まみいの日記
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2004年10月27日(水)

今年は暑い夏だった。
それが急に涼しくなったと思ったら もう朝晩は寒いくらいだ。
Tシャツからセーターへ季節は変わり 「綿シャツで 気軽く抜けるような秋空の下を散歩する・・」というのどかな雰囲気は今年は望めそうも無い。

23日におこった新潟を震源とする地震は 日がたつに連れそのあまりにも大きい被害の様子に慄然とする思いだ。
様々な人生がこの一瞬に交差して その後それまでの生き方を簡単に変えてしまう恐ろしさ。
何事にも永遠がないということを まざまざと示されたようだ。

今日も新潟で震度5という余震があって ここ千葉でも震度3と報道された。
私はその時ATM機でお金を下ろしている真っ最中!
揺れてる揺れてる〜〜と分かってはいたが 出て来るお札を受け取らねば明日からの生活費に困窮する。
焦りながらも しっかりお札を握り締めて狭い空間を出たのだが 隣で機械に向かっている奥さんは なにやら考え込んでて 地震があったのにも気づかない様子だ。
幸い地震は収まってきていたので声をかけずに出て来たが もしもの時はお札を握り締めながら崩れ落ちた壁の下敷きになっていた・・なんていうのは やっぱりごめんだ。
いろいろな状況を考えていた方が良いということかと 久しぶりの秋晴れの下自転車を走らせた。


2004年10月24日(日) 地震

昨日の6時前にゆらゆらと地震が始まった。
それは舟に乗っていると感じるような揺れで 夕飯の準備をしていた私は 慌ててガスを消したが まだ揺れているのかいないのか 判断がつきかねる揺れがまだ続いていた。
そして数分数十分後にも 揺れた。
新潟で起きた大きな地震が 新潟を中心にして日本を揺らした瞬間だった。
TVで新聞で見るにつけその被害は大きく 道路の寸断によって陸の孤島になってしまった被災地の不安・いらだちは増すばかりだ。

今年の異常な暑さ・台風の何回もの来襲・そして今度の地震・・・・。
今後にも繋がる大きな不安を感じる。


2004年10月21日(木) またまた台風来襲!そのたびに太る?

今年日本に上陸したのはもう10個目になるとか・・。
前回膝まで水につかった私のうちのまわりは 今回はもう早くから車を子供の広場に避難させていた。
うちだけは まだ帰ってこない家人を迎えに行くため 家の前で待機している。
私は気が気でなく こんな時なんだから みな早く帰ってくればいいのに・・・と
空を仰ぐ。

一番初めに帰っって来た三女を迎えに行くと 最寄駅の階段の下は 早くも雨が溜まって くつがびしょびしょになったという。
駅前のロータリーは 迎えの車でごった返していた。
まだ帰っていない次女と主人とを案じていると 程なく主人からは駅についたので迎えにきてほしいとの連絡が 次女からは友達を待っているので遅くなるという連絡が入った。
こんな時に遅くなるとは何事!?と 折り返しメールで 何が何でも早く帰っていらっしゃいといれると ゴーイングマイウェーの次女は濡れて帰るから平気 なんて こちらの神経を逆なでするような返事を返す。
まったく親の心子知らずとはこの事だわ!!
それでも台風は前回ほどではなく 千葉を離れていった。

どうも私は台風やら地震やらくると 非常食を作りたくなってしまう。
おにぎりを握ったり カレーを煮たり 挙句は空きペットボトルに非常用の水を入れはじめる。
だから こんな時の夕食はいつも支離滅裂だ。
カレーに味噌汁。鮭の焼いたのに鳥のから揚げ ・・。
見た目もミスマッチな献立だ。
おまけにたくさん作るから これから何日も付き合わなくてはならない。
何回も台風が来襲した今年は一週間に一回はこの献立というのも 台風以上にとは言わないが ある意味怖い物なのかもしれない。


2004年10月17日(日) 狭いながらも楽しい辛い庭仕事。

日曜日は朝8:30から「趣味の園芸」の放送がある。
掃除洗濯をしながら見ている。
本当は金曜日の「Q&A」視聴者の疑問に答えてくれる番組の方も見たいのだが 在宅訪問の仕事が重なって 見る事が出来ない。
ビデオにとっても 積んでおく事になって結局は見ないで溜まる一方だ。
少したつと 季節が違ってきてしまう。
こういう情報番組は一期一会。 その時その時の疑問にたちどころに答えてくれるから へぇ〜と思いながら身につくもののようだ。

番組が終ってから 気持ち良く晴れた空気に誘われて庭に出てみると 台風やら秋の長雨やらで すっかり傷んでしまった我が家の花たちだ。
洗濯物を干し終えて 早速秋冬に向けて花壇の整理整頓に励んだ。
珍しい花は無い。
私の好きな花を集めてみたら いつのまにか庭一杯に咲き 季節ごとにその世話に追われているといったところだ。

