まみいの日記
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2003年03月29日(土) 雨の朝

最近頑張って手をかけてるビオラが 朝の雨に気持ちよさそうに 濡れている。
手をかければかけただけ 花は私を楽しませてくれる。
毎朝 新聞を取りに行って花の様子を見るのがうれしい。
時間があれば座り込んでハナガラつみやら 水遣りやら こたを遊ばせながらお日様を浴びて ああしあわせ!と このままこの日が終らなければいいのにと思う。

父は相変わらずの状態で 入院からそろそろ4ヶ月目にはいる。
きのうは 父の弟・叔父夫婦が揃ってお見舞いにきてくださった。
この叔父夫婦の事を私は大好きで その穏やかな生活ぶりは以前と変わることなく いつも二人揃ってお出かけするのも 変わらないことのようだ。
三人目のお子さんは ダウン症で生まれてきて これまでにはどんなご苦労があったことか。
それをなんの衒いも見せずに 当たり前の事として落ち着いた様子でいつも話していたことに 尊敬の思いさえあった。
父が倒れた時も 母を気遣って 今までお見舞いの話はされなかったが 「暖かくなってきたので そろそろお顔を見せていただこうと思って・・」とTELがあったそうだ。

私も母も連日の変わりない父の様子に 良くなるようにと願いつづけてきたのが 挫けそうになることもあるこのごろだった。
ちょうどそんな時の叔父夫婦の励ましに 母も元気を取り戻し 私も及ばないまでも 叔父夫婦のようにあるがままを受け入れ 今あることの大事さを大切にしたいと お帰りになる二人を見送りながら 思った。


2003年03月24日(月) 癒し系

最近は年度末のこともあってか 忙しい!
単なる睡眠不足のせいか 花粉症対策のお薬が効いているのか 春眠なのか分からないが 自分のHPをチラッと見るなり 寝てしまう毎日だ。
こたは そんな私が布団に入ると 自分の寝場所からわざわざやってきて 私の腕枕で寝る。
しかししばらくすると また 元の寝場所に戻っていくのだ。
ん??
もしかして 私がこたを寝かせつけているのではなくて こたが私を寝かせつけているつもりなのか??


2003年03月16日(日) ある予感

うちの近くに車の中古屋さんがあって 私の今乗ってる1000ccの車はそこで買った。
その前のも その又前のも・・。
私の車の御用達だ。

しゃきしゃきした女の方が私の担当だが きっと彼女はそれを後悔していると思う。
私はいわゆる衝突事故とか 電信柱に突っ込んでいったりとかはしないが 夜運転していて 後輪をニ回前輪を一回 溝に落としたり キーをつけたままロックをしてしまう事はしょっちゅうだ。
その度に 彼女のところに電話をして 助けてもらう。
お礼はケーキだ。
「いつもお世話になってるので お金はいただきません。」
私がとても助かったので おいくらお支払いすればいいかしら?と聞く度に 彼女はそう答える。
お世話になってるのは私の方なのに 本来の業務ではないから お金は取れないという。

ならば 私がJAFに入って彼女の迷惑にならないようにしようとすると(そこでJAFの入会手続きもしているので)・・・。
「そんな必要ないですよ。 電話くださればかけつけますから・・」とにっこり微笑む。
その笑顔は 偽者じゃないわよね。
かくして 何かあるたびに 私はケーキを買って今度はこんな車が欲しいから 見つけておいて・・なんて頼んだりしている。

きょう 午前中はあたたかく 私はこたと散歩に出かけて その中古屋さんの前まで来た。
すると フロントガラスに「走行距離1000KM」「春の大サービス」等と張り紙したままの車が隣の駐車場に移動するところだった。
運転手の顔は見えない。
まるで 透明人間が運転しているようだ。
彼女だったら 「横着して危ないわ。」とお節介に言おうと目を放さずにいたら 思いっきりこたの足を踏んでしまった。

こたは キャンといい 私はうろたえ 張り紙の影から顔を出したのは 今年の新入社員で今は見習の若い男の子だった。
彼は 今時の若い子らしく ジャニーズ系の美形でして・・・・。

この中古屋さんに行く機会が増えそうな予感!


