Amitie Diary

2004年11月21日(日) 冬支度

先週、ウェイブス(アミティエの入居しているマンション)の
エントランスにクリスマスツリーが飾られた。
マンションのオーナーさんが最上階に住んでいらっしゃって、
毎年、奥様とお嬢さんで飾りつけをされている。
おふたりで楽しそうに飾って下さったあとは、私たちが毎日楽しめる。
昨年、ちょうどアミティエをはじめてまもなく飾られたので、
今年の飾り付けを見て、ああ、1年経ったんだなあ・・と実感した。

エントランスの冬仕様と同じくして、先週トリートメントルームも冬支度。
オイルヒーターを入れてみた。部屋が小さいからヒーターもミニサイズ。
よくわからないから、とりあえず通販生活御用達のデロンギだ。
ネットで調べると、これが最高・・と言う人もいれば、温まるのに時間が
かかり電気代がどうなるか心配・・という人もいた。
どうしようかな・・と思ったが、エアコンとベッドの位置の関係で、
どうしても快適に過ごしていただけないので思い切って購入した。
表面ではなく、なかからじんわり温める・・ホントにその通り。
アミティエのトリートメントルームの小ささが幸いし、それほど
時間がかからず部屋があたたまる。
これなら、冬でも安心してトリートメントを受けていただけるし、
トリートメントさせていただける。
というわけで、’お部屋をぽかぽかにしてお待ちしております。(*^_^*)’
ことが可能に。



2004年11月17日(水) お店紹介「ふたば屋」

アミティエの入っているマンション近くに、「ふたば屋」という
うどん屋さんがある。
住宅地の中に普通の家と並んでいるので、通りすがりにお客様は
入らなそう。
そんな目立たないところにあるのに、お昼時にはあっちからも
こっちからも車がやってきて路上駐車している。歩いてくる人もいる。
みんな一心にここを目指しているようだ。
アミティエをはじめてしばらくしてから気づいていたが、
昼時しか営業していないので、なかなかタイミングがあわず、2ヶ月前
くらいにはじめて行って、それから今日も含め3回目だ。

ここ、面白い店なのだ。
はじめての人(わたし)・・店に入る、お店の人に
「ご注文を書いて下さい。」
と言われ、カウンター上のチラシの裏紙のメモ用紙にメニューを記入。
(基本のうどんの量を記入「うどん1」「うどん1.5」「うどん2」、
そして「てんぷら」「きつね」などトッピングを書く。)
すかさず「お名前もお願いします。」と言われ、’高村’と記入。
紙を出すと「湯飲みを持ってお席にどうぞ。」
(病院の健康診断みたいだわ。)

注文の品が出来上がる。お盆を持ったウェイトレスさんに、
「た〜かむらさーん。」と名前をよばれるので、「はい。」と
手を挙げる。
出来上がるとテーブル番号で確認ではなくて、名前でよばれるのである。
診察室に呼ばれるみたいで笑いそうになるけど、
’あなたのために作ったうどんよ〜。’っていう感じもして
ちょっとうれしい。
レジ担当は、このうちのおばあちゃん。メモをかき分けかき分け、
「お名前なんでしたっけ、はいタカムラさんね、400円になります。」
初回店から出てくる時、
「ああ、この店はこういうからくりだったのね・・。」と
妙な納得をした。
2回目からはこの流れに迷わずのれるようになる。

店は、テーブル席とお座敷席があるのだが、お座敷の方は、
店という感じではなく、自宅の茶の間(茶ダンスが置いてある)
と座敷を全部ぶちぬいたような格好でその雰囲気もまた面白い。
40人くらい入る店はお客さんであふれている。
知らない人とも座敷のテーブルで座り合わせ、みんなで一緒に仲良く
うどんを食べているように見えてしまう。
連帯感すら感じて、また笑いそうになっちゃう。

ここは、手打ちうどんのお店で、お客さんの前でご主人が休む間もなく
うどんを打ち続けている。
讃岐うどん・・とかなんとかうどん・・とかそういう触れ込みはないけど、
とにかくご主人が打った出来立てのうどんが食べられるのである。
みんな自分のうどんが来るのをしずーかにじっと待っている。
音楽も流れていないし、雑誌もない。待ち時間が長いときもある。
それでも、文句をつける人などもちろんいない。
’だって、もうすぐ今打っている出来立てのほやほやが私のところに
くるんだもん。’って感じかな・・。

温かいうどんのダシはちょっと味が濃いので、好きになれない人も
いるかもしれないけど、私はこの店のうどんと独自のシステムにすっかり
はまってしまい、ちょくちょく足が向くようになってしまった。

