のぶりんの『まぁべらす!』な日々
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2005年07月18日(月) みちのく二人旅〜最大吉報位・青森編 最終回〜

完全なる夜型女ののぶりん&みなとっち。でも、前日早く寝たお陰で、午前7時半には布団から抜け出すことが出来ました。そして、そのまま朝湯!いやぁ〜、良い気持ち!何たる贅沢!!

朝ごはんはこれまたご馳走。2人の好物の筋子がついていたので、おかわりして完食。普段の2人からは想像出来ない位、めちゃくちゃ健康的(^^ゞ

その後チェックアウトして、宿の裏の沼見物へ行く。いくつかの沼があって、全部回ろうとすると2時間はゆうに越えてしまうほど。そのためショートコースで回りました。道沿いに行くと、一気に視界が広がり、大きな沼が現れました。周りの山々が水面に移り、一面緑でその美しさに息が止まるほど。しばし無言で立ち尽くす2人。鳥の声とセミの声だけが響き、深呼吸しているだけで、体中の細胞が活性化されていくような感覚。しばし眺めてまた道に沿って散策。このままずっと沼地散策をしても良いと思うくらい素敵な所でした。

その後、シルビア君に乗り込んで奥入瀬へ向かう。BGMは元ブリトラ(ブリーフ&トランクス)の伊藤多賀之君。『ハト以上ヤマバト未満』『ボクのパラサイト』この2枚のアルバムを焼いて、事前にみなとっちに送っておいたのです。大音量で伊藤君ミュージック♪爆笑に次ぐ爆笑で、めちゃくちゃ楽しい道中。
 
奥入瀬の休憩場でソフトクリームを食べる。う、うまい!本当に普段は食べないのに、こういう所に来ると食べたくなるんだよね、ソフトクリームって。

道沿いを散策しながら、キノコを見つけてのぶりん狂喜乱舞。みなとっちはクールに「食えないよ」とつれないそぶり・・・。

沢山ある滝の中でも、銚子大滝が、水量と言いスケールと言い圧巻でした。マイナスイオン出まくり。ツバメやトンボのやんちゃな連中が、水しぶきが飛ぶ水流ギリギリまで飛んでいくのよ。どこの世界にもチャレンジャーっているのね。無理すんな、マジで死ぬから・・・。

その後、伊藤君の歌を聞きながら十和田湖へ。綺麗な景色の中を、大音量で『中絶するべきか〜否か〜♪(曲名:卵)』なんて聴きながら、そのギャップを客観的に想像して、笑いが止まらない*^O^*

とりあえず朝食後、ソフトクリームしか食べていないので、空腹の私たちは食堂へ直行。時間は既に14時を回っていました。何を食べようか迷った末、結局食べたものは・・・また冷やし山菜稲庭うどん。昨日も稲庭うどんを食べたような・・・(^^ゞでも、めちゃくちゃ美味かったです!

食堂を出た後、十和田湖散策。途中で釣りをしている小学生に声をかけてみる。逆ナン?!彼らはよく魚釣りに来ると言う、小学5年生の2人組。体長5センチくらいの小さな『ハリオ』と言う魚を取っていました。でも狙いは鯉なんだって。

その後、乙女の像に辿り着く。同じポーズで記念撮影するつもりだったのですが、やたらと人の多いこと!日もだいぶ傾いてきたせいで逆行になってしまい、思うように撮影出来なかったので、普通に像の下で記念撮影しただけでした。うちらにしては、まともな選択?!

そして、のぶりんはこの日の20:39盛岡発の新幹線を取っていたので、もっと遊んでいたかったのですが、盛岡に向かって帰路に着いたのでした。

道中は、疲れてウトウト・・・なんて事も無く、BGMはSHOW-YAのベスト。限界LOVERSなんかを懐かしく聴きながら、一路盛岡へ突っ走る。

のぶりん「なんか、帰りたくないなぁ><;」

みなとっち「じゃぁ、もう1泊していけば良いじゃん。家は全然OKだよ」

の「まじっすか?!じゃぁ、万が一間に合わなかったらお願いするね」
(でも、本気ではなく、帰るつもりでいました)

