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2007年05月25日(金)
かくれんぼ。





まさかもう一度、人生という名の線が、
交わる日が訪れるとは思ってもみなかったから、
一瞬頭の中が真っ白になったけれど、
ただただ素直に嬉しかった。


初めて貴方のメールを受け取った時のこと、
初めて貴方の声を聞いた時のこと、
初めて空港で貴方の姿を見た時のこと、
なにもかも昨日のことのように思い出した。


思い出したら、妙に声が聞きたくなった。
なんだか胸がきゅんと切なく鳴った。


こんなにも、狭いようで広い世界で、
何年もの時を越えてまた巡り会えたことを、
心から嬉しく思い、同時に感謝しています。


見つけてくれて、ありがとう。


雨音響く今宵のこの地から、
まだまだ寒さ残るこの風に、
感謝と、今も変わらぬ優しい気持ちを、
そっと乗せて、貴方に送ります。


with LOVE.







2007年05月23日(水)
斯くも美しき騒々しい世界で。





3年後のあたしの誕生日に、
彼が、この世にふたつと無いものを、
プレゼントしてくれると言う。


ただその一言が嬉しかった。


それを素直に喜んでる自分に気づいて、
あたしもただの人間という生き物で、
あたしもただの女だったんだと知った。


それでもいいよね。


あたしが喉から手が出るほど欲しいのは、
他のなんでもなくて、
他の誰でもなくて、
ただ1人の恋しい彼だけだもの。


目に見える愛が欲しい。







2007年05月22日(火)
スコール。






「先輩の名誉にかけて、
 そして、後輩の成長の為に、
 なんとしても抜け。」


今月の個人の売り上げ成績途中経過を、
眼前に突きつけられて、店長にそう言われた。


今月もよくやってくれてるね、とか、
なんだか色々褒められた後の、
その一言はけっこうキツイパンチ。


「アイツには、目標がないと本当に駄目なんだ。
 でも、目標があればどんどん伸びるんだよ。
 この人にだけは決して負けたくない、とか、
 これを出来るようになりたい、とか、
 そういう負けず嫌いがアイツを伸ばすんだよ。
 お前しかいないんだよ、数字でアイツの目標になるのは。」


なんだ結局言いたいのは、あの子を伸ばせってことか。


もう少し気合入れて上を目指せ、という、
あたし自身への発破でもあるのだろうけど、
なんだか少し落胆したのが正直な所。


目標がないと頑張れないのも駄目なのも、
それはあたしだってあの子と同じなのに。


目標を見失ったから、今のあたしがいるのに。


会社自体に、上司に、スタッフに、
その全てに失望したから、
自分の目指す目標を失ったから、
このままここにいていいのか、
あたしはもうずっと悩み続けているのに。


スコールの中で、地面に両足がついているのか分からない。