Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 サッカー日本代表、奇跡の逆転勝利!
2004年07月31日(土)

 中国で行われているサッカーのアジアカップは今日、準々決勝2試合を行い、日本は1―1からPK戦の末ヨルダンを下し、準決勝進出を決めました。日本は前半11分、左サイドを破られて先制点を許しましたが、14分に中村のFKを相手GKがはじいたところに鈴木が詰めてゴールに押し込み同点としました。その後、双方とも決め手に欠き、延長戦となりましたが、それでも決着がつかずPK戦に。日本は1人目の中村と2人目の三都主が続けて外しましたが、ヨルダンは3人目まで成功。敗色濃厚となりました。しかし、ヨルダン4人目のシュートをGK川口のスーパーセーブでしのぎ、5人目で振り出しに戻し、結局、7人目の宮本が落ち着いて決めると、ヨルダン7人目が失敗し、劇的な勝利を収めました。

 重慶の熱帯夜にサッカー史上に残る奇跡が起こりましたね。アジア杯4強を決める120分の激闘の末に迎えたPK戦。俊輔、三都主がシュートミスを犯す0―2の圧倒的劣勢で、川口のスーパーセーブが光りました。反日感情の高まりからブーイングが鳴りやまない戦場で、川口は日本代表史上初のPKキッカー4人連続阻止の偉業を達成しました。それは運命の4本目からでした。MFシュブールの右足がボールを捕らえた瞬間、左に大きく跳び、伸ばした左手で必死にはじいたボールはバーを叩き外れました。5本目は相手のミスを誘いサドンデスに持ち込みます。しかし中沢が外し再び嫌なムードが流れます。そんな窮地にも6本目は4本目の神業を再現する横っ跳び。右手で捕らえた球体はバーを直撃。そして7本目、相手のシュートは右ポストを直撃。この瞬間に日本の劇的な勝利が決定しました。

 前代未聞の事件もありました。PK戦途中にエンド変更、主審の指示したゴール側はPKスポット付近の芝が半径1メートル範囲で足場がずれるほど荒れていたため、俊輔と三都主の名手が相次いでシュートを外してしまいました。その後主将のDF宮本のPK戦開始前からの抗議が通りサイドがチェンジされることになったわけですが、ここで明らかな不公平が起きましたねえ。後攻のヨルダン2人目のキッカーは状態良好なエンドで蹴ることになりましたからね。あれにはさすがに驚きました。両軍スタッフがベンチを飛び出す騒動に発展しましたが、守護神川口が見事にゴールを守り、奇跡を生みました。日本が再びアジアの盟主の座をつかむにはあと2つ勝たなければなりませんが、今日は本当に素晴らしい試合でした。




 ピアース・ブロスナン、ボンド役に終止符?
2004年07月30日(金)

 人気スパイ映画「007」シリーズの5代目ジェームズ・ボンド役を演じる俳優ピアース・ブロスナンがインタビューで、ジェームズ・ボンド役を演じることはもうないと語ったそうです。契約的な駆け引きのための発言との噂もありますが、本当だとすると、製作側は来年に公開予定の第21作目のボンドを決めなければならなくなります。「かかわった4作品のどれもが良い思い出だが、もう過去のことだ。これ以上ジェームズ・ボンドについて語ることはないよ」とブロスナンは言い切っているそうです。

 米誌エンターテインメント・ウィークリーのウェブサイトは27日、ブロスナンが「ジェームズ・ボンドの世界について言うべきことは全て言った。ボンドはもう1つの人生だが、もう終わったことだ」と語ったと伝えました。これを受けてMGMのマガーク副会長は記者団や金融アナリストらに対し、同社と007シリーズ関連の権利を保有するEON社が現在、21作目となる次作の準備段階にあるとコメント。脚本は既に完成、現在は監督の人選を進めており、配役はその後に検討する意向を明らかにしました。この手順は前作「ダイ・アナザー・デイ」と同じで、次回作は2005年11月公開を目指すといいます。

 ブロスナンのボンドは、彼の独特なハンサムガイなキャラクターと容姿が設定にマッチしていて、僕的にはピッタリの起用だと思っていたのですが、わずか4作品で降板ですか……。一体何があったのでしょうか。「007」シリーズといえばつい昨日、映画の中に登場する、最も素晴らしい車を決める投票で、1977年のボンド映画『007/私を愛したスパイ』に登場するロータス・エスプリが1位に選ばれたばかり。海中にも潜ることができるスパイのスーパーカーは、1980年代のテレビシリーズ「ナイトライダー」に登場するKITT(キット)、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で時空を超えるデロリアンを抜いて首位に輝いています。続く4位、5位には、「バットマン」のバットモービル、「ミニミニ大作戦」のミニクーパーがランクインしました。

 えー、話が逸れてしまいましたが、公開まであとわずか1年3ヶ月、製作期間まで含めると、一刻も早く次のボンド役を決めなくてはなりませんね。一体誰が6代目ボンドに選ばれるのでしょうか?歴代ボンドを見てみると、初代ボンドはご存じショーン・コネリーで、7作に主演。2代目はジョージ・レーゼンビーですが、彼は1969年の第6作目「女王陛下の007」のみの主演。3代目はロジャー・ムーア、彼はショーン・コネリーに並ぶ7作に主演しました。4代目はティモシー・ダルトンで、2作に主演しました。

 ジェームス・ボンドと言えばスポーツを好むダンディなプレイボーイで美食家。格闘術に優れ、車や銃の扱いに長けています。愛用の銃は、原作では、当初25口径ベレッタだったが、途中からワルサーPPKとなりました。特注の煙草を切らさないヘビースモーカーで、酒にはうるさく、「ステアせず、シェイクしたウォッカ・マティーニ」を愛飲します。こんな設定にピッタリマッチする俳優さんは、そう多くはないですね。僕が選ぶとしたら、そうですね、パッと思いつくのはジョージ・クルーニあたりでしょうか。皆さんは誰を選びますか?




 レアル・マドリード、市原と対戦
2004年07月29日(木)

 スペイン1部リーグに所属するスター軍団、レアル・マドリードがこの日夕、東京の国立競技場で、日本のJ1の市原と親善試合を行いました。試合では、日本でも人気の高いデビット・ベッカムをはじめ、ラウール、フィーゴ、ロベルト・カルロスなどの有力選手が大観衆の前でプレーし、レアル・マドリードが3ー1で市原を下しました。市原は前半6分、マルキーニョスが直接にFKを決めて先制しました。しかし徐々に地力を発揮したRマドリードは23分、ポルトガル代表のフィーゴの好パスからグティが同点ゴール。36分にはスペイン代表のラウルが勝ち越し、後半終了間際にも1点を加えました。

 僕は今日も1日夜遅くまで仕事だったので、この試合の結果はネットのニュースで知ったのですが、見たかったです。今日が試合日だったことも忘れていて、全くのノーマークでした。この試合の模様って、テレビで放送されたのでしょうか?CMとかしていたのでたぶんされていたとは思うのですが。……あー残念!ビデオに録画しておきたかった。結果は予想通りレアル・マドリードの快勝ですか、しかし市原も1点奪ったのはさすがですね。後半終了まで抑えきれば2−1だったわけですから、最後の最後で追加点を決められたとはいえ、結果だけ見る限りでは良い試合だったのではないでしょうか。

 僕はサッカーは全然詳しくないですが、レアル・マドリードはすぽるとなどで見ているので知っています。ベッカム、ラウール、フィーゴ、ロベルト・カルロス、それにジダンなどは、どの選手も2002年の日韓ワールドカップで覚えた数少ない選手たちで、その僕が知っている選手がこれほど多く1チームに在籍しているというのも珍しく、レアル・マドリードはミーハー的な感覚で見ていました。
そもそも僕は、サッカー自体日韓ワールドカップでのブームから興味を持ち始めた部類で、それ以前にはベッカムすら知りませんでしたから、サッカーファンから「サッカーを語るな」と言われてしまいそうで恐縮です。