み「マジで良いよ。泊まって行きなよ〜」

の「はははははは」

その上みなとっちは親切に「せっかく盛岡行くだから、晩ご飯は冷麺だよ!あ、わんこそばにする?」なんて言ってくれる。のぶりんは迷わず「冷麺が良い!」と即決。高速は順調に進んで、最寄のインターまで来る。ここで、郊外に出来たジャスコ帰りの渋滞に巻き込まれ、駅まで後ちょっとなのに、ノロノロ運転を余儀なくされてしまう。冷麺と決めた時点でみなとっちお勧めの焼く肉屋さんへ行く事へ決定していました。時間的には新幹線には余裕で間に合う時間だったのですが、みなとっちがちょっとイライラしてきたみたい・・・。

無事に駅まで着いて、駐車場を目前にしたところで、みなとっちがお店に予約の電話を入れる。いつも混んでいるお店なんだそうなのだが、珍しく今ならすぐに入れますよ、との事。そのまま予約を入れて、10分くらいで伺います〜と言っておく。

が・・・。駐車場に前の車が入り、シルビア君が続いて入ろうとした時に遮断機が下り、満車の表示が・・・。時間は19時をちょっと過ぎている。今から空くまで待って店に行っても、かなりハイスピードで食べないとなぁ・・・。あ〜、みなとっち、かなりイライラしているみたい・・・。

の「あのさ〜・・・、ずうずうしい話だけど、本当に今夜泊めて頂けるなら、お願いしようかな・・・(^^ゞ着替えも多めに持ってきてるし・・・。ご飯もゆっくり食べられるでしょう?」

み「マジで来て!泊まってって!!で、ゆっくり焼肉食べようよ!」

そう言って、早速ママさんに電話をする。快くママさんも許してくれて、お布団の準備をしておいてくれるらしい。

そうとなったらちょっと待たされても気にしない。泊まると決まったとたん1台が出て行き、車も駐車完了。

一旦駅に行ってチケットを買いなおし、一路焼肉屋さんへGO!タン塩にカルビにロース、そして今夜の主役・冷麺!どれも美味しく頂きましたm(_ _)m

その後、盛岡のカップル出没No.1(?)スポットの高台に行って、夜景を見ながらランデブー。男女比1:1の場所が、私たちの出没で若干女子比率が高くなる・・・。気にしない〜 気にしない〜 気にしない〜♪

その後、みなとっちのお家にお邪魔して、1泊させてもらいました。去年の冬にも1泊させて頂いたのですが、仙台帰りで到着が午前2時くらいで、朝起きたらご両親ともお出かけしていた為、今回初めてお会いしたのです。みなとっちにはめちゃくちゃお世話になっているので、とにかく失礼の無いようにご挨拶。とっても気さくなご両親で、突然の訪問にも関わらず、気持ちよく迎えてくれました。ありがとうございましたm(_ _)m

お風呂から上がって、お茶の間でしばらくみなとっちとおしゃべりタイム。その後お布団に入ってからも少し話をしていたのですが、眠くなってきたので「おやすみなさい」と言って寝ることにする。寝つきの良いみなとっちは、1分もしないうちに寝息をたてていました*^O^*

翌朝、朝ごはんをご馳走になり、盛岡8:39発の新幹線で帰路に着く。みなとっち一家の皆様、本当にお世話になりました。

東京が終点の為、行きの様に乗り越しの心配もなく、ゆっくり寝て帰る。


いや〜、色々ありました、最大吉報位の旅。みなとっちにしたら大凶の旅だったかもしれませんが、楽しく過ごしてくれてとても嬉しかったです。本当に行って良かった!

また次回もみなとっちと珍道中に行きたいです。今度はどこに行くのやら・・・?!今回の旅は、のぶりんにとって一生忘れられない素敵な旅行になりました。




2005年07月17日(日) みちのく二人旅〜最大吉報位・青森編 その3〜

「60段の階段がございますが、よろしいでしょうか?」

みなとっちがこの蔦温泉旅館を予約した時、こう言われたそうです。「よろしいでしょうか?」って言われても、「構いません」としか言えなかったみなとっち。そりゃそうだ!

