三日坊主日記
瑞樹 美霧



 DVD『PIRATES of the CARIBBEAN』

 幽霊が出てくる系の話だから瑞樹は観れないかもー、と言う友人の言葉により今まで避けて通ってたんだけど。
 某映画にキーラ・ナイトレイが出てて、そのプロフィールにこの題名を見つけ、『ナショナル・トレジャー』で、そーいや、これもディズニーだったな、と思い出し。
 幽霊じゃなくて、月光の下では骸骨になる不死者だよ。面白いよ。と別の友人には、勧められ、2ヶ月ほど(?)前にその友人から借りていたDVDをようやく今日観たよ。
 ここの所仕事帰りが遅かったりで、気力も根性もなかったから、観るのに今までかかったけど;;
 いやぁ、楽しかったかも〜。

 以下ネタバレあり、注意。
 いいキャラクターだったのはジャック・スパロウ(=ジョニー・デップ)だよね〜。
 この人の何処までが真実で何処までが嘘なのか、曖昧な発言&行動がどきどきさせられて楽しい♪ 善・悪(と区別してはいけないのかもしれないが、まあ、ディズニーだしね)と渡り歩いて、どちらにも寝返ったり裏切ったように見えるし、でも、最後まで見れば、筋が通ってる。頭のいいキャラクターだなぁ。脳ある鷹タイプ(笑)。それも爪隠し捲くり!!
 悪役の(!)不死者海賊のお頭バルボッサ(=ジェフリー・ラッシュ)も、すっげーいいキャラクター♪
 これもディズニーらしいキャラクターかも。憎めないタイプ? って感じ?
 ジャックと行動を共にする鍛冶屋ウィル・ターナー(=オーランド・ブルーム)は全編に亘ってのキーだな。不死者海賊達が人間に戻る為のキー。
 しかし、狙った訳じゃないけど、最近良くオーランド・ブルームの出てる映画を良く観ている(気がする;;)。
 いやはや、この人はいるだけで素敵だ。ってか、ほんっとーに美形よねぇ♪ しかし、出ている映画出ている映画どれもキャラクターのイメージがビミョーに違ってて面白い(系統で分ければ、数は多くないけど)。
 エリザベス・スワン(=キーラ・ナイトレイ)は美人だし! この時17歳だって! 若いよね〜。しかし、彼女は品がある。だからこその役柄かもしれないけど。
 さすがに海賊映画らしく、持ってるイメージそのままの海賊達(ただし不死者だけど。苦笑)。
 例えば、『ピーターパン』に出てくるフック船長率いる海賊や、『宝島』『幽霊船』なんかに出てくる海賊達。そのまんまだから楽しい。
 衣装なんかも、海賊に限らないけど、その時代に沿った衣装が派手で♪ 貴族の男性の頭が全部鬘だったりね〜。音楽室のバッハとか、モーツァルトとかのあの頭! 衣装も勿論その時代のものだから、邪魔そうなレースはビラビラついてるし、袖口は広幅だし。当たり前なんだけど、研究してるよな〜。
 海賊達が洞窟に溜め捲くったお宝の山も壮観だったし。
 しかし見所はやっぱ『進軍だ!』と言って海の中を歩行する不死者海賊達かぁ? まあ、不死者だから水の中にいようがどうってことはないんだろーけど、それって、どうよ? 海賊じゃないじゃん! などと突っ込みたくなったりして。

 まぁ、何にせよ、楽しかった。

2005年05月28日(土)



 ☆ 今日読んだ本 ☆

 白泉社 コミック文庫 杜真琴『天使はうまく踊れない』
 小学館 コミック文庫 藤田和日郎『うしおととら 9』

2005年05月26日(木)



 ぐがーん

 大ショック!! だぁぁぁぁ。
 今日はチャレンジデーというイベントの日。
 我がNPO法人もスポーツイベントを1つ実施することになってたからpm3:00市役所に集合。
 pm5:30にはイベントも終了し、家まで送ってもらって、友人と会う約束をしていたので、シャワーを浴びる為に階下に下り、友人からのメルがいつ入るか判らないので、脱衣所の洗濯機の上に着替えと共にケータイを置いて、トイレに行った。
 暫くして、ごとっ! という音が脱衣所からして、『ああ、ケータイ、落ちたな』と。
 トイレから出て、ケータイを拾い上げ、念の為にぱかっと開けて見たら……、がーん! ケータイのメインディスプレイの液晶が……、

          割れてる!!

