まさしく、「ひょんなこと」から高校時代の友人とランチしました。 彼女とは卒業して、一度同窓会であって、それっきり。 なんでそうした手はずになったのかは上手く言えないので……成り行きとかまあそんなとこです。てか、他に言いようがない……ひょんなこと、でいいかと思います。 卒業してからの疎遠ぷりが判るように、とても親しかったわけでもなく。それでも、200人と6年暮らすと言う(中高一貫なので)狭いエリアで生きていたので旧知と言えば旧知です。不思議。 で、何をしたかと言うと、別に宗教や鍋売りではなく、ただの呑気な日常話。 主に彼女の武勇伝を聞いておりました。ちなみに彼女も趣味が語学です。なんでそんな変ないきものに時々会ってしまうのでしょう。それとも世間的には多いのか、趣味・語学。 そして、私がいかに英語が嫌いだったかと言う話になり……。 だって。 英語の教科書があまりに理不尽だったのです。 衝撃のあまり、今でもテーマソング(テキストを読み上げた謎のカセット ←時代)からいえます。 ♪ちゃらららっらー ちゃらららっらー progress in English book1 lesson1 "Good morning" "Good morning,sir" "This is aboll.What's this?" "I don't know" "It's an orange" "Oh,I see" "Good bye" "Good bye,sir" これ。これが一ページ目! 理解出来ません。まったく。 「おはよう」 「おはようございます」 は、いい。 「これはボールです。これはなんですか」 「わかりません」 ……朝っぱらからどんな会話なんですか。ポケットに硬式のボール持って歩いてるんですか。 「これはオレンジです」 「なるほど」 なるほど! 何がなるほどなんですか。なにが。 オレンジです、と説明されて判るけれども、それまではなんなのか判らない物体。オレンジに縫い目でもあったのですか。 しかも教科書の欄外では「Oh,I see[成句]」で納得しろと言いやがります。できません。納得。 「さようなら」 「さようなら、せんせい」 ……唐突かつ爽やかに会話が終わります。なにーー。何が起きているのーーー。 普通はABCから習うんじゃないのっ!? オレンジって! オレンジってぇぇぇ! ちなみにこの教科書は「あれは青い鳥ですか?」「いいえピンクの豚です」などと常人の理解を超越した例文が目白押しでした。見て判らないのか、そんなことは。 とにかく、それまで「知っていること」「知らなかったけれども、言われると納得出来ること」しかなかった世界に「まったく理解出来ないこと」が発生した瞬間でした。 脱落の理由はもう一つ有ったのですが、それはまたそのうちに。 しかし変な本でした。英作文が「先週の日曜日、父と銀ブラしました」とか。今となっては面白そうなのでどっかで売っていたらちょっと買ってもいいかな、と思ってみたり。……売っているのかしら。あれ。
ともかく、アクティブに走り回っている友人と会うとがんばろう、って気になっていいですなぅ。 あ、でも「結婚相手の条件が高すぎるって言われたから、この際、バルサの選手かJリーガーでもいいことにした」っていうのはあんまりハードルが下がっているとは思えませんぜ。
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