で、到着すると開口一番中居さんが「実は今回のお部屋は80段の階段を登るお部屋になりました。大丈夫でしょうか?」

「大丈夫でしょうか?」って言われても、「大丈夫です」としか言えないでしょう、この状況で・・・。

でだ。その階段は果たして・・・ものすごく急で、かなりの体力を消耗するものでございました。60段でもかなりきついのに、その上プラス20段。いやぁ、いい運動になりました。でも、中居さんたちはこの階段を夕食のお膳抱えて上り下りするんだよね。これはすごいとしか言いようが無い!下手にジム行くより、絶対足腰が鍛えられますよ。

食事前に温泉に浸かろう!という事になり、80段を下りて1Fの温泉へ。新館にはエレベーターもエアコンもあるのですが、私たちが泊まった方の建物はそのどちらもナシ。でも、新館に比べればお値段はお安くなっております。1Fに下りただけでも結構しんどい。日頃の運動不足を感じざるを得ない状態。お湯はかなり熱め。でも、桧の良い香りがしてそこにいるだけで落ち着く感じ。熱かったけれど肩まで浸かって昨日からの疲れを癒す。うちら以外の客は誰もいなくなったので、思いっきり平泳ぎ。「今時、本当に泳ぐ奴っているんだね。いい加減やめなさい」とみなとちに冷静に諭される。「・・・・・・」短時間しか浸かれませんでしたが、じっくり温泉を堪能できました。

上がってから部屋に向かう。目の前には例の階段。「・・・・・・」

無言で上って部屋に入る。脱衣所で扇風機にあたり涼んだのですが、部屋に着いたら汗が吹き出る吹き出る!でも、また入るから、いっか!

晩ご飯は期待以上のご馳走!特に鴨鍋とカボチャグラタンが絶品!!みなとっちは冷酒を飲んで超ご機嫌*^O^*山海の幸がふんだんに使われていて、これが食べられるだけでも来た甲斐があるってもんよ!

たらふく食べて、散歩も兼ねて到着時に聞いたホタルがいる小道に繰り出す。懐中電灯を借り、デジカメ持参でいざ出発!

小道の脇に小川が流れていて、そこでホタルの幼虫が育つそうな。この時期から徐々にホタルの姿が見られるらしい。しばらく行くと・・・いた!!姿自体は見えませんが、光がぷわ〜っと現れる感じ。一つ、二つ、三つ・・・すごい!静かに点滅するものやゆらゆら動くものや、様々な光があちこちで見られるのです。こんなに間近で生のホタルの光を見たのが初めての二人は、まさに狂喜乱舞モード。普通のお客さん達が長くても30分くらいで戻ってくるところ、あちこち探検も始めて、1時間以上遊んでいました。

部屋に戻って、もう1度温泉へ。相変わらずの階段地獄ではありましたが、意地でも上り下りしてやる!との意気込みで1Fへ。今度はさっきとは違う浴場へ。この浴場には埋め込み式(?)の水槽があり、イワナらしき魚が3匹ほど泳いでいました。熱帯魚ではないイワナを観ながらの純和風浴場。何とも言えない感じ。良いなぁ〜*^O^*

上がった後、自動販売機でシャーベットを買い部屋へ。相変わらず汗が止まらず。窓を閉めてはいるけれど、隙間からか小虫が大量侵入。電子ベープをつけてもあまり効果なし。こうなったら・・・なんであったのかちょっと不思議だったのですが・・・ガムテープで毛玉取りの要領で除去するしかない!蛾以外は元気に対応できるのぶりんなので、蛾をみなとっちにお願いする。さすがに夜は湿気も少なく、暑すぎて眠れないって状態にはなりませんでした。歩いてはしゃいで階段の上り下りで疲れまくっていた二人は、普段なら信じられないような早い時間・23:30には布団に入り、いつの間にか眠ってしまったのでしたzzz・・・。


2005年07月16日(土) みちのく二人旅〜最大吉報位・青森編 その2〜

そう言えば、今回のたびの趣旨をご説明しておりませんでしたね。この『最大吉報位』って言うのは、のぶりんのアストロジーのお師匠さんに、今年の3月に観て頂いたものなのです。7月は今の住居から見て南北方向どちらも大丈夫、ってな事で、真北辺りになる常盤村改め藤崎町に行く事にしたのです。因みに9月は南西方面。広島辺りに行こうかしら?!