ちなみにスポーツなどまったく興味のなかったうちの母も日韓ワールドカップにハマり、日本代表の稲本のことを「可愛い!」といって気に入っています。僕からしてみれば、テレビで放送されていたサッカーの日本代表戦を食い入るように見ていた母の姿に違和感を覚えましたが、母は「ヘディング」のことを「頭突き」と言っていました。また、「シュート」のことを「蹴り」と言っていました。間違いではないのだが……。




 また出張
2004年07月28日(水)

 今日も東京方面に出張に行ってきました。現在大きな仕事を抱えていまして、8月に入っても何度か東京へ行くことになりそうですが、東京出張となると数日間丸々潰れてしまうことになり、他の仕事を受けることができないのでちょっと心配しています。この仕事が最終的にどれぐらいの規模になるのかまだわかりませんが、新しい大口のクライアントさんなので、自分でやれるだけの全てのことをして、今度に繋げていきたいと思っています。

 ただ、正直この仕事は、他のスタッフは全て東京の方々で、僕1人だけが静岡から出張している形になっており、僕だけが全てを把握している部分も多く、8月に入ってからはお盆まで東京に行きっぱなしの状況になりそうです。そうなると宿泊先の手配などをしなくてはならなくなります。ビジネスホテルに滞在するとなると経費がかさんでしまうので、ウィークリーマンションを借りるという話も出ているのですが、作業の進行具合によってスケジュールが毎日のように変わっているので、正確な日程や予定が立てられず困っています。

 この仕事は今回から全てのプロジェクトチームを一新して始まったのですが、全体的にまだコミュニケーションのネットワークが確立されていないようで、しばらくはバタバタとあわただしい日々が続きそうです。今日も当初の予定時間から大幅に企画会議が長引いてしまい、何とか終電で静岡に帰ってくることができました。危うく終電に間に合わず、急遽宿を探す羽目になってしまうところでした……。




 中島らもさん急死
2004年07月27日(火)

●F1第11戦イギリスグランプリレポートをアップ

 16日未明に神戸市内で酒に酔って階段から転落し、同市内の病院に入院していた作家でミュージシャン、中島らもさんが26日午前8時16分に脳挫傷などのため亡くなりました。52歳でした。らもさんは昨年2月に大麻取締法違反容疑で逮捕され、5月に懲役10月、執行猶予3年の判決を受け、昨夏から活動を再開したばかりでした。

 らもさんは16日未明、神戸市内の飲食店から出る際、酒に酔って階段から転落。頭を強く打ったため意識不明の重体となり、同市内の病院で緊急手術を受けました。その後、ICU(集中治療室)からHCU(高度治療室)へ移り、一時、回復の兆しを見せたことから、事務所のホームページでも近日中に容体を発表するとしていましたが、26日朝に容体が急変。脳挫傷、外傷性脳内血腫のため帰らぬ人となりました。最後まで意識は戻らなかったそうです。

 らもさんは僕と同じ大阪芸術大学放送学科を卒業後、コピーライターのかたわら、劇団「リリパット・アーミー」を旗揚げし、テレビ番組の構成やラジオのパーソナリティー、エッセイスト、ミュージシャンとしても活躍していました。酒好きが高じてアルコール性肝炎で入院した経験を生かして書いた「今夜、すべてのバーで」が平成4年、吉川英治文学新人賞を受賞し、本格的に小説に取り組みました。また平成6年には「ガダラの豚」で日本推理作家協会賞を受賞しました。

 昨年2月に大麻取締法違反などで逮捕され、保釈された後、そう病の治療のため一時、入院したこともありました。初公判では、19歳から大麻の使用を始めたことが明らかになり、「国民の皆さま、妻や息子、それに家で飼っている犬や猫、遊んであげられなくて申し訳ない」と“らも節”も。昨年5月に懲役10月、執行猶予3月の判決を受けると、「大麻はピースフルなもの」「裁判官は85点」などとコメントし話題になりました。

 さらに、昨年7月には、エッセー「牢屋でやせるダイエット」のサイン会で両手に手錠をかけるパフォーマンスを見せ、「これからはアムステルダムでやります」と宣言。10月から音楽ライブ活動も再開させていました。
 今年6月には、新刊「異人伝」を出版。今月7日に大阪・アメリカ村で、10日に東京・新宿で行われたライブに出演したのが、ファンの前に見せた最後の姿となりました。ご冥福をお祈りいたします。




 「電子消費金未納分請求最終通知書」(詐欺)
2004年07月26日(月)

 先日、携帯もインターネットもしないうちの母宛に、「電子消費者契約通信未納利用料請求最終通達書」なるハガキが送られてきました。それも思いっきりインクジェット用はがき(再生紙)で……。全文は以下の通り。
 
 「この度ご通達いたしましたのは、貴様のご利用された「電子消費料金」について、ご契約会社および回収業者から委託を受けましたので大至急当局までご連絡ください。「電子消費者民法特例法」上、法務局認可通達書となっておりますので、連絡無きお客様についてはやむを得ず裁判所からの書類通達後、指定裁判所へ出廷となります。また判決後の措置と致しまして給与差し押さえ、動産物・不動産差し押さえ及び、財産差押えを強制執行させて頂きますゆえ執行官による「執行証書の交付」を承知して頂くようお願いすると同時に、政権譲渡証明書を一通郵送させて頂きますので承知の上ご返送ください。尚、書面での通知となりますのでプライバシー保護の為、請求金額・御支払い方法等は当局職員にご確認ください。以上を持ちまして最終通告とさせて頂きます。オオクラ債権回収機構」
 
 いきなり来て「最終」てあんた……。しかもこの業者の所在地は住所は品川区西大井なのに、なぜか消印は世田谷になってました。
 明らかに詐欺だとわかったので、試しに公衆電話からこのハガキに書かれた電話番号に電話をかけてみました。すると!「はい、もしもし」と女の人が電話に出ました。相手が社名を言わないので、「そちらはどちらになりますか?」と聞くと、ちょっと間をおいた後「オオクラ債権回収機構です」と答えました。「そちらから『電子消費者契約通信未納利用料請求最終通達書』と言うハガキが来たんだけど、どういうこと?」と僕。「ああ、それはですね、お客様に何らかの未納がありまして、その回収を当社が委託することになったんですね」と相手。「本当ですかあ?」と僕。「ええ、もちろんですよ」と相手。「詐欺でしょ?」と僕。すると相手は急に不快そうな声に変わり、「あのですね、そういった嫌がらせの電話をしてくる前に、まずご自分で事実の確認をなさってはいかがですか?」と開き直りやがった!

 「なんだその言いぐさは!詐欺のくせにもっともらしいこと言ってんじゃねえぞコラ!」とガラが悪くなる僕。演劇部だったのでこういう演技はお手のもの。すると相手は一瞬ひるむものの、負けじと「あなたがどう思われようと勝手ですが、あなたが痛い目に遭うことになりますよ」とシラを切る。そこで、「アンタじゃ話にならん、責任者を出せ!」とさらに脅してみる。すると相手は、「ただいま席を外しているのでお繋ぎすることはできません。とにかくまずご自分で事実関係をお確かめになってから改めてご連絡下さい」と再びマニュアルのような応対に変わる。だめだこりゃ……と思った僕は、「わかりました。じゃあ警察に持っていきますので」と言ってみる。すると相手は余裕綽々と「どうぞご自由に」と言って電話を切る!なんてムカツク女なんだコイツは!

 ちなみに、声色を変えてこのハガキの内容を信じた別の人間を装って再び電話をし、「請求金額の明細を知りたい」と言うと、「明細などに関しての書類はすでに東京高等裁判所に提出いたしましたので。裁判となると、最低でも月に1回出廷していただくことになります」と言われました。もう書類を提出してあるんかい!無茶いうなあ……。「裁判の取り下げは可能なんですよね?」と聞くと、「そのためにはお客様の意思表示として指定口座に41万円を振り込んでいただきます。その後、こちらで用意した弁護士と30分から1時間、電話でお話していただきます。その後、裁判取り下げの手続きをして、振り込んでいただいたお金をそのままお返しさせていただきます」……大金を用意させておいて、手続きは電話一本かい!

