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2005年07月31日(日)
別に興味が無い訳じゃない。 つばさのスケジュールじゃないから忘れちゃうだけ。 それに腹が立つ訳でもないし、行けば良いと思うから忘れるんだよ。
彼女が最近、あんまりにも週末に出かけるので、いちいち覚えていられないと言うか。
忙しくて会えない毎日なんだから、と言うか会っても添い寝もしてあげられないんだから、土日くらい一緒に居ればいいのに。
何で一緒に居たいって思わないんだろう。
「ちゃんと言ったじゃん」 彼女は憤慨するけど、つばさのスケジュールじゃないんだよな。 つばさと出かけるのを忘れてたって言うならそりゃあ「ちゃんと言ったじゃん」だけどさ。 誰とお茶するとか食事するとか、相手を把握する事に張り詰めてるヤキモチ兄ちゃんじゃないから覚えてられないよ。
男と出かける時は敏感だけど( ̄∇ ̄)。
わかるよ。 他の人も土日が休みだよね。 わかるよ。選挙も近いしね。 わかるよ。そりゃあわかるよ。
でも、自分だけが寂しいと思ってるの?ε=(=`・´=) プンプン!
だけど。(´−`) つばさも友達に会いに出かけるべきなんだよな。 わかってるよ。一人で居るから寂しいんだな。 今は友達に会わなきゃいけない時期なんだよな。離れて行動しても友達に会う時期なんだよな。 彼女はそれを実践してるだけなんだよな。
ε=(。・д・。)フー。
こんなに一人を満喫してしまうと、日々の添い寝攻撃に苦しんでる自分が馬鹿みたいです。 ほったらかされるんだったらしてやんない。 けっこうこれでもして上げられない事、悩んでたのに。
すねていじけてパソコンの前。
つばさ、友達居なさ過ぎだよ(笑)。
いや、その前に週休3日にして欲しくなった今日この頃。 誘われなきゃ出て行けない。
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2005年07月30日(土)
今日は最終月末の土曜日なので、勉強会の日ですが、ちょっとつばさの忙しさでリビングは散らかったまんまになってます。
けして、つばさだけが散らかしている訳ではないのですが、つばさが片付けないから他を片付けられないと言う方向へ持って行かれてしまいます。 そんなの自分が座るあたりが散らかる事の理由にはなりません。
お姉ちゃんはお姉ちゃんで、散らかしてるのは自分じゃないし、散らかした奴が片付けろという一見正当な論法ですから、要するに片付ける奴が居ない( ̄∇ ̄)。 荒れる一方のリビング。 それだけじゃあなくて、参加者の足並みも揃わなくなったので、欠け開催をするよりはと言う事で、いっそ延期にする事にしました。
つばさの体力的にも準備的にも、土曜日の開催がきつくなって来ました。 でも日曜日に開催すると、遠くから来る夢野の負担が増えてしまうので、それは出来ません。 とにかく欠ける事は許されない。
そして途絶える事も許されない。継続こそ力です。
さて。 それに関連するかどうか知りませんが。 夜遅く帰ってくるつばさが朝まで起きてる事が良くあり、お姉ちゃんと入れ違いに寝ることから、我が家の家計を圧迫していると言う嫌疑が長く掛けられていました。
その時間が長いと1日5時間くらいなのですが。
早く帰って来てた時だって、つばさずっと起きてたし。 そしたら少なくとも二人とも寝た後に帰る事もあるつばさが電気代をそうそう上げていない気がするので、黙って聞いていながらも承服はしていませんでした。
って言うかさ。 よーく考えれば最近お姉ちゃんが自室にこもってゲームとかしてるし。 リビングに居ればいい時間帯も二階に居る事から考えて、お姉ちゃんじゃん? と言う主張は説得力があったらしく、やっと家計圧迫の嫌疑が晴れました。 この他にもけっこう濡れ衣着せられてましたが、なかなか弁解の暇もありませんでした。
仲良し姉妹なのだから、つばさが居なくてもリビングで団欒してればいいのに、別々に行動しているのは、つばさが、結局お姉ちゃんと二人きりで過ごしていても、彼女が帰って来ると彼女とべったりし始めるので、気に入らないのでしょうか。
はじいてるつもりは全然ないのだけども。
リビングを散らかしてる本人にはムカついても、妹にはムカつくも何もないでしょうしね。 ただ、会社でいやな事が続くと、本当にゲームってしたくなるよね。 たまってるのかなあ。ストレス。と思う今日この頃。
若干、おいらも?
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2005年07月29日(金)
どこのサイトが?って感じですけど、少なくともここではないです。(笑) で、支払いをクレジットカードにしてました。 ぐーぐるから決済拒否されたからどうにかしろと連絡が来ました。
ええっ? と思ってアカウントにログインしたら、2万4000円も請求が来てました。 調子に乗って検索キーワードの単価を上げ過ぎました。 慌てて下げても今の決済は無理です。
( ゚o゚)ハッ。 クレジットカードの切り替えが今月だ! と言う事で新しい番号に入力し直しました。 そしてまた通知が来ました。
落ちないと言うのでまたログインしました。 1ヶ月追加されて3万円以上になっていました。 ああ。確かにこのカードの限度額ではちょっと……。
払えるようになったら払う感じなので。(いや、それは規約違反でもあるが) バックレ体勢に入りました。
皆様もお気をつけください。
何気にすごいことを暴露してますか? 手が後ろに回る前には何とかします。
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2005年07月28日(木)
あまりにも髪が伸びたので、髪を切れ切れと彼女にうるさく言われてまして。
って言うか、つばさも気になってました。
服装にうるさい鬼さんは、つばさが社員になるまでに男性社員の長髪を一掃してしまいました。 と言うか長髪だったのはおたっきー営業さんだけですけど。 ピシーッと刈り上げたから店舗では「何があったんだ」と驚きだったようです。 それでも最近はちょっとカッターシャツの襟にかかろうものなら「刈り上げて来なさい」と指示するまでに至ったので、つばさみたいに本人も気づく伸び様は吐き気がするくらい気になっているのではないでしょうか。
と言う事で、ふらっと仕事が途切れたのを見計らって髪を切りに行きました。 9時半の約束だったのですが、遅くしてもらったらちょっとお嫌だったみたいで(^-^;。 で、案の定いつもの通りカット中に寝てしまいました。 あんまり疲れていたので、声も上手く出ていなかったもので、会話も「忙しくて疲れてて大変」と言うのもやっとだったため、「遅く来て愚痴かよ」みたいな態度されました(笑)。
つばさの爪をチラチラ見ていましたが、「ヤスリかけていいですか?」と聞きます。 そんなに気になる爪かなあ?と思いましたが、どうもネイルサービスを始めたらしくちょっと練習しようと思ったみたいです。
でも、その手つきはとてもプロのものではなく、(´−`) ンー?。 今思えば向こうも相当疲れていたと見えます。 でもネイルサービスは本当にやっているんだそうな。
当人はスタイリストに昇格したそうなので、そろそろただで切ってもらうのは悪いかなあと思い始めました。 でもお店も別に他の子を回そうともしないし、これは有料を申し出るしかないでしょう。
タダがいいに決まってるけどさ。
髪がスッキリしたら、会社に戻って、仕事続行。 夜中になりましたけどね。
明日があるさ明日がある。 切った髪を見てもらえない時間帯におうちに着きます。
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2005年07月27日(水)
彼女とチケットを買っておりました。
つばさ的にはハービーハンコックを見に行くつもりでした。もちろん彼女も。 久しぶりの横浜アリーナです。 「あゆ」ぶりですね。 センター席なので、ずんずん席を探したら。
最前列でしたヾ(@^▽^@)ノ。
大喜びで下手側の席に陣取ったのに、ピアノが上手側にあります。 ピアノ奏者の顔はおろか姿も見えません。 ハ、ハービーハンコックを聞きに来たのに〜〜。
と言ってもおいらね、音楽の造詣は一昔前の女子高生ですよ。 武田鉄矢に「どこに出しても恥ずかしい日本の文化遺産」と言わしめたあの女子高生レベルですよ。
ウェインショーターと区別つかねえんでやんのヾ(@^▽^@)ノわはは。
コンサートの趣旨は行くまで知らなかった。恐ろしいほどの情報の少ないコンサートです。 セーブ・ザ・チルドレンがテーマなのか?