週刊朝日の「あれが食いたいこれが食いたい」で東海林さだおさんが
描写してくれたらさぞかし楽しいと思う。

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アミティエのお客様も、もしよかったら「ふたば屋」さん一度お試し下さい。
日曜日は営業していないので、土曜日と平日の11時頃から2時頃までで
うどん屋さんの予定もいれて、そしてアミティエに・・などいかが
でしょうか。なんてね・・。
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2004年11月08日(月) 新しい試み

8月の終わりから多摩地区の病院の看護師さんと、病院でアロマセラピートリートメントを取り入れることについてのやり取りをしていた。
サイトを拝見させていただくと、その病院は非常に画期的で斬新な経営をされておられ、働く方々の様子も活気にあふれている。
そして、患者さんにとって、また職員の方にとってもよりよい病院にしていきたいという意志を一人一人の方が持っていらっしゃるということがうかがわれた。
「アロマセラピーを病院に」という考えもそんな気持ちを持った職員さんの中から生まれた。
そして、それがすぐに現実の企画として動き始める・・というのも、こちらの病院の特徴のようだ。

看護師さんの企画チームにアサインされたセラピスト各人が、自分ができること、やりたいことをそれぞれ提案した。
これから、それらに基づいて両者共同で具体的な内容をつくりあげていくことになる。

アロマセラピーのトリートメントは有効だろうけれど、自分が医療施設と関わりをもって活動するということはあまり考えたことがなかった。
−この業界でのいろいろな考え方もあるし、私にはそういう希望を持つにいたる強力な背景がなかったので、場合によっては人の生死に関わる病院という場でアロマセラピーをやりたい・・などと安易にいえないという気持ちがあったから。

そんなところに、本当に思いがけず、はじめてのかつ貴重な経験をさせてくれる機会をいただけることになった。
これからアロマセラピーに専念していくことになる自分にとっては、願ってもない勉強をさせていただける。
もちろんそれは、病院から必要とされるサービスを提供することが前提だけれども。

数ヶ月前の自分だったら、こんなお話をいただいても受けきれるはずがなかった。なんというタイミングなんだと思う。
(母いわく、用意されたレールにはムリせずそーっと乗っていくんだよと・・。)

看護師さんたちもとても意欲的で張り切っていらっしゃる。
私も「よりよいものをつくっていきましょう。」という言葉に沿うべく協力していきたいと思っている。

(おそらくこの試みは、病院で取り入れるアロマセラピーの非常によい例となると思われるので(これからなんですけどね。)、お許しが出たならば
具体的なレポートをしてみたいと思います。)



2004年11月03日(水) NAS近況

まずは、ご連絡からです。
11月のアミティエですが、先月祖母が亡くなりその諸々のことで、土日の営業日が少なくなります。ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願い致します。また、今月は平日の営業日がいつもより多くございますので、ご利用いただけるとうれしいです。
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さて、日記へ・・。
もう11月。月日の経つのがおそろしく早いと感じる今日この頃。1日の時間が経つのもあっという間と毎日感じている。
「アミティエの平日営業来年2月から」っていうのも、気が早いと思われた方もいらっしゃるかもしれないけど、私の感覚ではすぐその日がきてしまいそうなので、早々と書き込んでしまったのだ。

新メンバーでリニューアルした、NASスポーツクラブのアロマも4ヶ月目にはいった。
専用のマッサージやエステのスペースがあるわけではないので、環境やスポーツジムにいらっしゃる人の本来の目的を考えると、正直言ってここでのアロマトリートメントのサービスの提供は難しいと思っている。
だから、来てくださっているセラピストの方にはあまりムリをしてほしくないという気持ちがある。
反面、この場所は私が自分で開拓してアロマセラピストとして動き始めた最初の場所なので、活動できる間は大事にして行きたい・・という思いとが半々。

一月め、二月め、どうなるだろう・・それぞれのセラピストさんも私も思っていたけれど、少しずつお客様がきはじめている。各曜日にリピーターさんもいらした。
リピーターさんが1人でも来てくださると、一気に気持ちが盛り上がるものなのだ。
まったくタイプの違うセラピストさんたちだけれど、トリートメントをともかくたくさん経験したい、しなければ・・という熱い思いをもっているところは同じ。
(そうでなければ、ここには来てくださらなかったでしょう。)

うれしくなったり、不安になったりを繰り返しながら、繰り返しているうちに少しずつ少しずつお客様が増えていくといいのだけど。
(これは、アミティエも同じ気持ち。)

まずは、12月までで一区切りと思っている。
今は、現状維持でメールでの連絡や報告のやり取りしかしてないけど、来年時間ができたら、NASも今よりもっと有効でかつ楽しい活動場所になるように工夫していきたいな。
(「もうしばらくお願いします。」という気持ち。)


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