 えー皆さん、この手の「電子消費者契約通信未納利用料請求最終通達書」は詐欺です。僕の知り合いの中でも4人の家に全く同じ内容のハガキが届いたそうです。差出人は色々で、中には「法務省認可特殊法人 東京管財事務局」などといったもっともらしい名前で送られていたものもありました。仮に本当に何か未納があった場合は、まず電話や封書で支払いが済んでいませんといった連絡があるし、回収業者に委託するのであればまず委託しますというような通知が必ず来ます。ですから、皆さんのところに同じようなハガキが送られてきても、絶対にハガキに記載されている電話番号に連絡せず、まずは警察あるいは消費者相談センターなどに持っていって相談してくださいね。




 F1ドイツグランプリ
2004年07月25日(日)

 ミハエル・シューマッハが母国で今季11勝目、これに関しては予想通りといった感じでしたが、どうもしっくりこないレースでした。期待していたライコネンがミハエルと接近戦を繰り広げていて、勝負はこれからと言うときにウィングが外れるという恐ろしいアクシデントに見舞われ、あっけなくリタイヤしてしまうし、BARのバトンはいい走りを見せて2位表彰台を獲得するも、もう一方の佐藤琢磨は予選でも振るわず、決勝でもミスをして順位を落として8位止まり。クルサード4位とマクラーレン・メルセデスが速さを取り戻し、改良マシンMP4/19Bを投入したフランス以来3戦エンジントラブルがないのが、後半戦で期待できる要素にはなっていますが、もう誰もミハエルには到底追いつけないといった感じですね。

 ミハエルと同じマシンに乗るバリチェロにももう少し頑張って欲しいのですが(ミハエルのサポートをするのではなく、ミハエルに勝負を挑むという意味で)、もはやバリチェロはフェラーリがミハエルに勝つことを許さないから、レーサーとしてのモチベーションをすっかりなくしてしまっているんですね、12位ですからねえ。

 ほんと、ミハエルのコンビになるドライバーは不幸ですね。そしてフェラーリは残酷なチームです。あー、今シーズン圧倒的な強さでダブルタイトルを獲得したフェラーリが、「もうF1でするべきことはなくなった」とか何とか言って今季限りでF1から撤退してくれたら、F1はまた以前のように面白くなるのになあ。実際フェラーリは、もうF1でするべきことは何もないんじゃない?いやマジで……。




 FNS27時間テレビ
2004年07月24日(土)


●F1第10戦フランスグランプリレポートをアップ

 F1グランプリはすでに第12戦ドイツグランプリが開幕していますが、2戦前の第10戦フランスグランプリを何とかアップすることができました。今回はフェラーリの前代未聞の4ストップ作戦について分析してみました。

 さて、昨日の夜からFNSの27時間テレビが始まっていますが、何で今年はこんなに面白いんじゃ〜〜〜ッ!おかげでスカパーで見ていた予選中も気になってしょうがなかったです。それから、仕事場にはクーラーがないので、昨夜はクーラーのある自宅で仕事をしようと原稿を持ち帰ったのですが、単純作業だったのでテレビを見ながら作業していたのですが、27時間テレビが面白すぎて全然仕事に身が入りませんでした。F1レポートもフランスだけでなくイギリス分まで書き上げたかったのですが、今年の27時間テレビが豪華すぎて全然進まず、結局フランス分1本しかアップすることができませんでした……。

 今年は色々な芸人が総出演しているので、お笑い好きの僕にとってはたまらないッスよ。しかし、そんな芸人だらけの中で、やはり明石家さんまのトークはずば抜けていましたねえ。芸人たちがみんな大先輩のさんまに頭が上がらないというのもあるんでしょうが、それにしてもさんまのトークは面白い!というかウマい!やっぱさんまは天才ですわ。




 北海道で列車がヒグマと衝突
2004年07月23日(金)

 昨夜午後10時前、北海道南富良野町のJR根室線金山駅と東鹿越駅の区間で、1両編成の列車が体長2.5m、体重400kgのヒグマと衝突するという事故がありました。暗闇の中線路の上を歩いている黒いヒグマを見つけた運転士は、慌てて緊急ブレーキをかけて列車を停めようとしましたが間に合わず、ドシーンという大きな音と共にヒグマは列車の下に巻き込まれ、停車した列車の5メートル後方で死んでいたというものです。

 僕はこのニュースをスカパーの「ニュースバード」で見ていたのですが、画面に現場の地図が映し出され、事故のあった地点が可愛いクマのマークで表示されていたのを見て、そこはかとなくヒグマに感情移入してしまいました。ヒグマがひかれた地点を、そんな可愛いアイコンで表示するな〜〜〜ッ!可愛そうになってしまうじゃないか!バッテンでええやんかバッテンで!
 しかしその後、実際の現場とヒグマの死体が映し出され、目を見開いたまま絶命しているヒグマの顔と、長く鋭い爪が伸びた大きな手を見たときに、その恐ろしさで可愛そうだという気持ちは一瞬にして消え失せてしまいました。

 事故を起こした列車は2人の乗客と共にその場でしばらく足止めを食っていたのですが、5時間後に救助に来た機関車に牽引されて、近くの駅に辿り着いたそうです。1両編成とはいえ、乗客が2人て……のどかやなあ。




 狙われる日本選手団
2004年07月22日(木)

 日本五輪選手団が狙われています。8月13日に開幕を迎える2004アテネ五輪は、イラク戦争後初の大会で、ギリシャ公安当局は史上最大の警備体制を敷いています。米英などイラク多国籍軍に加盟する各国は、前代未聞の銃器携行で自前の警備を展開していますが、危険度NO.2の日本選手団は丸裸状態。「アル・カイーダ」など国際テロ組織には、最小のリスクで最大の効果を引き出す絶好の標的となっているそうです。

 ギリシャ政府は23日までに、米と英、イスラエル選手団の警備担当者に、銃器携行を特例で認めたそうです。米国は警備担当者やCIA以外にも、FBI係官を現地に約100人派遣するらしい。イスラエルは、72年のミュンヘン五輪でパレスチナ・ゲリラに選手団宿舎が襲われ、11人が殺害される事件が起きて以来、開催国と「暗黙の了解」で自前の警備が認められてきました。イスラエルに加えて今回、米英が認められた背景には、ギリシャ警備当局のリストで、テロの標的になる度合いが、4段階のうち「最高の危険度」に位置付けられたためだそうです。しかし、「反米感情に加え、親イスラムの意識が強いギリシャで、3国に特例を認めたことで、逆にテロを誘発する要因が増えた」との見方も強いようです。

 イラク戦争に関与した国ほど危険度は高い。日本はロシア、イタリア、スペイン、デンマークとともに「2番目の危険度」にランクされています。アル・カイーダでラディンの右腕としてテロ活動を指揮するヨルダン人、ザルカウィ容疑者がウェブサイト上で、「イラクから自衛隊を撤退させなければ、攻撃する」と警告したばかり。警告声明は「これは日本政府に向けたものだ。撤退する以外に助かる道はない。そうでなければ米国やその他の国と同じ運命をたどる」と、テロ攻撃を示唆しています。これまでに多国籍軍参加各国の中で、アル・カイーダのテロ攻撃を受けていないのは、日本やオーストラリアなど数カ国だけ。不気味な沈黙は何を物語っているのでしょうか。日本五輪選手団を狙ったテロは、限りなく現実に近づいています。




 驚愕!Makoの雨男は遺伝!
2004年07月21日(水)

 今日は曇り空だったのですが、夕方実家へ行くと、うちの母が集めたポイントを持って、すぐ近所のセブンイレブンへ「アライグマラスカル」のお皿と交換してもらってくると言って家を出たのですが、玄関から出るか出ないかというときになって急に遠くの方から雷鳴が聞こえ、母が実家のマンションの出口から出た頃になって雨が降り出してきました。母は雨が降るのを予想して傘を持って出たのですが、そのうち雨が土砂降りになり、雷もすぐ近くで轟くようになりました。