つばさ達の目の前に現れたのは「サンタナ」ヾ(@゚▽゚@)ノアハハハ_(__)ノ彡☆バンバン!! そのポジションから動きやがらねえの。サンタナのコンサートに来たのかよ!と思って過ごした。 すっごいサンタナだけ見て帰りました。
ただ気になったのは、ハンコックの体調でも悪かったのか何なのか、サンタナのバンドと演奏が合わない。 いや実際は合ってるのか合ってないのか判らないジャズピアノのアドリブ。 さすが大御所、もしあれがとんでもないミスでも良くわからない(笑)。 でもつばさには、あれ?すべってるの?って思えました。 と思った瞬間口ひげの兄ちゃんが、指で色んな指示を出した。それがサンタナだと気づいたのは結構あと(笑)。 ピアノ越しに、なんとなく演奏をやめたハンコックの屈辱感が伝わって来た気がした。 その後、上手へハンコックは去って行ったけど、ショーターは絶対動かず、サンタナをにらみつけていました。 やめたと言ってもピタッと止めて立ち去った訳じゃないけど、どうしても止めたように見えたんだよね。
ショーターもサンタナに演奏を合わせようとしたけど、乗れないらしくて気が向いた時だけ吹く事にしたらしい。 でもそのマイペースぶりは彼女に大うけで、「じーちゃ〜ん。マイペース〜(笑)」と和んでました。
結局せっかく来たからノリノリにノッて帰りました。 頭上で拍手なんて甘い。ちょっと飛んでみました(笑)。 でも、エレキサウンドが嫌いな彼女は足を組んで「絶対」立たない。 キーボードの黒人のおいちゃんと何度も目が合ったらしい。最前列だからな。
ハンコックを見に来た人が多いので、客席は年齢層が高い。 帰りに係員を捕まえて、手作りのプレゼントを「あなた、これハンコックさんに絶対渡してね!」と言ってました。
婦人部だな(爆)。
ハンコックを見に来たつばさ達に、思いっきりサンタナコンサートを繰り広げてくれたけど、どうも主催者はサンタナらしい。 パンフレットも売ってないし、プログラムも配られないし、演者のCDも売っていないと言うよくわからないコンサートだったけど、サンタナコンサートが正式だった訳です。
今度はちゃんと聞いてやるう(;_;)。
補足すると、ミュージシャンのテクニックは抜群でした。今まで聞いたドラマーの中で一番ドラムソロが上手かった。ベースも、ギターもです(サンタナは別)。 きっと名のある人達だったんだろうけど、パンフレットが無いのよ〜。
でも、誰がサンタナの息子なのかは、最後までわかりませんでした。
ええ。造詣が無いもんですから。いや、楽しかったよ。飛んだ甲斐があったよ。 ノリノリ過ぎて絶対サンタナが目を合わさなかったけどな(笑)。
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2005年07月25日(月)
ドキドキするくらいおんなじ日常なので、今日は特に書く事がありません。
ただいろんなところから「ご祝儀買い」があったので(謎)ゆうぱっく作りに精を出して終わった給料日でした。 なんか思い出したら更新します。
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2005年07月24日(日)
つばさは車で一人旅ならするけども、彼女のようにパッカーのような旅はあまりしません。
つばさが車を選ぶ理由は解かっています。車が好きなのは確かだけど、そこは個室で、屋根に守られています。 一昔前も車で一人旅するのは物騒で怖かったけど、でもやっぱり現在の物騒さとは比較にならないでしょう。 窓を開けて寝るのはドキドキでなかなか寝付けなかったけど、今のご時世を考えればあんなの、裸で寝てても良かったくらいの治安の差です。
大体変な電波受けてる奴が少なかったもの。 今の増殖振りは何ですか。
そう考えると、車旅をする人は臆病なのかもしれません。 でも、パッカーやる人はたいてい自分を喪失しかけて出歩いているようなイメージがあるのですが偏見でしょうか。 彼女が一人旅をしたくなるのはどういう時なのかと思います。
前は「あまりにもつばさなしで居られないので」と行ってしまった事がありました。 じゃあ、帰って来ないつばさに耐えられなくて今回も一人旅なんでしょうか。 最近はそうは思えません。そばに居ようとしていない気がします。
一人旅と言っても、彼女の旅の楽しみは宿で出会う旅人と酒を酌み交わして語り合うことです。 つばさもそういうのに憧れた時期があったなあ。と言うか、普通に好きです。 しかし、土産話を楽しげにする彼女の世界にはなんとなく入れない感じがいつもしていました。 ものすごくその人達に気を使って気疲れする自分ばかりイメージしてしまうのです。 彼女は、つばさがその世界になじめない感覚を持つのは「つばさが、旅人じゃないからだよ」と言っていました。
つばさはやはり、旅行しか出来ない人間なんだと思います。 4年位前はあんなにオフ会が好きだったのになあ(旅行じゃないし)。
つまり、あれだ。 彼女は飽きて来て、つばさは疲れて来たんだな。 え。年のせいではないと思うけどぉ?(笑)
夕方はお姉ちゃんに声をかけて、実家に行きました。 今つばさは「義経」に夢中ですから、実家でも見ます。 同居人は昔はそんなもの見なかったくせにと怒ります。「毛利元就」は見てました。 ( ゚o゚)ハッ。 毛利元就って広島の人なんですが、義経が戦った壇ノ浦は山口県です。 つばさの先祖は毛利元就に蹴散らされた(笑)訳ですが、なんかそういう地縁のある武将ばっかり見てるのかしら。 きっと毛利に負け組みと源氏に負け組み(平家)が結婚した家柄なのね。 だから車旅も西日本にしか行きたがらないのね。
ちなみに、家名から検索すると毛利に蹴散らされた豪族なので、田舎の方言は岡山の山間部で交通の便が悪いにもかかわらず、広島弁そっくりです。
さても大河ドラマ。回を追うごとの源氏の争い事好きにはびっくりです。ご先祖様は意外とこっちかも(笑)。
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2005年07月23日(土)
彼女が泊りがけで旅に出かけます。 長野に良い宿があるそうです。 ほったらかしにしているから、慰めになるならと許可をしていました。 彼女は元々一人旅が好きな子です。 つばさと北海道へ行った時には「どうも落ち着かない」と言っていました。
つばさがオフ会で誘う旅に関しては「旅行」と捉えているようなので特に気にはならないようですが、お気に入りの地につばさと行くのは違和感があるそうです。 長野がとても魅力的で、携帯もつながらないような土地の宿が魅力的なそうで、彼女は一人で旅に行きます。
急には着いていけないので、と言うか、着いて行く気力が無いので、見送るしかありません。お金も無いしね。 青春18切符で行くので、9時頃には出て行きました。
旅行自体は大きなイベントだからあまり気になりませんでしたが、気がつくと平日はあんなにうるさいくせに、週末つばさと過ごさない事が多くなりました。
と言う事は、お姉ちゃんと同様で、彼女はメッセ友達同然になっています。 仕事中にメッセンジャーをつなぐのは彼女が寂しがるからと言うつもりで居ましたが、なんとなく消化不良な物を感じ始めてきました。 よくわかりませんけど。
なんとなく夕方までボーっとしててお姉ちゃんは2階に居ましたが、突然地震が起きました。 ちょっと大きい、と言うか、長い? 彼女のPCモニターに乗っていた文庫本が滑り落ちた以外は、何も落ちて来ませんでした。でも気味の悪い揺れ方だったので、お姉ちゃんが降りて来ました。
震源地は関東だったようですが、彼女は気づいたでしょうか。
その後、21時のニュースで知ったのは、意外と震度が大きかったと言う事でした。 震度5って何。 各地で起きてる大型地震を考えると、いよいよ東京にも来たか!と言う感じでしたが、棚から何も落ちなかったつばさには、家が崩れている足立区の様子がビックリでした。 直後に電話をしようとしたらもうセンターがパンクしていた事から見て、全国各地の親や親戚が東京に居る我が子や兄弟に電話もしたのでしょう。 しかし、彼女からは何も連絡がありませんでした。
テレビも無いのか?
取り敢えず災害掲示板に03を入れると、地域外と言われたので、やはりそんな大事にはなっていないんだなと納得しました。
次の地震はいつだろうか。
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2005年07月22日(金)
昨日黙々と寿司を食べながら考えていた事があります。
大事な事をなかなか言わないで、大変になってから報告し、火消しが大変な事態になってから口を開く無口な貴公子を、鬼さんは赤子に例えていました。
いい年をした子供のいる男が、独身で子供のいない鬼さんのおっぱいを吸って精神的に鬼さんのおっぱいは腫れ上がっていると、言っていました。 何も貴公子だけに吸われているのではなく、他の男性社員達も引き合いに出されていましたが。
それを聞きながらずっと考えていました。 貴公子は1児の父親で、息子君はまだ送り迎えが必要な就学前児童です。 奥さんは2交代制か3交代制で働く職業で、朝の送り迎えは貴公子がやっています。 送り届けてから出社するのです。
親である。と言う観点から考えれば、子供を強く望みながらも、つばさに負けない高負荷労働になっている先輩も今は子供が居ないからそれが出来ると思われます。 鬼さんに至っては恐らく旦那も居ないのではと思いますので、それが出来ると思います。 子供は、犬猫のように手を抜く事は出来ません。 (ペットを持つ人は犬猫だって手は抜けないと反論するでしょうが、同じ土台に乗せないでください) 毎日絶える事の無い育児の合間に、寝る間もなく働く貴公子は、本当に子供であるのだろうかという疑問が頭をもたげて来ます。
しかし、仕事振りを見れば子供であるとも言えます。 その根拠は、「つばさでさえ遺憾に思う仕事振り」だからです。
つばさのコンプレックスには、頑張っても大卒の人にはいずれ仕事を抜かれてしまうという部分があります。 つばさがクリアできなかった入試(挑戦もしてないけどもな)を越えて、4年間も何だか難しい事を余分に習っていたと言う事。 地域代表の高校生に揉まれてた程度のつばさと、全国選抜の大学生の中で、さらに揉まれていたと言う事、高校生の人間関係とは全然社会に近い広い人間関係が持てていると言う事、全てが最初はつばさが優位に見えても、結局差をつけられてしまうポイントなのでつばさのこの劣等感は今でも消えないものです。
しかし、頭は悪くないはずなのに、なぜそうなんだと言う疑問は事業部内に関しては消えないのです。
特に貴公子については、先日も「使えなさ」について触れましたが、彼は無能ではないのです。 ただ全てが何故か叱られる方向へ向いてしまうのです。いったい何故か解かりません。 この疑問の原因に関しては数日後に気づく事になります。
実生活においては、きっと先輩や鬼さんや、そしてつばさよりきちんとした大人である貴公子も、仕事においてはそういう意味ではやっぱり子供なんだろうと、同意もします。 味噌汁を口に運びながら、「人間100にはなれないんだな」と思いました。 つばさの価値観的には、1個の命を育んでいる人間の方が価値は高いと思います。 だから4人の中で一番大人であるのは貴公子です。
しかし、それは必ずしも仕事には反映しない。
いやいや、子育ての忍耐を持っているからこそ、尊厳まで踏みつけられていそうな罵倒に耐えて働けるのかもしれない。
そんな事をぐるぐる考えて、寿司を平らげていました。
今日は事業部全体で残業の合間に晩御飯を食べに行きました。美味しい赤坂の韓国料理屋です。 店舗でクレームをつけられた営業さんが、帰社後も顔面蒼白で寒がって居たので激励の意味もあって鬼さんが連れて行きました。 営業さんの目の前で店の什器を殴りながら電話で話す客と、電話の向こうで話していたのはつばさですが、話しの成り行きが良くわからないまま店舗責任者に挟まれて黙って終わるのを待っているのはきつかったに違いありません。
