Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 西田健も大幅リニューアル!
2006年02月28日(火)

【2006 Voice Rally Result】(Update:March7)
 Mako Hakkinenn(M-NEST.net/JPN)…… -7days


 西田健さんと言えば、1945年6月24日、岡山県生まれのベテラン俳優。早稲田大学文学部中退。劇団「雲」を経て、演劇集団「円」に。研究生時代から、テレビドラマに出演し、「帰ってきたウルトラマン」「キイハンター」「Gメン’75」「特捜最前線」「太陽にほえろ」はじめ、数多くのドラマ、映画に出演しエリート役、犯人役、プレイボーイ役など、さまざまなタイプの役柄をこなし、ドラマでは欠かせない名脇役の地位を確立していますが、昔から二枚目俳優のイメージが強かった西田健さんが、僕の知らないうちにいつの間にか大幅にリニューアルしていたんですねえ!

 夕刊フジの記事で目にしたのですが、キレのあるシャープで精悍な顔つきに、黒々としたヘアースタイルがトレードマークだった西田健さんが、何といつの間にかハゲ頭に!西田健さんは実は今までずっとカツラを愛用していたのです!いや〜驚きました!


劇的!ブフォーアヒョー


 西田健さんが初めてカツラをとったのは、2004年10月にテレビ朝日で放送された「新・京都迷宮案内」というドラマシリーズで、新聞社の社会部長という役柄。ご本人のインタビューによると、共演者は橋爪功や野際陽子といった先輩方で、しかしドラマの中では西田さんが上司役なので、「諸先輩を前にどんな芝居をしようか」と撮影所のイスに座ってボーっと空を眺めながら考えていたら、ふと「そうだ、ハゲでやろう!」とひらめいたのだそうです。しかもその日は天気の良い日だったそうです。

 西田さんは、かねてからきっかけがあったらカツラを取ろうという考えはあったようなのですが、今までは西田さんに来る役が「二枚目風」ばかりで、新しい役のときには、監督にどんな頭がいいか一応聞いたりしていたようなのですが、「いつものカンジでいいんじゃない」などと言われて、返ってカツラを取るきっかけをなくしていたそうです。

 昔はヒーローやいい人の役が多かったという西田さんですが、最近ではむしろ悪役が多く、クセのある役が印象深いですね。ドラマには主人公がいて、当然それに対峙する悪役が必要なわけで、西田さんはそういった嫌われ役とも言える悪役を見事に演じてドラマを引き立てています。
 ただ、今まではカツラをしていたので悪役として引き立っていましたが、カツラを取ったことで愛嬌のあるイメージに変わったので、今後は悪役から、もっと温かい、温厚な役などが増えてくるのではないかと思っています。

 役者さんって、役さえくれば何にでもなれるのが良いですねえ。



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 トリノオリンピック閉幕
2006年02月27日(月)

【2006 Voice Rally Result】(Update:March7)
 Mako Hakkinenn(M-NEST.net/JPN)…… -8days


 トリノ冬季オリンピックは26日、当地のオリンピック競技上で閉会式を行い、17日間の熱戦に幕を下ろしました。今回の日本のメダル獲得数は、フィギュアスケートでアジア初のオリンピック金メダリストになった荒川静香の1つに留まりました。冬季オリンピック日本代表のメダル数は98年長野大会の10個を最高に前回ソルトレーク大会は2個。そしてついに荒川の金1個。日本オリンピンク委員会(JOC)では「五輪のスリム化」に着手することになったそうです。
 今回金メダルに次ぐ成績が4位入賞で、何と5種目が4位。これが、今回の日本選手団の「メダルまであと一歩届かず」というメダルへの壁を象徴しているようですね。

 今回のトリノオリンピックでは新種目が6種目も登場し、日本選手団としてもそれらの新種目に初の代表選手を送り込んだのですが、やはり気候や環境的にも恵まれた欧米の選手たちに、その実力差を見せつけられてしまう結果となってしまいました。
 また、長野オリンピックでは大活躍した日本のジャンプ勢ですが、こちらはルールが大幅に変わってしまい、身長によってスキー板の長さが決められることになり、本来スキー板が長ければ長いほど浮力を得て遠くまで飛べるジャンプで、欧米の選手に比べて背が低い日本人選手は不利になり、結果を残すことができませんでした。

 ただ、それでも今回のオリンピックでは、メダルの数に関係なく、すべての選手が「メダルへの期待」というプレッシャーを背負いながら、そして多くの選手は「オリンピック初出場」という緊張感と戦いながら、よく頑張ってくれたと心から思います。
 JOCとしては、「出るからにはメダルを狙う」という名目があるわけで、今回の結果を非常に重く受け止めているようですが、そもそもオリンピックというものは、結果も大事ですが、何より「参加することに意義がある」と思うんですよね。だからメダルに届かなかった選手たちに「メダルが取れなくて悔しかった」ならともかく「メダルが取れなくて申し訳ない」と言わせてしまうのは、あんまりだと思うんですよね。選手たちには、メダルのことは意識せずに、のびのびと戦わせてあげたいですよね。そう言う意味では、JOCを初めマスコミやメディアが否応なしにメダルメダルと騒ぎ立ててしまうのはどうかと思いました。そのことが逆に、今回の結果に表れたのではないかとも思います。

 もちろん獲得した荒川静香選手の金メダルは素晴らしかったですし、その美しい演技に感動しました。しかし、その他の選手たちも、結果はどうあれ胸を張って日本に凱旋して欲しいですね。オリンピックに出場すると言うことだけで凄いことなのですから。



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 Widgetの時代が来る!……かもしれない
2006年02月26日(日)

【2006 Voice Rally Result】(Update:March7)
 Mako Hakkinenn(M-NEST.net/JPN)…… -9days


 また9日遅れに逆戻り……。

 MacOSXに新たに加わった機能に「Dashboard」というものがあるのですが、この機能はファンクションキーを押すだけでデスクトップ上に現れる半透明のレイヤーのことで、このレイヤー上に、「ウィジェット」と呼ばれるJavaスクリプトで作られた新しいタイプの単機能アプリケーションを複数表示して、ちょっと楽しんだり、便利な機能を使うことができます。
 ウィジェットは、MacOSX純正のものでは世界時計やカレンダー、アドレスブックをチェックしたり、計算機やスティッキーズ、天気予報、翻訳、単価換算、航空機確認などを利用できます。また、計算機、iTuneの再生コントロール、アドレスブックを使った住所検索など、よく使う機能に手際よくアクセスするのにも役立ちます。
 ウィジェットは簡単なカスタマイズも可能で、スティッキーズのメモの色を変えたり、世界の都市の時間をチェックしたり、株式を選択して株価をチェックしたり、にわか雨、雷、澄んだ夜空など、世界各地の現在の天気を確認したりすることができます。


MacOSX標準のWidget


 で、このDashboardには、MacOSX純正のウィジェットだけでなく、クリエイターたちが作成したオリジナルのウィジェットも表示することができ、アップルのサイトからそれらのオリジナルウィジェットを無料でダウンロードできるので、インストールすればすぐに使えるようになります。
 アップルのサイトでは、カテゴリー別に分かれて100種類以上のウィジェットが公開されているのですが、その機能は実にバラエティに富んでいて面白いんです!

 例えば僕が目を惹いたのは、グラフィックが美しい3Dのシューティングゲームができるウィジェット、月の満ち欠けを表示するウィジェット、今日から指定した日までの日数を表示するウィジェット、天気図や衛星写真などを表示するウィジェット、日本国内の天気予報を表示するウィジェット、地球上の最新の地震情報をできるだけリアルタイムに表示するウィジェット、地球の日照範囲を表示するウィジェット、現在放送中のテレビ番組を一覧するウィジェット、最新の映画ランキングを表示するウィジェット、iTuneミュージックストアのアルバムランキングを表示するウィジェット、iTuneで演奏中の曲の歌詞を表示するウィジェット、世界の人口を数えるウィジェット、電話番号の検索を行うウィジェット、2ちゃんねる検索ができるウィジェット、道路交通情報をアクティブに表示するウィジェットなど、ありとあらゆる機能がDashboardに表示したウィジェットで簡単に使えるようになるのです。

 中でも凄いと思ったのは、Webカメラのウィジェットです。これらは各地に設置されたWebカメラの映像を映し出すウィジェットで、現在公開されているものではニューヨーク5番街49丁目、カリフォルニア海岸、イエローストーン国立公園、ワシントン海岸、アメリカ東海岸、五大湖地方、西海岸、オレゴン海岸、香港などの現在の画像を観ることができます。もちろん音は出ませんし映像も静止画が数秒ごとに更新されるというものですが、通行人やクルマなどがコマ送りで移動していたりして、各地のライブ映像を見ることができるというのがなかなか興味深いです。しかも無料で。もしこれらのWebカメラの前で犯罪や事故が起こったら、目撃者になってしまうかもしれませんな。
 このウィジェットという小さなアプリケーションは、Javaスクリプトに詳しいデベロッパーなら簡単に作ることができるようなので、今後さらにウィジェットが増えていくのではないかと思っています。

 僕は今のところ使えそうなウィジェットや面白いウィジェットは手当たり次第ダウンロードしてインストールしてありますが、とりあえず実用的な英和辞書、世界時計、日めくりカレンダー、カウントダウンカレンダー、iTuneストアと劇場映画のランキング、天気予報、天気図、タイマー、ストップウォッチ、月の満ち欠け、テレビ欄、Google検索などのウィジェットを表示させるようにしています。暇なときはカリフォルニア海岸かどこかのWebカメラを表示させて、ぼーっと眺めていようかなと思っています。

 このウィジェット、今後絶対スタンダードになっていくと思うんですけどねえ。



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 シルバ、ついに走行距離50,000km到達
2006年02月25日(土)

【2006 Voice Rally Result】(Update:March3)
 Mako Hakkinenn(M-NEST.net/JPN)…… -7days


 2001年の2月23日に納車された愛車S2000(通称シルバ)ですが、ちょうど6年目に突入した今月23日に、ついに走行距離が5万kmに到達しました!