 「お袋大丈夫かいな」と思いマンションの4階のベランダから下の道を見下ろしていると、しばらくして向こうの方から箱入りの「アライグマラスカル」のお皿(5枚目)を大事そうに抱えながら、傘を差してこちらに歩いてくる母が見えてきました。雨はますます勢いを増し、母はマンションの近くまで来るとあまりの雨の勢いに「キャッ!キャッ!キャ〜ッ!」と奇声を上げながら走り出してきました。

 母が何とか無事に家に辿り着いて数分もしないうちに、雨は小雨になり、そのうちピタリと止んでしまい、ご丁寧にその後太陽まで顔を出しました。しばらくして僕が再びベランダに出て下の道を見下ろすと、すでにアスファルトは乾ききっていましたとさ。

 オレの雨男は母親からの遺伝だったのか〜〜ッ!僕はこの衝撃の事実をレポートにまとめて、近々学会に発表してみようと思っています。それにしても、やれやれ……遺伝じゃしょうがねえよなあ……。




 夏の豚汁
2004年07月20日(火)

 暑いでんなあ。埼玉では40℃を超え、東京でも39℃、観測史上初となるこの暑さ、僕が上京した昨日でなくて本当に良かったと思います。うちの父は「オレらが子供の頃は30℃超えただけでニュースになったものだが、最近は35℃でやっとニュースになるぐらいだからなあ」とぼやいていました。20年後には東京の夏の平均最高気温が40℃になってしまうとか。地球温暖化現象とヒートアイランド現象が相まって、東京はどんどん住みにくくなってきそうですね。

 こんなに暑い日は、鍋だ!豚汁だ!人参、ごぼう、細ネギ、そして豚肉をフリーズドライにしてあったので、味噌で煮込んで砂糖と醤油をほんの一差し、それにみりんを入れて豚汁を作りました。うちのキッチンにはクーラーの冷気が届かず、火を使うのでクソ暑い中で作った豚汁、食べたときも、美味しかったですが、暑かったです。




 再び出張
2004年07月19日(月)

 今日は東京方面に出張に行ってきました。昨日「ドラゴンヘッド」で崩壊した東京の姿を見ていただけあって、新幹線の窓から見る高層ビルの風景は何だかタイムリーで「嵐の前の静けさ」的な不思議な感じがしました。
まあそれはさておき、。東京駅は何度行っても慣れません。人が多くて違う流れに飲み込まれてしまうとそのまま別の電車に乗ってしまいそうで怖いです。かといって立ち止まろうとすると自分が流れを二手に分けてしまうことになって邪魔になるし。とにかく流れの中で自分がどの方向に進むべきか即座に判断して進んでいくしかないんですよ。

 あと、困るのが帰りですね。新幹線の乗り換え口に向かおうとするのですが、東北新幹線と東海道新幹線と2つの新幹線があるので、その違いがわかりにくいんですよね。うっかり東北方面に行ってしまうところだったっぺ。無事に東海道新幹線の改札に辿り着いても、静岡駅の新幹線の改札口だったら、ちゃんと次に来る新幹線はどこ行きで、途中の停車駅はどことどこ、といった感じでわかりやすい表示になっているのですが、東京駅の表示は途中の停車駅がわからないので、急いで新幹線に乗ろうとしているときはこの列車に乗っていいのかどうかというのがわかりにくいです。それを調べているうちにちょうど静岡で停まるひかりを乗り過ごしてしまい、次の静岡行きまで1時間足止めを食ったりしたこともありました。

 今日は東京での打ち合わせが長引いてしまい、しかも宿泊する予定ではなかったので、時間的に終電間近だったこともあり、かなり焦ってしまいました。ホームに上がったらちょうど停車していた列車が静岡に停まるひかりで、発車3分前でした。いやあ、無事に帰れて良かった。




 WOWOWで「ドラゴンヘッド」を観る
2004年07月18日(日)

 「ドラゴンヘッド」は望月峯太郎原作の漫画を実写化したもので、妻夫木聡、SAYAKA主演のパニック映画です。コミックスは非常に面白かったのですが、友達に借りたもので、しかも当時まだ完結していなかったので、劇場版はとても気になっていたんですよね。
でも邦画と言うことで意味もなく映画館に足を運ぶのをためらっているうちに公開が終了してしまい、ビデオレンタル屋でも何度か見かけはしたのですが、他にも観たい映画がいっぱいあるので、なかなか観る機会に恵まれませんでした。今日はちょうどWOWOWを付けたら始まったばかりだったので、ちょうどいいやと思って見始めて、結局最後まで観てしまいました。

 ストーリーを簡単に説明しますと、修学旅行帰りの高校生青木テル(妻夫木聡)を乗せた新幹線は原因不明の事故に遭遇し、静岡のトンネル内に閉じこめられてしまいます。車体は無惨に壊れ乗客のクラスメートが全員即死した中、テルの他に同級生の瀬戸アコ(SAYAKA)と高橋ノブオ(山田孝之)だけが奇跡的に生き残ります。3人は救助を待つものの、ノブオは暗闇の恐怖に飲み込まれ、狂気に走ってしまいます。一方、テルとアコは襲いかかる闇の恐怖から逃れ、トンネルから脱出しますが、地上で二人を待っていたのは白い灰が降る荒廃しきった大地でした。一体何が起こったのか?天変地異なのか?核爆弾なのか?タイムスリップなのか?絶望と希望が交錯しながら、2人は東京を目指します。そして地上で生き残っていた狂気溢れる脱走自衛官・仁村(藤木直人)や暴徒と化した人々、龍頭(りゅうず)と呼ばれる謎の存在が2人の前に現れます。世界は本当に終わってしまったのか?……という内容。

 もちろん荒廃した都心や街の風景などはCGだと思うのですが、以前観た「CASSHARN/キャシャーン」よりもよっぽどリアルに作られていて、THXも真っ青のクオリティの高い出来映えでした。灰に埋もれてしまったローソン看板、無惨に朽ち果ててしまった東京都心部など、一部ではセットも組まれているとは思うのですが、テレビで見る限り非常にリアリティがあり、その恐ろしい光景を見ているだけでもゾクゾクと鳥肌が立ってしまいました。

 妻夫木君とSAYAKAの演技はとりあえずおいておき、狂気に走る高橋ノブオ役をあの!「ちゅらさん」のヒロインの弟役、ドラマ版「ウォーターボーズ」、「ファイヤーボーイズ」で知られる熱血青年山田孝之君がやっていたのは驚きでしたよ。しかも原作の漫画通りのメイクを施し、あの熱い演技で狂気に満ちた役を演じていて、今までの彼の「熱血」キャラとは全く違う一面を見せてくれてかなり新鮮でした。一番存在感のある役だったような気がします。主役の青木テル(妻夫木聡)は、原作と比べてかなり情けない役でした。瀬戸アコ役も、SAYAKAではかなりイメージが違ってしまって、あまり原作の清純さが感じられなかったのはなぜでしょう。いやいや、でも意外に楽しめた映画でしたよ。




 「スパイダーマン2」を観る
2004年07月17日(土)

 実際には観たのは今日ではないのですが、「スパイダーマン2」を映画館で観てきました。前作も映画館で観たのですが、今回の「2」は7月9日〜11日までの全米興行収入で4600万ドルを売り上げ2週連続で首位となり、公開以来の総興行収入は早くも3億ドルを超えているだけあって、前作以上に面白い作品でした。ハリウッド映画好き、そして男の子ですからヒーロー物好きの僕としては、主演のトビー・マグワイアが好きだということもあり前作もかなり楽しめましたが、その前作のエンディングが次を予感させる終わり方になっていたので続編はかなり期待していました。通常続編は1作目と比べて新鮮味にかけてしまい劣ってしまうことが多いのですが、「スパイダーマン2」はそんな心配を見事に払拭している素晴らしい出来でした。

 おすぎはヒロインのメリー・ジェーン役のキルスティン・ダンストを観て「何であんなのがヒロインなのよッ!キーッ!」と言っていたようですが、僕はキルスティン・ダンスト、好きですねえ!海外の女性映画スターではフェイ・ウォンとミラ・ジョヴォヴィッチ、あとはジョディ・フォスターなどが好きですが、それと同じくらい好きですね。ルノワールの描く貴婦人の様なちょっと崇高に見える笑みがたまらなくいいですね。