でも、今日はだからこそ付き合ったのであって、毎晩こんな出費をしてたら愛人が増えます(謎)。何せ給料前です。
店を出る時に隣のテーブルに居たのは極楽とんぼの加藤だと気づきました。 つばさが芸能人を見かけても騒がないのは、靴だけ芸能界に足を突っ込んでいたせいです。 店を出てから教えたので、とても鬼さん達に残念がられました。
何はともあれ1週間が終わりました。
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2005年07月21日(木)
メールのまとめ書きとスピーチの功労で、鬼さんから寿司が振舞われる事になりました。
つばさに。
直属上司だった先輩と、直属上司の微笑みの貴公子と鬼さんと4人の、微妙な会席です。 緊張した時間になる事は予想してたけど、人のおごりで回らない寿司が食べられると言うので、ご好意をお受けしました。断るのも微妙だし。
しかし、予想以上のしんどい食事になりました。 キャンセルして日延べしてくれても良かったかもな、と思う惨憺たるものでした。
出だしからして、出だしです。 つばさは血液占い学推進派で、血液で人を分類する人です。 4つに分けられる訳は無いとみんな思うでしょうが、そんな当たり前の反論はつばさには愚問です。 4つの気質に生い立ちや気性などを掛け合わせてこその血液分類学です。 しかしこの学問をもっと強烈に推進するのはほかならぬ鬼さんです。 鬼さんは多分O型かAだと思いますが、とにかく今日は貴公子の段取りにぶちギレていて、家にいったん帰って出直して来るほど腹を立てていたのです。 つばさと先輩に待ち合わせ場所を伝える時も、非常にアバウトに教えてくれたので通り過ぎてしまいました。
このため、鬼さんは待ってしまった。鬼さんは「あたくし」な人な訳ですから「待たされる」なんて実用辞典の中に無い訳ですよ。 ここから鬼さんのB型攻めが始まりました。
つばさの慰労のために来てるはずですが、貴公子の仕事の巻き添えを食って仕事に支障が出ている先輩とすごい勢いで貴公子攻撃になってしまいました。
帰っていいかね。
取り敢えずどうぞどうぞ、気にしないでと鬼さん達に言いながら運ばれてくる寿司を黙々と食べます。 礼儀作法として「美味しい」と言わないとマイナス評価されるので、とにかく「美味しい」と言いながら食べ続けます。 お店の人が迷惑な客だなとチラと見るのに気づいても、制するほどの器量も無いつばさは、食べるか愛想笑いで黙っているかのどちらかしか選択しませんでした。
よっぽどだったんだとは分かるけど、つばさへの気配りが出来ないんなら延期してくれても良かったんだけどな。 でも、延期しても結局こうなるんだろうな、と思ったらスケジュールを消化した方が利口のような気がして、やはり黙っていました。
貴公子は仕事をいっぱい抱えているせいもあって、途中で抜ける事になりました。 すぐに戻ってくるんですけども、3人で待っている間にもっと激しい文句になりました。 同意を求められればうなずく以外に物も言います。だって、貴公子の過去の仕打ちを許していませんから。
矛先がいなくなったので、会話がいったんつばさに向けられました。 「私は立ち止まると会社が潰れてしまうから頑張るんだけど、あなたは何でそんなに仕事を頑張るの?」 と尋ねられました。「恨みです」と答えました。
貴公子に首を切られそうになって納得がいかなかった事、フロッピードライブのついたPCである事が第一優先と伝えてPCを要求したら、わざわざついてないPCをよこした事。
(サポートのPCの入れ替えの時、そんなPCでも与えたんだからと、つばさの分は外した事。これは話さず胸の内)
その全てが自分に対する過小評価の仕打ちであった事が理由なら働いてる事を分かってもらいたかった事など、全て恨みが理由だと話しました。
恨みで働く人は初めて会ったと鬼さんに評価されましたが、真意だから仕方が無い。
貴公子が仕事から戻ってくると第二ラウンドが始まりました。 つまんねー慰労だな。慰労になってないよ。こんな上司は初めて会った。 酒の上の説教で上司がくどいって言うのはお定まりだけど、文句言うために会食したんならつばさを呼んでの席でやらなくっても良かったと思うけど。 貴公子が落涙しながら「首にしていただいても……」と言い出しても、「出来ないのわかってるくせに何言ってるんだ!」と過激になるばかり。
でも、可哀想とは、実はつばさも思えない。つばさにさえ、貴公子がなぜこう言う人なのか解からないから。この間まで最高責任者だった人が、優先順位の分別が無いなんて、理解できるはずが無い。 そして後から物言うタイプの貴公子は、先輩にも鬼さんにも「仕事を聞き出すのが大変」と酷評されながらお会計も支払っていました。
さて。つばさは誰のお金で食べていたのでしょうか。謎です。 でも、お礼は鬼さんにするのです。 タテシャカイヨクワカリマセン。
一番良くわからないのは、つばさの何倍も鬼さんのそばにいて、どうすれば叱られないで済むかを考えない、今日は涙の貴公子。
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2005年07月20日(水)
昔は曲がりなりにも女優であったのだから暗記は得意でなくてはいけないし得意でも誉められもしないだろうってくらいですが、スピーチは苦手です。 俳優さんが本番慣れするために臨機応変の極地である「お笑い」を目指すって言う訓練法は昔からあるようですが(その結果、結局お笑い芸人になっちゃう人も多い)、そういう訓練をほとんどしないで辞めちゃったから上がり症の克服は出来ておりません。
だから噛まないように何回も練習するのですが、部下にどうしても言いたい事があってスピーチするとかじゃないので、テーマも即席だしなんだか頭に入らない。 仕方ないので、下書きをPCの画面に表示して活字を絵のようにして覚えました。
劇団バリバリだった頃にはこんな覚え方は逆に出来ませんでしたが、脳が衰えて来ると最後には子供のような覚え方になるようです。 目を閉じると、「言語」ではなく、活字と言う「写真」が浮かびます。
何とか活字を思い出せるようになったようなので、徹夜になる事だけは避けて眠る事にしました。
それでも前に出たら息が出来ないくらい上がってしまいました。
役者の時代は納得するには「100回稽古」と言うものをやりました。 「なあに?」と聞き返すだけでも100回言うのです。 100回目前後でやっと自然で正しい「なあに?」になるのは経験で知っています。
しかし、練習は20回にも満たない。自信が無いのであがるのです。
諦めてメモを持って出る事にしました。メモをデスクに置いて、もし流れを忘れたら見るように。 このメモには結局2回くらいお世話になりました。でもその合間に関しては文字が目に浮かんだので何とか話せました。
鬼さんに叱られるだけでガチガチな訳じゃあありません。 3分間で、いかに整然と、かつメリットのある話題や知識を提供できるか、その訓練をする機会と言われているので真剣なのです。 だってそういう事できる人になりたいもの。
で、とりあえず、深呼吸も出来ず2回も止まってしまいましたが無事終えました。 でも最初はどーでもいいぜって顔して聞かれていたのが、まじめに聞いてもらえていたので、ま、いいかと思って終えました。
そしたら、何だかミーティングではみんなに誉められました。 感動した、とまで言われました。 鬼さんがしみじみ「あなたはちょっと違う哲学を持ってる人なのね」と言うのでびっくりです。 その後のミーティングは「鬼さんつばさをべた褒めするの巻」でした。
解散して引き続き、鬼さん達は別のミーティングのために会議室へ行ったようですが、その間もずっとつばさを絶賛していたそうです。
( ̄∇ ̄)無心の勝利らしい。
とにかくつばさは、今日1日は生きながらえた。 こんな風に落ち着かない毎日が繰り返されるので、本当に日々は早く過ぎ、日記も書けずに寝てしまいます。
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2005年07月19日(火)
鬼さんにとって、何も言わず働いてくれる男性社員は何よりもストレスだそうです。
何も言わず、何も言ってこない。 やれと言えばやるが、自発性は無い。 なぜ、自分が一から十まで言わなければならないのか、理解に苦しむ。それが理由。
それを先だって辞めて行った映画監督君が、「でも、口答えして進まないよりは全然楽でしょう。みんなあなたの事が好きですから」と一言言って、鬼さんはハッピーになったそうです。 ハッピーメーカー。監督君はそう呼ばれているらしい。
鬼さんは、今つばさにとって絶大な脅威になりつつあるけれど、つばさも鬼さんを嫌いじゃありません。
しんどいだけ(爆)。
さて、その鬼さん。 だから大人しい男性社員に対して、物言う女性社員が信じられない訳です。 特に派遣社員を「臨時アルバイト」と位置づけている鬼さんには、言語道断の摩訶不思議。 いったいどんな事件があったか知りませんが、“好青年”までアルバイト呼ばわりし始めました。 “好青年”は営業唯一の派遣で、土日も関係なく働いています。 しかしそれは派遣と言うものがどう言うものか知っていればどう言う事態になるかも、皆さんお気づきのはず。 彼は自分の意思で働いていますから、彼が何かを言うはずはありません。
それはきっと、四半期が終わって万々歳の業績を残した我が事業部の成功報酬がらみに決まっています。 派遣である彼には成功報酬は無い。 しかし。 彼には天下の残業代と土日出勤の分がある。 おそらく、その総額を聞いてぶっ飛んだに違いないのです。
成功報酬を入れても鬼さんの手取りを越えていたに違いない。
鬼さんの年齢は知りません。 でも、絶対つばさより年上です。年下な訳が無い。 となるとそれ相応に頭が古くても、実はおかしくないのです。 だから派遣とバイトの区別がつかない。
バイトが部長より給料良かったら、鬼さんじゃなくたって、憤慨するでしょう。 けち臭いって思いますか? 一般職じゃ、きっとわからないですよ。 職責を持ち、重責を追う立場の人間が、アルバイトに給料で負けるんです。 高所得のアルバイトだってだけで怒りはしないはず。
同じ会社から給料が出てるから。それだけの話です。 自分が買ってる人間が自分の事業部の予算の支出を上げているって気づいた時に、そのショックはでかいって話です。 自分が負けている事もショックだろうけど、支出を切り詰めて考えている立場は倍ショック。 だけど、朝のミーティングでそれを強調して、気持ちはわかるけど、それでみんなにどう感じてどうしろと言うのでしょう。 バイトより働けよって事か?(しかし“好青年”の方が優秀だぞ)
何も悪い事はしていなくても、災難は降りかかります。 つばさにも来たから次は“好青年”だと踏んではいました。そうならないようにと懸念をしていました。 公家育ちの中にあって、泥臭さを模索している鬼さんですが、ここだけが短所なんです。後日この部分はもう一回顔を出しますが、それは先のお話。
鬼さんは相当イラついてるらしく、「何か報告は?」と聞かれた電波姉さんが「サポートブースの空気循環が悪いので扇風機を置いてあげたい」と言ったら一発却下しました。 「もうあれ以上散らかさないで」
メンバーが聞いたら憤激するでしょうね。好きで散らかしてる訳じゃないんだが。大体うちの周りを荷物置き場にしてるやつらに言え。 『一回お前あそこで一日座って最後まで仕事しろ』 つばさには言えない捨て台詞が胸の奥にあります。 だって、つばさには事業部の予算を決めて売り上げ計画を緻密に組み上げて、指示を出す能力が無いから。
さて。 明日の朝礼のスピーチ当番はつばさです。食事が終わって勤行も終えてから。 午前4時まで噛まずに言えるまで練習します。たかが朝礼のスピーチに?