 いや、ガラスが、ではなく、中身が、なんだけど。全く画像が出ない訳でもなく、うっすらと文字は読めたりする。
 今までどんなに高い所(と言っても身長くらいだけど)から落としても今まで使ってきたケータイの液晶は(今回割れたのも)割れたことがなかったのに、すげーショックだわ;;
 多分打ち所、と言うか、落ち所、と言うかが今回はとっても悪かったんだろーけど(泣)。
 取り敢えずシャワーを浴びて、友人から来たメルを見るけど、おぼろげにしか何が書いてあるか判らない;;
 取り敢えず、pm6:15の快速に乗って地元へ帰って来るってのは読めたので、それにあわせた電車に乗り、一駅大阪に移動。待ち合わせの四条畷駅(私の最寄り駅は一駅奈良側の『忍ヶ丘』)友人と顔をあわせた途端に

『悪いっ! ドコモショップ(この駅近辺にあるのは知ってた)教えて!!』

 面食らいつつも画面が割れたケータイを見せられて事情を察した友人に連れられてドコモショップへ。
 しかーし!! 店員に聞くと、今使ってる機種は品切れだという。『今なら修理も只でさせて頂けますが』と言われるものの、修理に出したら、2週間からかかるよね? ってことで、仕方がないので、それから梅田まで出ましたとも!
 梅田のいつものドコモショップで事情を説明したら、同じ色はないけれど、同じ機種はあると言うことなので、即買い。
 1年経ってない機種変更(?)なので、高くなりますって言われたけど、それは仕方がないさ。
 と、いうことで、¥3,000−のキャンペーン値引きがあって、溜まってたポイント使って、¥20,160−払って来ましたとも;;
 只ねー、ケータイ変えた時ってさー、ダウンロードしてる画像とか着メロ、全部消えちゃうじゃない? それを又取り込みなおすのに、接続料金がかかって、請求額、ともすれば通常の倍位になるのよねー(T.T) それが、辛いのよ;;
 まあ、お試しで貰えるメモリーカードDuoは又貰えたから、それはラッキーだったんだけど。

2005年05月25日(水)



 ☆ 今日読んだ本 ☆

 講談社 マガジンZコミックス 垣野内成美『薬師寺涼子の怪奇事件簿 3』

2005年05月23日(月)



 ☆ 今日読んだ本 ☆

 講談社 少年マガジンコミックス さとうふみや『探偵学園 Q 20』

2005年05月20日(金)



 映画『KINGDOM OF HEAVEN』&『阿修羅城の瞳』

 有給を取り、映画館のハシゴ♪(←よくやるよ;;)
 am10:00〜『KINGDOM OF HEAVEN』を観、pm1:20〜『阿修羅城の瞳』を観て来た。
 まず『KINGDOM OF HEAVEN』。
 オーランド・ブルーム初主演作だそうで。いやあ、格好よかった♪
 『ロード・オブ・ザ・リング』や『トロイ』ではどっちかってーと繊細なイメージの役どころな感じだったけど、今回は割と骨太。
 『トロイ』のパリスから考えてみると、これが本当に同じ役者なのか?! っていうくらいイメージが違う。

 以下ネタバレあり注意。
 ストーリー的にはエルサレムを巡るキリスト教徒とイスラム教徒の争いなんだけど。
 和平を保っていた両者の均衡が崩れて闘いに発展する、史実を基にした創作ストーリー。
 その闘いの中に巻き込まれていく主人公バリアン(オーランド・ブルーム)の成長と生き様、そして恋愛を書いたストーリー。
 一般人として生活してきた主人公が十字軍に所属する父親・ゴットフリー(リーアム・ニーソン)と出会ったことが契機で、十字軍に参入して、父親の後を継いで、エルサレムの王でハンセン病の為先の長くないボードワン4世(エドワード・ノートン)に仕え、その妹であり人妻なシビラ(エヴァ・グリーン)と恋に落ちる。
 ボードワン4世が亡くなって両者の均衡が崩れ、戦に破れたエルサレム軍と、エルサレムに残ったバリアンやティベリアス(ジェレミー・アイアンズ)が城砦を守ってイスラム軍と戦って、和平を結んで市民の安全の保障と引き換えにエルサレムを明け渡すまでの話。
 映像的には7割近くが戦闘シーン。これが又いい迫力♪ ビミョーにエグイところもあるけど。
 シビラ役のエヴァ・グリーンがとっても綺麗♪