 主演のトビー・マグワイアは「サイダーハウスルール」、そして「シービスケット」でも知られていますが、持病の腰痛を「シービスケット」の乗馬で悪化させたため、あわやスパイダーマンを降板!?と囁かれていたそうです。一時はルックスが似ているジェイク・ギレンホール(「遠い空のむこうに」「ドニー・ダーコ」)が代役を務めるとの噂があったものの、無事に主役の座を守り抜いたらしいです。本人は「降板というのは全くの噂で、パート2のアクションが前作より激しいものになりそうだから、最初にスクリーンテストをしようという話が、大きくなっちゃっただけ。でも今回は前作よりも慣れたぶん、アクションは楽にできたくらいだよ」と余裕のコメント。

 ちなみに代役候補ジェイクは、キルスティンの現在の恋人です。この件に関してキルスティンは、「スパイダーマンはトビーの当たり役」と断ってから、「でもジェイクが演じていたら、メリー・ジェーンとのシーンでは何か違うスパークがあったかも」と意味深な発言。このことからもジェイク=スパイダーマン説は、実際に浮上していた話なのかもしれませんね。

 手のひらから出る蜘蛛の糸を使って自由にビルとビルの間を飛び回る、そして壁という壁を自由に登り降りできる、いいですねえ、ああいう「スーパーマン」的な爽快感!僕も少しの間だけでいいからあんな風に飛び回ってみたいものです。いえ、ほんとに少しの間だけでいいんですけどね。




 今、 アメリカも熱い!
2004年07月16日(金)


●F1第9戦アメリカグランプリレポートをアップ

 F1グランプリはすでに第11戦イギリスグランプリまで終了していますが、今回はようやく佐藤琢磨(BAR・ホンダ)が日本人として史上2人目、1993年鈴鹿での鈴木亜久里以来12年ぶりの3位表彰台を獲得した第9戦アメリカグランプリのレポートをアップいたしました。予告通り1回目のセーフティーカーが引っ込んだ後の再スタート時のミハエルの追い抜き疑惑を再検証しています。今更?と思われるかもしれませんが、一応ちゃんとした根拠を元に書いておりますので、興味のある方は読んでみて下さい。というか、是非読んで下さい。

 さて……あとはフランスとイギリスか……。そうこうしているうちに、来週末にはもう次のドイツグランプリが始まってしまうんですよね、うう!早く何とかしなければ!でも来週ってめっちゃ忙しいんだよねえ僕……。




 今、ふかが熱い!
2004年07月15日(木)

 BarM−NESTの隠れキャラとなりつつある(というかすでになっている)ふかさんですが、彼の運営しているサイト「GalleryFuKa」は密かに笑えます。現在は更新は止まっていると言いながら時々覗くと密かに更新していたりします。現在サイトは一言日記のみとなっているのですが、このたった一言の中にセンスを感じてしまいます。ちょっとブラックだったりシュールだったり、ふかさん独特の簡潔な表現力には頭が下がります。特に日常の理不尽な体験を一言で鮮烈に言い表してしまうところに光る才能を感じますね。

 しかし楽でいいよな〜。たぶん何かネタが思いついて、しかもそれを表現する抜群の一言が思いついたときだけ書いているんだろうなあ。僕もVoiceを書き始めた頃はそれほど量も多く書いていなかったのですが、日に日に文章量が増えていった気がします。近々ふかさんに直々にリンクのお伺いを立てるつもりですが、とりあえず今のところまだ許可を頂いておりませんので、興味のある方は「Link」→「@じろちゃん」→「リンク」→「GalleryFuKa」の順序で覗いてみてくださいね。みんなで覗いてふかさんに更新のプレッシャーをかけよう!




 i-Book入院
2004年07月14日(水)

 実は僕は自宅ではeMacとi−Bookの2台、仕事場ではPowerMacG4の3台のMacを使っているのですが、そのうちの一台、ノート型のi−Bookが全く動かなくなってしまいました。起動ボタンを押しても全く反応せず、電源すら入らなくなってしまったのです。
 実はその症状が出たのは先々週の話で、その後1度だけ何事もなかったかのように起動したのですが、直ったと思ってそのままハードディスクのバックアップを取らずにいたら、その次の時には再び電源が入らなくなりました。

 パソコンショップに持っていっても原因が分からず、当然アップル社に送って修理を依頼することになったのですが、i−Bookが不在になってしまうというのは、仕事でもプライベートでも非常に痛手です。持ち歩けるので仕事ではお客さんのところに持っていって直接画面を見てもらい、その場でファイルをいじってミーティングができるし、プライベートではしゃれた喫茶店などでコーヒーを飲みながら執筆作業ができたりしましたからねえ。

 さらに、YahooメッセンジャーがなぜかeMacとG4では起動できず、i−BookだけがYahooメッセンジャーを立ち上げることができるのでメッセンジャー専用機としても使っていたのですが、i−Bookが不在になってしまったのでYahooメッセンジャーもできなくなってしまいました。

 バッテリーを外してACアダプターだけで起動しようとしても電源が入らないのでバッテリーが原因ではないようです。あとはハードディスクか基盤が損傷している可能性があるわけですが、いずれにしてもハードディスクの初期化は免れないでしょうから、中に入っているデータは全て消えてしまうことになるでしょう。まあそれはバックアップを取らなかった自分が悪いので自業自得ですが、何とか無事に直って帰ってきて欲しいと願っています。




 F1イギリスGPで数名が違反?
2004年07月13日(火)

 決勝レース終盤の50周目、ジョーダンのパンターノがカウルの一部を吹き飛ばすアクシデントが発生しましたが、このときにダブル・イエローが提示されていたにもかかわらず、ジャン・カルロ・フィジケラ(ザウバー・ペトロナス)がスロー走行をせずに通過していた可能性があるようです。ダブル・イエローは「いつでも止まれる速さまで減速せよ」という意味で、オーバーテイクも禁止されています。なお、ダブル・イエロー区間ではフィジケラ以外にもミハエル・シューマッハとバリチェロのフェラーリ2台、ライコネン(マクラーレン・メルセデス)、バトン(BAR・ホンダ)らが減速無視を行ったとみられていますが、レース・スチュワードからはレース終了後に何らアクションは起こされていません。

 通常こういったドライバーの違反に対しては速やかに審議が行われてペナルティの決定と通知がなされますが、なぜペナルティはおろか、審議中の表示すら出されなかったのでしょうか?これってミハエルとバリチェロの2台のフェラーリも減速無視していたからなんじゃないでしょうか?仮にフェラーリではバリチェロだけが減速無視をしていたとすれば、もしかしたら対象となるドライバー全員にペナルティが出されていたかもしれません。しかし、ミハエルも減速無視をしていたことから、対象となるドライバーにペナルティの指示を出せばミハエルにもペナルティが科せられることになり、スチュワード側はFIAやフェラーリの圧力を恐れて何もアクションを起こさなかったのではないでしょうか?