失敗するとその後のミーティングの間中、ずっと叱られるからです。
つばさ、叱られるのが大っ嫌いなんですよ!!
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2005年07月18日(月)
今年は妙に連休の多い年だと思います。 でもおかげで、何とか生きている、あなたの朱鷺野つばさです。 週休二日では物足りなくなってきました。 3日休みが無いと、今までの土日の感覚になりません。 あまりに休みを短く感じるので、いい年をしてサザエさん症候群になりそうです。
と言うか、「ウルルン」症候群かもしれない(笑)。夜更かしだからね。
最近お姉ちゃんに1週間に1回しか会わなくなって来ました。 リビングで夜更かしをし過ぎてる時は朝起きて来た時に会うのだけど。
お姉ちゃんには、自分が起きて来た時につばさがすぐに寝ようとするのは自分を避けてるように感じられてるかもしれません。 違います。 お姉ちゃんが起きて来るのは5時半で、お姉ちゃんが仕事に行くまで起きてると、一睡もしない状態で会社に行く事になるから目安にしてるだけ。
確かにうっかり眠ってしまってたりすると、リビングのドアを開けるなり叱り付けられるので、寝てても足音で( ゚o゚)ハッと目が覚めて警戒状態に入るのは本当だけど。
まあ、とにかく「あと少し、あと少し」と何かをやっていて、自動炊飯器のタイマーが作動する時刻になり、「そろそろ、そろそろ」と思っているうちにお姉ちゃんが起きて来るのです。
そして22時台には眠ってしまうお姉ちゃんと、夜中に帰って来るつばさは本当にすれ違いです。 彼女でさえ、だんだん冷たくなって来てる訳ですからお姉ちゃんとは何だか会話らしい会話になりません。
このままじゃあいけないのは分かっているけども、どうにもならんとです。
あー、ねみー。 と思って勤行していると、スピーチ当番の週だという事を思い出して背中に汗をかきながら目が冴えてしまいました。
取り敢えずテーマが思い浮かばないので、苦肉の策で毎朝唱和している内容を自分の仕事に当てはめて考えるとどういう事になるかを題材にしました。 毎朝読んでるんだから、社長にとっては大事な事なんでしょうからね。 大筋のプロットを決めましたが、暗記作業まで始めるには到りませんでした。 明日があるしぃ〜。
取り敢えず安心したので、寝ました。
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2005年07月17日(日)
| 例えば漫画の展示会を見るために大垣で乗り換える若者のように |
つばさってば、無趣味なので、マニアの気持ちがわかりません。 「〜〜好き」って言うの。 強いてあげればウルトラマンo(o|o)/ 好き。 ウルトラマンコスモスまで見てる40代って、どうよ。 でも、つばさの感覚にはダイナが限度。 どんどんウルトラマンも仮面ライダーもガンダムみたいになっちゃってつまんないつまんない。 仮面ライダーはイケメン狙いの若奥様にアピールするためになかなか変身しないし、ウルトラマンは存在定義を哲学しだすし、萌えられません。 そうして40代にもなって、kuuがくれるバンダイフィギュアを飾る場所がない有り様(有り様って言い方も間違ってますが)。
って言うか、嬉しくもらってますが何か?
小さい時は、本来、牛を育てるための重要な牧草をなぎ倒して草の陰に隠れ、ウルトラマンとファイヤーマンのバンダイ人形で友達と遊んだり、おおむね一人で遊んだり(爆)してましたが、小学館が無理やり作り上げたウルトラマンの世界に納得ずくで入り込んで知識を高めて行っても、所詮マニアブラッドは流れていなかったのです。
サザエさん本を出す根気も、ウルトラマンが地球に支払う損壊物の法律的試算もする元気もないし、岸田森追悼本を刊行(知人)したりもしない。 みなとみらいのホラーハウスの執事の声が天本英世で嬉しかった程度(笑)。
だから。 眼鏡の似合う男の子が好きだった過去は、彼女と似ているけど眼鏡に萌える彼女とは違う。 ��(〃゚ o ゚〃) ハッ!! つばさ、30近くまで眼鏡男が好きだったが、あんま変わらないのか。 でもメガネフレームには萌えないしな。メガネフレーム好きだけど。
だから、フェアレディ好きだからと言って大黒ふ頭に集まっちゃうあぷも、やっぱり物好きに見える訳で。 と言うことであぷが来ました。
なげ〜よ、前振りが。
全国からフェアレディ好きが集まり、己のZを見せびらかすそうです。 つばさ達は以前に大黒ふ頭で、ハーシーやイチ♪♪と遊んでる時にそれっぽい集会があって見に寄った事がありますが、あの時は何だったでしょう、ウーハー積んでる車が多かった気がするけど。 そんな感じの集まりなんでしょう。Z集会も。
よくはわかりませんが、その後の体を休める宿に我が家を選んでくださいまして、夜遅くやって来られましたので、酒を酌み交わす事にしましたが、あぷは基本的に飲まない人なので、ちょっと話したら用意した布団でもたれて寝てしまいました。
あぷもつばさに負けない下道派なので、きっとお疲れでしょう。 と思ったけど、また目を覚ますと早々に帰って行きました。 あっちゅう間。
今年は意外と遠い人なのに何回もあぷを見て居る気がする(笑)。
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2005年07月16日(土)
夜に強いと言う事と、店舗に営業に出る訳でもなく土日が休みなつばさは、ちょいと絶対使うつもりのなかった土曜日を、仕事に使ってみる事にしました。
製品の種類が多く、なおかつ評判が良く、コールセンターの必要は無いかも知れないけど、そこそこの本数電話が入るサポートで、メールをたった一人で返してるなんて誰も知りはしないだろうけど、たいていのソフトウェア会社はきっとそんなもののはずです。 1日深夜まで頑張っても、翌日には同じ分着信し、全然減らない。 どんどん督促メールが追っかけ着信し、罵倒も入ります。 それを見るのもいやな新人さんの精神的負担とか、その状態で増員にうんと言わない事業部の体制に呆れているシニョリーナやルキさんの精神的負担を取り払わなくてはいけません。
一人で丸1日メールを書き続ける事にしました。
冷房が止まり、同僚達が帰り、警備員さんが深夜の見回りに来ます。 6月までは9時半に出社し、19時前には帰っていた人間が、最近は8時半に出社し、深夜帰って行く姿を、警備員さん達が心配そうな顔で見守ってくれている事をつばさは気づいています。 本当に心配そうに声をかけてくれるのです。 大丈夫?とか言う訳でなくその表情から「あの子は大丈夫なのかねえ」と言う心配が汲み取れるのです。 今日は呆れて笑っています。警備員さんは一しきり声をかけて「巡回」と言う名の仮眠を取ります。
書いて読んで書いて読んで、月曜日に回す難しいものを選って、また読んで、ため息吐いて、モカ飲んで、読んで書いて読んで書いて、コーヒー飲んで、30分仮眠して、書いて読んで書いて読んで、休日出勤の人達がやって来ました。
他の事業部の人です。 入社時は精悍な青年に見えたある男性社員が私服でやって来ました。 彼は販路を開くのが難しい商材を扱っていて、また解決できない不具合も持っているらしく、最近ストレスでエロ親父になっていました。 サポートブースとは3m以上離れているのに、彼のげっぷが聞こえます。 胃をやられているようです。胃液が上がって来るのです。 逆流食道炎なのかも知れません。よほどのストレスでしょう。
うちの事業部だけが大変な訳じゃあない。
間もなくベビーフェイスがやって来ました。 ベビーフェイスはつばさの事情を知ると、甘い物を大量に差し入れしてくれました。 この人、甘い物好きなのか?(笑)
やがて彼らが帰り、つばさ一人になったらもう夕方でした。 この時間には切り上げて帰るつもりでした。
終わりゃあしない。
読んで書いて読んで書いて読んで書いて読んで書いて……。
0時を回る頃に目途がつきました。 これできっと明日から平常営業です。 もう半月待たせるような事も(爆)ありません。
もう一息と思ったけど、日曜日まで費やすほど会社に愛情を示して、自分が何をいただけるかと言う事を考えたら、帰る事に決めました(笑)。
自分で納得の行く事を納得行くまでやって、仕事的には満足でした。 もちろんこれは、仕事だけの満足で、悲劇を生むとか、まだ予想してませんでした(謎)。
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2005年07月15日(金)
朝、先輩が無表情な幽霊のようなうつろな顔で出勤して来ました。 39度ほど熱が出ているそうです。 しかし、帰れないようです。 営業に移っただけでなく、先輩は営業部長に昇進しました。 微笑みの貴公子は降格し、位置的にはつばさの上司になりました。 長年営業をやって来た人から一気に引き継ぎ、一気に把握しないと鬼さんに叱られるので、精神的な負担はかなりのものだったはずです。
人間、何かから逃げたいと思ったら病気になるのです。当然の反応。 しかし、鬼さんからは許可が出なかったようです。 だから来るのも無理に来て、ボーっとした頭を抱えながら必死に業務をこなしているようでした。 それは夕方頃になると無残なものでした。よく逃げ出さないものだと思いました。
旦那さんとの軋轢も激しくなってきているでしょうし、何で自分がこんな目にと思いもするでしょう。 しかし投げ出すのは人間的に難しい位置に行ってしまったし、引き継ぐ相手の微笑みの貴公子はけっこう読めない男で手こずっているのです。
微笑みの貴公子は何でもはいと返事をし、親切であり、良い人に見えます。 何よりも元が可愛らしい顔をしていて、その可愛らしい顔を惜しげもなく活かして来たと思える風情の表情をして見せます。 あのニコニコで何もかも封殺されて来たつばさにすれば、それがやつの甲斐性かと思いましたが、現実は打っても蹴っても響かない男だったのです。
以前は要望を出しても経費がかかるので、笑顔で黙殺しているのだと考えていました。 それはある意味職責のある人間の取るべき行動です。 ところが社員になって毎日毎朝のミーティングで、叱られまくっている姿を見ると、ちょっとびっくりの使えなさでした。 と言って、無能とまでおごった事は言いません。