TVでイングリッシュガ-デンを紹介していた番組があったが まずその広大な敷地に驚いた。
それぞれ特徴をもった一区切りを部屋に見立てていたのも面白かった。
引退後の楽しみにガーデン作りをしている御夫婦は 2人だけで水を引き土地を耕し図面を書き 理想の庭作りを目指していて素敵だった。

私の家の猫の額のような狭い庭でも 季節毎の手入れはなかなかに大変なものだ。
あの広い土地を・・と思っただけで 気が遠くなる。
一度踏み入れたら底なし沼のように抜け出す事が出来なくなるガーデニングという趣味。
もう首までつかっているくせに 体力がもつかしらと及び腰でいる。


2004年10月16日(土) 久しぶりの広報委員

三女の高校の広報委員として 年に3回の広報誌を編集している。
2学期に入って今年2号の編集が今日から始まった。
久しぶりに会う仲間も相変わらず元気で 顔をあわせるなり それまでのブランクを埋めるかのように話し始める。

台風来襲で 流れてしまった体育祭をのせるはずだった紙面を どう埋めるかで頭が一杯だった私は 静寂さにふと顔を上げると それぞれ学年毎に集まって 割り当てられた紙面作りに精を出しているみなの顔があった。

思えば3年前 何も分からなかった私たちは必死で たった一面のことなのに どう編集したらよいか困惑しっぱなしだった。
なんとか終えることが出来た時は 本当にほっとしたものだ。
その後の2年半 いろいろ失敗もあったが 教えられる事も多く 実り多かったといってよいこの仕事も後少しでお別れだと思うと 時のたつ早さにびっくりする。
そして又 なんだかしんみりもするが 残された2学期・3学期の広報誌作りに全力を尽くそうと思う。

それにしても・・・私は溜息を付いた。
丸々一面をどうやって埋めようか? 


2004年10月14日(木) 車買い替え

今使っている車は1000ccで コンパクトなところが気に入っている。
混雑している間をすいすいと走り 仕事でも使っているが もう6年目になると自分の手や足のように一体化している。
ブレーキの効きが甘いのが難点だが 慣れてしまうときゅっと止まらないのがかえって優しい感じに運転できるから不思議だ。

ところが 免許を取ったばかりの次女が  近くの曲がり角でブレーキとアクセルとわからなくなって 踏み込んでアクセルだったらぶつかる!!・・という恐怖感にかられて 身動きできなくなり 時速2kmくらいのはやさで角の駐車場のブロックにぶつかった。
ブロックは鋭角のところでそれ自体は何のダメージもなかったが 車が壊れた。

よく働いてくれたのに惜しい事をした。
それでも今手持ち不用意のこともあって 修理してだましだまし使っていたが
オイルは漏れる。 エンジンのかかりがおかしい。
今までの走りができなくなってしまった。

決心してPCで調べた中古屋さんに何軒か行って キューブに買い換える事にした。
今度は軽自動車にしたかったが 私が探していた車種は人気車で在庫がなく もたもたしていると 今の乗っている車の車検がきてしまう11月にはいってしまうので
目をつむった。

色もシルバーでごくごく普通の何の変哲のないものだ。
1300ccになるが ブレーキは効きすぎてがくがくするし 路面のでこぼこをみんな拾って揺れる〜〜
座席が高く乗り降りがスムーズなことが 唯一の利点か?
ま 住めば都ともいうし 乗れば愛車になるかもね。


2004年10月10日(日) 大きかった台風

今年は 日本上陸して各地に大きな被害を出していく台風が多かった。
昨日は22号が静岡県に上陸して そのまま関東地方南部を通り過ぎていった。
早くから TVの天気予報で注意するように言われていたから 植木などは避難させ
雨戸も締め切って もしかして・・のためにろうそく・マッチも手元において用意は万全だった。
こんな時に主人が仕事の打ち上げといって出かけていったのが 唯一の心配といえた。
しかし 午後6時頃から風の音は尋常でなく 雨足も激しさを増した。
大丈夫かしらとガラス窓から外をのぞいた私は 仰天した。
道が水で溢れている。
近くの川が溢れてしまったらしい。
大急ぎで身支度を整えると 私は車を避難させようと外に出た。
長靴も役に立たず 膝まで水に浸かりながら さしているのか分からないような傘にしがみつき やっとのことで裏の駐車スペースまでたどり着いた。

ドアをあけると あともうすこしで水が入ってきそうな水位だ。
やっとのことで前の子供広場に車を止めると ばしゃばしゃと水を掻き分け掻き分けうちに帰ったときには 全身ずぶぬれになった。

来たのも早かったが 通り過ぎるのも早かった。
7時半から風も雨も嘘のように静まった。
8時になって帰ってきた主人は あの喧騒はまるで知らずにずっとホテルで飲み食いしていたという。
なんだか急に腹立たしくなった。


