレビザッキ
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メモ


2005年02月28日(月) めちゃイケ

笑わず嫌い王決定戦の後半。出演はアンガールズ、次長課長、バナナマン、たむらけんじ、長州小力。

後半戦に入る前のブレイクでトラジハイジの2人と踊った岡村さん。普通に踊ってちょっと顔芸入れるだけで面白い芸人って稀有だと思う。以前、彼がジャニーズJrに入って踊った回のめちゃイケSPについて故ナンシー関さんが「規格外の小ささが呼ぶ面白さ」というような事を(うろ覚え)書いていたけれど、そうだなぁ。あとダンスに関しては「人並み外れて上手い」というのもあると思うけど。

アンガールズは個人的には特に好きではないけど、ショートコントよりは長い方が好き。コントが長くなってもカラーが良くも悪くも一貫されてるので印象は変わらないんだけど、彼らのネタの「グダグダな感じや微妙な空気を表現する」という特徴が途中でブチブチ細切れにならないからだろうか。面白かった。

次長課長は妖怪コント。ホント最近彼らをよく見かけるなぁ。かなり勢いにのってきてるんだけどもう10年選手で「若手ではない」というのが面白いなーと思う。苦労してきた、力のある芸歴長めの若手がどんどん台頭してくるのは嬉しい。

バナナマンは朝礼のコント。「30minutes」でも思ったけど、ホントに演技派だなぁ。設楽さん演じる男子のいたずらがエスカレートしていくさまも面白かったけど、序盤の「THE男子」なやりとりに笑ったー。

たむけん、ややスベリ。追い詰められてたのは笑ったけど、やっぱり彼のああいう種類のネタが一番輝くのはオールザッツ漫才の舞台だと思った。お笑い好きの客と、その後ろで暖かい目で見守ってくれる芸人仲間の野太い笑い声があってこそだと。関西以外の人でたむけんを初見かそれに近い人達にとっては「何コレ」で終わってしまったかもしれないなぁとちょっと寂しく思ったけど、「読唇術で読め」と「よっしゃ、最後にネタやろか」は相変わらずで良かった。

長州小力は「R-1」の決勝でも見たけど、長州力を知らない私でも楽しめたのはより分かりやすく単純な今日のネタの方だった。


2005年02月23日(水) R-1ぐらんぷり

なんだかんだいって、今年で3年目になるピン芸人大会。芸人側は当然真剣なんだけど番組全体にイマイチ緊張感がなくて、そこが結構好き。今年は審査員の顔ぶれも良かった。雨上がり決死隊の司会は可もなく不可もなくだったけれど(個人的には宮迫さんは今回は不可寄り)。

好きだったのは友近、ほっしゃん。、中山功太。

友近はソーセージ販売ネタ。見るのは3度目くらいだけど、このネタを見るたびに「この人はこういうのが好きなんだろうな」と思う。好きでないとやらないような気がするネタだから。ウケを最優先するなら他にいくらでもネタはあるだろうし。私もこのネタを手放しで「面白い!」とは思わない。彼女のネタでもっと好きなものは多くあるから。でもジワジワとくる感じがたまらないのと、このネタをする彼女を見るのが単純に好きだ。かっこいい。

中山功太はDJモンブランの居酒屋編。これ好き。良かったと思うんだけど結果がふるわなかったのは残念。

ほっしゃん。のネタはスカパーで何度か見たことがある程度だけど、今日のが一番良かった気がする。芸歴15年の意地と力が垣間見えた。そこに貫禄とかは見えないのがほっしゃん。のいいところ。優勝が決定した瞬間、崩れさるほっしゃん。に被さるように大きくテロップで「優勝 ほっしゃん。」と出て、その角のない丸々しい字面になんか笑ってしまった。そのノンキな感じと舞台上で大感動のほっしゃん。とのギャップが。その後の彼の涙とコメントにはジーンときたなぁ。「何度もやめようと思ったけど、続けてたらいいことあるなぁと」。天然素材の時、一番人気のあったチュパチャップス。「かわいい〜!」とキャーキャー言われまくった後天素バブルは崩壊して、そこからが長かっただろうなぁ。お世辞にも「売れてる」とは言えない芸人に対しては本当に「継続は力なり」を思う。続けていくことすら大変だろうと。だからそんな人が「続けてきてよかった」と思える瞬間は、芸人好きの自分にとっても単純に凄く嬉しい。ほっしゃん。、本当におめでとう。