この人は必要な事をやる人ではなく、必要な事でもやらなくて済むならしない人なのです。 だからびっくりするほど叱られるのです。そして倒れる事も顔色を変える事もない。 いや、どっちかと言うと、鬼さんをにらみ返しています。 そりゃ、睨むような言い方をしますけどね、鬼さんは。 性格や人格を傷つけてでも物を言いますから。 で、そこの部分をとうとうハッキリ言われてしまいました。 「あなたは最初はいい人だと思われる人だけど、時間が経つにつれていい人じゃない人だと解かる」 社員じゃないうちは、つばさも騙されました。結果的に困るので、いい人じゃない。
世の中、笑顔が素敵な人は性質が悪いと言う実例の一つです。
例えばある意味、この人は愚痴の相手に最適です。 誰にも言わない。少しくらい漏れて欲しいと思いながら愚痴は言う訳で、ここまで完璧にここだけの話にしてくれる人もいないぞと思います。 かといって口が堅いのとは違うのです。
では、微笑みの貴公子は無能ではないと言う一つに。 何よりもこの微笑みが武器なのです。 うちは小さなベンチャーで、量販店でイベントをするにもとても制限があります。 大手ソフト会社が抑えてるそのスケジュールを、鬼さんの指示で彼は掛け合いに行きました。 あの微笑で、貰って来たのです。 他の誰かでは取れなかったのではないかと思います。 一見、腰が低い。と言うか、腰は低い。穏やかに話し、笑顔は絶やさない。愛嬌のある顔の造りである。 それを愛らしく見せる、かと言ってカマっぽく見える訳でもない立ち居振る舞いとか、彼は30年余の人生で完璧に身に付けています。 それでも不遜な挙動をすると営業を退かされました。
でも、社内の仕事は微笑では動きません。何より微笑みシャットアウトは愚の骨頂。 引き継ぐんですから。
鬼さんの厳しさと、貴公子のぼんやりに挟まれて、39度の熱が下がる事無く、「残業」と言われる時間まで頑張った先輩はフラフラと帰って行きました。
こんな思いをして働いてる社員も、派遣時代、あんまり見かけた事がありません。 うちは特殊だとは思っているけど、特別なのでしょうか。
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2005年07月14日(木)
昨日の今日で。 業務改善の問題点の洗い出しとか、任せてもらったはずなのに、朝のミーティングでもう鬼さんから指示が出ました。 その指示は具体的には悪くありません。 要するに先輩がいた時に、つばさがやっていた役割をルキさんがやると言うそれだけです。
しかし、それをブースに持って帰った事は問題でした。 つばさ自身も「お前口出すなよ」と思っていたのですが、だけど指示は間違ってはいないし、本人も了解済みだと言うから持って帰ったのです。 全然了解してはいませんでした。
派遣のルキさんは本音で話していなかったと言う事で、鬼さんは都合良く解釈していたと言う事で、結局つばさの大嫌いな思惑あっちこっちがあった訳です。 論理的に話す事も、意外と我もはっきりしているルキさんですが、プレッシャーには弱いと言う典型的なA型で、きっぱりと異を唱えました。 「うん。でも取り敢えず今日からこれでやって」 と言うと、新人さんが、 「朱鷺野さん、上の言いなりですか」 と言いました。
長く、この日記を読んでいる方なら、この言葉がどれだけつばさのプライドを傷つけたかご理解いただけますでしょうか。
「言いなり」 つばさが最も嫌い、最も軽蔑する「言いなり」と言うお言葉を事もあろうに新人さんからもらった訳です。 こんな感情的な人に。
ものすごく腹が立ったので、でも小さな声で(笑)。 「いいから大人しく言う事聞けよ!」 と吐き捨ててその場を離れました。
面倒くさい。確かにこの人達は、直接管理する厳しい人がいないブースで、少し増長している。 気を使って何とか動かしていたと言う部分が、認められていると言う勘違いを起こさせたのは認めるけども、少しわきまえろと言う感覚がつばさにも起こりました。
その足で社長秘書さんのところへ行きました。 この気持ちをぶつけるには鬼さんは適していないと判断したからです。
何をどこから話したら良いんだろうと思って少し話し始めたら、優しい口調の秘書さんに堰がほだされ、泣き出してしまいました。 話そうと思えば思うほど嗚咽が出て来てしまって、40にもなって仕事中に泣き出すなんて恥ずかしい、でも止めようにも止まりません。
事が尋常でないと気づいた秘書さんは、出張中の社長のブースにつばさを座らせ、どうしたのかと言います。 「人の上に立つのは初めてなので、どうしたらいいかわかりません。このままではみんな辞めてしまいます」 泣きながらも若干の謙遜はしました。 つばさ自身がここまで追い詰められているので、そんなに気に入らなきゃ辞めてくれてもいいよ、と言う気持ちは既にあったのです。 しかしそれが何の生産性を生み、どのくらい建設的なのかを考えると自分を引っ込めるべきだとしか思いつかなかったのです。
秘書さんは、意外とものすごくいろんな事をその肩に背負わされていて、忙しい人なので、業務時間中に話を聞き続けるのは無理だと言いました。 業後に時間を取ってくれる約束でつばさは10分足らずでそこを離れました。
そのままトイレへ逃げ込みました。めちゃ泣きしてますから戻れません。 ものすごい怒りと言うか悲しさと言うか、そんなものに体中が包まれて、トイレから出られません。 15分か、20分くらいで何とか静めて、顔を洗い、眠そうな程度の顔になってからトイレを出ると、なんか知らないけど、最近来た役職者が缶飲料を握らせてくれました。 1フロアの中で起きた事ですからまあ、誰にでも気づかれるかもしれませんが。
席に戻ると、鬼さんに向けて、メールを書きました。 派遣社員は兵卒ではなく、傭兵であると。契約で戦うので、兵卒のように言えばいいものではない事を。 そして派遣制度と言うものを理解するように書きます。
業後、サポートのみんなが帰ってから、秘書さんはわざわざ自分でコーヒーショップからコーヒーを買って来てくれて、別フロアの会議室で話を聞いてくれました。 つばさは、会社が派遣制度を理解せずに派遣を雇っている問題点と、上職へのその教育不足は会社の責任であり、鬼さん一人の問題ではない事を告げました。 しかしこのままアルバイト扱いで厳しく物を言われれば、派遣はみんな更新をせず、事実上ブースはつぶれ、偶然つばさと話せたお客様や、何ヶ月ぶりかでメールをもらったラッキーなお客様しかいなくなり、それはサポートとは呼べないので、自分もこの会社を去るだろうと言う事を話しました。 「せっかく社員になったのにねえ」 クールに秘書さんは笑いました。この人、怖いわ(笑)。
フロアに戻ると、つばさ達は非常に他の事業部の人達に注目されていました。 んー。密かに事を進めていたつもりだけど、もう広まっているのか。 まあ、めったにこの会社で業務中に泣く人なんて、いないだろうからね。
そうして、つばさの深夜までの労働は続くのでした。
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2005年07月13日(水)
見る人から見るとくだらない、見る人から見ると重要だろうと言う問題が勃発する中、昨日は仕事の流れから、みんなが帰った後、つばさも帰る事ができそうでした。
るんるんな気分だったのに、クレームが来て、うるさいうるさい。 昼下がりからしつこくクレームしてるから主婦なんだと思うけど、こっちも仕事を業後まで持ち越したくない訳さ。 たまに早く帰れそうな日なんだから、さっさと電話を切り上げてくれ。 同じ事を何度繰り返そうがこっちの話す内容は変わらないのだ。
つばさを首にするまで、諦められないらしく、直属の上司がほっとけと言う状態なので別の事業部のヘッドが代わりに出てくれました。 4時間も。つばさを首にしろとごねていたようです。 首にしないと気分よくサポートに電話できないと言うのが理由。
最初に電話に出たシニョリーナが5分で投げた過激さは、つばさがどうと言うことではないと思うけど。
たちが悪いクレーマーの要素は論客である事です。 けして頭は悪くない。けして常識を知らない訳ではない。 では、何ゆえクレーマーかと言うと、解決できない要望を出してくるから。
半年前と同じ内容でかけてきて、半年前もケンカになりました。 あの時も仕方なく謝ったけど、同じ事が癇に障るのでもう許せないと言う事です。 お客様はそのソフトウェアで解決できる目的で操作しているのは確かだけど、限界を超えた要望がそこにあるので、無理だと言った訳です。 半年前はそれでソフトを買い換えると言う事もやりました。 しかし、半年も経ってから、あの時無理だと言った事をまたやろうとしている。 しかも説明を覚えていない。 だから最初から話す訳です。でも何度説明を繰り返しても、見当違いな「じゃあ」を言うので、5回目くらいに「さっき説明しました」と言ってしまった訳です。
うん。つばさも確かに「さっき説明しました」は悪いと思う。 馬鹿にされたような気分になるのも解かる。
ソフトウェアに関しては、初心者なのは確か。でも、その間に挟む言葉が見当違いな正しさ。 サポートの心構えを延々諭されましたが、「高い電話代を払って」と文句を言うならサポートを受けて欲しい訳です。 つばさの心がけで、あなたの失われたデータが戻って来たり、壊れたPCが起動するなら仰る通りですが。 難しい状況で難しい操作しか残っていないのに、初心者に向かって話せと言うなら、話を最後まで聞いて、きちんと次へ進み、初心者らしくメモを取り、読んで欲しいと言ったマニュアルは読んでください。 (50代のおばちゃんでもちゃんとメモを取って、ちゃんと使えるぞ)
つばさの態度が起爆剤になったんだとは思いますが、電話代がどうと言う割には何回も架け直して社内人事に口を出し、何時間も粘るそれは、もうただ怒っていると言う訳ではありません。
2ちゃん風に言うと、「基地の外」
電話が終わった時には22時を回っており、21時にはとっくに帰れていたはずの昨日は終わりました。
そして今日は個人面談。 制服の話をするはずも結局は業務改善の方を先にやれと言う意見が占めたようで、シニョリーナの時につばさも呼ばれました。 鬼さんにここで業務にまで口を出されるとますますやばいと思ったので業務改善は自分の仕事と引き受けて終わらせました。 シニョリーナに「仕事を増やしてすみません」と言われましたが、いつかどこかでどんでん返しは必要。 仕方ないのです。
報告書には見えるところから始める事を書きましたが、またまたこれが火種になったのでした。
