桂離宮の参観申し込み落選のお知らせを受けてちょっと残念。。。
なんでもアメリカに日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」なるものがあって（すごいね）、今年の日本庭園ランキングで桂離宮は２位なのだそう。１位は足立美術館で、ここはこの前行ったのだけど、たしかに見事なところだった。どちらが１位だとかはどうでもいいとしても、日本庭園の美しさというのは特別で、芸術の域まで高められている庭園って他にないんじゃないかと思う。縁側でじっと静かに庭と対峙するのって、ほんとに贅沢な時間だ。英国庭園（コテージガーデン？）が流行っているそうで、こういう華やかなのは造っていて楽しいだろうし、お庭で優雅に朝食とかティーとかするのもそれはそれで素敵なことなのだろうけれど。・・・なんてことを考えている間、見知らぬ三毛猫が家の庭をうろうろ横切ったり佇んだりしている。蝉でも狙っているのだろうか。台風でぼろぼろになった百合が放置されたままで、猿滑りもそろそろお終いだ。

柴田元幸さんのトークイベントに行った。都心ではよくやって、いつか行きたいなと思っていたのだけど、わりと近くの書店で開催されたので、これを機会にと。柴田先生は短パンにＴシャツの出で立ち、よく日焼けして、元気に走り回る少年(笑)のようだった。参加者は５０人くらいで若い人から年配の人まで、男女半々くらい。テーマは、「ナショナル・ストーリー・プロジェクトを語る」。実はこの本読んでいませんでした。だって、オースターの書いた本じゃないし、アメリカの一井の人々の話にあまり興味ないし・・・と生意気にも思っていたのだけど、偶然性を排除しないオースターのような小説観にとっては、このプロジェクトは必然だったといえる、等いろいろお話を聞いているうちにやはり興味が出てきてその場で購入、サインまでいただきました☆
オースターが３０年以上愛用しているタイプライターについて書いたエッセイを朗読してくださり、これもとても良かった。パソコンを使う気はいっさいなく、製造中止にならない前に（製造中止になったから？）インクリボンを買い占めてそれを大切に使っているそうだ。これから書かれるたくさんのオースターの文章を打つだけの、充分なリボンの在庫があることを願います。
「ティンブクトゥ」の邦訳は来年頭には出るそうで、とても楽しみ。

昨夜、「日記を付けなきゃ・・・」という夢を見てしまった(笑)ので、今夜は気持ちよく眠れるようにと。

ジークフリート・レンツ「遺失物管理所」。
これは面白かったです。一気読みでした。読後感が何かに似ている、と思ったら、なんと「マーサの幸せレシピ」でした。「マーサ」は映画なのだけど。
同じ時代、（おそらく）ハンブルクという街が舞台の物語ということが関係あるのか、どちらも同じ空気をもった作品に感じた。マーサは、「遺失物〜」の主人公ヘンリーのことを、はじめは嫌うのではないかと思う。でも、この映画と小説を経たあとの２人は、仲良くなれるのではないか、仲良くなって欲しいなと思う。
クレストブックは、表紙やタイトルを見ているだけでもそそられるものがまだまだいっぱい。
　

空が暮れていくのをずっと見ていた。
　

まだお盆休みは明けきらなくて、街はいつもより少し静か。空間が広く感じられる。一瞬、ふっと知らない街にいるかのような、異邦人になったような感覚になる。空気の匂いが変わる。そういう瞬間が、とても好き。


ここはやはり日本ではないのか？
　

　　今年はムーミン生誕６０周年。
　　ムーミン展で記念のスタンプを押してもらう
　　（切手もスタンプもフィンランド郵政公社のものです）






戦後６０年。
自分が生まれたのが終戦から今日までの中間地点よりも前だということが、とても不思議に感じる。
例えば３０年後の２０３５年、数字で書くと途方もなく未来に思えるけど、世の中はどう変化しているのだろう。