 さて、『阿修羅城の瞳』。
 珍しく瑞樹が観たいと思った邦画。瑞樹はいつもは余り邦画は観たいと思わないのだよ。でもTVで前宣見た時に何かとっても観たくなってね。

 以下ネタバレあり注意。
 鬼殺しの病葉出門(わくらば いずも=市川染五郎)と鬼の娘つばき(宮沢りえ)の悲恋ネタ。
 元ネタは劇団☆新感線。監督は『陰陽師』の滝田洋二郎。
 スピード感があって、劇団☆新感線らしいストーリー展開。映画を観てるだけで劇団☆新感線のストーリー運びが判る。と言っても芝居の方はもっとギャグ要素たっぷりみたいだけどね。
 殺陣なんかも新感覚で面白かった。
 出門vs安部邪空(渡邊篤郎)の殺陣シーンも迫力あったけど、出門vs阿修羅と化したつばきの殺陣シーンも綺麗だったなぁ♪
 そして阿修羅復活を願う鬼の束ね美惨(びざん=樋口可南子)怪しげで綺麗♪ この人って年齢判らない人だよな〜(と言っても、パンフにはちゃんと生年載ってるけどさ;;)。尼さんの格好してても綺麗だし、尼さんの格好やめて(阿修羅が復活してから)も綺麗。
 ただ、残念なのは、鬼の少女笑死(えみし=韓英恵)の角がねぇ;; どうしても不自然で、作り物! って感じがするのね。それだけがどうしても許せなかった;;
 逆さまに現われる阿修羅城もなかなかのものだったし、その中のエッシャー的空間(重力が一定方向でないのね)とかも面白かった。
 しっかし、宮沢りえは美人だ。芝居は上手いとは言えないけど。


 どっちの映画も割とあっという間で面白かった。2本観るのは辛いかな? とか思ってたけど、意外と大丈夫だったな。

2005年05月18日(水)



 ☆ 今日読んだ本 ☆

 講談社 ヤングマガジンコミックス CLAMP『xxxHOLiC 6』
      少年マガジンコミックス CLAMP『ツバサ 10』
      製作スタッフ『ツバサ・クロニクル OFFICIAL FANBOOK』

2005年05月17日(火)



 ☆ 今日読んだ本 ☆

 秋田書店 プリンセスコミックス 吉川うたた『勘解由小路くんの事情 1〜4』
        ホラーコミックス 吉川うたた『東雲寮奇譚 1〜3』
 双葉社 アクションコミックBLシリーズ やまかみ梨由『飛ぶ、ココロ』

2005年05月13日(金)



 ここの所

 かなりへたれてます;;
 会社の新しいパソの登録をするのに時間を取りたいのに取る余裕のない就業時間。残業も最近pm9:30〜11:00。帰って来たらpm11:00〜am0:30だぜ;;
 せめてと思って水曜と土曜は残業しないで定時上がりを実行してるけど、体はしんどい。なのに登録の進み具合が悪いからうっきーっ!! って感じ。
 水曜も定時に上がるのは友人と待ち合わせで帰って来て、手話に行く為だけど、一旦家に帰ったらもう動く根性なしだし;;
 結局今日もおサボりですわ;;
 そして明日も残業ですわ;;


    ☆ 今日読んだ本 ☆
 ビブロス SBBC 新田祐克『春を抱いていた 10』

2005年05月11日(水)



 ☆ 今日読んだ本 ☆

一賽舎 ZERO−SUMコミックス 峰倉かずや『最遊記 RELOAD 5』

2005年05月08日(日)