妙に落ち着かない毎日。 これがきっと、つばさが抱え続けて来たいやな予感の正体。 鬼さんは頭が切れる。指示は大概正しい。でも、小刀で削りだす人ではなく、重機のハンマーでつぶす人。
人一人増やしていただければ済む話を、あさってから制服を持って来て、業務改善は現場に問題があると決定付けるそれは、仕事だけしていたいつばさを、本当に不安定にさせてくれます。 これは始まりだ。まだまだ続く。こういう時のつばさの勘は外れません。
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2005年07月12日(火)
昨日仕事が終わってからみんなに残ってもらって1時間も会議をしてしまいました。 入ってみたら制服って話が持ち上がったルキさんは一番心外だったわけで、仲良く楽しくそれなりに出来ると思っていた業務が上から引き抜かれて行き、能力があるばかりに自分が若干頼られそうになっている事実も負担のようです。
そりゃあ当然。
まあ、話し合いは制服の話ですけど。 電波姉さんが用意してくれたカタログは2冊。 武富士みたいな制服を何ページ見せられても、なーんも意欲は起きないつばさです。 せめて下はスカートじゃないなら。好きなものを選べば良いさって思います。 先輩が無難なものとして選んでくれた宝石店の店員か美容部員かと言うデザインのものは、あまりにサポートの制服とはかけ離れているけれど、PCを運んだり、PCを解体したり、そんな業務も仕事に入ってるつばさ達には、ある意味シンプルでうってつけです。
つばさの好みは、これに運送屋チックなガテン色があると申し分ないのですが、そんな制服着て働く業務がまず無いだろうからカタログにはありません(笑)。
まあ、冷静に皆さん話してくれた訳で。 その中でルキさんは想像以上に論客でした。 人間立場が変わると考え方も変わるもので。つばさも社員になってから1ヶ月も経っていない半月社員でも、職場批判をされるとちょっときつい。 しかし、みんな受け入れざるを得ないんだろうと思っているので、何が問題かを次々あげて来る訳です。
着替える場所が無い。 ロッカーが無い。 出社時間が早まる。
論外な部分から話が始まるところが頭が痛い。 しかしルキさんが持っていた意見が一番パワーがあって、出社が早まるのがリスクであると言う強い意見です。 そしてその分の時給を払えでは無く、若干の時間単価を上げよと言う代替案まで付いてます。
話が外れて行きそうになるシニョリーナはつばさが静止するも、意外と落ち着いて話している新人さんと、外の風にバンバン当たって来たルキさんの意見が大方を決めた感じでした。 ちょっと前までは派遣社員だったつばさにとっても正論でしかありません。
その内容は当然日々の報告にもまとめ、昨日はメールにまとめたのでした。
しかし、今朝のミーティングで鬼さんが「報告は?」と聞きます。 「メールに書きましたが」と答えると、今言えと言います。
あんなに報告書に対してきつくみんなを叱ってたくせに、毎日出してるつばさの報告書は見なかったのか。とも、思いましたけども。
つばさの帰る時間が時間なので、読めないね( ̄▽ ̄)。
「結論から言うと、……」 どんな説明の仕方したか、もう忘れちゃったけども。 みんな好んで着たいと思っていないと言う事を答えました。
鬼さんが逆上しました。 キレたと言って良いでしょう。 今までは賢さの一分を見せながらの激怒でしたが、これは逆上です。 「何で社員でもないアルバイトが意見が言えるわけ!?え?この私に!何様な訳!!?」
鬼さん。派遣はアルバイトではない。似ているけどけっこう違う。
言いなりのだんまり兄ちゃん達ばっかり見てるから(いや、つばさ達だって怖くて何も言えないが)、ものを言う人が信じられないのでしょう。 もちろん剣幕がすごいから他の事業部だって君子危うきに近寄らずで何も言って来ないし。
本とか嘘かわからないけど、派遣の業務態度を社長が怒っていると言い出しました。 つばさ達には監視カメラが向けられています。 人が見るとつばさを監視してるとしか思えないジャストフォーカスですが、それは随所に仕掛けられていて、まあ時々社長が見ているのは確かなのです。 鬼さんは別階の派遣(恐らくものすごくIT然とした兄ちゃん達が2,3人居るのだけど)が働かないとキレまくりました。
サーバー管理の兄ちゃん達が働いてるところなんか、普通しょっちゅう見られないよ。 トラブルが無いと用が無いんだもの……。
そのくせ職場環境に文句が激しいと言い出し、つばさ達を言ってるのかその兄ちゃん達の事なのか段々区別がつかなくなって行きました。 つばさは働いてるけど後の人が、とか言い出した時には「お前が見てたのか?」と言うリアルさでした。 でも、怪しいリアルさでした。見た目で言ってるのか?
まあ、確かにシニョリーナは仕事に集中はしていないと思われるが。
自分自ら面談すると言い出しました。
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2005年07月11日(月)
「私が何か言い出したら、それは社内決定なのよ。覆されるなんて事はあり得ないの。」
今朝の鬼さんのお言葉です。 それをみんなが報告書であーだこーだ言った事は、ものすごく怒りを買ったようで、サポートの服装のだらしなさを毎朝言うようになりました。 (事実上だらしない人など、いない。つばさ以外には)
何で、直接お前がだらしないからだと、言わないんでしょう。 イヤ、プライドが高いつばさは、当然言われたかぁありません。 でも、もしかしたら鬼さんは、つばさが面罵しても服装を改めてくるような人間ではないと知っているのでしょうか。
改めようにも、いきなり何着もオフィス着を買う余裕は無い。 服装と言うのは良くも悪くもエスカレートするので、一着いい服を着てきたら、今までの服は着て来られなくなります。 いい服が阿呆みたいに目立つからです。 つばさは昔から、と言うか生まれつき「着こなす」と言うことが出来ません。 その代わり、いい服を着ると、他の人より目立つようになります。 自讃の部類ですが、いわゆる高い服で浮いてしまうタイプではないと言う事です。 それは経験上知っていますが、今の生活の優先順位が「服」ではないので、鬼さんの意向を毎朝聞いても、次の日から服装を変えると言う事は出来ないのです。
以前着てたそれなりの服はもう入りませんからっ! まあ、そう言った諸事情から改められないのです。 ちなみに気に入って履いてきてたパンツ類(いわゆるズボン)は、ウェストは入るけれどファスナーが壊れると言う、ことごとく壊れると言う、くびれがあっても別に問題があったら意味が無いと言う事をはっきり示す形で着られなくなっております。
でも、この余波が、他の仲間に及ぶ事が誠に申し訳なく心苦しい。 別に無理に面罵しなくてもいいから(って言うか面罵はするな)普通にこっそり、あなたの服装を改めて欲しいと囁いて欲しい訳です。 そして段階的変身を待って欲しい訳です。
けして先輩がやったような「その服だと鬼さんに注意されるよ」と言う、変な引き合いの出し方では無くです。 自覚はしていても、無償に腹が立ちました。 「鬼さんがその服に対して怒っているから改めた方がいい」と言って欲しかったです。 同じ事じゃないかと思いますか?全然違います。 「鬼さんに怒られるよ」と、他の事でも先輩に注意されましたが、なんでストレートにそれは良くないと自分の意思として示せないのか。 どうして「自分の意思じゃない、上が言ってる」と威を借りるのか解かりません。 納得して無いんなら言うなよって思います。 オブラードに包んだつもりならそれは間違いです。
これに先立ち、サポートのスクラップなお下がりPCが一斉に新しいものに入れ替えられる事になりました。 「私はやったわよ。解かってるわね、朱鷺野」 鬼さんが言います。
解かっております。
つばさはね。
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2005年07月10日(日)
住民票を移動するとか、免許を書き換えるとかいろいろ考えた末、8月から実家に戻る可能性を考えて免許の書き換えを選ぶ事にしました。 昨日寝不足を回復するために夕方まで寝ていたので、夜は体力が余って目が冴え、今朝まで起きてしまいました。 視力検査とかはまさか無いだろうと思ってぼーっと品川警察を目指して出かける事にしました。
しかし、いざ到着してみると警察署は免許業務を日曜日はやっていないと言う事で、やっぱり運転試験場まで行かねばならないようでした。
とは言え、つばさは都内に数箇所しかない(てか、2、3箇所?)運転試験場も、なんとなれば歩いて行ける距離なので(大人になってからは絶対バスで行くけど)恵まれた立地に、そのまま太陽の眩しさをクラクラ受けながらチャリリンと行って来ました。
今日は良い天気です。うっすらと汗がにじみます。
免許の更新と違って、実際の再発行をしないので、お金もかからず、住所の確認も葉書を持って行くだけで良いので、あっという間に終わりました。 つばさの免許の裏には、「臓器移植はしません」と言う意思表明シールと今日の日付印で手書きの住所が書き込まれました。
手書きなのかぁ〜。
これで正式に出店しているところではどちらでもクレジットカードが使えるようになります。 吐くくらい悩んだ(違)んだから進んでくれないと困ります(笑)。
実家に顔を出して、8月に戻ると言う事を告げるとあんなに懸命に戻れ戻れと説得していたおかーたまが狐につままれたと言う表現が正にぴったりのキョトン顔になりました。 いったい何があって、どんなケンカを彼女としたらそうなるのかと思ったようです。
イヤ、ケンカとかしてないし。吐いたけど(爆)。
ただし、毎日がどんどん激務になってきているから、寝られればいいと言うようなところには戻って来れないので、レポーターが取材に来そうな2階を片付けてくれるよう依頼しました。 同居人がいきり立って、「ババア、聞いたか!絶対8月までに片付けろよっ!」と吠えました。
物を捨てられないと言う点では程度を超えているので、本当に病気なおかーたまですが、つばさも猫みたいな人間なので多少ゴツゴツしたところでもくかーっと寝られるものだから、結局甘く見て片付けないんだろうなあ、とは予想していますが( ̄▽ ̄)。
ちゅ事は生活が変わんない可能性、大。