2005年02月22日(火) 内P / 「ぼくの怪獣大百科」

若手芸人下克上をプロデュース。メンバーはNO PLANに出川哲朗。若手側はカンニング竹山、次長課長、南海キャンディーズ。全体的に面白かった。次長課長のネタ「居酒屋で働くロシア人」、いいなー。次課長は器用でなんでもこなす河本さんと、おっとり無欲な井上さんとのバランスも良いと思う。

特に笑ったのは笑わせ王対決。笑わない側はキングこと有吉さんと、常連のパラシュート部隊斉藤さんに加えて新顔マイケルが登場。マイケルが当たりだったなー、あの「笑わなさ」に笑った。意外と他人の芸には厳しいんだっていうのが。結局彼が唯一笑ったのが自分のネタをいじられたものだったというのもある意味面白い。そんなマイケルと対極の有吉さんは自分が直接関係ない時は屈託なく普通に笑っちゃってるし。でもふかわりょうの「ちゃんと考えた結果がソレ?」と言いたくなるような内容に対しては笑みが消えたのも笑った。「なめんなよ」っていうテロップが秀逸。この番組のテロップは本当に素晴らしい。挑戦者の方はやっぱりレッドと三村さんが好みだけど、南海キャンディーズも頑張ってたしゴルゴのサングラスは反則なほど良かった。満足ー。



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サバンナ八木さんが書き溜めていたオリジナル怪獣を集めた本「ぼくの怪獣大百科」を見た。そこには「独自」とか「ワールド」とかいう言葉では生ぬるい、八木宇宙があった。笑ったわー。なんだろうこの人は。これらを誰かに見せるためでもなく勝手に書き溜めていたという事実が凄い。私の中で不可思議芸人のトップは板尾さんだったけれど、八木さんの方が理解不能度は上かも。本屋に行った時に「そういえば八木さんの本出たっけ。ちょっと読んで帰ろかな」という程度だったんだけど、このバカバカしいパワーと本人は至って真面目に書いてるという事実にたまらなくなり、夫にも見せたくて気づけばレジに持っていっていた。

どの怪獣もホント素晴らしいんだけど、特に好きなのは「カボチャ空間」「すやすやネズミ」「包丁の成る木」「去り行く人々」あたり。殆どの怪獣に言えることだけど、「怪獣」の範疇にかすってすらない。そして彼の怪獣たちが共通して持つ特徴は「平和」「無害」「地味」。このあたりが八木さんぽくていいなあと思った。


2005年02月21日(月) しりとり竜王戦、めちゃイケ笑わず嫌い王

●しりとり竜王戦
この番組での板尾さんは凄いなー。貫禄すら。「面白いこと言ってやる」という意気込みをあまり感じさせないあの妙に落ち着いた佇まいから面白い言葉が次々と出てくるさまは圧巻。「男気を感じさせる言葉」での「イタコだしオカマだが、俺のことを想うなら抱いてやる」とか「ルーブル美術館に来たのだが、今日は目をつむっていようじゃないか」あたり特に好き。「いようじゃないか」という響きがまた男気を感じさせる。あと、次長課長河本さんの解答も全体的に好きだった。対してジャリズム渡辺さんは調子悪かったなぁ。素人目から見ても明らかな感じだった。千原Jr曰く「13年ほど彼を知ってますが、今日調子悪かったですねー」。それと、香田晋が「男気を〜」のお題で苦し紛れに答えた「閻魔様だが侍」はワケ分からないんだけど笑った。


●めちゃイケ笑わず嫌い王
めちゃイケはあまり見なくなったけど、この企画だけは見逃せない。今日は前半戦で出演はバッファロー吾郎、南海キャンディーズ、大木こだまひびき、マイナスターズ、とろサーモン。

バッファロー吾郎木村さんはめちゃイケの色付けで「困った先輩風」キャラに仕立てあげられてたけど、本人たちはのびのびと「いつもの仕事のうちのひとつ」というスタンスで挑んでいたふうに見えて、いいなぁと思った。ネタも笑った。森光子を想像した上での竹若さんのあのカメラさばき。彼らの関東での知名度はまだまだ低いだろうから、バッファロー吾郎をよく知らない人が見ると木村さんを本当にあんな困った人だと思うかもなー、と思うとそれもまたオモロ。ああいう面(くだらなさすぎるダジャレとか)も木村さんぽいとは思うし(最後の「ケロケロ」はしょーもなすぎて爆笑)。竹若さんがネタ後に言った「僕らはこれ以上でもこれ以下でもないです」が素敵だった。