 5年かけて5万kmというのが早いのか遅いのかはよくわかりませんが、仕事が忙しくてなかなか乗れませんからねえ。1週間まったく乗れなかったこともありましたし、自宅周辺を走るだけというのがほとんどで遠出もあまりできませんでしたから、やっぱり5万kmは長かったですね。

 最低でもこのクルマに10年以上は乗り続けていたいと思っているのですが、このペースで行くと、10万kmに到達するのは5年後になりそうですな。まあマイレージを伸ばしたいわけではないし、より長く乗ろうと思ったら、急いでたくさん走る必要もないんですけどね。

 ただ、もう少し頻繁に乗って、遠出もたくさんしたいですね。

 いずれ「S2000ニュース」を再開したときに記事にできるように、デジカメでマイレージ表示を撮影しておかなくては。……って、いつ再開できるんだろう。Voiceも全然追いつけないし、Barのレスも溜まってるし、おまけにもうすぐF1も開幕するからレポートも書かなくてはいけないし、そろそろ「マツダイラ」の新作も準備したいし……。

 このサイト、止まっている企画多いなあ……。



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 スーパーアグリ、佐藤琢磨が再びドライブ
2006年02月24日(金)

【2006 Voice Rally Result】(Update:March3)
 Mako Hakkinenn(M-NEST.net/JPN)…… -8days


 スーパーアグリ・フォーミュラ1は現地時間の23日、バルセロナでの3日間にわたるテストを終了しました。最終日は佐藤琢磨が58周を走りこんだそうです。曇りながらもドライコンディションのこの日、琢磨は58周を走行し、1分19秒774のベストタイムをマークし、バルセロナでのテストを締めくくりました。チームは来週シルバーストンでテストを再開する予定です。

 チームは今回のテストで多くの目的を達成することができたといえるでしょう。テスト前には誰も想像できなかったほどの成果を上げることができたと思います。特にエンジンにはトラブルがなく、デビュー戦では信頼性を持って戦えそうです。
 チーム側も「多くのシステム関係の問題も解決できた。3日目午前中には、マシンが信頼性を発揮してくれたので、パフォーマンス評価のための作業を行うことができた。バーレーン用のブリヂストンタイヤの評価も行い、満足いくチョイスができたと思う」と今回のテストを評価していました。

 今回1分19秒台に入れてきた琢磨ですが、昨年のスペイングランプリのレース最速タイムはジャンカルロ・フィジケラ(ルノー)がマークした1分15秒641で、約4秒差ということになります。13位完走したジョーダン・トヨタのナレイン・カーティケヤンが1分19秒734ですから、完成して3日目のSA05で早くも琢磨はほぼ同レベルまで到達してしまったことになります。
 ちなみにこの日はホンダのジェンソン・バトンがV8−2.4リッターエンジンで1分13秒935という驚異的なベストタイムを叩き出し、昨年開幕前にアロンソがV10エンジンで記録した1分13秒967を破りました。

 スーパーアグリの当面のライバルとなるであろう、同じブリヂストンタイヤを使うミッドランド・トヨタのクリスチャン・アルバースが1分17秒142でその差は2.645秒。走り始めたばかりの暫定マシンで3秒以内は、なかなかいい感じではないでしょうか。
 今シーズンの規定に対応した新空力パッケージを2月28日のシルバーストンサーキットで試すので、開幕前のテストチャンスがもう1度あるということになります。そのあとにバーレーンに向けてマシンを送り込む予定で、レースカー2台とスペアカー、スペアパーツなどを揃えて開幕戦の木曜に公式車検、金曜からいよいよフリー走行へと挑んでいくことになります。

 今回のSA05のテストを見てみてみると、思っていた以上にマシンの仕上がりは良いようですね。4年落ちのアロウズA23の改良型で、しかも暫定パッケージでここまで短時間でこれほどまで仕上げてこれると言うことは、シーズン途中から投入されるオリジナルマシンSA06は、ホンダの技術が相当反映されており、なおかつ現在テストでトップタイムを連発して信頼性もピカイチのホンダチームと同スペックのエンジンを搭載するので、ひょっとしたらデビューシーズンからそこそこポイントを獲得できるんじゃないかと期待してしまいます。何と言ってもホンダエンジンの信頼性が優れているというのが強みですな。

 そして、今シーズンは琢磨も晴れてチームのエースドライバー。昨年まではセカンドドライバーだったので、より優れたパーツやエンジンやマシンはすべてチームメイトに優先権がありましたが、今年からは琢磨がナンバーワン待遇。昨年までのように琢磨ばかりにトラブルが続出するなんてこともなくなるのではないでしょうか。

 ……まあ、2台揃ってトラブルというのは多そうですが……。



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 スーパーアグリ、井出が初ドライブ
2006年02月23日(木)

【2006 Voice Rally Result】(Update:March1)
 Mako Hakkinenn(M-NEST.net/JPN)…… -7days


 バルセロナ合同テスト2日目を迎えたスーパーアグリ・フォーミュラ1は、昨日の佐藤琢磨に代わってルーキーの井出有治がSA05のステアリングを握り、順調に周回を重ねました。

 イギリスの空港でストレートのみの初期テストを経験したものの、これが実質的にF1初ドライブとなる井出でしたが、大きなトラブルも無く、比較的順調に電気系、制御系のシステムチェックを中心としたプログラムを消化しました。
 井出はコンスタントに走行を続け、ギヤボックスの制御系トラブルで最終コーナー手前にマシンを止めるまでに計43ラップを消化し、この日のベストタイムは39周目にマークした1分24秒455でした。

 ちなみにこの日のベストタイムはマクラーレンのキミ・ライコネンがマークした1分15秒223。予選セッションでの110%ルール導入が噂されていて、明日FIAが結論を出す予定だそうですが、スーパーアグリにとってシーズン序盤は、この110%ライン突破が最初の目標となりそうですね。
 現時点ではトップタイムからは約9秒差、当面のライバルであるミッドランドと比べても4.5秒落ちですが、暫定マシンでこのタイムならまずまずでしょう。

 まだたった1台しかないSA05を、1日目は経験がある琢磨がドライブし、2日目は新人の井出がドライブしたわけですが、井出は1周でも多く走りたかったでしょうが、いくつかのマイナートラブルが発生してしまい、今回の走行ではレースディスタンスに及ばない200kmの走行に留まりました。しかし井出にとっては初めてF1サーキットでF1マシンを走らせるという感覚はある程度掴めたのではないでしょうか。
 
 チームは今日1日、井出のドライブでテストを続け、明日の3日目は再び琢磨へとドライバーをスイッチする予定のようです。明日は琢磨がドライコンディションでどこまでタイムを延ばしてくれるか注目しましょう。



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 スーパーアグリSA05、サーキットデビュー!
2006年02月22日(水)

【2006 Voice Rally Result】(Update:March1)
 Mako Hakkinenn(M-NEST.net/JPN)…… -8days


 ……やべえ、なかなか追いつけねえ……。

 今シーズンからF1に新規参入する日本のコンストラクターチーム「スーパーアグリ・フォーミュラ1」の記念すべき第1号車「SA05」が、ついに21日のシルバーストーンでの合同テストで動き出しました!ゼロからのスタートだった昨年11月1日のF1参戦発表からわずか100日でのサーキットデビューは、F1史上でもほとんど例がないといっていいでしょう。

 さて、まずそのSA05のカラーリングですが、純白のボディにホンダ、ブリヂストンのロゴ、ミラーには2輪界で有名なウェアブランドのベリックのロゴが入っているだけというシンプルなものでした。
 マシンの形状に関しては、今月15日にイギリス・グロチェスターシャーにあるケンブル空港で非公開で行われたシェイクダウンテストと同スペックのもので、その時点では2002年型のアロウズA23のシャシーを今季のレギュレーションに合わせてモディファイ、最新のホンダV8と組み合わせたものだと言われていました。
 ところが、チームは今回のテストに車両を用意するのに相当な苦労をしたようで、実際に今回シルバーストーンに登場したSA05は、開幕戦に使用する空力パーツがまだ完成していないため、基本的にベースとなったアロウズA23にホンダV8を組み合わせた暫定版マシンでした。ギアボックスもアロウズのものをモディファイして使用しており、フロントまわりやエンジンカウルなども、アロウズそのものという印象。
 今シーズンの規定やコンパクトなV8エンジンに合わせた開幕戦用のエアロパッケージは来週早々に完成する予定となっており、チームはシルバーストンで1日だけテストを行ったあと、マシンをバーレーンに送り出すことにしているそうです。

 そして気になるSA05のパフォーマンスですが、佐藤琢磨がステアリングを握ってコースインしたのですが、わずか3周で油圧計のトラブルが出てテスト中断、早々にガレージに入ってしまいました。その後問題を解決して現地時間午後3時過ぎに再び走行を再開。走行開始直前に降り出した雨でセミウエット状態となる中、琢磨は連続して4回の計測ラップを記録しますが、その後ヘアピンでスピンを喫してコース上に止まってしまい、またしてもテストは中断してしまいました。
 幸いマシンに大きなダメージはなかったものの、結局、初日のテストは計8ラップのみで打ち切りとなり、午前中に記録した1分30秒244がこの日のベストタイムとなりました。

 まあとにかく今回のテストは、メカニカル・システムチェックを最優先し、レーシングカーとしてすべてが正常に機能するか確認するのが目的ですから初日はあまり無理をしない方が賢明ですね。ウエットコンディションの中走行を続け、1台しかないマシンを壊してしまうなんてことは絶対にあってはならないことですからね。今回は周回数こそ少なかったですが、ひとつひとつ確認作業がガレージで行なわれ、不具合はないか、そのチェックに時間をかけたのは当然でしょう。何と言ってもSA05は、コンストラクターとしての第1号車ですから。

 明日は予定では新人の井出有治がステアリングを握ることになっていますが、今回琢磨が8周しか走行できなかったので、どうなるんでしょうかね。井出もF1マシンに慣れないと困りますからねえ。シューパーライセンスを取得するためにも、周回数を稼がなければなりませんし。

 明日以降のテストにも注目です。



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 ホンダにはENEOSが相性がいいのか?
2006年02月21日(火)

【2006 Voice Rally Result】(Update:February24)
 Mako Hakkinenn(M-NEST.net/JPN)…… -3days


 F1の世界では、各コンストラクターチームがそれぞれエンジン、タイヤ、オイル、その他のパーツメーカーなどとパートナーシップを組み、強力な相互関係のもと最高のマシンを作り上げ、レースを戦っています。そして各チームはワークスチームとプライベーターチームとで技術力や資金力に開きはあるものの、皆「F1の頂点を目指す」という目標を持って参戦しています。
 そのため各チームは、それぞれのパートナーの技術を結集し、より大きなパワーを、より速いスピードを、そしてより大きな信頼性を追求し続けているわけです。

 さて、特に世界最高峰のモータースポーツであるF1では、こうした“総合力”が非常に重要になってくるわけですが、ただ闇雲に強いエンジン、良いタイヤ、良いオイルを使えばいいと言うわけではなく、チームやシャシーによって、それぞれ“相性”というものがあるのです。

 例えば一番わかりやすいのが、シャシーとタイヤの相性。通常コンストラクターチームでは、マシンを開発する前の段階で供給されるタイヤが決まっていることがほとんどで、そのタイヤに合わせたマシン開発を進めていくのが一般的だと言われています。やはりタイヤは唯一地面に接している部分ですから、そのタイヤがマシンの挙動や速さに及ぼす影響は大きいため、チームはタイヤにあったシャシーを開発していくというわけです。
 マシンの原動力となるエンジンとの相性も同じで、当然エンジンメーカーによってピストン構造や排気構造、それに大きさや形、重量も違いますので、シャシー開発に大きく影響してくると言えます。シャシーを作ってからいざエンジンを装填しようとしたら、エンジンルームにエンジンが収まらなかった……なんてことになったらシャレになりませんからね。

 さて、シャシーとタイヤ、シャシーとエンジンの相性は比較的わかりやすいと思いますが、もう一つ、エンジンとオイル(ガソリン)という相性もあるということをご存じでしょうか。

 我々一般人が自分の乗用車にガソリンを入れるときは、大抵「どこのガソリンでも同じだろう」とあまりメーカーなど気にせず、シェルで給油したりENEOSで給油したりESSOで給油したりとまちまちですよね。しかし、実際には様々なガソリンメーカーがあるからにはそれなりに違いがあるわけで、成分も違えば品質や性能も違いますし、それぞれのガソリンには個性があるわけです。
 ただ、普通乗用車はF1ほどエンジンに負担をかけるようなことはなく、エンジンの持つ性能を限界まで引き出してスピードや耐久性を競うわけでもないので、どのメーカーのガソリンを入れても、または複数のメーカーのガソリンを混ぜてしまったとしても、特にエンジンに問題が起こるということはないわけです。