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2005年07月09日(土)
22歳まで、心のどこかに早く死にたいと言う気持ちがありました。 つばさは若い頃、きっと鬱だったと思います。 15歳くらいから怪しくなって来て、バランスの悪い十代を終えて、30までに我が身が潰える事を望んでいました。
しかし生命哲学に出会ってしまい、基本的には他人の死を見て死を知り、憧憬するにはあまりにも簡単なものだと知ってから、つばさは死の鎖から解き放たれました。
この経験があるから、つばさは悩む人がどんな人か実は知っています。 だから悩む人に、時に厳しく接するのです。
君が死にたいと言った事は、とても悲しい事だと思ったが、癌だと知った我が身を喜んだと言うその深い悲しみは、上手く生きられなかった、と言うただそれだけの事だと思う。 心弱い弱者を演じながら、生来の優しさと、鍛え上げられた自己顕示欲の間に挟まれて我が身をすり減らしていく君を、憐れと思うかと聞かれれば思うし、傲慢だとも思う。 愛されるべき相手に愛されず、いや、望む愛され方をしてもらえず、愛しているんだと言う相手の意思も虚ろに聞こえる。 否定する否定する否定する。愛されている事を。 でも嫌がっている。激しく嫌がっている。愛されていないと言う事を。 そして信じている。愛されていないはずがないと言う希望を。 信じては浮かび、絶望しては沈み、つばさも同じ道程を歩んで来た。でも、生きる事は非常に単純なんだ。 君は苦しむ分欲が深い。 ああなってくれ、こうなってくれ、こうじゃなきゃいやだ。 その叶わぬ夢の砂地獄に落ちているけど、落ちて来る砂は君の夢の破片だ。 求め過ぎる事を止めれば、君は軽くなれる。 諦める必要が無い事に気づけばとても楽しくなる。
子供の頃に浴びた親からの否定は、とても今の自分の足かせになる。 でも、親は突然親にはならない。 それまでは子供だったんだ。何歳であっても。 子を生み、親になる。だから新米で未熟で心無い子供と同じなんだ。 そんな親に言われた事に何年もショックを受けている必要なんて無い事を早く気づけば良い。 親は口から出まかせで、ただただ君を押さえつけられればそれで満足できた駄々っ子だったんだ。
何で生まれてきたんだろうって思う必要は無い。 何でこうなんだろうって悩む必要は無い。 生まれて来た事は答えで、生きる事はその方程式で、最後には必ず答えが出る命題が人生だ。 テイクイットイージーは一生懸命な人が選ぶ手法だ。 のんべんだらりとはちょっと違う。
君の体に出来た腫瘍は、君が生きている事を教え、生きる事に負けそうになっている事を警告している。 君の体は、くじけそうになりながら、生きようと問いかけ励ましている。
幸い、つばさの友人は誰一人死んだ事が無い。 だから、君も死なない。もう、解かっている。 君はつばさと生きる。
つばさの傍で笑って生きる。 笑って生きるためにつばさと出会った。今までの友達にはごめんなさいと言ってさよならしておいで。
つばさは解かってる。 ものすごく自信がある。
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2005年07月08日(金)
んー。 食べ過ぎですか?
んー。 気持ちが悪いです。 大した量お酒を飲んでる訳ではなかったが、酒も効いたか。 タクシーで出勤です。
いや、その後も働いたからだ(笑)。
仕事が減りません。 飲んで浮かれて終わる訳にはいきません。
今日も深夜になりました。 終わりません。
鍵を託されてラストワンになりました。
んー。この事態を何とかしなくてはならん。何とか。 って言うか、飲み会は金曜日にしてくれ。
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2005年07月07日(木)
四半期が終わって、つばさが社員になってから初めて締めがありました。 うちの事業部は前年度比でほぼ200%の売り上げを出し、会社の売り上げの3分の2を占めるという、アムウェイの売り上げの中の日本アムウェイみたいな成績を出しました。 (この例え方にクスリと出来るのはディストリビュータだけね)
で、一応打ち上げが今日予定されていて。 その前に勉強会なんかで盛り上がってみました。 いつもとは別の技術者が、ものすごく真剣に資料を作成してくれ、つばさ的にはちょっとビックリです。 何の研究発表だ、と思うくらいの資料です。 うちの技術者は各製品に一人しかいません。 そして技術者の数を越えて製品があると言う事は、一人で何役も請け負っている訳ですが、サポートにちょっと知識のある新人が来たと打診しただけなのに、ものすごく資料を作ってくれました。 つまりそれは、少しでも理解してくれと言う熱意の表れでもあるのですが、申し訳なくなって来ました。 それが気づいてもらえるかしら新しい人達に。
しかしその勉強会も、技術者の熱意が過ぎて時間切れ。 もうちょっとってところだったから残念です。リベンジを約して打ち上げに向かいます。
大きな円卓を囲んで中華です。 大体気が付くと、つばさの体調が怪しい時に限って食の宴が催されるのは何故だろうか(笑)。 最近、先輩と、彼女と3人で中華を食べに行く機会がありましたが、薄味で美味しいと言う経験の後にはこってりとした、まさに中華っぽい中華です。 でも意外と美味しかったかもです。 これでもかと言うくらい、出してない金の元を取るくらい食べます。 昨日の体調も今日の体調も関係ありません( ̄▽ ̄)。
今日は鬼さんの直属の上司とも言うべきポジションにいる方が来ており、ピッタリと鬼さんは張り付いてサービスしていましたが、その合間に営業男性陣に指図する姿はあんまり見たくないものでした。
教育だと解かるが、教育の仕方が鼻持ちならない。 うちの男性陣は確かにそのくらいビシッと言わないと気が利かないが、「このアタシに気を使わせないで」発言は女性陣にとってはクルものがあります。
またバリバリに緊張した飲み会だったよ。 それでも、「酒は良い奴を飲まなきゃな」と言うVIPの発言で、メニューの中で一番良い紹興酒を注文。 五重塔を模したような陶器に入っています。 うめー。
人間やる時はやらないといかんな。
その後に普通の紹興酒を頼んだら飲めたものではありませんでした。
それでも酒が入るとみんなほぐれて来て、色々話が出来たのですが、最後の最後で電波姉さんがクリーンヒットでした。
ずっと駄洒落を隣で制していましたが、体調は最悪だったようで、「もうそろそろ限界かな」と言った後で、「でも私も日々進歩してるのよ、始祖鳥のように!」
退化でしょ?
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2005年07月06日(水)
ショップに大きな障害がやって来ました。 つばさは、ちょっと日陰街道を生きて来たので、実はきちんとした公的証明書を持っていません。
いや、アメリカの密航者じゃないんですけど。
免許証はゴールドカード。実家の住所で作られています。 保険証は社員になった直後にカード化されて、どこの社員かはわかりますが、写真はありません。 旧保険証をコピーすると言っても住所が手書き。 印鑑証明に写真が付いてるなんて聞いた事も無い。
何に困っているかと言うと、クレジットカードをショップに導入する障害になっているのです。 ちょうど、出費に対してナーバスになっていた事と、最近実家から帰れと言う要請が強くなって来た事があいまって、本当に帰ろうかと思っていたため、たかが住所の証明書ひとつと言う事に追い詰められ、とうとう8月から実家に戻りたいと彼女に言いました。 もちろんショップは続けるので、ここの家賃も荷物置き場代くらいは払うと言う事で。
彼女はあっさりOKしました。 「じゃあ、明日お姉ちゃんに相談するね」 二つ返事までは行かないけどひとつ返事でした。 「そろそろおかーたまに返してあげないとね」
夜が遅くて、彼女が寝てから帰る事も増えて来たつばさの居ない生活は彼女にとって寂しく、最近はKちゃんとよく遊びに出かけるようです。 いまさら、つばさがこの家に帰って来ないからと言って、大した違いは無いと言うのです。
話は秒殺で終了しました。 昼は制服の話と、家ではショップの住所証明の話とでちょっとだけ胃に来てたつばさは、睡眠不足と冷えから来る頭痛が、胃と直結した気分になりました。
自分から言い出したくせに、彼女の無抵抗と前向きな善処が、堪えたのだと言う事は正直に認めます。 そのまま寝床に着きますが、胃の感じは、一気にムカムカと言う症状を飛び越えました。 寝床に寝ているのに倒れそうな気分。 やばいんじゃ?と思ってトイレに下りて行ったら、便器を見た途端に吐きました。
いつぞやの食中毒以来だ。 案外神経が細い。と言うか、最初のは単に寝不足で寝不足なのに食欲が相変わらずで、普通に食べてしまう事による単なる過食。 寝れば済んでしまう事のはずでした。
やっぱり彼女に「いなくていいよ」と言われるのは、こんなにもショックであったか(笑)。
でも、だからと言って実家に帰らなくてはいけないと言うのは、早いうちに守らなければいけない約束のようなものです。 まだまだつばさは、おかーたまから解放されたくは無い。 それはどういう時だか解かっているから。
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2005年07月05日(火)
鬼さんは、サポートメンバーの日報を読んで、怒ったようです。 「お前たちに任せたのが間違いだった」と言うような事を言ったらしく、それを先輩が伝えに来ました。
鬼さんの良いところは、今まで無理だろうと思われた事を、そんな事は無いと単純に進めて行く機動力ですが、時に一足飛びにポーンと谷を飛ぼうとして、周りを無視する短所があります。 社内の売り上げに関しては、この長所も短所も(あんまり幅の無いポイントだけど)売り上げに直結するので、最後には良かった良かったとなるのですが、この制服の話だけは降って沸いた感じです。
鬼さんの言われた事を先輩が語ります。 うちの会社は今からすごい鋭角を描いて成長して行かなくてはならず、そのためには一流を目指さなくてはいけない。 引いては商談客がやってくるような出入り口から私服の社員がウロウロされるのは困ると言うのです。 先輩が引き合いに出して言うには、ライブドアと楽天の違いなのだと。 人はどっちの社長の話を信用するのか。 ポロシャツで傲慢そうに見える男と、きっちりネクタイを締めて来る紳士的な男と、どっちかと言う事でしょう。