 いずれにしても、ミハエルも減速無視をしてくれたことでバリチェロ、フィジケラ、ライコネン、バトンにもペナルティが出されることがなく、ライコネンは今季初の2位表彰台、バリチェロは3位、バトン4位、そしてフィジケラは何とザウバーで最後尾スタートから6位入賞を果たすことができました。今回は一緒に減速無視をしてくれたミハエルに感謝と言ったところでしょうかね。

 もしミハエルを含む対象者全員にペナルティが出されていたら、トップ5台が仲良くピットレーンを通過していくという、とても面白い光景が見られたことでしょうね。そして最終結果は大きく変わっていたことでしょう。




 参議院選挙
2004年07月12日(月)

 皆さん、昨日は参議院選挙の投票行きましたか?僕は自宅から歩いて50mほどのところにある公民館が投票所になっているのでそこで投票してきました。

 昨日はどのチャンネルも選挙一色だったわけですが、結果は民主「50」自民「49」でした。第20回参院選は今朝開票作業が終了し、比例代表を含めて212議席が確定しました。自民党は勝敗ラインの51議席を割る49議席にとどまり、公明党と合わせた与党でも改選過半数の61に届きませんでした。民主党は50議席を獲得して「改選第一党」となったほか、得票総数でも自民党を上回り、二大政党政治の流れを加速させました。一方、小泉純一郎首相と公明党の神崎武法代表は今日の午後、首相官邸で会談。連立体制の維持を確認したが、51議席を割ったことで首相の求心力が低下し、自民党内で郵政民営化などに対する慎重論が強まることも予想されます。

 国政選挙のたびごとに感心するのは、投票結果には「神の見えざる手」が働くことですね。民主50、自民49という数字は「絶妙」という形容詞以外見当たりませんね。自民が民主に一議席差で敗北した事実は、年金や自衛隊の多国籍軍参加など重要な政治課題で、説明不足や驕りが目立った小泉純一郎首相の政治手法に厳しい反省を迫ったことにほかならないでしょう。その一方、6年前の参院選で当時の橋本龍太郎首相に退陣を決断をさせた「44議席」はクリアさせ、極端な政局の流動化も望まない民意もまた数字で示されました。
 今後、小泉首相が衆院解散・総選挙を決断しない限り、国政選挙は次期参院選が予定される3年後の平成19年までありません。というよりも、民主党に追い風が吹いている現状では衆院解散は怖くてできないのが現実でしょう。自公政権は有権者から「執行猶予3年」の判決を下されたといっていいですね。

 今回勝利した民主党も、所属議員の安全保障や憲法問題に関する意見がバラバラで、「統合力」はまだついていません。年金問題を具体的にどうするかという「政策力」もこれから試されます。各党は次期衆院選までの「執行猶予」期間中にどのような答えを出すか。戦いはすでに始まっています。




 琢磨のエンジニアは来なかった!
2004年07月11日(日)

 あ〜、そう、そういうことだったんですか。なるほどねえ。イギリス決勝当日となる今日、サーキットへ向かう途中にBARのスタッフを乗せた車が事故に遭遇したそうで、この車には琢磨のマシンセッティングを担当するジョック・クレアなどの主要エンジニアが同乗していたのだそうです。

 チーム側の発表によれば、現時点では問題なく歩行は出来ているものの、念のために病院へと行ったということです。このためクレアはサーキットに来ることができず、琢磨のエンジニアは別の人が担当したのだそうですが、ドライバーとエンジニアとの関係はあうんの信頼関係が重要ですからねえ。これまでずっと琢磨と共にマシンセッティングを手がけてきたクレアがいないとなると、きっとまともなセッティングに仕上げることは困難だったのでしょう。結果琢磨は得意なはずのイギリスで、11位という成績に終わりました。

 今回のレースではライコネンが久々に2位表彰台に登りはしましたが、結局最後はミハエルですか。はあ、これでミハエルは今季早くも10勝を挙げて100ポイント、終わってみれば、やっぱりつまらないレースでしたね。見応えがあったのは最後尾からスタートしたザウバーのフィジケラですね。最終的にクルサードを抑えて6位フィニッシュ!遅いマシンでもきっちりと結果を残すという意味では、現役ドライバーではミハエル以上に優秀なドライバーでしょう。彼がイタリア人でなければ、きっとフェラーリに行ってミハエルを打ち負かしてくれたことでしょう。ドライバーとしての実力はミハエル以上という声も高いですからね。彼の素晴らしい才能がこのまま埋もれているのは、もう見たくないですね。どうして才能のあるドライバーが活躍できないんでしょうかねえ今のF1は……。




 来たぞライコネン!ポールポジション!
2004年07月10日(土)

 よっしゃあ!ライコネン久々のポールポジション!よくやったぞライコネン!しかもミハエル・シューマッハはバリチェロ、バトンの後ろ4番手!これはひょっとするとライコネンが優勝してしまうんじゃないか?やっぱりマクラーレンが上位に上がって来るというのはいいことですね。シーズン開幕前はウィリアムズと並んで打倒フェラーリの筆頭と言われていましたからねえ。ウィリアムズの方もこのところマクラーレン以上の不調が続いていますから、タイトル獲得は無理だとしても、少しでもミハエルとフェラーリのタイトル獲得を先延ばしにさせて欲しいものですね。早々にタイトルが決まってしまった後のグランプリほど虚しいものはありませんからね。

 それはそうと、佐藤琢磨は一体どうしてしまったのでしょうか?このイギリスではもっといい走りが出きるだろうと期待していたのに、予選が終わってみれば9番手スタートですか。かろうじてトップテンには入っていますが、ちょっとこの位置から追い上げるのは厳しいような気がします。タンクが重いのか?うーん、琢磨の初優勝はおろか、表彰台獲得も怪しくなってきてしまいましたね。あれだけこのシルバーストーンでは好調だった琢磨に、一体何が起こったというのでしょうか。見たところセッティングが全く煮詰まっていないような印象を受けるのですが……。

 1回目の予選では、2回目の予選の途中で雨が降るかもしれないと言う情報が流れて、各チーム少しでも前の出走順で2回目の予選を走ろうとわざとペースを落とすという暴挙に出ていましたが、前代未聞ですね。ミハエル・シューマッハなんか白々しくスピンを演じていかにも「うっかりやっちまった!」みたいな感じでしたね。まあCSでは「ファンをバカにしています」と言っていましたが、悪いのはFIAですからね。そもそも2回目の予選の出走順を決めるためだけの予選なんて必要ないんですよ。それに、こういうこともありうるということは予想できたことですからねえ。僕がチームオーナーだったとしても、ファンをバカにしていると言われようと同じような指示をドライバーに出していますよ。ま、珍しい光景だったのでいいのではないでしょうか。




 ニュー・マクラーレン、速ッ!
2004年07月09日(金)

 今シーズンはここまで危機的な不調にあえいでいたマクラーレン・メルセデスですが、前戦フランスから投入されたMP−4/19の改良型、MP−4/19Bがなかなかの走りを見せているようですね!エンジンはこれまでと同じエンジンを積んでいると言われていますが、フランスでも2台が完走しているし、インターバルでのテストでもいいタイムを出しているようですし、マクラーレンが得意とするイギリスグランプリでは期待できそうですね。
 しかも今日のフリー走行では午前、午後の両セッションでキミ・ライコネンがトップタイムをマーク!いや〜久しぶりにライコネンがトップに来ると、やっぱり僕は銀組なんだなあと実感しますね。まあドライバーで言えば今シーズンはライコネンよりも琢磨を応援しているわけですが、マシンで言えばやっぱりハッキネンが長年乗っていたマクラーレンの活躍を期待してしまいます。

 そういえば話は全然変わりますが、ミハエルファンの中には、ミハエルがベネトンの在籍していた当時はベネトンファンで、ミハエルがフェラーリに移籍したことでフェラーリファンになった人も多いと思いますが、そういう人たちはミハエルが引退した後もフェラーリファンのままなのでしょうかねえ。元々フェラーリファンの人はミハエルが引退しようが関係ないと思いますが。僕的にはミハエルにはこのまま現役を続行してもらって、フェラーリにF1から撤退してもらうのが一番F1のためにはいいと思うんですけどね。

 えーと、話が逸れてしまいましたが、ライコネン、何だか今回は期待できそうですね。あんまり気合い入れすぎてまたレース中にエンジンブローなんてことにならないようにして欲しいものですね。頼むよメルセデス!




 今週末は琢磨Xデー?
2004年07月08日(木)

 先月末から今月初めのVoiceでも触れましたが、今週末に行われるF1第11戦イギリスグランプリは、琢磨にとってはXデーになるかもしれません。残念ながら予選方式は現行通り決勝レースの燃料を搭載しての1発予選方式ではありますが、琢磨と言えばイギリスF3チャンピオン、オフシーズンやインターバルでのテストでもシルバーストーンでは好調な走りを見せていましたので、琢磨が今シーズン優勝する可能性があるのはズバリ!F1第11戦イギリスグランプリであるといえるでしょう!