南海キャンディーズは、ネタについてはホントこれともう1種類位しか見ないなぁという感じ。その後のトークが面白かった。ナイナイと同じ高校出身だと分かっても「そんな事もあるでしょう」という極めてクールな態度なしずちゃんが若手度ゼロで笑った。それに対して山里さんの言った「番組のメインの人と出身校一緒だったらコレ3分間はいけるよ」もナイス。彼の言葉の引き出しは豊富だなぁ。

さまぁ〜ずはマイナスターズとして出演。さまぁ〜ずとして出て欲しかったけど、グダグダながらも楽しめた。ネタ後のトークでフジの女子アナの人との件について聞かれる大竹さんを、ツッコミの仕事は忘れてにこやかに見守る三村さんにも笑った。

とろサーモンはコントで面白いなぁと思ったことはあるけれど、ボケをスカす漫才はあまり好きじゃない。でも大御所枠のこだまひびきもいい意味で相変わらずで良かったし(大学の頃、生で彼らの漫才を見て「決まったネタからはみ出しても余裕を持って笑いを取れる姿」に地味に感動すら覚えた記憶が)、やっぱり笑わず嫌いは楽しい。ナイナイ(特に岡村さん)の、笑わず嫌いの企画が始まった頃から変わらない、出演者に対するあったかさも好きだ。来週のトリはどうやらたむけんの獅子舞。楽しみ。


2005年02月17日(木) やりにげコージー、堂本剛の正直しんどい

●やりにげコージー
冬の三大AV女優祭り。そんな祭りを見てもいいものかなーと思ったけど、そんなにエグくなくて面白かった。3人のうち前に前に出ようとする人に向かって東のりの言った「品川庄司か」に笑ったけど、そういう認識なのかなー。確かに品川さんの声はよく通るし、前に出てくる印象あるけど。品川庄司は個人的には「お笑い優等生」という感じ。凄い個性はないけどハズレも少なくて、その時求められてるコメントをサッと提供する力がある芸人、という印象。

AVは大好物なのに実際彼女たちが前に出てくるようなガッツを見せたら若干ひいてる今ちゃんに、「勝手なもんだなー」と思いつつも面白かった。あと、Jrの乙女な顔に笑ったー。


●堂本剛の正直しんどい
レギュラーがゲスト。「スパゲティの長いのを探し当てた人が勝ちゲーム」とか「罰ゲームは水の一気飲み」とか「ジェンカしりとり」とか。何その手軽さ&くだらなさは、という感じだった。初絡みの矢口真里に対して電話越しに例の「気絶」をしたレギュラー西川くんは笑った。電話口で顔芸って。分かってもらおうとしてなさすぎるとこがナイス。


2005年02月10日(木) やりにげコージー

ゲストは不可思議で不可侵な芸人、板尾創路。東のりが板尾さんに立ち入るのを必要以上に怖がる様子が面白かった。それにしても相変わらず「独自」な人だなー。笑いを取ることに無欲っぽく見えるところも面白い。最初登場した時の意味不明なアクション(両こぶしをカメラに向かって突き出す)、面白すぎた。「そんなんしたことないやん」とみんなにツッコまれてるのに、本人は飄々と続ける。しかも微妙にカメラからずれてるのがもう。そして何事もなかったかのような冷静フェイスに戻ると。あー笑った。

条約でもあるかのように、板尾さんに立ち入らない周囲の芸人達のエピソードが面白かった。でもみんなに愛されてるのはすごく伝わる。なんかいい感じ。東のりとJrの板尾フリークぶりも笑った。そんな板尾さんは「奥さん」より「世界平和」よりも「NASA」が大事。曰く「NASAが作ったモンってエエモン多いやん?」。最高。そこから発生した「テンピュール枕を身内で最初に買ったのは俺や」合戦、東のりVS千原兄。くだらなくて好き。結局靖史が「俺買ったん、取り替えるカバーが別売りじゃない時代やで」で勝利。普通にタメ口。受け付けない人は一定数いそうな気はするけど、私は昔の彼より今の彼の方がずっと好きだ。


2005年02月09日(水) お笑い登龍門、はねるのトびら

●お笑い登龍門
メインはレギュラー。あるある探検隊と普通の漫才の2本を披露。今、「レギュラー=あるある探検隊」って認知されてるのは別にいいとは思う。それがウケて顔が売れてきてるんだし。でも本人達はどう思ってるのかなー、と今回見ててちょっと思った。「あるある探検隊はずっとやるネタではない」というようなことを言って2年位前に封印してた気がする。それがめちゃイケきっかけでブレイクして、封印してたネタがメインになってる現状をどう感じてるのかなぁと。でも舞台上での彼らは相変わらずいい顔して「陽」の気を出しまくってる楽しい漫才を披露してたので、そんなのどっちでもいいかと思った。2本目の漫才は個人的に好きな「独自の道をいくレギュラーのグダグダ漫才」だったし満足ー。こんなふうにチョケてて欲しい。