 しかし、F1の世界ではそうはいきません。

 F1では各エンジンメーカーが日夜研究開発やテストを繰り返し、高い回転数、高い馬力、そして高い信頼性を追求していますが、そのエンジンの性能を最大限に効率よく引き出すためには、そのエンジンにあったオイルやガソリンが必要であるというわけです。F1用のエンジンは、ガソリンが変わるだけで性能がガラリと変わってしまうと言われているほど繊細で、これこそがエンジンメーカーとガソリンメーカーの相互関係によって生まれる総合力なのです。

 現にF1では、エンジンメーカーとチームのパートナーシップはコロコロと変わってしまう中、フェラーリはシェル、ルノーはエルフ、メルセデスはモービル1といったように、エンジンメーカーとオイルメーカーとのパートナーシップは長年続き、近代F1ではガソリンだけスイッチするなどということはまずありません。

 で、なぜ今回はこのような話をしたのかというと、実は今日、ENEOS(新日本石油)がこれまでのホンダチームに加えて2006年は同じホンダエンジンを搭載するスーパーアグリ・フォーミュラ1へもエンジンオイルおよびギヤオイルを供給することを正式発表したからです。(前置き長……)

 ENEOSは2000年(当時は日石三菱)からホンダにF1レーシングカーのエンジンオイルを供給しており、その開発実績について高い評価を受け、昨シーズンからはエンジンオイルに加えギヤオイルの供給も開始しました。つまり、ホンダはENEOSを自社のF1エンジンと最も相性の良いガソリンメーカーとして選び、2000年のホンダF1復帰から今日まで両者は変わらずパートナーシップを続けてきたと言うことになるわけです。

 で、ちなみに僕の愛車S2000もホンダエンジンなのですが、僕の場合実家のすぐ近所にあるガソリンスタンドがシェル石油であること、父も長年そのお店で給油しているので付き合いが長いこと、シェル石油のハイオクガソリンが「シェル・ピューラ」と呼ばれるエンジンをきれいにするガソリンであること、さらにはエンジンオイルがF1のフェラーリと共同で開発された「HELIXウルトラ」であることから、ずっとS2000にはシェル石油のハイオクガソリンを給油し続け、基本的には他社のガソリンは一切給油してきませんでした。

 ガソリンのメーカーを1社だけに統一して、ずっとその1種類だけのガソリンを給油し続けることで、不純物がなくなって燃費も向上し、エンジンも長持ちするようになると言われていますが、僕もここらでホンダが最も相性がいいと選んだENEOSに乗り換えた方がいいのでしょうかねえ。

 S2000は普通乗用車とはいえ、ホンダが技術の粋を結集して開発した久々の本格FRスポーツカーですから、エンジンも9000回転まで回り250馬力を絞り出すV−TECエンジン。ホンダがENEOSを選んだことを考えると、ENEOSに乗り換えるべきか、シェルを継続するか悩んでしまうんですよね。

 それと、シェルってどこのお店もだいたい遅くても10時ぐらいには閉まっちゃうんですよ。それに引き替えENEOSは24時間営業のお店が増えていますからねえ。

 ……でも、シェルのXカード持っているから、全国どこのシェルでもカードで給油できちゃうんですよね。最近「おまかせくん倶楽部」は解約しましたが、家の近所なので利便も良いし……。

 ……うーん……。



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 おばあちゃんの一周忌
2006年02月20日(月)

【2006 Voice Rally Result】(Update:February23)
 Mako Hakkinenn(M-NEST.net/JPN)…… -3days


 いやいや、早いもので、おばあちゃんが亡くなってから早くも1年ですよ!いや〜びっくりですね!あっという間に過ぎてしまったような気がします。
 もちろんもう今ではおばあちゃんがいなくなってしまったことは自分の中で受け入れられていますが、それでも亡くなったのはついこの間だと思っていたんですけどねえ。
 やっぱり僕らF1ファンは、毎年F1シーズンを追いかけながら1年を過ごしているので、1年が経つのもあっという間なんでしょうかね。ミカ・ハッキネンが走っていた最後のシーズンもついこの間のような感覚ですが、もう5年前なんですねえ。

 あいにく今日は仕事がたくさん詰まっていたので、藤枝にあるお寺での一周忌の法要には行けなかったのですが、夕方両親が帰ってきて、法要で出された豪華なお弁当を持ってきてくれました。

 ……でかい!

 座布団ほどはあろうかという大きなプラスチック容器のお弁当を開けると、中には身がぎっしりと詰まっためっちゃ足が太い茹でタラバガニやら、伊勢エビほどはあろうかというたぶんブラックタイガーのエビフライやら、お弁当の中央を我が物顔で占領する間鯛の塩焼きやら、季節の野菜をふんだんに使った天ぷらやら、とにかく豪華なおかずが盛りだくさんでした。

 しかもご飯は別の容器だし……。

 仕事が終わってからちょこっとおばあちゃんの家に行って、お仏壇にお線香をあげてきました。昨年大きな病気や怪我をすることなく過ごせたことに感謝しつつ、今年も怪我や病気がなく、幸せな一年を過ごせますようにとお祈りしてきました。

 ……これって、初詣ですることだよな……。

 おばあちゃんの命日が過ぎると、そろそろ静岡では梅が咲き始めます。



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 Mako Hakkinennのリニューアル
2006年02月19日(日)

【2006 Voice Rally Result】(Update:February23)
 Mako Hakkinenn(M-NEST.net/JPN)…… -4day


 えー、2月12日付のVoiceで、今日2月19日に僕がリニューアルするというお話をしましたが、今日はそのお話の続きです。
 実は2月12日に思い立って以前からやりたかったあることをしたとお話ししましたが、整形手術でも性転換手術でもスキンヘッドでもなく、実は眼鏡屋さんで眼鏡を作ってもらったのでした。

 僕は中学3年生ぐらいから今までずっと右目が0.3、左目が0.4で、視力はそれ以上下がってはいなかったので、中学3年生の時に作った眼鏡をずっと使ってきました。しかし、その眼鏡はその頃流行だった“縁なし眼鏡”というやつでして、当時は結構いいと思っていたのですが、今ではもうずいぶん古臭い印象になってしまいました。

 で、僕は今のところぎりぎりで自動車の運転は眼鏡なしでもOKなので、普段は眼鏡をかけず、テレビを観るときや映画館で映画を観るとき、それにサーキットや峠道などでクルマを運転するときだけこの眼鏡をかけていました。ですから当然映画館に行くときは、映画館までは眼鏡をせず眼鏡ケースに入れてバッグなどに入れて持っていき、映画館に着いてから眼鏡をつけて映画を鑑賞し、映画館から出るときは再び眼鏡を外して眼鏡ケースにしまっていました。

 なぜそんな面倒くさいことをしているのかというと、ズバリ、似合わないからです。

 昔はまだ若かったから気になりませんでしたが、だんだん顔がオッサンになっていくにつれ、この眼鏡をかけるとどうもスケベな医者のような感じになっちゃうんです。なんかこう、一見インテリっぽく見えるんだけど実はむっつりスケベみたいな……。
 そんなわけで基本的には、人前ではほとんどこの縁なし眼鏡をかけることはなく、コンタクトレンズもせずに裸眼で生活していたというわけです。

 しかし、やはり仕事柄普段から眼を酷使していますし、普通に運転しているときも標識などが見にくかったりするし、カラオケボックスに行ってもモニターの歌詞が見えにくかったりするし、映画館などに行くときにわざわざかさばる眼鏡ケースに入れて持ち歩くのも面倒なので、自分に似合う眼鏡があれば買いたいなあと思っていたのです。

 ところが、実は僕に似合う眼鏡ってなかなかないんですよ。いや、他人から見れば十分似合っている眼鏡はたくさんあるのかもしれませんが、眼鏡屋さんに行って色々な眼鏡を試着して、自分で見て自分の顔に合っているか鏡で見てみると、どれもイマイチなんですよね〜。なんかこう、ものすごく固いイメージになっちゃったりとか、ほんとのオッサンか下手すりゃじいさんみたいになっちゃったりとか……。

 もちろん、ほんとに高級な眼鏡だったら似合う眼鏡もいくつかあるんですよ。大抵値段の高い眼鏡は誰がかけても似合うようなデザインになっていますからね。しかし、さすがに眼鏡に5万も10万もかけてしまうのはちょっと無理なので、割と手頃な値段で自分に似合う眼鏡はないかと、暇を見ては眼鏡屋さんに立ち寄っては探していたんです。

 で、2月12日ですよ。

 家のすぐ近くに新しく眼鏡屋さんができて、しかもレンズとフレームがセットで10%OFFだというので入ってみて、いつものように色々物色していると、ありましたよ自分に似合う眼鏡が……。

 いや、先ほどとは逆に、他人から見て果たして本当に似合っているのかと言われればそれはわかりませんが、少なくとも自分で鏡で見た限りでは、今まで見てきた眼鏡では一番似合うのではないかと思ったのです。ほんと微妙なんですけどね。フレームの太さとか形とか。
 かけた瞬間に「これだ!」と思い、その日に買うつもりはなかったのですが、思い切ってそのまま離職検査を受け、そのフレームで眼鏡を作ってもらっちゃうことにしました。幸い視力の方は落ちていませんでしたが、乱視が進んでいるようです。

 いや〜、思いがけない買い物をしてしまいましたよ……。

 まあそんなわけで、今日から晴れて眼鏡デビューを果たし、今後は普段から眼鏡をかけていこうと思っています。これからの僕は、眼鏡がトレードマークになりそうです。

 不評だったらまた外しますがね……。


こんな感じです



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 31歳の豊富な抱負
2006年02月18日(土)

【2006 Voice Rally Result】(Update:February19)
 Mako Hakkinenn(M-NEST.net/JPN)…… -1day


 えー、おかげさまで僕も今日で31歳の誕生日を迎えることができました。Barやメールなどでお祝いのお言葉をいただきありがとうございました。というわけで、今回は31歳の抱負を語りたいと思います。

 まず一番大事なことは、「31歳を無事に生きる」ということですね。Voiceをお読みくださっている方の中にはご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、実は僕、何の根拠もないのですが、昔から、それこそ中学生ぐらいの頃から、「自分は31歳で死ぬ」という不吉な先入観を持っていたのです。例えば自分が死ぬ夢を見るときは、決まって自分は31歳なんです。そして昔いくつか占ってもらった占いでも、大抵31歳は気をつけた方がいいという結果が出ます。それもまったく違う占いで。なぜ31歳なのかというのは僕にもわからないのですが、「自分は31歳で死ぬ」という漠然とした予感のようなものを感じているんです。

 で、その死因というのが、自分が乗っていたエレベーターが落下してしまうという「事故死」。なので1人で仕事場のエレベーターやデパートなどのエレベーターに乗るときは、いつも無意識に降りるときにサッと素早く降りるようにしているんですよね。

 さて、いよいよその運命の31歳を迎えたわけですが、先にも書いた通り、根拠や理由なんて何もないですし、運命なんて自分自身で切り開いていくものと思っているので、それほど気にはしていないんですよね。だから無事に31歳を何事もなく生き抜いて、そんな妙な先入観からはおさらばしたいなと考えています。

 ……一応用心のために、なるべく階段を使うようにしますが……。

 続いての抱負は、これも以前お話ししましたが、ペンタブレットを手に入れたので、イラストレーターとしても頑張っていきたいと思っています。今も色々とペンタブを使って作品作りに励んでいますぞ!イラストがうまく描けるようになったら、このサイトでもイラストを交えた楽しいコンテンツにしていきたいと思っています。とりあえずは、「マツダイラ」のキャラクター紹介の完成を急ぎます。

