Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 今年はイラストレーターを目指す!
2006年01月21日(土)

 イラストレーターと言ってもアドビ社のデザインソフトのことではありません。自慢じゃありませんが、アドビの「イラストレーター」は、もう仕事で何年も使っているので極めました。

 僕が目指すイラストレーターとは、そのまんまの意味で「イラストを描ける人」になると言うことです。これまで趣味では色々とイラストを描いてきましたが、今年はもっとデッサンやら色の塗り方やら人物や風景の描写、さらには機械や様々な物体の描写を勉強して、色の塗り方やバランス感覚、それに芸術的センスやディフォルメのセンスなどを身につけて、お仕事で成り立つようにしたいなあと考えています。

 もちろん現時点でも、極端な話をすれば自分が受けたデザインの仕事の中で、何かイラストやちょっとしたカットを入れたいなあと思ったときに、自分で描いてそれを使い採用されれば、ぶっちゃけイラスト代は別料金として請求できるので、いつでも仕事として成り立つと言えば成り立つんです。

 ただ、やはり僕がいつもデザインの仕事でイラストを依頼しているプロのイラストレーターの方と比べると、デッサンは狂ってるし色塗りは雑だし、人物や物は一部分しか描けないし、風景なんて美術の時間の写生でぐらいしか描いたことないし、実際描こうとすると全然描けないもんなんですよね。

 だから今年はもっと絵を勉強して、デザイナーやミュージシャンだけでなく、イラストレーターとしてもやっていけるように頑張ります。絵が上手くなって何でもそつなく描けるようになったら、「イラスト始めました」と仕事仲間にも知らせて、他のお客さんからもイラストの仕事がもらえるようにしたいです。

 で、とりあえずそれはさておき、仕事では使えないジャンルのイラストですが、最近「マツダイラ」のキャラクターを使って、「ペインター」というお絵かきソフトで色の塗り方などを練習しています。実際予定している「マツダイラ」のキャラクター紹介では色は付けない状態で公開する予定なので、とりあえずあくまで遊びで色々なキャラクターに色を付けて遊んでいます。
 ただ、ゆくゆくはペンタブレットを使う予定なのですが、今のところまだマウスしか使えないので、ほんとにただの試し書きで、鉛筆で描いたラフスケッチをスキャニングし、マウスで適当にペン入れをして、色もマウスで塗りました。とりあえず「色を付けるとこんなイメージになるのか」などと思いながら自己満足に浸っています。


鉛筆で書いた下書き


 本邦初公開!上の絵は「マツダイラ」に登場する松平慶喜というキャラクターです。その他の重要なキャラクターはまだ皆さんには公開できませんが、今回はこの慶喜君に色を付けたものを、皆様にご紹介しましょう。本来はカラーでは公開しませんので、Voiceだけでしか見られませんよ!ただし、しつこいようですがあくまで試し書きなので、ペン入れも色塗りもマウスで描いているので塗り方や線が雑です。


まずは下書きにペン入れ



色を付けたあとPhotoShopで加工


 本当はちゃんとペンタブレットを使って描いたものをお見せしたかったのですが、ま、とりあえず今回は試し書きで描いたものをお見せして、近々ちゃんとペンタブレットを使って描いたものを改めてお見せすることにしましょう。細筆に持ち替えるのがめんどくさくて、ほとんど太い筆だけで色を塗ったので、色がはみ出すはみ出す……。

 しかし、こんな絵がほんの数分で、パソコンで簡単に描けてしまうんですねえ。しかも水彩画なのに色は消しゴムできれいに消せるし、重ね塗りやにじみ、マスキングなども自由自在。画材も水彩画だけでなく、油絵からサインペン、リキッドオイルからクレヨン、色鉛筆、パステルと豊富。筆の種類も細筆、太筆、面相筆のみならず、刷毛状ブラシや粗筆まで揃っています。おまけに最高36回まで作業を取り消しして戻っていけるので、失敗しても全然平気です。

 そして何と言っても、実際に紙に描いているわけではないので、水彩画でいくら重ね塗りを繰り返しても紙が濡れてボロボロに毛羽立つこともないし、消しゴムだって何回かけてもまったく汚れることはありません。テーブルの上に様々な画材が散らかって、うっかり水をこぼしたり絵の具を服につけてしまったり何てこともないわけです。

 ……しかし、正直マウスで描くよりは実際の筆で描いた方が楽ですね……。

 ……早くペンタブが欲しい……。



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