 BarM−NESTでおこなった「QUESTION」のアンケート調査では、13人中10人の人が「琢磨は今シーズン優勝できる」と答えています。この結果には希望的観測も含まれていると思いますが、いずれにしても琢磨が優勝できるチャンスは2回、イギリスグランプリと日本グランプリであると思っています。
 日本グランプリは2001年にジョーダン・ホンダで5位入賞を果たし、昨年もビルヌーヴの代役として急遽参戦が決まった中で、ミハエル・シューマッハを見事に抑えて6位入賞を果たしましたから、おそらく琢磨が優勝するとすればその可能性が最も高いグランプリだと言えるでしょう。そしてその次に可能性が高いグランプリが、イギリスグランプリですね。

 今シーズンはミハエル・シューマッハが例年にも増して圧倒的な強さを誇っているので、このミハエルを攻略しない限り琢磨の優勝はあり得ないわけですが、イギリスグランプリに関しては、ミハエルはそれほど得意なサーキットではないんですよね。いえ、どこが得意じゃないのかといわれてもよくわかりませんが、数字的に見てもミハエルは、イギリスでは1998年と2002年の2回しか勝っていないのです。しかも予選に至っては、ミハエルは2001年に1回しかポールポジションを獲得していません。つまり、今年好調のBAR・ホンダで琢磨がミハエルよりも前のグリッドを得られれば、琢磨にも優勝のチャンスが巡ってくるかもしれないと言うわけですね。

 仮に優勝は無理であるにしても、琢磨にとっては走り慣れた第2のホームグランプリとも言えるシルバーストーン、今週末は久々に面白いレースが見られそうな気がします!あ〜早く来ないかな〜週末!




 Makoの「異議ありッ!」(ミハエル編)
2004年07月07日(水)

 さあ今日は、多くの人々が疑問に思っているけど口に出しては言えないであろう「パンドラの箱」を開けてみよう!全世界でも、また日本国内においても、F1ドライバーの中で誰が一番好きかと聞かれたときに、最も多くの名前が挙がるのは間違いなくミハエル・シューマッハでしょう。何と言ってもF1の歴代記録をことごとく塗り替え続けている史上最高のドライバーですからね。その強さはデビュー14年目の現在においても衰えることなく、今もなおグランプリで猛威を振るっていますから、その人気の高さも頷けます。では、具体的にミハエル・シューマッハのどこがいいのでしょうか?

「強いから」。うんうん、これは当然そうでしょう。特にここ数年はライバルらしいライバルもいなくなってしまい、毎戦毎戦一人勝ち状態が続いていますからね、やはり強いドライバーが好きというのは至極当然のことでしょう。

「フェラーリが好きだから」。なるほど、これももっともな意見ですね。フェラーリと言えば男女問わず憧れのスーパーカー、「男なら一度はフェラーリ」と言われているぐらい世界的人気を誇っているステータスのようなものですから、そのフェラーリに乗って勝ちまくるミハエル・シューマッハの姿は、フェラーリファンにはたまらないものがあるでしょうね。

「手段を選ばないから」。まあ、最近はミハエルもだいぶクリーンになってきましたが(と言うよりもミハエルが手を汚さずともフェラーリが暴挙に出たりするし)、かつては94年最終戦アデレードでヒルに故意にぶつけて初タイトルをかっさらっていき、97年も最終戦へレスでビルヌーヴに対してそれをやろうとしたら見事に失敗し、しかもその時はちゃっかりとそのぶつける様が映像に撮されており動かぬ証拠を押さえられ、その年の全ポイントを剥奪されてしまったりしましたからねえ。ミハエルファンの中ではマイノリティな意見ではあると思いますが、そういうよく言えば勝利への貪欲さ、悪く言えばダーティな部分が逆に魅力だというのも一理ありますね。

「イケメンだから」…………異議ありッ!裁判長!異議ありッ!ジェンソン・バトンがイケメンだというのはわかる。ライコネンやハイドフェルド、はたまたフィジケラやアーバインがイケメンだというのもわかる。しか〜し!ミハエル・シューマッハって、イケメンかあ?むか〜しどこかの女性スポーツキャスターが「巨人の桑田さんステキ〜!」と言っていたのも理解に苦しみましたが、それと同じくらい理解できません。ミハエルより弟のラルフの方がよっぽどイケメンだと思うのだが……。現役ドライバーで単純に見た目だけでランクを付けるとすれば、ミハエルってかなり中間のあたりだと思うのだが。それこそ今シーズンのスターティンググリッドで言えば、ザウバーとかジャガーあたり?

 ……あ、そうかあ。つまりは、あれだな。「強いやつはかっこよく見える」ってやつですね。なるほど、そういうことか。メジャーリーグで活躍しているゴジラ松井が男前に見えるのと一緒ですね。ミハエルが強くなかったら、誰もミハエルのことをイケメンだとは思わなかっただろうに……。以上です、裁判長。




 ラルフ・シューマッハ、トヨタへ移籍!
2004年07月06日(火)

 いや〜ビックリしましたねえ。F1、ウィリアムズ・BMWのラルフ・シューマッハが来シーズンはトヨタに移籍ですか。まあ前々からそんな噂は出ていたのですが、僕的にはなんだかんだ言って結局来シーズンもウィリアムズに残留と思っていたのですが、まさか本当にトヨタに移籍してしまうとはねえ。
 これでラルフは今後再びトップチームに返り咲かない限り、ワールドチャンピオンになる可能性は限りなくゼロに近くなったと言わざるを得ませんね。まあ予算だけはフェラーリ並みと言われているトヨタですから、来シーズンはマイク・ガスコインのデザインしたマシンで開発の方向性を軌道修正し、今年のBAR・ホンダ並みの大躍進を遂げたとすれば、今後もう1勝ぐらいはできるかもしれませんが、いずれにしても兄弟チャンピオン誕生という偉業は成し遂げられることはなさそうですね。

 そうなると、来シーズンのウィリアムズのドライバーラインアップは大いに気になるところですね。何せウィリアムズは今シーズンの開幕前にすでにモントーヤのマクラーレン入りも決定していましたから、レギュラードライバーが2人とも移籍するわけですからねえ。にわかにストーブリーグが活発になってきそうですね。

 ウィリアムズのシートを巡っては、2001年に引退したミカ・ハッキネンや昨シーズンBARを離脱したジャック・ビルヌーヴの名前も挙がっていますが、まあこの2人のチャンピオン経験者がウィリアムズに乗ってミハエル・シューマッハに再び挑むというのはとても魅力的な話ですが、たぶん実現することはないでしょうね。やはり来季は、僕が予想したようにマーク・ウェバーとアンソニー・デビッドソンあたりが有力なのではないでしょうか?ウィリアムズの来季ラインナップに関しては、そのうちQUESTIONでもアンケートを取りたいと思っていますので、その時は皆様ご協力をお願いいたします。




 出張帰りの雨男
2004年07月05日(月)

 実は出張で某日より埼玉県の上尾というところに行っていました。今日の終電で帰ってきたのですが、僕が新幹線を降りて駅から歩き始めてしばらくしたところで、突然激しい豪雨と雷に襲われ、とても中途半端な場所で立ち往生してしまう羽目になりました。傘は持っていたのですが、傘を差して歩くにはとても無理な状況で、仕方がないので近くのマンションの屋根のあるところに避難して雨宿りをしました。しかし、一向に雨は弱まることなく、1時間近くもその場で立ちつくしていました。

 その後運良く空車のタクシーが通りかかったのでそれに乗り、ワンメーターで家まで着いたのですが、タクシーを降りてアパートの階段を上り、自分の部屋の前で家の鍵を開ける頃になって、急に外の雨音が聞こえなくなりました。まさかと思い廊下の窓を開けて外を見てみると、何とあれほど激しい量の雨が降って僕の行く手を阻んでいたというのに、僕が家に着いた途端ちゃっかり雨が上がってしまったのです。信じられん!あの無駄にした1時間近くは何だったのだ!