 それから、今年はさらに男を上げたいですね。いろんな意味で。音楽やデザインの仕事ももちろんですが、他にも色々な趣味を持ち、常に好奇心を持って、色々なものにチャレンジしていきたいです。そして色々な経験を積んで自分を磨いていきたいです。僕は常々「男は40から」と思っているので、30代はまだまだ未熟で、もっともっと伸びていくと思っているのですが、それでも毎年少しずつ男を上げて、40代になる頃にはダンディでセクシーな男になれるように頑張ります。
 で、とりあえず予告通り、明日僕はリニューアルするので、それに合わせてもっとファッションにもこだわっていきたいと思っています。

 リニューアルの模様は、成功だったら明日のVoiceにアップします。

 失敗だったら……何事もなかったかのように別の話題で……。



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 某Y氏からの贈り物
2006年02月17日(金)

【2006 Voice Rally Result】(Update:February19)
 Mako Hakkinenn(M-NEST.net/JPN)…… -2day


 今日の夕方、いつものように仕事場で仕事をしていると、携帯に自宅宛の荷物があるという配達業者の方からの電話がありました。通常なら届けた先が不在の場合、ポストに不在通知が入れられて、後日再配達してもらうか自分で集配所まで受け取りに行くか選べるのですが、「クール便」で送られてきた荷物なので、送り先の電話番号欄に書かれていた僕の携帯に連絡をくれたようです。

 そこで、僕が送り主の名前を聞くと、某Yさんの名前が……。はて、Yさんからは事前に何かを送るという知らせを聞いた覚えがないのだが、何を送ってきたのだろうか。とりあえずまだ仕事が片づかない状況だったので、仕事場に配達してもらうことに。

 届けられた荷物はかなり大きな箱で、送り状に書かれた荷物の種類を見ると、おもむろに「生肉」の文字が……。

 生肉て……いったい彼は何を送ってきたのだろうか……。

 期待と不安に胸をふくらませながら包装紙を破ると、中からはさらに「高島屋」の包装紙が……。その包装紙も破って中を見てみると、今度は豪華な桐の模様の箱が2つ出てきました。

 それは、「人形町今半」の特選黒毛和牛の霜降り肉と、豚肩ロースの味噌漬けだったのです!黒毛和牛の霜降り肉は千葉産の厳選黒毛和牛で、豚肩ロース肉は、特別仕込みの西京粒味噌で包み、肉本来の柔らかさと粒味噌の持つ豊かな香りを和紙で包み贅沢に仕上げた「味つつみ」というものでした。

 うおおおおお!肉じゃ肉じゃ!今宵は宴じゃあぁぁぁぁぁ!

 ところで、なぜYさんは突然このような高級肉を送ってきてくれたのだろう。そこでとりあえずYさんの携帯に電話をかけてみたのですが、繋がらなかったので携帯メールを送ってみる。しばらくして帰ってきたメールには、「仕事のことで色々と相談に乗ってもらったので、そのお礼を兼ねた誕生日プレゼント」だということでした。

 はは〜ッ!ありがたやありがたや!黒毛和牛の霜降り肉なんて、僕の記憶では食べたことがあるのは夢の中ぐらいで、しかもその時は夢だったので味もなく、実際に食べたことはたぶんありません!そしてもちろん豚肩ロースの西京粒味噌漬けなどという代物も今日初めて知りました!こんな高価なものを送っていただき本当にありがとうございました!心して味わいたいと思います!

 ……しかし、相談に乗ったって……少しアドバイスしたぐらいなのに……

 ……Yさんの誕生日にも何かあげなくてはならんじゃないか……(おい)

 ……えーと、Yさんの誕生日って何月だっけ……(おいおい)

 ……誕生日プレゼントに肉が送られてきたのは初めての経験だ……。



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 F1における佐藤琢磨の存在価値
2006年02月16日(木)

【2006 Voice Rally Result】(Update:February17)
 Mako Hakkinenn(M-NEST.net/JPN)…… -1day


 昨日のVoiceでは、スーパーアグリ・フォーミュラ1は佐藤琢磨のためにF1参戦を1年前倒したのではないかという仮説お話をしましたが、今日はその続きで、ではなぜ佐藤琢磨のためにそこまでするのかというお話です。

 佐藤琢磨はミスが多い。そのミスで自ら自滅してレースをフイにしてしまったケースも決して少なくない。そして佐藤琢磨は、他車との接触が多い。
 この2点において、佐藤琢磨はプロのF1ドライバーとしての評価を下げてしまい、チーム関係者や他のドライバー、そして一部のF1ファンやマスコミからは冷ややかな目で見られているのも事実だ。

 前者は言うまでもなく自業自得なのでとりあえず置いておき、後者の他車との接触に関しては、2004年のヨーロッパグランプリではバリチェロ(フェラーリ)と接触して「シロウト」と呼ばれ、2005年ベルギーグランプリではミハエル・シューマッハ(フェラーリ)に追突して「こういったハラキリ行為を何度もしている」と言われ、2005年日本グランプリではトゥルーリ(トヨタ)と接触して「F1にはいらない」と言われ、さらにトヨタの冨田務チーム代表にまで「フェアじゃない」と名指しで批判されてしまい、“佐藤琢磨は危険なドライバーである”というレッテルを貼られてしまっている。

 だが、佐藤琢磨が他車と接触したケースで本当に佐藤に否があると思われるケースは、僕の記憶では2002年マレーシアグランプリ(当時ジョーダン・ホンダでF1デビュー2戦目)でチームメイトのフィジケラに追突してしまった時と、2005年のベルギーグランプリでミハエル・シューマッハに追突してしまった時、の2件しか知らない。
 他のケースで印象深いものとしては、2003年日本グランプリでのミハエル・シューマッハとの接触や2005年の鈴鹿でのトゥルーリとの接触は単なるレースアクシデントであり、2004年バーレーングランプリでのラルフ・シューマッハとの接触と、物議を醸しだした2004年ヨーロッパグランプリでのバリチェロとの接触は、むしろラルフとバリチェロの方に否があった。

 しかし琢磨は、それでも多くの者から“クラッシャー”と言われてしまうのだ。

 ひんしゅく覚悟であえて言わせてもらえば、現役F1ドライバーであれF1関係者であれモータースポーツジャーナリストであれ、佐藤琢磨を“クラッシャー”“シロウト”と呼ぶ者こそがシロウトである。したがって2004年ヨーロッパグランプリ終了後に佐藤琢磨を「シロウトだ」と言い放ったバリチェロの発言もシロウト的な発言であったと言える。

 このグランプリで、タイヤ交換を済ませたばかりの最終スティントで、フェラーリのバリチェロに猛然とアタックしたシーンは様々な意味でF1関係者に衝撃を与えた。ご存じのように、現在のF1はレース中の燃料補給が可能である。さらに究極のエアロダイナミクスと、制動距離が極端に短くなるカーボンブレーキは、レース中のオーバーテイクを極端に難しくしてしまった。チームの関係者は自然にこう考える。「リスクを犯さずにピット戦略でライバルを抜こう」と。
 無論、これは正しい考え方だ。なんだかんだと言っても、レースの世界で重視されるのはリザルトである。例えトップを走っていても最後にリタイアしてしまっては、無意味と評価されるのがモータースポーツ界で共通した価値観なのだ。

 ところが琢磨はスタイルを変えずに、コース上での挑戦をやめなかった。ヨーロッパグランプリで、ミシュランタイヤのアウトラップの速さを武器に、バリチェロのインに果敢にもノーズをねじ込んだのだ。

 そして当のバリチェロは、「琢磨はシロウトだ」と言っておきながら、そのわずか3戦後のフランスグランプリで、琢磨がヨーロッパでしたのと同じように3位走行中のトゥルーリ(当時ルノー)のインに飛び込んだ。それも最終コーナーの1個手前のコーナーでバリチェロの挑戦は行われ、見事にそれが成功した。バリチェロが取った行動は琢磨の影響ではなかっただろうか。逆にトゥルーリ側からしてみれば、「ここでは来ない」というのが常識。だがバリチェロは行動に出たのだ。
 この年のイギリスでもドイツグランプリでもそうだったが、ヨーロッパでの一件以来、不思議とコース上でのエキサイティングなオーバーテイクが増えているような気がしてならない。もしかしたら、琢磨以外のドライバーたちは「あの日本人にできて、自分にできないはずはない」と考えたのではないだろうか。

 佐藤琢磨に対して僕がこのように考えるのは、何も彼が日本人ドライバーだからと贔屓しているからだけではない。現に琢磨はこの年、イタリアで83年に設立された、元F1ドライバーのイバン・カペリや、モンツァサーキット・ディレクター、イタリア人ジャーナリストらの投票によって決定される「コンファルティジャナート・モトーリ・プライズ」と呼ばれる、モータースポーツ界で優れた技能を残した人物に与えられる賞を受賞したことを見ても、日本のみならず海外でもその走りは高く評価されている。

 佐藤琢磨を“趣味じゃない”“パツキンじゃない”“生理的に受け付けない”と言うのは好みの問題だからいいとして、“クラッシャー”“シロウト”と呼ぶ者たちは、“本当のレース”というものを知らないか忘れてしまっているに過ぎない。そして様々なレギュレーションや規制の変化によってコース上でのオーバーテイクが困難となり、いつの間にか生ぬるいレースになってしまった現代のF1で、佐藤琢磨はファイティングスピリッツを蘇らせたのである。そして“これこそがレースだ!”と思えるシーンを何度も見せてくれたのだ。
 確かにミスも多く、ドライバーとしての力量はまだまだトップドライバーとしては未熟なのかもしれない。しかし、ファイティングスピリッツだけを見れば、佐藤琢磨はジル・ビルヌーヴの再来と言っても過言ではない。そんな佐藤琢磨がF1から消えてしまっていいのか?いや、佐藤琢磨のようなドライバーこそ、今のF1に必要なのではないのか?日本のF1ファンを初めとした、多くの者がそう思ったに違いない。

 だからこそ、ホンダとスーパーアグリは動き出したのではないだろうか。

 ホンダは昨年の9月に事実上佐藤琢磨の放出を決定し、日本のファンから大ひんしゅくを買うこととなった。そのことがあってか、あるいは少なからず負い目を感じているのか、あるいは日本で人気の高い琢磨をみすみすトヨタ陣営に持って行かれるのがシャクだからか、いずれにせよホンダは、鈴木亜久里氏とともに急ピッチで新チーム立ち上げを進め、付け焼き刃ながら今シーズンの琢磨の受け入れ先を用意した。結果的にホンダはメインチームからは琢磨を放出してしまったが、スーパーアグリというチームを作り上げたことは、ファンとしては大きなプレゼントとなった。そして何と言ってもそのチーム監督は鈴木亜久里である。これはもう亜久里様様とひたすら感謝である。

 鈴木亜久里は自らもF1ドライバーで、日本人として初めて3位表彰台に立ったことで知られ、フジテレビのF1中継などでも常々日本人ドライバーの活躍を期待している人物であることは言うまでもない。そんな彼がF1チームの監督になったのである。これはもう佐藤琢磨だけでなく、そのチームメイトとしてF1デビューを果たすこととなった井出有治を初めとして、今後のF1シーンで日本人ドライバーが活躍するための理想的な環境が整ったことになる。