 久々に

 小説を書いている。が、ショートストーリー(=B5用紙10ページくらい)のつもりが、ストーリーは予定の3分の2辺りなのに既に12ページ?! 何故?
 ふぅ、さすが帝王ですわ;; タイトル考えなきゃいけないかも;;
 帝王の所は本編(大体30ページ以上)では孤立タイトル。
 後日談ショートショート&裏話(大体5〜7ページ)では『Off Time』(この分類でいったら『Cat Work』もここに該当する。ので、最初のタイトルは『Off Time』だったけど、これはどうしてもこのタイトルが使いたかった。苦笑;;)。
 今書いてるようなショートストーリー(10〜12ページ)では『Lead Time』なんだけどねぇ。
 それ越すとなったら分類外になっちゃうじゃん;; 内容的には『Lead Time』なんだよなー。
 むーん、新しいのを書けば書くほど幅の広がるシリーズだこと(溜息)。
 そして、書き始めたら3時間くらいで上がる筈が、上がってねー(泣)。ここの所平日は残業とかで帰ってくるのpm11:00以降だったりしてるからこの連休中には何とか仕上げたかったんだけどなぁ。この調子だと無理かもー;;


2005年05月05日(木)



 奈良サイクリング

 友人と行って参りました〜♪
 明日香村には10年位前にも行ったことがあるんだけど、その時はまだカメラとかも持ってなかったので、見ただけで終わったんだよね。
 以前行った時は、友人達と4人で飛鳥寺&入鹿の首塚、高松塚古墳、石舞台古墳、亀石、猿石、酒船石位を見ただけで終わったんだけど。
 今回は別の友人と2人で行って来た。
 朝9時過ぎの電車に乗り、えっちらおっちらと近鉄橿原神宮前駅で降り、チャリンコをレンタル。
 いっやー、久し振り(10年振り位か?!)にチャリンコに乗ったよ;;
 そして今日は勿論デジカメ持参! 撮り捲ったよ(130枚ほど。苦笑)。
 まずは友人要望の奈良国立文化財研究所飛鳥資料館へ行き、『キトラ古墳』の展示を見る。
 館内でチャリンコのキーを落としてしまい(それも出る間際に気付いた)、大慌てしたけど、すぐに拾っていてくれたようで、ほっとした。
 それから移動。飛鳥坐神社→飛鳥寺&入鹿の首塚→亀型石造物&酒船石→石舞台古墳→橘寺(二面石)→亀石→鬼の俎&鬼の雪隠→吉備姫王墓(猿石)&欽明天皇陵のコース。
 飛鳥坐神社は初めて行ったんだけど、何だか寂れてしまって物悲しいものが。ってか閑散とし過ぎてちょっと怖い;;
 飛鳥寺は大仏見るのに本堂に入って、ちょっくらお話聞いて。実は写真を撮ってもいいらしく、撮り捲って来た。で、庭で駅前のコンビニで購入したおにぎりを食ってから入鹿の首塚。相変わらず一面の蓮華畑〜♪ なかなか綺麗でした(いや、メインは首塚だって!)。
 亀型石造物はつい最近発掘発見されたやつ。新聞とかの写真で見てた時から思ってたけど、間抜け面な亀(をいっ)。そしてそこから上がった所にある酒船石を見に行き、相変わらずのデカさに笑ってしまう。しかし、これはホント、教科書の写真で見るのとは大違い(というより教科書とかの写真で見てた時にはこんなにデカいものだとは思ってなかった)。ふふふー、写真に入り切りません〜;;
 石舞台古墳は以前行った時に比べてやたらと人が多いっ! おまけに石室内で説明なんかしてるから、人の入れ替わりが遅い!! 以前は中に入ったら数人しか人はいなかったりしたのに、ただでさえも余り広くないスペースが人で一杯なんだよっ。友人と『後で入ろう』って言ってたら、修学旅行らしき学生の山がやってきて、人が一杯だろーが何だろーが、今のうちに行くぞ! と中に突入したよ。人の隙間をぬって内部撮影をたったと済ませて出て来たら、丁度修学旅行生が入って来ようとするところで。
 橘寺(二面石)はいや、面白い顔(をいっ)。向かって右側が善面左側が悪面ということで、んー、まぁ、判らなくもないかなぁってくらい?
 亀石ってば相変わらず可愛い〜♪ もう、ぺしぺししたくなるくらい♪ が、水害の前触れに動くそうで、ある意味怖いのか?! そしてよくよく見ればその亀石の瞼の上辺りに1匹のてんとう虫が! ミョーに可愛い♪
 鬼の俎&鬼の雪隠。よくもまぁ、ネーミングしたものだ。雪隠なんて、もろ男子便器?! それを見た友人との会話『ってことは鬼ってのは男なのか?!』『そうなんじゃない?』。いやいや、これは実は石棺だということ。石棺の床と蓋で、元々俎(床)の上に雪隠(蓋)が載ってたのが落ちたんだってさ。
 吉備姫王墓(猿石)&欽明天皇陵。ふ、この猿石ってのは、吉備姫王墓の柵の中にあるんだよね。しかし、可愛くないのよね〜;; 猿って言うよりは人だよ、と思うんだけど。
 吉備姫王墓のすぐ隣に欽明天皇陵があるのでついで(失礼!)に寄ってみた。しかし、認識出来るのは、前方後円墳であるらしい(どうやらこれは前方後円墳の方墳の形だね)っていうことと、そのお堀のみ。
 そこまでで4時過ぎ。
 近鉄経営のレンタサイクル屋なら飛鳥駅で返却可能だったんだけど、利用したレンタサイクル屋さんが個人(多分)経営だったようで、実は橿原神宮前駅に5時までに引き返さねばならないことになってしまっていたのでそこから一路橿原神宮駅前に引き返す。
 11時くらいから約5時間の移動が、15分くらいで引き返せてしまい、いかにぐるーっと回ったのかが身に沁みる。
 6時20分頃に家に着いて、暫くボーっとしていたら、いつしか爆睡(苦笑)。目覚めたのは夜10時。慌てて晩飯食ったりなんかしたけど、いやはや、目覚めるのと共に、足が……、だるい;; どうやら筋肉痛らしい。
 ま、明日・明後日は休みだし、いっかー、と思ってるけど。