≪人間３０年も生きてるといろんなことがあるね。これからも予期せぬことがたくさん起こるだろうけど、開き直って、「次は何だ。」って構えていられるように余裕を持って生きていたいと思うよ。≫

もうずいぶん会っていない友達からのメール。すごく気持ちが軽くなったよ。

いつも通る近所の公園に、３匹の猫が長いこと暮らしていたのだけれど、ここ１週間ほど３匹ともぱったりと姿を見なくなった。
　

スタバのテラス席でカフェモカ飲みながらまたーりとしていると、
マンションの向うに観覧車・・・でなくて、花火が上がるのがちらちらと見えた。
川辺はきっとすごい人なのだろう。
天空にこだまする乾いた花火の音は心地よい。


チュニジアにしようか、クロアチアにしようか、そういえばどちらもＷ杯で対戦した国だね。

梅干を干しました。
・・・いえ、漬けておいた梅を干して梅干をつくっています。




はげしい雷雨があるとの予報だったけれど、夕方に薄く雲が出た程度。
雨が降って涼しい空気が入らないかと期待はしたものの、梅干にはよかったです。

今日もどこからかボボンボンと打ち上げ花火の音が聞こえてくる。

1. What was your first job?
　本屋さんでバイトしてた。
　
2. How much did you make?
　最低賃金？てくらい時給は安かったです。本は１割引で買えた。

3. Describe your least favorite co-worker of all time.
　とくに嫌いな人って思いつかないです。ただ世の中にはいろんな人がいるなと。

4. What is your dream job?
　猫。
　
5. What do you currently do and do you like it?
　音楽事務所の雪かき。悪くはないけどやめても未練はないです。

ついにデジカメユーザーに。
昨日ちらっと下見して、今日さっさと決めてしまいました。期間限定の特価だったし。最初はシガレットケースみたいな薄くて軽くて小さいのがいいよなぁと思っていたけれど、やっぱり握りやすくて「カメラっぽい」デザインのが良くなってしまって、松嶋菜々子が宣伝しているのにしました。色がシルバーであるところ以外はほぼ気に入っています。色はピンクがよかったよーよーよー・・・。もうピンクの在庫はないんだとさ。ピンク色の服というのはたぶん今は１枚も持っていないのだけれど、小物（携帯電話やハンカチやお財布など）は赤やピンクなど鮮やかで綺麗な色が好きです。それで浜崎あゆみが宣伝しているののピンクと迷いましたが、総合判断の結果、菜々子に。あとＳＤカードを買わなくてはなりません。５１２ＭＢのものにするつもりですが、メーカーなどどれにしたらいいのかよく分からないので、どなたか教えてください。
それにしても、ミニチュアライカがとても可愛い。残念ながら機能面で（メモリが内蔵の３２ＭＢだけとか）却下となりましたが。

痩せているために、よく暑さに強そうだと思われる。それになんか涼しそうな顔をしているんだそうだ。大間違いである。すごく暑がりで、無駄に動いてよけい暑くならないためになるべくじっとしているだけなのです。かといって夏バテしているのかというと、それがよく分からない。夏バテすると、ふつう食欲が落ちるとか聞く。でも食欲はまったく落ちないどころか１年ほど変化のなかった体重がひと月で１.５キロ増えた。明らかにお菓子の食べすぎと思われる。あと３キロくらいは増やしたいと思っていたから良い傾向のはずなのだけれど、こうして急に増えるとなんだか「もったいない」と感じてしまう。骨盤でひっかけてはいていたスカートがお腹でひっかかっている感じがするし・・・。いろいろややこしい。

７月はあっちでセカセカ、こっちでバタバタしていた。
といっても何かに忙殺されてあっという間に過ぎ去ったというわけではなくてとても長いひと月だった。時間を長く感じられるのは、一時一時にきちんと意味があるということに違いない。楽しいことだけでなく、いたたまれないこともあったけれど。

「モモ」を読みながらぼんやりと時間のことを考える。「致死的退屈症」にならないために。



　

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