 ヨーロッパ色の強いF1の世界で日本人ドライバーがどのような評価をされているかはこの際関係ない。今後はスーパーアグリ・フォーミュラ1から、多くの日本人F1ドライバーが輩出されることとなるだろう。そのためにも、スーパーアグリにはなるべく長くF1の世界に留まっていてもらいたいものである。そして日本人ドライバーのF1の登竜門となってもらいたい。

 余談だが、佐藤琢磨はBARから放出されてから、トヨタエンジンを搭載するミッドランドからオファーを受けていたが、トヨタ陣営に行かなくて正解だった。ミッドランドにおいてトヨタはチーム運営にはタッチしないエンジンサプライヤーという立場でしかないが、先に述べたようにトヨタの冨田代表は、2005年の日本グランプリでの琢磨とトゥルーリとの接触に関して「フェアではない」と名指しで批判したのである。あの一件に対する捉え方は人それぞれだから正しいかどうかは別として、少なくとも「間違っていない」と主張している琢磨とは、レースに対する考え方がまったく相反していると言うことになる。そんな両者が理解し合えるはずなどない。



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 仮説・スーパーアグリは1年前倒し参戦?
2006年02月15日(水)

【2006 Voice Rally Result】(Update:February17)
 Mako Hakkinenn(M-NEST.net/JPN)…… -2day


 昨日イギリス・グロスター州のケンブル飛行場で待望の初シェイクダウンを果たしたスーパーアグリ・フォーミュラ1ですが、その後ようやく正式にドライバーラインナップを発表しました。
 今シーズン、スーパーアグリ・フォーミュラ1の初代レギュラードライバーとなったのは、これまでの噂通り佐藤琢磨と、昨年フォーミュラニッポンでランキング2位だった井出有治の2人。これにより、ドライバーについても純日本チームという路線が打ち立てられたことになります。
 チーム代表の鈴木亜久里氏は「初めてのF1挑戦なので、今年はたいへんなことがたくさんあるだろうが、そのためにもこうした経験豊富なドライバーを迎え入れることができ、とても喜んでいる」 と語りました。

 さて、紆余曲折はあったものの、現実的に振り返ってみれば、昨年11月1日に突然新規参入を発表してF1ファンの度肝を抜いてから、あっという間に新チームを立ち上げてしまったスーパーアグリですが、僕が思うに、というか多くの者が思っているように、“佐藤琢磨のために立ち上げた”チームであるという印象が非常に強く、急速な新チーム誕生の背景には、佐藤琢磨がBAR(現ホンダ)から離脱したことが大きく影響しているのではないかと思います。

 実際は昨年のかなり早い段階から準備は進めていたようなので、佐藤琢磨のBAR離脱が鈴木亜久里氏による新F1チーム誕生そのものの直接的なきっかけにはなっていないにしろ、どうも今回の参戦発表からエントリー決定までの2ヶ月半を見ると、本来なら来シーズン(2007年)からの参戦を目指していたものを、急遽1年前倒しして強引に今シーズンからの参戦にこぎ着けたのではないかと思ってしまうからです。

 スーパーアグリとしては、本来ならばちゃんとオリジナルマシンの開発にめどがついてから、そしてF1エントリーに必要な多額の委託金の準備ができてから、時間にたっぷり余裕を持ってエントリーの手続きを進め、スポンサー探しにも時間をかけ、「これならとりあえずまともに戦える」という万全の体制を整えてから参戦を果たしたかったに違いありません。
 それが、昨年11月1日の突然の参戦発表から、同月のエントリー締切日までに委託金を準備できずにエントリー漏れ。そのため他の10チームからの承諾が必要となり、余計な苦労をする羽目になってしまったわけです。さらにシーズン序盤を戦うマシンは4年落ちとなる旧アロウズの改良型、そして主だったスポンサーに関しては未だに不明のまま……。どう見ても来年のために準備していたものを、急遽前倒しして何とか今シーズンに間に合わせようとしてドタバタしてしまったようにしか思えないんですよね。

 では、僕の考えが正しいと仮定して、なぜ前倒ししたのか。それが先程述べた“佐藤琢磨のために立ち上げた”チームだからというわけです。

 もしスーパーアグリが今シーズンから新規参入しなかったとしたら、BAR・ホンダから放出された佐藤琢磨は、今シーズンを棒に振っていた可能性は非常に高かったと言えます。昨年9月21日に佐藤のBAR放出が決まってから、ジョーダンを買収したミッドランドが佐藤獲得に名乗りを挙げましたが、もし佐藤がこのオファーを受け入れたとしたら、トヨタエンジンを搭載するとは言え、ミッドランドではトロロッソ(旧ミナルディ)との最下位争いが関の山でしょう。

 無論、スーパーアグリも新規参入チームであり、しかもシーズン序盤は4年落ちのマシンでの戦いを余儀なくされるわけですから、ミッドランドやトロロッソと同様最下位争いを演じる可能性も大いに考えられます。しかし長い目で見れば、どうせ同じ最下位争いならば、付き合いの長いホンダ陣営に留まって、しかも佐藤としては絶対的有利な純日本チームに行った方がメリットが大きいのは言うまでもありません。

 だからこそ、スーパーアグリは佐藤がBARからの離脱が決まったのを受け、急遽その受け入れ先として、新規参入を1年前倒ししたのではないかと考えるわけです。

 つまりスーパーアグリは、もっと時間的余裕を持ってチーム体制確立の準備を進め、スポンサーも早い段階に獲得し、エントリー手続きもわざわざ他の10チームの承認など必要としない効率的な手続きを完了し、マシン開発にもたっぷり時間をかけ、旧型の流用などではなく、十分テストを重ねて信頼性がある程度確立されているオリジナルマシンで開幕戦に臨む……という理想的なチームデビューを犠牲にしても、佐藤琢磨を受け入れる環境作りを優先したのではないか、ということです。

 この仮説、馬鹿げていると思いますか?

 なぜ佐藤琢磨のためにそこまでするのかと思いますか?

 この話の続きは、また明日。



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 スーパーアグリ「SA05」、シェイクダウン!
2006年02月14日(火)

【2006 Voice Rally Result】(Update:February15)
 Mako Hakkinenn(M-NEST.net/JPN)…… -1day


 ♪バレンタイン〜バレンタイン〜………バンアレン帯

 スーパーアグリ・フォーミュラ1の記念すべき第一号マシン「SA05」が今日、イギリス・グロスター州のケンブル飛行場で初シェイクダウンを果たしたそうです!非公開で行われたため詳細は一切不明ですが、ブリヂストンタイヤを装着し、ホンダのV8−2.4リッターエンジンを搭載した旧アロウズ「A23」ベースのもので、ステアリングは佐藤琢磨が握ったそうです!

 2006年のレギュレーションに合わせるため大きく改造された真っ白なSA05は、午後から走り始め、滑走路の直線部分を2往復。各部のシステムチェックやエレクトロニクス関連の確認が行われたということです。マシンデザインは新しいレギュレーションに合わせるために大きく変更されていて、一見A23の面影はみられないとも伝えられています。
 シェイクダウンは明日も行われ、そのあと来週のバルセロナ合同テストに合流。ここで初めて公に姿をみせるSA05は、3日間に渡る本格的なテストをスタートさせます。またその翌週にはシルバーストーンで最終確認が行われる見込みです。

 いよいよ動きましたねえスーパーアグリのF1マシン!しかもステアリングを握ったのは佐藤琢磨!これはもう琢磨のスーパーアグリ入りは確実だといっていいでしょう!正式なドライバーラインナップの発表ももう間もなく行われるはずですから、ようやく琢磨も長いオフを終えて、F1マシンに乗り込んでテストを開始することができるわけですね!Voiceでも来週からのバルセロナ合同テストの様子をお伝えします!

 他のライバルたちは昨シーズンの最終戦終了直後から精力的にテスト走行を続けていますから、琢磨はかなり遅れを取ってしまったことになりますが、とにかく無事マシンもシェイクダウンできたことですし、来週からのテストでは、まったくステアリングを握ることができなかったうっぷんを晴らして、遅れを取り戻して欲しいですね!

 一時は参戦自体が危ぶまれたスーパーアグリと琢磨ですが、ようやくマシンを走らせるところまできたんですねえ。ヒヤヒヤしっぱなしのオフシーズンでしたが、何はともあれマシンが間に合って良かったです。もう今シーズン開幕まで日数も差し迫っていますが、とにかく限られた時間の中で有意義なテストをおこなって、なるべく多くのデータを収集してマシンを熟成させて欲しいものです。



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 一発勝負の「こんなF1はコワイ」
2006年02月13日(月)

【2006 Voice Rally Result】(Update:February15)
 Mako Hakkinenn(M-NEST.net/JPN)…… -2days


 今日は一日中仕事で忙しかったので、書くことがありません。で、「こんなF1はコワイ」というネタを思いついたのでいくつか挙げてみたのですが、うまくまとまらなかったので、今回は思い切って、その中から一つだけ厳選して、一発勝負でいってみたいと思います。下の空欄に隠し文字で書いてありますので、見たい方は反転させて見て下さいね〜。ただし、後悔しても責任は取りません。


姉歯元建築士設計のF1マシン「K2R-01」



 では、また明日。



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 Mako Hakkinenn、リニューアル宣言!
2006年02月12日(日)

【2006 Voice Rally Result】(Update:February15)
 Mako Hakkinenn(M-NEST.net/JPN)…… -3days


 えー、実は僕、今月18日に31歳の誕生日を迎えるんですが(密かにアピール)、その翌日の2月19日に、リニューアルいたします。

 ……いえ、サイトがリニューアルするのではなく、僕自身が、です。

 実は今日、思い立って以前からやりたかったあることをしまして、それにより、今後は僕の容姿が変わることになります。今回の僕の発言を受け、一部マスコミでは「どうやら整形したらしい」「血迷ってスキンヘッドにしてしまったようだ」「単身モロッコに渡り性転換手術を受けたらしい」などと様々な憶測が飛び交っていますが(ウソ)、詳細は今月19日のVoiceで明らかにする予定なのでお楽しみに。

 ……その前に、早くVoiceラリーで追いつかねば。

 ……あ、初めに言っておきますが、たぶん期待はずれに終わるかと。



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 ペンタブレットが届く
2006年02月11日(土)

【2006 Voice Rally Result】(Update:February15)
 Mako Hakkinenn(M-NEST.net/JPN)…… -4days


 今日、念願のペンタブレットが届きました!