すったもんだの一日目が終わり、無事に目覚めた2日目。とりあえず9時くらいにチェックアウトしようと言う事で、余裕を持って準備が出来ました。朝食は取らず、白神山地のビジターセンターまで一気に行く事にしました。

「オープンカーにして行こう!」とみなとっちは朝からノリノリ。駐車場でオープンカーにしようと車のあちこちのボタンを押すのですが・・・窓はスムーズに開くのに、それで終わり。みなとっち、一気に顔色が変わる。残念ながら、昨日のUターン失敗が思いのほか重症だったらしく、オープンカーにはなりませんでした。とりあえず普通の状態で発車したのですが、動揺したみなとっちは、ほうじ茶のペットボトルを駐車場に忘れてしまったのよ。「取りに戻る?」と尋ねたのですが。「いい。駐車場のおじさんに片付けてもらう・・・」との事。・・・おじさん、宜しくお願い致しますm(_ _)m

車を走らせること15分ほどで、白神山地のビジターセンターに到着。とても綺麗な建物で、ちょっとした博物館のようでした。白神山地やブナの歴史や住んでいる動物などの紹介パネルが沢山ありました。そうそう、入り口正面に熊・ウサギ・狐のぬいぐるみが置いてあって、それがとっても可愛いのです!思わず撫でまくっていたら、みなとっちに「展示物には手を触れないで下さい!」と言われ、係りの人と間違って焦りまくったのぶりん。みなとっちは爆笑!・・・情けないぜ、自分・・・(><)

車でマザーツリー(ブナの大木)が生息している場所の近くまで行き、そこから10分程度歩いてマザーツリーに会いに行く。歩道が舗装中で、わき道を行くんだけど、ドロドロで滑りやすくて気を付けて歩かないと、すころびそうになるのよ。途中には様々なキノコやカミキリムシ、蝶など沢山の生き物にあいました。そんな中、後ろから来たオバちゃん達の集団は、お構いなしに歩行禁止の整備中歩道を渡ってくる始末。マナー守れよ〜!と思いながら、キャッツアイのオープニングの様に、緑色に光るガン付けビームを飛ばしたくなりました。(若人にはわかるかなぁ???)

マザーツリーは、とにかく圧巻!ごつごつした根が隆起して、そこだけでも大迫力。でも・・・裏のほうには「平成4年○×△◇(←詳細忘れた」と、名前が彫られていました。バカな奴っているもんだね〜。なんでこんなことするんだろうねぇ!結構高い所だったんだけど、こんな事したって「こいつはバカなんだ」って事しか残んないのにね。みなとっちとは、熊に襲われて命からがら上った男子が、辞世の句の代わりに彫った名前で、彫り終わった直後木から落ち、そのまま熊にドツかれまくって今いずこの人って事に決めました。

その後元来た道を戻り、車に到着。アクアグリーンビレッジANMONまで行き、ちょっと遅めの昼食を取る。何を食べようかと考えましたが、夜に行く温泉でのご馳走を考えて、二人とも軽めの『ざる稲庭うどん』を注文し、どうしても惹かれてしまった炊き込みご飯をひとつ頼み、半分こする事に。いやぁ〜、うまかった!!炭水化物ほぼ100%の食事でしたが、美味かったっす!!食後のデザートとしてソフトクリームも食べる。これも美味い!!ソフトクリームって普段あまり食べないんだけど、どうしてもこういうところに来ると食べたくなるんだよね〜。熱いのは平気なのに冷たいものを食べるのが極度に遅いのぶりんと、猫舌で冷たいのは平気なみなとっち。みなとっちが食べ終わる頃、かなり溶け出してきたクリームの処理にてこずりながら、必死に食べてるのぶりんが、自分でもちょっと笑えたよ(^^ゞソフトクリームに甞められてるってか?!

食後もあちこち散策して、予定よりちょっと遅めの出発。さて、これからはこの旅のメインイベント!南津軽郡常盤村改め藤崎町詣へGO!!