2003年03月14日(金) 地震

お昼頃に ずんという衝撃と 一瞬あとに揺れを感じて 久しぶりに恐い思いをした。
近くでコンクリートの塊を落としたような 縦に感じる一撃だったので その後は とうとう来るべきものが来たのかと身構えた。

しかし その後はこれといったゆれも無くおさまっている。
くるくる・・といわれつづけて とっさの時に持って出る非常用の持ち物も準備をしてあるが 一年ニ年と過ぎるうちに奥深くにしまわれて 今はもうとっさのときにすぐに出せない。

非常食も飲み水も もう賞味期間を過ぎている。
明日は 非常持ち出し袋の点検をしよう。
そして 非常の時に慌てなくてもいいように 心積もりもしておかなくては・・・・。


2003年03月12日(水) 町のタルト屋さん

「街」の○○屋さんというと 並びに何軒かのお店があって それなりににぎわっている商店街のお店を想像する。

私が前から気になっていたタルトのお菓子を売っているお店は 本当に住宅が並ぶ中に ぽつんとひとつだけ営業している だから「町」のタルト屋さんだ。
タルト以外のものは売っていない。
あの 小麦粉を練ってケースにしたものの中に 果物やチーズを詰めて焼き上げた タルトだけしか売っていないのだ。

白い壁に緑の木枠が映える住宅の一部を改築して 奥さんが趣味で焼いてるタルトを売っています・・というたたずまいなのだ。

果たしておいしいのか?
時々 車で前を通りかかるたびに そっとのぞいてみるが ショーウィンドウにタルトは並んでいても お客さんが並んでいるのを見たことが無い。
それでいつもは車のアクセルを踏んで行き過ぎてしまうのだが その時は ちょっとお腹がすいてることも手伝って これまでの好奇心を満足させる事にした。

チロチロとドアベルを鳴らして 小さな空間に入り込み ショーウィンドウを覗き込むと 色とりどりの私が今まで見たことも無いような バリエーションに富んだタルトが並んでいる。

思わず つばを飲み込んだ私は ドアベルを聞きつけて出てきた「オソノさん」のような女の人に 並んでいるタルトを全部ひとつずつちょうだい と頼んだ。
彼女は思わぬ手際のよさを見せて包みをこしらえると 愛想のまるでない応対でそれをよこした。

帰ってすぐに夕飯前だというのに 子供達と少しづつ分け合って あれこれ食べたタルトのどれもがおいしかった。
そして私は気づいた。
タルトのあまりにおいしそうな様子に 「オソノさん」にあなたが焼いてるのかと 尋ねるのを忘れた事を・・・。

今度あのお店の前を通りかかったら 躊躇せずに買いに行こう。
そして「オソノさん」に尋ねるのだ。
でも出来たら 「キキちゃん」のような可愛らしい女の子がお留守番していてくれたらいいなぁ。


2003年03月11日(火) 強風がもたらした驚き!

私が乗ってる車は1000CCのもので 混雑している車のあいだをぬってすいすい走れるので気に入ってるのだが 今日のように強風が吹いていると 横風を受けて 転倒するのではないかと心配だ。
6号線を走っているとつつつっとハンドルを取られる感じがする。
あわてて 体勢を整えてしっかり握りなおす。
横道に入って やれやれと スピードを落とした。

そんな私の前に 乳母車を押して 二匹の犬を散歩させている若いお母さんがよろよろと車道にでてきた。
強風に乳母車が上手く進む事が出来ず かてて加えて二匹の犬が邪魔になって 操作できない状態らしい。
運良くスピードを落とした後であった為 大事に至らずに済んでほっとしたが 一瞬ひやっとして冷や汗をかいた。

気を取り直して良く見ると 二匹の犬だと思ったのは 一匹の犬と一人の幼子だった。
同じような引き綱でお母さんと繋がっているので 二匹の犬に見えたのだ。
我が子を 犬と同じように紐をつけて歩かせているお母さんにも呆れたが 子供に引き綱をつける事を考えついたメーカーがあったことにもびっくりした。

目を放した隙にどこかへ行ってしまう事の為の対策なのか?
あんな 小さな子と出歩く時に 目を放すお母さんがいるのか?
私には 考えが及ばない事だが 今の時代これくらいで驚いていてはいけないのかもしれない。
あの小さな子がお母さんになるころは どんな世の中になっているのか 見たいような見たくないような〜