 プロのために進化した、ワコム社の機能・性能世界ナンバー1ペンタブレット・システム「intuos3」シリーズのPTZ−630で、入力エリアはA5サイズ、外形はノートブックサイズです。タブレット本体に専用グリップペン、専用ペンスタンド、そして専用ワイヤレスマウスが付属していて、MacOSXだけでなく、ワコムのホームページから対応ドライバーをダウンロードすればOS9でも使えます。


intuos3


 今まではパソコン上でイラストを描こうと思ったら、手書きで描いたものをスキャニングしていて、マウスを使ってトレースしなければなりませんでしたが、ペンタブレットを導入したことで、今後は表現力・作業効率が飛躍的に進化し、パソコン上でももっと思いどおりに描け、思いのままに操れるようになります。
 先月21日付のVoiceでも書きましたが、今年は本格的にイラストレーターとしても頑張っていこうと思っていますので、今はまだ未熟者ですが、今後このペンタブを使ってイラストを勉強して、いい作品が描けるようになりたいと思います。

 さて、その先月21日付のVoiceでは、初めてパソコン上で、マウスで描いた「マツダイラ」のイラストも載せましたが、今観ると下手クソですなあ……。載せるんじゃなかったと今更ながら後悔しているのですが、まあペンタブを使って描けるようになったことですし、今後もっと上達してから再び皆さんにお見せして、「お!上達したじゃん!」と思わせるようになりたいですね。

 で、早速今日はこのペンタブを使って、現在計画進行中の「マツダイラ」の人物紹介用のイラストをパソコン上でペン入れしていたのですが……まだ慣れていないせいか、非常に難しいです!
 もちろんペンタブですから筆圧も感知してくれて、線を描いても筆圧の強さによって太さや濃さが変わるのですが、タブレット上でペンを動かしながら、モニターを観ながら描いているので、最初のうちは下書きの線を上手くトレースできず、しかも微妙に手がぶれて線がよれよれになってしまったりと苦労しました。特に女性キャラの髪の毛のような滑らかな曲線が上手くなぞれなくて、何度も「取り消し」しては描き直していました。まあパソコン上なので何度でもやり直しができるのでいいんですが、ペンタブがこれほど高度な技術を要するものだとは思いませんでした。

 まだ感覚的にタブレット上ですらすらと絵が描けるまでには至っていませんが、練習あるのみですな。一応使っているうちにだんだん慣れてきてコツも掴んできたので、そのうちたくさん作品を描いて、皆様に公開できるよう頑張りますので、皆さん応援よろしくお願いします。



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 カッコ悪いぞ!マクラーレンの新カラー
2006年02月10日(金)

【2006 Voice Rally Result】(Update:February15)
 Mako Hakkinenn(M-NEST.net/JPN)…… -5days


 タバコ産業のウエストとの長い蜜月関係に終止符を打って、新たに大手電話会社ボーダフォンをタイトルスポンサーに迎え入れたF1チーム、マクラーレン・メルセデスが、テスト仕様の暫定マシンカラーであるオレンジから、2006年仕様の新マシンカラーリングを発表しました。

 昨年12月19日付のVoiceでもお伝えしましたが、マクラーレンは来シーズン(2007年)からボーダフォンをタイトルスポンサーとしてシーズンを戦うため、2007年には大きなイメージチェンジを図るものと思われていました。そしてご存じの通りボーダフォンといえば、「赤」がコーポレートカラーなので、おそらく赤い色が大きな面積を占めるカラーリングになるのではないかと予想していました。

 で、今回発表されたマクラーレンの新しいカラーリングですが、はっきり言ってカッコ悪いです!一瞬先に発表されているミッドランドかと思ってしまいました!



マクラーレンの新カラーリング
(c)F1-Live.com


【参考】ミッドランドのカラーリング
(c)F1-Live.com


 マクラーレンのマシンは昨シーズンまで、ウエストのコーポレートカラーである「グレーと赤」に、メルセデスの「シルバー」を基調としたカラーリングでした。で、今シーズンはまだボーダフォンはスポンサーには付いていないのですが、すでにウエストとのスポンサー契約は終了しているので、今シーズンのマシンは1年限りの暫定的なカラーリングで、来シーズンからよりボーダフォン色の強いカラーリングになるのではないかと予想しています。
 そのためか、今回発表された新しいカラーリングは、ウエスト時代のイメージを残しつつ、フロントとリアのウィングを赤く染め、ボディもグレーから銀メッキのようなシルバーに変わっていました。

 ……何だか、子供が遊ぶ安物の合体ロボみたいなカラーリングですな。

 ……まだミッドランドのカラーリングの方がいいような気がする……。

 言い方を変えれば、子供が喜びそうな特撮ヒーロー物のメカっぽくてカッコイイのかもしれませんが、やはり世界最高峰のモータースポーツであるF1という一流の舞台で、しかもトップレベルの資金を持っているマクラーレンのマシンとしては、やはりあまりにも安っぽいというか、悪趣味としか言いようがないですな。

 ……まあ、これで速ければカッコ良く見えてくるのかもしれませんが……。

 いずれにせよ、しばらくはミッドランドと見分けが付かなくて混乱しそうですな。



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 F1開幕まであと30日!
2006年02月09日(木)

【2006 Voice Rally Result】(Update:February13)
 Mako Hakkinenn(M-NEST.net/JPN)…… -4days


 ……を、切りましたよ皆さん!正確には開幕まであと29日です!

 いや〜、毎年F1シーズン開幕が近づくとわくわくして胸が高まってきますが、今年ほど開幕が楽しみなのは久しぶりですな。何と言っても昨日もお伝えしたスーパーアグリ・フォーミュラ1が新規参入して、F1グランプリは2002年以来3シーズンぶりに11チーム22台で争われることになります。

 さらに今シーズンはジョーダンがミッドランドに、ミナルディがトロ・ロッソに、BARがオールホンダに、そしてザウバーがBMWに変わり、そしてBMWと決別しコスワースエンジンを搭載することになった名門ウィリアムズを含む5チームが新体制での参戦と言うことになります。ミッドランドとトロロッソはおそらく、振興チームであるスーパーアグリと共に今シーズンも最後尾争いを繰り広げることになるでしょうが、いずれにしてもどのように勢力図が変わるのかが見物ですね。

 そして昨シーズンにタイトル争いを繰り広げたルノーVSマクラーレン・メルセデスの戦いに加え、王座から陥落したフェラーリが復活を見せるかも大いに注目したいところです。もちろんアロンソ、ライコネン、シューマッハを中心とした大混戦のドライバーズタイトル争いも注目です。くれぐれも再びシューマッハ独走などという悪夢のシーズンにはならないで欲しいものです。

 今シーズンはレギュレーションも大きく変わり、エンジンは基本的にV8−2.4リッターに統一、そして予選方式が昨年までの一発方式からマルチラップ方式に戻り、予選セッション中の給油も認められたため空タンクでの限界アタックが見られるようになり、さらにパンチアウト制という新たな要素が加わり、予選セッションも面白くなりそうですね。
 決勝レースでも、昨年のレース中のタイヤ交換禁止というルールが廃止され、再びレース中のタイヤ交換が認められるようになったので、タイヤマネージメントを気にしない序盤からのバトルがまた見られることになりました。

 さて、僕が今シーズン最も期待しているのは、スーパーアグリや佐藤琢磨の活躍ももちろんですが、それも含めたホンダ、トヨタの初優勝です。まあスーパーアグリと琢磨は今年は無理でしょうけどね。特にトヨタは今シーズンは開幕3戦で優勝したいと意気込んでいるため、否応なしにもその期待は高まります。ホンダも、もういつ優勝してもおかしくないと言われているジェンソン・バトンに、今シーズンからは優勝経験豊富なルーベンス・バリチェロも加わり、今年こそは初優勝して欲しいものです。

 なぜホンダ、トヨタといった日本チームの初優勝を期待しているのかと言えば、それはもちろん、F1の表彰台で「君が代」が流れるという歴史的瞬間を見たいからです。ご存じのように現在のF1では、表彰式の際、優勝したドライバーの国家が演奏された後、そのドライバーのチームの国歌が演奏されます。つまり、トヨタかホンダの誰かが優勝すれば、その優勝したドライバーの国家の後、チームの国家である「君が代」が流れるというわけです。

 現在のホンダ、トヨタ以前に日本のチームが単独でF1に参戦したのは、1964年から1968年までの4シーズンだけ参戦した第一期ホンダのみですが、当時のホンダは64年メキシコグランプリと67年のイタリアグランプリで2度優勝しています。しかし、当時の表彰式で優勝したチームの国歌も流れていたかどうかは不明で、僕が知る限り、F1の表彰台で「君が代」が流れたことはありません。

 そう言う意味でも、今年はF1の表彰式で「君が代」が流れる可能性が高いこともあり、否応なしに期待してしまうわけですよ。ヨーロッパ文化の色が強いF1であの重々しくオリエンタルな「君が代」のメロディが流れるのが非常に違和感がありそうですが、そろそろ聴かせて欲しいですよね〜皆さん!

 本当なら日本人ドライバーが勝って最初に「君が代」が流れるのが理想ですが、それはまだだいぶ先の話になりそうですな……。



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 スーパーアグリ、準備着々
2006年02月08日(水)

【2006 Voice Rally Result】(Update:February13)
 Mako Hakkinenn(M-NEST.net/JPN)…… -5days


 先日無事に正式なF1エントリーにこぎ着けたスーパーアグリ・フォーミュラ1が、チーム体制とテスト日程を明らかにしました。ただし、注目のドライバーラインナップについては「近日中に発表予定」と言うことで、今回はまだ明確にされませんでした。

 現時体で確定しているチーム体制は、代表の鈴木亜久里以外全員外国人で、オールジャパンチームではあるものの、旧アロウズのファクトリーを拠点とした、グランプリ遠征やテスト参加の効率を考えた、日本から参戦するプライベートチームとしては理想的な環境を整えていることを示唆していました。
 また、今月14日に今シーズンの序盤を戦うマシンの発表が行われると噂されていますが、今回発表されたテストスケジュールは2月21日〜23日のバルセロナ合同テストとなっています。デビューマシンの名称はこれまで伝えられた通り『SA05』で、SAはスーパー・アグリの頭文字と推定されています。

 さて、旧アロウズ・チームが2002年シーズンに使用した「A23」をベースにホンダV8−2.4リッターエンジンを搭載するデビューマシン「SA05」は、最新クラッシュテストのレギュレーションなどに合致するよう改造が施され、カラーリングはアロウズ時代のオレンジからほぼ白一色へと変更されるとみられていますが、その「SA05」のモノコックがFIAのクラッシュテストに合格したことが明らかとなりました。
 マシンのベースが4年落ちと言うことで、当時とはFIAの安全規格がいっそう強化されているため、かなりの改造を施すことが必至だったわけで、このクラッシュテストをクリアしないことにはF1参戦も叶わないため、新チームにとってまずその第一歩が踏み出されたことになりました。

 シーズン序盤はこの暫定カーで戦い、早ければ4月の第4戦のサンマリノグランプリ)開始時か、5月の第6戦スペイングランプリまでにはスーパーアグリ自身の開発になる新型車「SA06」が投入されると言われています。

 まずはその勇姿を、早く見たいものですね。



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 誰かマックス・モズレーを暗殺してくれ
2006年02月07日(火)

【2006 Voice Rally Result】(Update:February13)
 Mako Hakkinenn(M-NEST.net/JPN)……… -6days


 F1を牛耳るFIA(国際自動車連盟)の会長で、F1界の暴君として知られるマックス・モズレーがとんでもないことを言い出して、関係者に衝撃を与えています。

 現在、F1に参戦する全てのチームはコンコルド協定と呼ばれる協定に従い、レギュレーションや放送料の分配などの取り決めをおこなったりしていますが、現在のコンコルド協定は2007年で効力が切れてしまい、2008年からの新しいコンコルド協定を巡り、FIAと、ルノー、マクラーレン(メルセデス)、トヨタ、ホンダ、そしてBMWのメーカー系チームで構成されるGPMA(グランプリ・マニュファクチャラーズ・アソシエーション)とで対立しており、GPMAはFIAが総括するF1とは別に、独自に新F1シリーズ立ち上げを画策していました。
 要は、FIAの運営に反発するメーカー系チームが、FIAと別離し、自分たちだけでより公正でよりコンペティティブなF1シリーズをやろうじゃないかというもので、現在のFIAが統括するF1が分裂してしまう可能性がありました。
 しかし、フェラーリがいち早くFIAの2008年からのコンコルド協定にサインし、昨シーズン限りでBMWと決別したウィリアムズをはじめ、レッドブル、ミッドランド、そしてトロ・ロッソもこれに加わり、事実上GPMAによる2008年からの新F1シリーズ立ち上げは不可能となってしまいました。