2005年05月03日(火)



 映画『CONSTANTINE』

 行って来ました〜♪
 いやぁ、さすが日曜、さすが映画の日!! 昨日会社帰りにチケット取りに行ったらば、『真ん中のお席は前の方、A〜D列でお取り出来ますが、後ろの方ですと、壁側になります』と言われ;;
 前はしんどいよなーと思ったので『じゃあ後ろで』って言ったら、I列1・2番(がーん)。そう壁側も壁側、ホントの意味のスクリーンに向かって左端っっ;;
 劇場自体はそんなに広い訳じゃないので、見えない、とか、見難い、ことはなかったんだけど、さすがにちーっと疲れる場所でした〜;;

 さて、『CONSTANTINE』。
 キアヌ・リーブス、格好良いです♪ 私はこの人の出ている映画は初めて(=『マトリックス』は観てない)観たんだけど、いやあ、格好良いね〜♪

 以下、ネタバレあり(それもほぼ丸ごと! これから観に行く人は絶対読まないで下さい)。注意。
 この人はこの映画の為(15歳の時から1日30本のタバコを吸うチェーンスモーカーで、肺癌の為余命1年と宣言された)に撮影に入る前に10kg減量したとか。
 余りにも自己中な救世主――自殺をした為――子供の頃から見えないものが見えてて、そのせいでおかしくなったりして、どうやら実行に移したらしい。でも約2分間(それって臨死体験程度では? 苦笑)。
 それって『未遂』だと思うけど、神はそれすらもお許しにならなかった? というか、自殺をしようとして本当に死ななくても実行してしまったのは罪だということなのだと解釈すべきなのでしょう。ここは(ごめんなさい、私キリスト教余りよく知らないもので;;)。
 で、死後は地獄行き決定してるので、どうにかして天国に行きたいんだよ! だから悪魔祓いとかしてんだ! なのに何で許可してくれないんだ!
 というキャラクター。いわゆるアンチ・ヒーローだな。だからって全く信仰心がない訳でもなさそう?
 で、この人間界というのは天界と地獄界の間にあって、ハーフ・ブリード(直訳したら『混血』だけど、どうもそういう存在っていう訳でもなさそう)と呼ばれる人間の姿をした天使や悪魔は存在することは許されても、本当の天使や悪魔は現れない。どちらかが現れると善・悪のバランスが崩れるからだそう。でも、悪魔が現れようとするんだね。で、それを我等がアンチ・ヒーローな救世主は妨げようとする(といっても自分が天国に行く許可を貰う為だけに動くんだけど)。
 大まかな筋はこんな感じ?
 そこに双子の妹を失った女刑事アンジェラ・ドットソン(レイチェル・ワイズ=『ハムナプトラ』のイブリンやってた女性)や自称コンスタンティンの助手チャズ・クレイマー(シア・ラブーフ)、天使のハーフ・ブリード(?)ガブリエル(ティルダ・スウィントン)なんかが関わって来てどんでん返しもあったりで面白かったよ。
 ガブリエルなんてさー、『天国へ行く許可をくれ!』ってコンスタンティンが懇願するのに、しれっとした顔で、こんこんとどうして天国へ迎えられないかを説教してるし(苦笑)。いやぁ、まるで足蹴にしてるかのよう(いや、最後の方ではホントに足蹴にしてたけど);;
 でも1番のヒットは最後の方にだけ出てくるサタン(ピーター・ストーメア)!!