2003年03月09日(日) 見舞い

私の父は今 肺炎 心不全 糖尿病でCCUに入ってる。
投与する薬のさじ加減で あっちがよくなったりこっちが悪くなったり の行ったり来たりの状態だ。
1/7に入院してから二ヶ月が過ぎる。
そうなると だんだん近所の方から声がかかる。
「どんな具合?」
「一進一退ですが なんとかだんだん良くなってきているようです。」
私達は あまり心配をかけてもと 答える。

ある年代以上の方は 入院したらまずお見舞いに駆けつけるのが礼儀だと思われているところがあって 
「お見舞いに伺いたいのだけれど・・・。」
と 聞いて下さる。
 
「今は 家族のものだけが面会できる状態なので 来ていただけるようになったら こちらからご連絡いたします。」

ところが きのうの土曜日に近所に住む方が大きな花束持参で CCUに来られたそうだ。
私は 毎土曜日は所用で病院はお休みしているが ちょうど母が弟一家といたところでよかったが 主任の看護師さんに「ここにはお見舞い客は困ります」とたしなめられたと言う。
同室の患者さんや家族の方にも ご迷惑をかけたと母は恐縮していた。
その方は 玄関まで見送った母に でも顔をみる事が出来てよかった といったそうだ。

御見舞いの気持ちは有難いが 時と場合による。
気持ちは形に残してこそ・・・との考えもあるだろうが 自分の気持ちだけが先走っていないか考えたい。
病院に行って 闘病している人に会うだけが見舞いではない。
家で不安になっている家族を励ましてくださる事が また時には知らん顔をしていてくださる事も 私は優しいお見舞いの形だと思う。 


2003年03月08日(土) 晴れた!

久しぶりに まぶしいほど良く晴れた朝。

前日の 横殴りの風と共に降る雨に閉口した私は あすは晴れとのTVの天気予報を懐疑心のこもった思いで 見つめていたのだ。
申し訳のないことだ。

目覚めて 鳥の声がするので あの予報は当たっていたと がばっと起きた。
娘がスキー教室に参加して 宅配便で送ってきた洗濯物がたまっている。

朝日が差し込む部屋は そこに座って新聞などじっくり読みたい誘惑にかられるけど ひとまずおあずけ。
がらがらと洗濯機を回しに えいやっと立った。 


2003年03月06日(木) 強風

ここ数日 私の住んでるところは強風が吹き荒れた。
「春一番」を間にはさんで 3日間休む暇無く吹きまくった時は 自転車をこぎながら ちっとも前に進まないのは向かい風のせいだと思わず涙がこぼれた。

行きが向かい風なら 帰りは追い風かと思うと 風向きが変わっていたりして・・・・・。


2003年03月05日(水) セーターを着るときは

3/4 午前中に予定されていた仕事もキャンセルが入り 最近は目をつむってきた掃除洗濯を久しぶりに熱心にする。
さてとPCを開いたら それを見透かしていたかのように 携帯が鳴った。

病院からのもので 昨日ドクターから話があった透析をはじめたいのですぐ来るようにとの事だった。

父は肺炎を治す強い抗生剤で 腎臓が弱って尿が出にくい状態になっていた。
利尿剤もきかないので このままでは体に水がたまってしまい 肺・心臓・腎臓すべてに悪影響があるとのことで 近く透析をするかもしれないと言われていたのだ。
初めての透析は血圧が下がる事があるので 父はそれでなくても今血圧が下がり気味なので ついていて欲しいと念を押された。

母はつかまらなかったので 書置きを玄関に残し すぐに病院へ向かった。
着いたのは11:10頃。
すぐに始まるかと思ったが 透析の機械と人数が足りないとの事で待たせられた。

ドクターが言うには 2/27に急変した原因はまだわからないが 3/3の晩にも不整脈が出て一時意識をなくしてしまった。それで様子をみながら透析をする機会を探っていたのだが 今朝する事に決めたので 急なTELでびっくりされたでしょう。etc etc・・・・・・
手持ち無沙汰にタートルネックの襟元をさぐりながら聞いていたが ふと気づくとタックが手に触れる。なんと前後を逆に着てしまっていた。

その後 初めての透析は無事に終わり これが良い結果をもたらすものであるようにと もうすっかり日も暮れた病院を後にした。


まみい