 そうなると、当然GPMAのメーカー系チームはコンコルド協定にサインしなければ、2008年からF1に参戦できなくなることになるので、GPMAがサインするのは時間の問題だと言われていました。
 FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストンが、これまでよりさらに好条件の収入をメーカー側に呈示し、これがうまくまとまれば、3月の今季開幕戦バーレーングランプリ以前にもすべての合意が得られるかも知れないというところまで来ていました。

 ところが!そんな中マックス・モズレーが、2008年シーズンからの新しいF1において、メーカー系チームには報酬が与えられないとの衝撃発言を行ったのです!FIAのスポークスマンは、すでにモズレーがこの考えをF1における商業権利を実質的に保有するバーニー・エクレストンに示したことを明らかにしています。
 モズレーがメーカー系チームと指摘するのは、おそらくGPMAを構成するルノー、マクラーレン、トヨタ、ホンダ、BMWの5チームを指すとみられていますが、これが実際に行使されたら、FIAとGPMAとの対立は決定的なものとなります。

 GPMAのスポークスマンは「衝撃を受けた」と英『ロイター』の取材に答え、「FIAは、EU(欧州連合)により商業事務に関係してはならないと規定されている筈だ。したがって今回のモズレー会長の発言には大変驚いている。われわれは現在(商用権利を持つ)バーニー・エクレストン氏と話し合いを継続中で、モズレー会長の発言とは関係なくこれをさらに進めていくことになる」と反発しています。
 しかし、そうした動きについてモズレー会長は「メーカーはレースが仕事じゃない」とあらためて切って捨て、「F1を世界選手権として支えているのはプライベート・チームのほうなんだ。彼らはこのレースそのものが仕事。したがって、レースをすることによって収入が得られなければならないことは明らかだ。しかし自動車メーカーはそうじゃないだろう。彼らはクルマを作って売るのが仕事。そしてそのためのプロモーションとしてレースに参加しているんだ。そうした活動に報酬を受け取る必要はないと私は考えるがね」とふてぶてしいコメントを残しました。

 2008年シーズンからのコンコルド協定を巡り、最近の流れはFIAに有利とみられ、GPMAもコンコルド協定にサインすると言われ、対立は終焉を迎えようとしていた矢先だったのに、このモズレーの発言が再び大きな混乱を生みそうです。

 おそらくGPMAによる新F1シリーズ立ち上げが消滅したことを受けて、モズレーが足元を見たということですな。まったくもって悪どいやり方です。マックス・モズレーは昨年FIA会長の任期が満了しましたが、後継者がいなかったため、無選挙で再選し、今後も引き続きF1を牛耳ることになりました。これでは、もはやマックス・モズレーが死なない限り、今のF1が変わることはないでしょう。

 ところで、フェラーリもメーカー系チームですが、当然フェラーリはFIAからちゃんと報酬を受けることができます。FIAはGPMAによるコンコルド協定からの離脱と新F1シリーズ立ち上げを阻止するため、フェラーリに好条件を持ちかけてFIA側に抱え込んだからです。
 従ってGPMAの全チームがコンコルド協定にサインしたとしても、フェラーリだけがメーカー系チームで唯一FIAからの恩恵を受けることになるわけです。つまり、FIAとフェラーリとの癒着は今後も続いていくと言うことですな。

 個人的には、GPMAによる新F1シリーズが実現し、FIAによるF1シリーズが消滅してくれることを望んでいましたが、今回のモズレーの発言を受けて、GPMAが再び発憤してくれると良いのですが……。



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 東京名物ぬれせんべい
2006年02月06日(月)

【2006 Voice Rally Result】(Update:February9)
 Mako Hakkinenn(M-NEST.net/JPN)……… -3days


 東京へ行って来た方から「東京名物ぬれせんべい」というものを頂いたので、食べてみました。「ぬれせんべい」というものが存在することは知っていましたが、実際に食べるのは生まれて初めてです。

 一枚一枚袋に入っていたのですが、パッと見は普通のおせんべいと変わらないようです。そして袋から出して手に取ってみると、若干柔らかいような気もしますが、思っていたほど“ぬれ”ているわけでもなく、想像していたよりは硬かったです。

 そして、一口食べてみると……うーん……普通のおせんべいが湿っけてしまったような触感ですな。味は普通のおせんべいと変わらず、とても美味しかったですが、何とも不思議な食べ物ですな。普通のおせんべいだと思って食べると「なんだずいぶん湿っけてるせんべいだな」と思ってしまいそうですが、こういうものだと思って食べると、味は美味しいし噛む力もいらないので、珍しさもありむしゃむしゃ食べてしまいました。

 食べ始めると結構クセになりますな。

 このぬれせんべい、考えてみると色々なメリットがあります。まず先程述べたように、柔らかいので噛む力がそれほどいらない、そして普通のせんべいのように破片がボロボロ落ちない、そして何といっても、映画館でも食べられるのがいいですな。


「おいおいおい、なんだいなんだい……ったく後ろの席のやつぁ、せっかく感動的ないい場面だっつーのに、さっきからバリバリボリボリとせんべいばかり食いやがって……。音が気になって映画に集中できないったらありゃしねえよ……。だいたい映画館でせんべいを食べるやつがあるかい。せめてぬれせんべいにしとけよ……。」


 ……お後がよろしいようで。


 ♪テケテンテンテンテン…………



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 平野レミのにらめっこ鍋
2006年02月05日(日)

【2006 Voice Rally Result】(Update:February9)
 Mako Hakkinenn(M-NEST.net/JPN)……… -4days


 今日「笑っていいとも!」の増刊号を観ていたら、料理家の平野レミがゲスト出演して、オリジナル鍋料理である「にらめっこ鍋」を紹介していました。

 「にらめっこ鍋」は、豚肉とニラだけの鍋料理で、それをみりん、塩、醤油だけで煮込み、それを特製ニラダレにつけて食べるという、非常にシンプルで安上がりな鍋でした。で、その特製ニラダレなのですが、こちらは適当に切ったニラとめんつゆをフードプロセッサーにかけ、お互いが混ざり合ってどろどろになった状態で完成という至って簡単なタレです。

 平野レミ曰く「ニラをニラで食べるのがミソなのよ!だから“にら”めっこ鍋なの!」と自信満々でしたが、確かに出演者たちが食べているのをみててとても美味そうでした。安いし簡単だし、何といってもニラなのでこの時期は風邪の予防にも良さそうだし、とても経済的で健康的で、なおかつ美味しそうな鍋だなあと感心してしまいました。今度チャレンジしてみようと思います。

 ただ、うちにはフードプロセッサーがないんですよね〜……。

 まあ、フードプロセッサーがない場合は、ニラダレに使うニラを粘りけが出るまで潰してめんつゆと混ぜればいいと言うことでしたが、フードプロセッサーがあれば、他にも色々な料理ができそうで、何だか欲しくなってしまいました。

 ところで、フードプロセッサーって、ミキサーとは違うんですか?



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 「ナルニア国物語」は映画化するべきだったのか
2006年02月04日(土)

【2006 Voice Rally Result】(Update:February7)
 Mako Hakkinenn(M-NEST.net/JPN)……… -3days


 「ナルニア国物語」はイギリスのクリスチャン作家C・S・ルイスによる1950年から1956年にかけて出版された、ナルニア国の誕生から滅亡までを描く全7作からなるファンタジー児童文学で、全世界で8500万部発行されています。そしてファンタジーの原点と言われる「指輪物語」や「ゲド戦記」と合わせ、世界三大ファンタジーの一つと言われています。
 物語は、人間やフォーン、ドリアード、ナイアード、セントール、巨人、そしてものをいうけものたちといった、お話の中でしか存在しない生き物たちが住む平行世界ナルニア国(とその隣国であるアーケン国やカロールメン)に、イギリスの少年少女が否応なく魔法の力で引き込まれ、冒険し、最後に現実世界にもどってくるというものです。(ウィキペディアより抜粋)

 さて、この「ナルニア国物語」がこのほどニュージーランドロケで実写映画として製作され、日本でも3月4日から公開される予定です。映画化不可能と言われたファンタジーの原点「指輪物語」の実写映画化(「ロード・オブ・ザ・リング」)が成功したのを受けてか、その二番煎じを狙った感は否めませんが、想像するに、「ロード・オブ・ザ・リング」に匹敵するほどのスケールで描かれているに違いありません。

 しかし、果たして児童文学の傑作である「ナルニア国物語」を、あえて実写版映画化するべきだったのでしょうか。そもそも、「ロード・オブ・ザ・リング」の成功は、本当に成功だったのでしょうか。

 僕は「ナルニア国物語」も「指輪物語」も子供の頃に原作を読んで、文章を読みながら自分の頭の中でその世界を想像し、風景を想像し、自分も主人公たちと冒険を共にしているような気持ちになり、わくわくしながら熱中したものです。

 しかし、正直言って映画版「ロード・オブ・ザ・リング」の3部作を観て、確かに面白かったし楽しめたし、映画としては申し分ない完成度だったとは思いましたが、子供の頃に原作を読んで味わったあの感動は、ほとんど感じられなかったですね。これは、単に「映画は原作を超えられない」という定説だけによるものなのでしょうか。

 ……やべ!このシリーズってヘラルドが配給してるんだった……。

 僕は映画好きですから、「E.T.」や「スターウォーズ(旧三部作)」、「インディ・ジョーンズ」や「バック・トゥ・ザ・フューチャー」などを観て、それは感動して胸を躍らせたものです。ですから、単に映像を追うだけの映画は文章を追って自分の頭の中で想像していく小説には敵わないと言うわけでもないと思うんですよね。さらに、原作がある作品を映画化した例でも、「マディソン郡の橋」や「ショー・シャンクの空に」は、原作を超えた傑作だと評され、実際その通りだと思いました。

 しかし、映画版「ロード・オブ・ザ・リング」は、もちろんCGも素晴らしかったですし、風景や映像も、そして演出もとても迫力があって良かったと思うのですが、子供の頃に味わった感動を味わえたのは、第一部の「旅の仲間」ぐらいでした。第二部、第三部はひたすら人間と魔物たちの壮絶な戦いばかりが延々と描かれ、しかもそれが子供の頃に思い描いたものと著しく違っていて、逆に物語に完全に入り込むことができなかったです。

 元々この「ロード・オブ・ザ・リング」を監督したピーター・ジャクソン監督はB級ホラーを作っていた監督で、「指輪物語」の熱狂的なファンで映画化を実現した人物。彼は原作の世界を彼なりに忠実に再現しようとして、実際それは成功したと思うのですが、やはり実写化されると今の時代ではCGや特殊メイクなどの技術が進化していて、魔物などもあまりにもリアルで壮絶で残忍に具現化されてしまい、もはや児童文学の枠を超えてしまったのではないかと思ってしまうわけです。監督がピーター・ジャクソンだけに、どうもスプラッター映画になってしまったような気がします。