カーステレオから流れる音楽はみなとっちセレクト『杉本彩ベスト』この広い青森県で、このCDかけながらドライブしているのって私たちだけだろうね〜、ケラケラケラ・・・と馬鹿笑いしながら、彩ちゃんの歌う♪見られるたびに綺麗になるわ わたし、ゴージャス〜!♪あぁ、ホントに今の私の気分はゴージャスよ!とちょっと危ない人とも見える状態で一路藤崎町へ。

町へ入ると・・・人がいない!みんなどこに行っているんだろう?連休だからお出かけ?でも、まったく人通りがないのよ。に行ってみると、タクシーの運ちゃんが3人くらいと学生さんが数人いました。駅がとても綺麗で、待合室は喫茶あり、ミニ図書館あり、ミニ郷土民具販売場ありの
のどかなところなのよ。駐輪場も広くて綺麗で、とっても素敵な駅でした。

その後、町役場の常盤支所の看板脇で記念撮影。カシンちゃんのお父さんは村長さんをしているのよ。だから役場の看板脇で撮影をしてきました。これ、ストーカー入ってますね・・・(^^ゞ「こんな顔見たことないよ」とみなとっちに言われるくらい、満面の笑みで写真を撮ってきました。あぁ、まぁべらす!!そして、途中で見つけた神社に寄って、お参りをして町とお別れしてきました。産直物産館の様な建物を途中で見つけたのですが寄れなかったので、次回行った時は寄ろうと思います。

藤崎町でまったりしすぎて、次の目的地。蔦温泉まで山道をがんがん飛ばす。ここでの曲は『及川光博・サンクチュアリツアーセットリスト』みなとっちが頑張って作った1枚。もう、藤崎町詣でテンションあがりまくっているのぶりんと、そんなお馬鹿の相手をしているみなとっちだから、歌いまくり・踊りまくり。対向車もお構いなし。たぶん私達を見た他の車の方達は、かなり珍しい動物を見たような気分に成ったと思います。

山道をぐんぐん進み、八甲田方面へ向かう。地図の読めないのぶりん&みなとっちでしたが、人間やればできる!かなり時間はかかりましたが、何とか無事に蔦温泉旅館に到着しました。

この温泉旅館はものすごかった!何がって?それは次回に書きます。藤崎町詣のことを書いていたらテンションあがって、疲れました(^^ゞ


2005年07月15日(金) みちのく二人旅〜最大吉報位・青森編 その1〜

12:55羽田発→14:05三沢着

この飛行機のチケットを取っておりました。これに乗って、余裕で三沢に着いて、18:30試合開始のケンドーカシン参戦・新日本プロレス三沢大会を観戦するはずでした・・・。

目覚めたら、11:28。一気に脳内興奮物質大放出状態。これは夢か?異次元に迷い込んだか?いや、残念ながら現実である。のぶりん、今まで生きていた中で一番と言っても良いくらいのパニックに陥る。

ダッシュで家を出たら・・・新幹線なら何とかなるが、飛行機だったら完全アウト。最大吉報位に行くのに、何でこ〜なるの!って欽ちゃんジャンプをする元気も無く、ひたすらどうするかを考えて・・・相棒の盛岡在住・みなとっちに電話をする。

みなとっちとは三沢空港で待ち合わせだったので、既に高速に乗っていないことを祈って電話をすると(みなとっちは愛車『シルビアちゃん』で移動する段取りなのです)、すぐ出てくれた。まだ自宅だとの事。かくかくしかじか理由を話すと「ど〜しちまったの?」と一笑にふしてくれた。そして、16:30までに盛岡に着くようにすれば、何とか急いでいけば試合観戦出来るとのこと。うん、それなら乗れる!

その後、飛行機のキャンセルを入れ、とりあえずシャワーを浴び、残りの荷物をまとめて家を出る。

結局、13:56東京駅発のはやてに乗って、盛岡へと向かったのでした。

新幹線の中では、「また乗り越して秋田まで行ってしまってはシャレにならん!(乗ったのは『こまち』の車両)」ってことで、寝ようにも寝付けずひたすらボ〜っとする。でも、以前は盛岡着くまでって結構時間かかった気がしたけど、2時間半で着くのね。「え?!こんなに早かったっけ?」って感じで無事に盛岡で下車出来ました。

盛岡駅には既にみなとっちが到着していて、今この時点で日本一のダメ人間と言っても過言では無いのぶりんをやさしく出迎えてくれました。みなとっち、ありがとう!本当に救われました・・・m(_ _)m