 つまらんレースだった
2004年07月04日(日)

 ミハエル・シューマッハ9勝目、しかも今回は4ピット作戦での勝利ですか。もはや普通に戦っては余裕で勝ってしまうので、ちょっとギャンブルでもして少しでもレースを面白くしようと考えたのでしょうかね。しかも今回は佐藤琢磨が早々にリタイヤしてしまいましたので、その時点でレースへの興味は薄れてしまいました。いやはや、FIAはフェラーリを強くしすぎてしまったようですね。今年のF1を本当に楽しんでいるのは、フェラーリファンだけでしょうねえ。全くもって今回もつまらないレースでしたね。

 そうそう、F1レポートですが、まだアメリカグランプリの分をアップしていませんが、現在ミハエル・シューマッハのセーフティーカー後の再スタートでの疑惑に関してまとめているところです。え?あのことはもう済んだ話じゃないのかって?ミハエルの潔白はすでに証明されているんじゃないのかって?バカ言っちゃいけませんよアナタ、僕がそんな単純に引き下がるわけがないでしょう。ま、ミハエルが再スタート時に前に出ていたのかいなかったのかというのはこの際どうでもいいんですよ。問題なのは、FIAの隠蔽工作ですね。ま、そのうちアップしますので、楽しみに待っていて下さい。




 今後の更新予定など
2004年07月03日(土)

 先月から設置したアンケート掲示板「QUESTION」ですが、だいぶデータが増えてきたようです。「【M−NEST】好きなコーナーは?」というアンケートでは、今のところ「マツダイラ」が最も人気があるようですね。「マツダイラ」は他のコーナーと比べて写真が一枚もなく、しかも相当量の文字だけで羅列されているので、割と敬遠されがちなコーナーなのかなと思っていたのですが、意外な結果でしたね。僕としては「それマコ」がトップになると思っていましたが、「それマコ」は2番人気でしたか。重複投稿可能とはいえ、Voiceに7票も入っているというのも意外でした。

 「【マツダイラ】最も好きなキャラは?」では、こちらは予想通りマキシ・レッドフォードが1番人気だったようですねえ。まあレッドフォードは今のところ最も登場回数が多いですからね、活躍する機会も多く、人気が高いのも頷ける気がします。今後の展開によってこのランキングがどう変動していくかが見物ですね。おそらく第2部では、松平、神宮、カッズ・クーン、それにハイド・ボーンあたりに票が動いていくのではないかと期待しています。特にハイド・ボーン博士に関してはどのキャラクターにも属さない独特の雰囲気がありますから、「それマコ」でいうところのフランク国王のような癒し系(?)路線で描いていくことになると思います。ご期待下さい。

 「マツダイラ」の最新作は現在執筆が遅れていますが、おそらく皆さんの期待にお応えできる、いい出来映えになると思います。見所はやはりF1グランプリ最終戦オーストラリアグランプリですね。当時はアデレードでグランプリが行われていたのですが、新たな世代のチャンピオンが誕生します。またマツダイラF1も大きな動きがあります。

 「それマコ」もそろそろ新作をアップしたいと考えております。今度の新作では、新しい年を迎えた各国の情勢特集をお送りいたします。連載時にお読み下さっていた方はご存じかもしれませんが、「それマコ」の一番人気、フランク・ウィリアムズ国王がきっと皆様を笑わせてくれることでしょう。

 また、今月中に新たなコーナーを立ち上げる予定です。こちらはリニューアルする前の旧M−NESTで公開していたもので、その頃のM−NESTは非公開のサイトだったのでご存じの方はほとんどいらっしゃらないかと思いますが、僕の大学時代の驚くべきエピソードを集めた「南河内伝説」をPRIVATEのページに公開します。お楽しみに。




 琢磨ポールポジションの可能性が……
2004年07月02日(金)

(昨日の続き)

 6月29、30日付のVoiceで、イギリスグランプリからの新予選方式導入が破棄されたという記事を書きましたが、僕は個人的にこの決定は大いに残念でした。なぜなら、もしイギリスグランプリから新しい予選方式が導入されていたとしたら、空のタンクでアタックでき、しかもアタックのチャンスが何度かあるので、イギリスグランプリの舞台シルバーストーンサーキットでコースレコードを持っている佐藤琢磨が、日本人初のポールポジションを獲得する可能性が非常に高いと思っていたからです。

 僕の予想では、今シーズン、琢磨が唯一ポールポジションあるいは優勝できる可能性があるのは、新予選方式が導入されるイギリスグランプリしかないと考えていました。しかしイギリスグランプリ以降も現行の予選方式が継続されることになり、その可能性は大きく下がってしまったと言わざるを得ません。もちろん琢磨はコースレコードホルダーですし、マシン的にもシルバーストーンは非常に相性がいいと思われるので依然として琢磨のポールポジションあるいは優勝の可能性は残されているわけですが……そういうときに限って何かしらミスやトラブルが出てしまうんですよねえ……。ワンチャンスしかない現状ではちょっとしたミスが命取りとなりますが、新予選方式なら1回ぐらいミスっても次挽回したら何とかなるかなと思っていたんですけどね。

 ……いやいや、しかしそれでもイギリス、何とか琢磨には2度目の表彰台に上がってもらいたいものですね。期待しています。……え?その前に今週末フランスグランプリがあるだろって?……フランスは、間違いなくシューマッハでしょう。




 Makoが提案する予選方式
2004年07月01日(木)

(昨日の続き)

 それではどんな予選が理想なのか、僕なりに提案してみたいと思います。題して!今日の題名の通り!
 まず予選は金曜日と土曜日の2回のセッションに分けて、それぞれ現行と同様1台ずつ順番に1発勝負のアタックを行います。ここまでは日程以外は現行の予選方式と同じですが、僕の案では、1回目の予選も2回目の予選も決勝でのスターティンググリッドに影響します。つまり2回のアタックで速い方のタイムが予選タイムとなるわけです。

 出走の順番は1回目も2回目も前戦での決勝結果順で出走します。つまり、コースが汚れている早い時期に出走する上位のマシンは不利な状況になるわけですが、それは前戦でいい結果を残しているのでハンディキャップを背負う、という考え方ですね。下位に行くほどコースコンディションが良くなっていくというのは、下位チームにとっては願ってもないことでしょう。それぐらいのハンディは与えてあげないとね。
 そしてもちろん予選終了後の燃料補給やセッティング変更は可能!つまり各マシンは予選バージョンのセッティングで予選アタックに臨み、全車空タンクでのタイムアタックができるというわけです。

 どうですか?この案でしたら全ての問題が一気に解決するとは思いませんか?各セッション一発勝負という点でワンミスが許されないという緊張感はそのままに、それでもセッション自体は2回あるので失敗してももう1チャンスある。そして2回ともスターティンググリッドに影響するので、おそらくほとんどのマシンはどちらのセッションでも本気でアタックをすることでしょう。土曜日に焦点を絞ったとしても、土曜日に突然天候が悪化する可能性だってあるわけですからね。1台ずつのアタックというのは変わりませんから、下位チームにとってもテレビに映る機会が減ることはなく、さらに全車クリアラップでのアタックが可能です。そして順番が決まっているのでセッション中の空白の時間もありません。何といっても予選専用のマシンでアタックができるわけですから、「最速決定戦」という予選本来の意味合いは失われないことになりますね。

 さらに、本気の一発勝負が2回あるわけですから、予選はかつてのようにさらにドラマチックな展開になるでしょう。例えば金曜日の1回目のアタックでミハエル・シューマッハが驚異的なタイムを出して暫定トップに立っても、他のライバルチームは土曜日に、そのミハエルのタイムに挑むチャンスが与えられるわけです。当然ライバル達はどうやってそのミハエルの驚異的なタイムに挑もうかと対策を練ってくるでしょうし、ミハエルはミハエルでさらにタイムを縮めようとするでしょう。予選を金曜と土曜に分けたのは、1回目のアタックでの結果を踏まえた、2回目のアタックのための準備期間を与えるという意味合いも持っています。ですからライバルチームは金曜日の時点で暫定トップタイムをターゲットとし、金曜日のセッション終了後、そして土曜日の午前中でじっくりとセッティングを煮詰めていけるというわけです。いかがでしょうか?もしこの案に関してのご意見がありましたらBarにお寄せ下さい。

(さらにつづく)


≪過去 未来≫ 初日 最新 目次 MAIL HOME


My追加