あとナメリカ!久しぶりに見たー。いい意味で相変わらずで嬉しくなった。


●はねるのトびら
インパルスマネージャーコント、あまり好きじゃないけど今回のは面白かった。「自分、西野に下げる頭持ってません」。あと、「ブサンボマスター」笑った。結構似てる。誰が誰だか分からないメイクと、しょーもない歌詞もナイス。


2005年02月08日(火) 内Pスペシャル

出る杭打ちまくり隊SP。「出る杭センサー」のくだらなさ、相変わらず好き。「クイガデテマス」って、しょーもないなー。

今回一番好きだったのはインパルスとのツッコミ対決。最初訪れた時打ち合わせ中だったインパルスと同席していた男性の3人に対して三村さんの言った「全員蛙みたいな顔しやがって」、笑った。対決は「ツッコミタイムトライアル」で、2人1組になって1分間でどれだけの数のボケとツッコミが出来るかというもの。面白かった。TIMはコンビで挑戦。ツッコミのはずのレッドがいつもの独自ゾーン突入の為、ボケにボケを重ねていかざるを得ない様子がナイス。次のさまぁ〜ず大竹さんにツッコむのはインパルス堤下さん。2人とも凄かったなあ。1分間に16回ボケる大竹さんはさすがだけど、それに対してテンポよく且つ的確にツッコんだ堤下さんも凄いと思った。反応が早い「勢い」だけならなんとかなるのも分かるけど、ツッコミがそれぞれちゃんとしてたもんなぁ。そんな凄い2人の後はそれぞれの相方、三村&板倉コンビ。三村さんの佇まいはウッチャンの言うとおりホントボケの人のそれで、そのむっくり加減に笑ったわー。堤下さんの「三村さんってこんな顔でした?」、ナイス。散々な結果に終わった後「クールバージョンでもう一度挑戦させて欲しい」と再挑戦するも、惨敗。「まるでアレじゃない」って。終了後、三村さん曰く「くりぃむしちゅー上田みたいな例えツッコミをしたかったけど何も浮かばなかった」。例えツッコミが上手い三村さんはもう三村さんじゃないので、そのままでいて下さいと思った。

あと若手はアンガールズ、友近。ベンチャー社長と手品の部分は完全に不要だった気がする。


2005年02月03日(木) やりにげコージー

OPトーク。久本雅美にイラつく東のりに笑った。曰く、東のりが代理司会をしていた番組に島田紳助が復帰した日、紳助の楽屋に挨拶に行ったと。その時に楽屋に先客として久本雅美が来ていて、東のりが入ってきたことも気づいてるのに「お兄ちゃーん。おかえりー!」と紳助に3分くらい抱きついてたという話。「あの人ただゲストで来ただけやろ。ワシ代理で司会しとんねん」と悪態つく東のりがオモロ。彼女と共演してるのでフォロー入れる今ちゃんと、ヒートアップしていって最終的に放送できない表情になる東のりの対比に笑った。心の闇。

本編のゲストは出川哲朗。面白かったけど、先週もやってた心理テストみたいなのは定番化するのかな。この番組に漂うバカバカしく無駄な感じの雰囲気が好きなので、こんな普通のバラエティっぽいことをわざわざしなくても…と思った。特に芸人ゲストの時は普通にトークが聞きたい。


2005年02月01日(火) 内P、お笑い登龍門

●内P
「デビュー当時にタイプスリップをプロデュース」ということで、メンバーが昔住んでいた場所を訪ねたりそこで大喜利したり。出演はNO PLANと出川哲朗。さまぁ〜ずとTIMの昔のエピソード、聞いたことあるものが多かったけどやっぱりいいなー。なんかほのぼの。面白かった!というわけではないけど楽しめた。


●お笑い登龍門
笑い飯がメイン。番組が彼らにつけたキャッチコピー「西が誇るボケのツインタワー」…。ネタは「街で会ったいい人」〜「財布」で一本と、「一休さん」〜「風呂焚き」で一本。「一休さん」が好き。高いしょーもな度が良いなー。テンポも良くて、アホさと荒々しさが「THE笑い飯」という感じ。企画はバナナマンとの対決企画。この二組って以前に絡んだことあったのかな。相性いいと思う。面白かった。


チズ