お天気にも恵まれ、車は東北道を突き進む。順調順調!カーステレオからはのぶりんセレクトの『吉川晃司ベスト』が響き渡る。二人で喋りまくり、歌いまくり、ガンガンスピード出してめちゃくちゃ楽しく走っていると、突然みなとっちが「ヤバイ!!!」のぶりんが「へ???」と振り向くと・・・岩手県警さんのパトカーが後ろから迫ってきて、あっという間に隣について、そのままか弱い女子2人が乗ったシルビアちゃんを高速出口の脇まで連れて行きました・・・。みなとっちが免許証やあれこれ書類を持ってパトカーに行き、警察屋さんのおじさん2人が質問&書類記入。のぶりんもどうして良いか解らず、とりあえず車を降りてパトカーの脇に立ち、中の様子を見ていると、「貴方は中で待ってて良いからね」と優しく追い払われる。そんな、待ってて良いからねって言われてもねぇ?!はい、そうですか、って待ってられないわい!!仕方なくウェットティッシュでみなとっちの車の汚れたところを拭いて、その汚れたティッシュをパトカーにくっつけてやろうかとちょっとだけチャレンジしたものの上手く行かず、もし上手く行っても、こんなことで公務執行妨害なんかで逮捕されたら一生が終わっちまう!と思いなおし、仕方なく大人しく車の中で待つ。

15分ほどしてみなとっちが戻ってきました。元はと言えば、私が寝坊した事が原因みたいなものだから、めちゃくちゃ申し訳なくって居た堪れなくなる。みなとっちにひたすら謝る。「もう、あきれて嫌なら帰ってもいいよ」と言うと、「何言ってるの!これから楽しむんでしょ!!いらぬ時間潰した分、飛ばすからね!」といつも(以上?)の元気で出発してくれました。ありがとう・・・(TOT)

三沢市内に入り、ちょっと迷い、Uターンに失敗してボンネット下が傷だらけになり、ボンネットがちゃんと閉まらなくなったというアクシデントもありましたが、なんとか三沢市体育館に到着。駐車場は既に満車で、出入り口に20センチほどかかってしまう入り口前に止め、とっとと会場に向かおうとしたら、警備員に見つかる。

警「だ〜めだ〜。ここさ止めちゃだめなんだぁ。万が一の時に出入りが出来なくなるからさ」

の「お願いです、どこもいっぱいで止められないんですよ。」

警「向こうの駐車場は?」

の「向こうってどこですか?」

警「ここの角をまがって・・・」

の「すみません、土地勘が無いんで今話されても解らないんです。ここに止めさせてもらえませんか?」

警「んなこと言われてもぉ・・・。お姉ちゃんがた、どこからきたのさ?」

の「千葉です!」

警「千葉ぁ?!?!そんなとこからわざわざプロレス見るために来たのぉ?」

の「そうなんです。遠いところ、苦労しながらここまできたんです!」

警「(シルビアちゃんのナンバーを見て)岩手って書いてあっぞ?」

の「彼女は岩手出身で、自宅から車をそのまま持ってって向こうで使っているんです。千葉から来たんです。お願いします〜m(_ _)m」

警「そげだ遠くから来たんなら仕方ないなぁ。何かあったら館内放送流すから、すぐに対応してね」

の「解りました。ありがとうございました。感謝致します!」

*上記の会話の内容は、一部フィクションです。

30分遅れで入った会場は3試合目が始まったばかりでした。でも、その3試合目も、トイレに行っている間に、さっさと決着がついてしまって、試合観ないで入場と退場を見ただけ。ショボ、自分(><)

ま、本来の目的はカシンが地元の青森県で試合するのを見ることだったので、メインで登場したカシンの試合はしっかり観る事が出来ました。カシンが西村をフォールして、TeamJapanの勝利!藤田もカシンも間近に観れて、とってもお得でした。地方の会場での試合はほのぼのしてて良いですね。ファンサービスもとっても良かったし。棚橋・中邑も、マイクバートンの様に、入退場時にリングサイドのお客さんにタッチしながらリングを一周するのよ。後楽園でやってたか?観た覚えないよなぁ。東京じゃシラ〜っと流されそうなベタベタなパフォーマンスもしっかり盛り上がるし。選手も楽しんで試合している感じがしました。あ、東京で楽しんでいないって意味じゃないけどね。特に、蝶野が橋本真也のお通夜出席で欠場していたからか、ライガーの弾けっぷりがステキでした。ライガー、すごいよ。

館内放送で呼び出されることも無く、無事に楽しく観戦を終え、ホテルのある弘前へと車を走らせる。疲れも見せず。愚痴も出さずに運転をしてくれたみなとっちには、本当に感謝です。ホテルそばのびっくりドンキーで、青森とはなんら関係の無い晩ご飯を取る。23時過ぎでした。ホテルの場所を店員さんに聞くと、店と目と鼻の先である事が判明。徒歩でも5分で行ける距離じゃん!