2004年10月08日(金) Japan Open

きょうは テニスの仲間と 有明で行われているJapan Openを見に行った。
今年は日本の第一人者杉山愛ちゃんは欠場だし ウィンブルドンでいい成績を収めたホープの浅越しのぶさんは一回戦で 苦手とするタナスガーン選手に敗れてしまって ほとんどの日本選手は敗退していた。
それでもこの例年にない人手の多さは シャラポワ選手の人気のせいだ。
ひところはテニス選手に美人はいないといわれた。
それがここ数年は ロシアのとっても可愛い娘さん達が 男子も顔負けのテニスを披露して鮮やかに勝ってゆく。
美しいし強いしで 世の男性を魅了しているらしい。

外のコートで練習しているシャラポワ選手を一目見ようと たくさんの男性ファンが手に手に携帯TELをかざして追いかけている。
今回は棄権する選手も多く 試合内容は今ひとつだった。
でも雨模様の天候でさえ シャラポワ人気には勝てなかったようで 入場者数は例年になく多い数字となって 関係者を喜ばせたようだ。

なんか違ってる気もするけれど ・・・。
でもテニス放送時間が他のスポーツ放送より断然少ない今の日本の事情を思えば このシャラポワ効果は それを覆す為の格好の宣伝効果なのだろう。
果たして連日ワイドショウで取り上げられていたが 私としてはスポーツ番組として取り上げてもらいたかった。


2004年10月07日(木) 地震は忘れた頃にやってくる。

昨夜遅くもう新しい日付になろうという頃 地震があった。
もう深夜で あたりは静さに満ちており 私はダイニングテーブルに座ってHPの手直しをしながら 早く寝なくちゃと焦っていた。
遠くからゴーというような音とともに かすかな揺れを感じた。
そしてかなりの大きさの地震が来た。
とうとう くるくるといわれて久しい東海沖地震が来たのだと 私はテーブルの下にもぐりこもうとした。
食器棚を揺らし 照明を揺らし 長かったような短かったような時間が過ぎた。
私の住む千葉県のお隣茨城県が震源地だったようで 震度も5弱とTVで放送していた。
玄関脇のチェア-下に押し込んである救急袋は もう何年前のものだろう?
かんぱんや水は消費期限がきてしまっていることだろう。
油断大敵! 早速点検することにしよう。
飛び起きてきた三女とともに 不安な気持ちのまま布団にもぐりこんだ。


2004年10月04日(月) 寒い!

ついこの間まで 暑い暑いと扇風機が放せなかったのに 今日のこの寒さは
なんだろう?
外はばらばらと音を立てて雨が降っている。
夏の間は水遣りが欠かせなかった庭の花もこのところすっかり水も滴る・・・で
私は仕事に行く前のせわしなかった時間を少々もてあましている。
昨日あたりから 香りだした金木犀が可哀想だ・・・。

今週は半ばまで雨だそうだ。
天気予報で晴れと雨の境といわれた7日の日に 私は有明までテニス観戦に行く予定だ。
三女の入試など心に引っかかるものがあって どこにも出かけなかった。
出かけられなかった毎日だった。
これから大手を振って出かけることができる。
マチス展やら浜名湖花博やら鎌倉やら 私を呼んでいる催しはたくさんある。
秋が終わり本格的に寒くなるまでに どれだけ行ける事だろう?

それにしても寒いこと!
7日の日に行くまでに風邪をひかないように気をつけなくては・・。


2004年10月01日(金) おれおれ詐欺

今更・・なのか〜 
昨日の朝早く(7:30AM)にTELがなった。
「もしもし」という私に相手の娘は
「おかあさん おかあさん ○○(次女の名)」と 訳のわからないことを言うばかりだ。
妙に甲高い声で 私にはこんな声の娘はいないわ。でも娘さんが困っているならと
「どちらさまですか? 番号お間違えではありませんか?」と私にしては親切に問い掛けてやった。
こんな忙しい時間の妙なTELは さっさと切ってしまうところだ。

すると やにわに男の声で
「○○さんのお宅ですよね。 ○○ちゃんのおかあさんですか?」と畳み掛けるように言う。
大体自分の名も先に告げずに話すTELは碌なことがない。そんな事を考えている私に
「実は今○○ちゃんと一緒にいるのですが・・」
私は はは〜んと 実に丁寧に答えてやった。
「そのこなら今うちにおりますけれど??」
TELはぷつんと切れた。

その後起きてきた○○ちゃんも 主人も もっと何を言うか聞いてからにすればよかったのに・・なんて無責任に言う。
おれおれ詐欺も 「事故を起こして今警察につれてきたが示談にしてやるからお金を至急振り込め」と偽警官がかけてきたり 実にいろいろなバリエーションがあるらしい。
私もそんな情報は耳に入っていたし示談は保険会社の仕事というくらいの知恵は持ち合わせていたし 何より 男と一緒という娘が目の前にいたのだから ひっかかりはしなかったが とうとううちにもかかってきたかと思うと もし次にも不審なTELがかかってきたら今度はどう対処しようかとテグスネヲひいて いえ 不安な面持ちで答えを考えたりしている。  


まみい