 さて、映画版「ナルニア国物語」ですが、この映画は当然まだ観ていないのですが、こちらも何となく「ロード・オブ・ザ・リング」の二の舞になってしまうのではないかと危惧しています。しかも先に「ロード・オブ・ザ・リング」が出てしまっていますから、もろ二番煎じですからねえ。
 そもそも原作自体も、J・R・R・トールキンが1937年に発表した「指輪物語」の前身である「ホビットの冒険」の影響を強く受けた作品で、トールキンが創造したホビット、エルフ、ドワーフなどのいわゆる架空の亜人種に習って、ルイスもフォーン、ドリアード、ナイアード、セントールなどの亜人種を創造して「ナルニア国物語」に登場させますが、やはり“ファンタジーの父”トールキンの創造性には敵わず、現在世に出回っている様々なファンタジー作品にはエルフ、ドワーフといったトールキン版亜人種が登場しているわけです。

 物語や世界観はもちろん「ナルニア国物語」も「指輪物語」に負けない独創性と壮大なスケールに溢れた作品ですが、それが実写映画化された時点で、「ロード・オブ・ザ・リング」と大して変わらない印象になってしまうのが非常に心配でなりません。何せ物語は違えど、同じ“ファンタジー世界”という括りにしてしまえばそうなってしまうわけで、しかも人間と亜人種が共存する“剣と魔法が支配する時代”……なにかとだぶっちゃってるんですよねえこの2作品……。

 せめて「ナルニア国物語」は、「ロード・オブ・ザ・リング」と同じ実写映画という同じ土俵で、しかもこんなに早い時期に対抗しなくても、もう少し時期を待ってから、ディズニーかフィクサーあたりでアニメ映画として発表した方が、「ロード・オブ・ザ・リング」と差別化もできるし、よりファンタジー色が強く極彩色で夢のある作品になるのではないかと思います。

 ……まあ、まだ観てもいないので何とも言えないのですが……。

 映画と割り切って観ればいいのですが、好きな作品だけに心配です……。



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 ど根性大根はもういいだろ……
2006年02月03日(金)

【2006 Voice Rally Result】(Update:February7)
 Mako Hakkinenn(M-NEST.net/JPN)……… -4days


 兵庫県相生市で、アスファルト道を突き破って成長した大根が昨年夏に発見され、“ど根性”大根の「大ちゃん」と名付けられ、それがワイドショーやニュースなどで取り上げられて話題になり、「強い生命力に元気をもらった」と感動の輪が広がり、全国区の知名度となりました。

 ところが!その後11月中旬に何者かによって葉の付いた部分を折られて持ち去られ、それがまたワイドショーなどで取り上げられたのです。
 取材スタッフが現場周辺の聞き込みをして、「昨日までは元気な姿を見た」「きっと心ない人間が持ち去ったに違いない」「みんなかわいがっていたのにひどすぎる」「元に戻して欲しい」などという地元住人の声を紹介して大騒動に。みんなの人気者である大ちゃんを持ち去った者に対し、まるで人として許せないと言いたげに犯人扱い。

 しかし、その後すぐに大ちゃんは持ち去った人間か発見した人間によって元の場所に戻され、相生市で保護して水栽培したところ、昨年末には新しい葉が約15枚伸び、先月中旬にはつぼみも付け、開花が期待されるまでに見事な復活を果たしました。

 ところが、先月下旬に種を取るため元気付けようと土栽培に切り替えたところ、茎が細って頭部を垂らし始めてしまったのです!すぐに水栽培に戻して集中治療室に収容、小康状態になりましたが、元気な姿には戻らなかったそうです。

 危篤状態に陥った「大ちゃん」の看病を続けていた同市は2日、「自力再生を断念した」と発表し、茎と葉の分かれ目を切り取って培養することにしました。つまり、大ちゃんの“コピー大根”を作りたいと研究所に培養を依頼したのです。3日午前、大ちゃんを連れて行き、茎と葉の分かれ目部分を切り取り、ゼリー状の培養液につけて芽が伸びるのを待つといいます。市は「切り取った以外の部分を持ち帰り、保存できるか検討したい」としています。



 ……もうね、この一連の騒動がキモチワルイ……。



 大ちゃんネタはもういい加減引っ張りすぎだし、力尽きた大ちゃんのコピーを作って育てるという時点で、もうやりすぎです……。僕も初めて大ちゃんのニュースを見たときは「道路の脇に突然根を生やして、アスファルトを突き破って成長するなんて頼もしいなあ」などと思ったりしましたが、感心したのは最初のうちだけでしたね。

 まず、11月中旬に何者かによって持ち去られた時点で、ワイドショーの取り上げ方がまずキモチワルかったです。地元住民も持ち去った犯人のことをけちょんけちょんにけなして、まるで人ではないような言い様……。

 ……たかが大根でしょう……それも、別に食えるわけでもなし……。

 さらに、それが無事に戻ってきた後、市が保護して水栽培。まあ一応無事に戻ってきたわけですから、切り取られてしまったからといって捨ててしまったら、それこそ地元住民の反感を買うでしょうから、とりあえず元気になるよう処置をしたのは、まあいいでしょう。市役所としての面目もありますからな。

 しかし、自力再生させようと土栽培した直後に大ちゃんがしおれ始め……


 ……危篤状態て……

 ……集中治療室て……

 ……小康状態て……

 ……たかが大根でしょう……それも、別に食えるわけでもなし……。


 そして極めつけは、大ちゃんの復活は無理と判断した市が、苦肉の策として何と大ちゃんの複製を作ろうと、研究所に培養を依頼!

 ……もうね、ここまで来るとしらけますな……。

 ええやんか、「最善を尽くしましたが、残念ながら枯れてしまいました」で……。地元住民も納得してくれるでしょう。それで文句を言う人がいたら、それこそキモチワル過ぎます!なぜにわざわざ研究所に依頼して、無駄な摘出手術までおこなって複製を作ろうとするのだ……。

 ……たかが大根でしょう……それも、別に食えるわけでもなし……。

 相生市は、大ちゃんの種を守って、いったいどうしたいというのだ?

 ……というか、なぜ誰もキモチワルがらないんだろう……。



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 恒例!先月の月間エンピツランキング
2006年02月02日(木)

【2006 Voice Rally Result】(Update:February7)
 Mako Hakkinenn(M-NEST.net/JPN)……… -5days


 さて、2月に入ったということで、今月も行ってみましょう。先月の月間エンピツランキングの結果発表です。Voiceの先月1月の月間エンピツランキングは、81票を獲得して229位でした!ちなみに最も多くの票を獲得した記事は「メンテナンスでサイトの高速化を実現」でした。


 【歴代Voice月間エンピツランキング】
  2005年 9月…269位(106票)
  2005年10月…242位(112票)
  2005年11月…202位(118票)
  2005年12月…225位( 88票)
  2006年 1月…229位( 81票)
  ※約3000件中 ※赤字は最高記録

 やはり1月は相当更新が遅れていましたから、票数もチェック開始以来最少の81票に留まってしまいましたね。ただ、順位はそれほど下ではなかったんですよね。もちろん最高位からは27位も下なのですが、歴代最下位は269位でしたからね。きっと全体的に1月は投票数が少なかったのかもしれませんね。

 2月もすでに遅れていますが、何とか今月の中旬までには追いついて、以後はなるべくタイムリーにVoiceを書けるように頑張りたいと思います。



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 Dreamweaverをバージョンアップ
2006年02月01日(水)

【2006 Voice Rally Result】(Update:February7)
 Mako Hakkinenn(M-NEST.net/JPN)……… -6days


 「Dreamweaver」……夢を紡ぐ者……素敵な言葉ですねえ。実はこれ、プロ仕様のHTML制作ソフトの名前なんです。製造しているのは「Flash」と同じマクロメディアで、ホームページ制作の決定版ソフトです。

 通常ホームページとしてネット上に表示させるHTMLファイルは、HTMLタグと呼ばれる特殊な書式を使用して、それをテキストとして記述して構成していきます。BarなどのHTMLが許可されている掲示板などで、よく文字を大きくしたり太くしたり色を付けたり、あるいは画像を貼り込んだりリンクを貼り付けたりしたことがある方ならわかるかも知れませんが、あのような感じでページ上のテーブルの位置から文字の位置、大きさ、貼り付ける画像の指示などのあらゆる指示をHTMLタグで記述して、ホームページは作られているわけですね。ブラウザで適当にページを表示して、さらにそのソースを表示させると、そのページがどのようにHTMLタグで記述されて構成されているか、見ることができます。

 ただ、僕のようにタグがわからない人には、さっぱり意味不明です。


HTMLタグによって構成されたページ


 しかし、そんなタグがわからない僕でも簡単にHTMLファイルを作成できてしまうのが、「Dreamweaver」と呼ばれるソフトなのです。
 従来のHTMLファイル制作では、HTMLタグを手動で打ち込んでいかなければなりませんでしたが、このソフトでは「イラストレーター」などのレイアウトソフトのように、画面上に実際にテーブルやテキストを作成して、そこに直接画像などを貼り込んだり、リンクさせる指示をしたり、あるいは閲覧者がクリックしたりタイプ入力をしたりすることによって発生する様々なイベント(Javaスクリプト)などを設定することができるので、まさに感覚的にホームページのレイアウトを構築していくことができるというわけです。


Dreamweaverの作業画面


 このソフトは、ホームページの台紙となる画面上にテーブルや画像、テキストなどを配置してレイアウトしていくことで、自動的に裏でHTMLタグのソースが記述され、HTMLファイルが生成されていきます。もちろん細かい修正などはHTMLソース上でタグを書き換えたりすることもできます。
 つまり、HTMLを作成している段階でウェブブラウザで閲覧しているのと同じ状況で作業ができるわけですから、いちいちHTMLを作った後で一度ネット上にアップロードし、ブラウザでレイアウトなどを確認するなんてことも必要ないわけですね。

 さらに、このソフトには、出来上がったHTMLファイルをネット上にアップロードするためのFTP機能も搭載していて、ローカルサイト(パソコンのハードディスク上で構成されたサイト)とリモートサイト(インターネット上に構築されたサイト)をリンクさせることができるので、サイト管理やサイトの更新などもスムーズに行うことができます。


DreamweaverのFTP画面(左がネット上、右がディスク上)


 このソフトでは上のFTP画面の状態で、右側のディスク上のHTMLファイルをクリックすることでそのファイルを開くことができるので、ファイルを修正して、出来上がったらそのまま左側のネット上のエリアにドラッグするだけでアップロードできてしまうので、ページの修正と更新も非常に効率的に行うことができます。

 このように、HTMLにまったく疎い僕でも、Dreamweaverという優れた機能を備えたソフトを駆使して、当サイトは開設以来何度かリニューアルを経て現在のデザインに落ち着いたわけですが、今回、このソフトのバージョンをこれまで使っていた3から4にアップグレードしました。
 Dreamweaver3でも機能は充実していたのですが、4ではさらに操作性や処理速度、あるいはサイト内で一度使用した画像をストックしていつでも取り出せるイメージライブラリーが追加されたりと進化し、より効率よくホームページ制作を行うことができるようになりました。

 Dreamweaverは現在8までリリースされているのですが、いきなり3から8までアップグレードしてしまうと、あまりにも環境が変わりすぎて、マニュアルを見るのが面倒なのと、めちゃくちゃ高いHowto本を買わなくてはならなくなるので、とりあえず少しだけグレードを上げて慣らしていこうと思い、4にしました。8ではどこまで進化して、どんな機能が追加されているのかはまったくわかりませんが、とりあえず4でも充分必要な機能を果たしているので、今のところ問題はないです。

 今年の僕は、やる気です!今まで以上に積極的にサイトの更新を進めていき、より充実して皆様に楽しんでいただけるサイトを目指していきます。今後とも当サイトをよろしくお願いします。



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