無事にホテルに付き、長かった一日に思いを馳せる。寝る準備を整えながら、明日の予定を立てる。明日の目玉は南津軽郡常盤村改め藤崎町詣出。その前に白神山地に行き、ブナの大木・マザーツリーを見に行く事にする。

明日はちゃんと起きようとしっかりと心に誓い、こんな自分でもちゃんと相手にしてくれるみなとっちに感謝しながら、のぶりんの長い長い一日は終わりを告げるのでしたzzz・・・。


2005年07月13日(水) へいへいほ〜♪

ずっと日記を書いていない期間の出来事ですが、6/15に恵比寿でジャーナリストの筑紫哲也氏と吉川晃司アニキのトークショーに行ってきたのよ。これはかなり楽しめたトークショーだったのですが、ここで吉川アニキが「孫子の『兵法』を読んでビジネスにも活かしている」と語っておりました。かなり中国史や古典が好きみたいで、アニキはとても熱く語っていたのであります。

世界史のお陰で大学受験に成功したくらい、世界史だけは全国上位レベルだったのぶりん。他の足りない部分を全部世界史が救ってくれておりました。(英・数辺りじゃないと、あまり価値が無いんだけど・・・^^ゞ)確かに常識範囲の知識としては孫子も兵法も知っていたけど、じっくり読んだことは無かったのね。

で、このトークショー以来、兵法が気になって気になって、簡単に読める本を探していたのですが、先日『心理戦に勝つ 孫子の兵法入門』っつー本を見つけて、早速購入、現在読んでおります。

ぶっちゃんけ、漢字の名前があまり得意ではないのですが(カタカナが好きなの♪)これはなかなか面白いです。一回読んですぐ頭に入るってものでもなさそうですが、じっくりゆっくり繰り返し読んでいこうと思っています。

今週の厄介な仕事の8割を今日で終わらせてきました。のぶりん、偉い!やれば出来るじゃん!!金曜日は、いざ藤崎町です*^O^*


2005年07月12日(火) えっ・・・?!

昨日の14時56分、知人から携帯にメールが着た。

『橋本真也選手が亡くなりました!原因は脳内出血だそうです。ご冥福をお祈り致します。』

え・・・?!マジ・・・?!?!

あまりの驚きに、一瞬頭が真っ白になる。ネットニュースにも出ていない。でも、その人が嘘の、それも人の生死に関わる事を冗談でメールしてくるはずはありえない。社内の観戦仲間・K兄やんにメールでその事を伝える。15分ほどして、兄やんからスポーツニュースのリンクを張った返信がくる。この時点で既にネットにもニュースが出ていた。

特別ファンだった訳でもないけれど、一時代を築いた人が亡くなるのは、ショックなものです・・・。

心よりご冥福をお祈り致します。合掌。


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さて、今日はドラゴンゲート・後楽園ホール大会に行ってきました。試合前に、橋本選手に対しての1分間の黙祷がありました。


神戸ワールドでのビッグマッチが終わった後の後楽園大会。サプライズも特に無く、まぁまぁ楽しめた興行でした。でもね、ブラッド絡みの試合での乱入や反則のグダグダには、いい加減食傷気味。DO FIXERのサイリョウ・元気・キッドの3人の頑張りには、特別ボーナスを支給したいくらいでした。社長さん、しっかり査定してくれると良いなぁ・・・プロレス団体に、選手の査定ってあるのかなぁ?・・・・。

ハルクちゃんを思いっきりミラノ2世として売り出している感が否めない大会でした。ミラノちゃんはアメリカで元気に頑張っている様ですね。退団したのがちょっと前なのに、もう彼のいた面影は全くありません。もう過去の人って感じで、ちょっと寂しい気もしました。

こっちの都合や思いに関わらず、時間は過ぎているんだなぁと変なところで思い知らされてきました。

今週末から常盤村・改め藤崎町詣に出かけます。相方はお馴染み、盛岡ベイベーのみなとっち。どんな珍道中になるか楽しみです。そうそう、『魁クロマティ高校』の実写版映画も見に行かねば!相変わらずバタバタしているのぶりなのでした。



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