 当然人間の姿を借りて再び自殺行為を行った(但し今回は止むを得ず)コンスタンティンを迎えに来る(と決めていたらしい←この辺りで第1のヒット)んだけど。まず現れる瞬間に時間が止まり、天井からタールのような黒い液体がぼとっぼとって落ちて来たかと思うと、するすると人間の形になる。そしてコンスタンティンととっても楽しそうに会話するんだよね〜。『待っていたぞ』とかさ〜(←この辺り第2ヒット)。
 で、結局サタンの息子(とされているマモン)の復活を防ぐ(為にコンスタンティンは、自分を『連れに来る』と言っていたサタンを自殺することで呼んで、時間をわざと止めさせる訳だな)。
 と言っても実際にはコンスタンティンは動けないので阻止したのはサタン(パパサタンはマモンが人間界に来ることを許さない)なんだけど。
 で、死期の迫ったコンスタンティンに『最後の望みは何だ?』って聞いて、『アンジェラの双子の妹(これが自殺をしてしまったので実は地獄に落ちてた)を自分の代わりに天国に上げろ』と言われて『ふーむ(そして床から天井に視線を投げる)』で、『上がったぞ』って……をいっ、そんなもんなのか?!(←この辺りでKO)。
 で、楽しそうに死にかけてるコンスタンティンを引きずって地獄に帰ろうとするんだよ。そうしたらそのコンスタンティンの体はサタンに連れて行かれるのを阻まれ、何と天国からお迎えが! 『自己犠牲』によって天国への扉が開かれるんだけど、コンスタンティンを渡してなるものか! と足掻くサタンが、何だか好き♪ って感じ?
 で、神様にコンスタンティンを渡したくないサタンたら、いきなりコンスタンティンの胸に両手を突っ込んで、コンスタンティンが苦しんでるのを横目に『天国になんか行かせてやらない。お前は生きろ』とかって言ってて、コンスタンティンの体から抜いた両掌には黒いタール状の物体。
 そう、コンスタンティンの体を蝕んでた癌を取り去っちまったってー訳だ。ってか、そんなに神様にコンスタンティンを渡したくなかったのか?! サタンよ! と思わず突っ込み入れてしまったくらい;;
 まあ、結果、コンスタンティンは死なず、天国にも行かなければ地獄にも落ちないんだけど。
 今自分で書いたこと読み返したらなんかギャグっぽく聞こえる(ってか読める)ことに気付いた。あ、いや、ギャグ映画じゃありません。シリアス! アクション・ホラーです。悪魔祓いのシーンとかもある! でも、私ってやっぱり、『霊』っていうのは怖くても妖怪・怪物っていうのは平気みたい(苦笑)。今回出てきた数々の悪魔達確かにグロいけど、どっちかってーと、妖怪・怪物の部類で私的には怖くなかった。時々大きな効果音に驚かされたけど、大丈夫だったよ。あ、でも、悪魔のハーフブリード・バルサザール(ギャビン・ロズデイル)が操る虫&爬虫類の使い魔はちょっと……、だったけど;;
 後は、地獄のシーンなんかの映像が凄かったなぁ。


 さて、これから観に行く人に1つ。
 本編終わったからって劇場を出ないでね。エンド・ロールの後、もう1シーンあります!

2005年05月01日(日)
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