しかし、うちらは、サポートだ。 しかも店頭スタッフではない。
ネットユーザにはライブドアでも、取引先は楽天を取る。 少なくともどちらもどこの馬の骨だかわからないうちは。 それはつばさもわかりますが、ワープかと思う話のつなげ方です。
言い分はわかりますが、納得が行きません。 しかし納得が行かないとはつばさも言いません。 つばさには事の成り行きを見守ると言う部分もあるからです。 制服がいやではないので、後はスカートでなきゃいいやくらいしか意見が無いのです。
ただ、制服とは違うところで、つばさは困っていました。 鬼さんが来て、良かった事はいっぱいあります。まず、マニュアルのおかしいところに対する聞き取り調査をやってくれて、それをちゃんと反映させてくれます。 今までは何を言っても微笑みの貴公子が静かな笑みで黙殺していました。 技術者に相談しても技術者は絶大な知識力でマニュアルを読むので、何を見せられても使えてしまい、困る理由がわかりません。 何年も店頭に立っている人達でもそうだったから、今までも先輩がいっぱい文句を言っていました。 それがパッケージデザインやらマニュアルの見直しやらに先輩の時間を奪われる原因ともなりました。
この際、何で助言だけもらえば自分達が見直すって力は無いのかと言う疑問はおいときますが( ̄▽ ̄)。 ま、出来なかったから今があるんだとしか言えませんがね。
鬼さんの、意見を汲み取る能力は大したものなのですが、押さえつける力もまた、大したものなのです。 でなかったら大の男達をあんなに大人しく仕事させて置けるはずが無い。 しかし、この押さえが女性に通じるかと言うところです。
裏目ったら大変だなあと思っていたら、まさにつばさの上で裏返りました。 週末までにサポートの意見をまとめて、つばさが提出するようにとの事。
仲良くスタートを切ったのに、波風立てるよなあ……。
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2005年07月04日(月)
何かあるごとにざわざわする気持ちを打ち消しながら、好意を示してくれるすごい人に近づくチャンスと言うものをせっかく得たんだから、何とか努力をしていました。 怖がっているだけでは意味がないと決断したのも事実で、その直後の正社員昇格でした。 しかし、過剰な讃美に油断が出来なかった理由は、やっぱり形になって顕れて来ました。 鬼さんの「この人はすごいよ」と言うつばさへの讃美が本物なら、つばさはもっとのん気に「運が向いて来た」と言ってたでしょうから。 しかし運が向いて来るには運が向いて来るなりの理由があるはず。 運が向いてくる要素は無いなと思っている時にやって来るチャンスには要注意です。
そう思って日々過ごしていたけれど、「ああ、来たか」と思わせる一件が起きました。 服装にどんどん煩くなっていた鬼さんは、男性陣はある程度納得行くレベルまで来たと思ったのでしょう。 次は女性陣と思ったようです。 つばさの服装にも直接言うのではなく、からめ手で来ました。
サポートに制服を導入すると言う。
4人しかいないのに。
直接言ってくれ。お前の服装はみっともないと。 明日から会社に来るなと、つばさに言ってくれ。 その連帯責任的制裁のような提案は、おそらくものすごい抵抗が来る。 頼む。うちのメンバーは正社員じゃないんだから。
しかし鬼さんは意見を聴取する間もなく制服カタログを取り出し、秘書的業務をこなして来た電波姉さんに「選ばせて」と投げたのです。
そう。 制服にすれば、つばさがまず助かります。 つばさの普段の服装から考えて、「明日コシノで来い」と言えない事は解かるでしょう。 だから制服はきっと、つばさを中心に考えた思惑だと、今でもつばさは信じています。 しかし取り立てて服装が崩れているとは言えないサポートメンバーの私服にそういう形で入っていけば、絶対納得は行かないはずです。 なぜならサポートメンバーよりも気崩した服装の社員はいるからです。 スーツメインの会社だから気崩してと言っても、Tシャツ穴あきジーンズなんかいるはずも無いのですが、派遣だけのうちのメンバーは気を使って、少なくとも先輩よりもオフィスっぽい服装です。 ちゃんとしろと言われるほどに遠くなってしまう先輩よりも、全然まとも。 だから、つばさにピンポイントを当てるべきなのに、何を遠慮してるのか不気味なのですが、制服案です。
当然、先輩がそれをメンバーに伝えると、反発が。 大体派遣社員に会社のポリシーを強制する事自体がナンセンスなのに、何故素人のような事を言い出すのか、やっぱり年相応に遅れてるのかと、つばささえ納得していない事ですから、みんなも納得しない。 先輩も鬼さんの言い出した事を甘く見ていて、「じゃあ、みんなの意見を日報にでも書いて」と折れました。
思いつきかと思ってた。 その時はつばさも。 でも、事は思った以上にリベラルな話ではなかったようです。
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2005年07月03日(日)
彼女と初めて会った時に、「何歳だと思います?」と紹介役をした丸とモエに言われました。
「28歳」
当てに行ったつばさはそう答えました。 20歳になったばかりでした。
つばさと出会って、それまで諦めていた事にトライするようになったら、それまで眠っていたセンスの良さもあいまって、若返り、近所の婦人部に「女子部らしくなって」と言われるようになったのですが、若返り、実年齢が上がり、26歳くらいには見られるようになったようです。 しかし、飲み屋に入るといきなり日本酒で始めてしまう事や、親がスナックを経営していたためカラオケで育ち、つばささえ思い出せないような歌を歌うため、年齢をごまかしていると言う説は消えません。
そう言った貫禄のある姿であると言う事を前提に、ポーカーフェイスでもあります。 感情を表出させない癖がついていたようで、つばさに対してもフラットに話すので、最初はずいぶん戸惑いましたが、さすがに恋人なので、皆の知らない顔も知っているとは思います。
と言うような事も踏まえて、彼女は感情を表に出さないため、腹の内を知られない特技がありますが、その落ち着き振りから、何もかも確信を持っているように思われがちです。 そしてものを言う時は断定言い切り型です。 この断定振りはつばさなんか、まだまだヒヨッコです。 最初は何度も信じてだまされました。 でも彼女にすれば、あてずっぽうで言った事が、100%で受け入れられているだけで、信じた方が悪いと言う訳です。
そうかも知れんがの。
久し振りに家に居ると、久し振りにゆっくりできる訳で、そしたらゆっくり色々したくなる訳です。 遊びに連れ出されるのが嫌な時もある訳です。 もちろんこういう態度が相手の浮気も誘発する訳ですが、仕方が無いものは仕方が無い。 浮気ほど悪い事をしてる訳ではありません。
ただ彼女にすれば、平日会社で相手にしない事と、休日私用で相手にしない事は、まるで同じ意味な訳です。 だったら渋々つばさを手伝っても良さそうなものですが、そういう思いには至らないようです。 今夜こそ添い寝か今夜こそ添い寝かと煩いし、また思いつきでぽんぽん諭そうとします。 「ああ、もう知らない、お前の嘘に付き合ってらんない」 みたいな事を言ったら、憤慨して、 「何よ!じゃあ、嘘吐いてやるううううううううううううう」 と言い出しました。 「じゃあ、吐けよ」
「明日から9月だよ」
追い詰められた時の彼女は愉快です。 初めて手を上げた時の「さ、こーい」に次ぐ面白さでした。
こういうところが好きなので笑ってしまうし、許してしまいます。 彼女もウケたのが嬉しそうでした。
つばさ達のケンカは5分と持ちません。
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2005年07月02日(土)
会社に長く居るのが好きな訳ではないので、結果的に夜中になっているだけで、家に帰りたい訳です。 だって彼女も煩いし、可哀想だし。 最近はどの人もこの人も遅くまで頑張ってて非常に働き者の我が事業部。 ただやっぱり店舗の人もみんな夜中までってきついと思うんだけども。 そうして昨夜も食事に誘われましたが、片付けて帰りたいので断りました。
そしたら何でか知らないんだけど、みんなカラオケ行ったんだってさ。 そりゃ行きたかったねえ。最近カラオケも行けないしね。 契約社員と正社員には残業代が一切ありません。 これでボーナスがなかったら辞めてしまうでしょう。
あれだけワサワサ居たのが一瞬で居なくなるので寂しく感じる事もありますが、仕事はその日のものはその日のうちにしないと、返さなかったメールの客に限って電話をしてくるので、放っては置けません。 もちろんこの返さないは、嫌な内容だから返さないのではなくて、キリが無いので区切った客です。 区切ろうと思うくらいだから後の方に到着したメールなのですが、遅い時間にメールをくれる人は、その時間に会社に人が居ると決め付けられるどんなルールを持っているのか朝っぱらから電話を架けて来ます。
気が早い人は3時間で架けて来ます。 メールの返事が無いので、と言います。 メル友が飲み会に出かけて返事して来なかったら死んじゃうタイプなんでしょうねえ。
もちろん緊急性を要するソフトではあるんです。うちのソフトは。 メインで売っているのはトラブル時に使うソフトなので。 でも返事が無いので電話したと言うお客様が今会社だからパソコンが無いとか言い出したりするんです。 会社でメール受けて家で試せば良いのに。 と言っても日中うちのメールが帰って来る事は、まず無いでしょう。 つばさが一杯一杯なので。
そんな訳で朝まで会社に居て、もう警備員さんも名前も顔を覚えてくれて、居ても驚かなくなりました。 帰ってぐっすり寝て、夕方に彼女に起こされます。
昼間のパパはちょっと違う〜♪。 おうちのつばさはグッタリです。
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2005年07月01日(金)
エンピツに引っ越してきて1年経ちました。 その間に宿敵堀江もん(何の宿敵だ)は時の人になってしまいましたが、今日で1周年です。 記念して、「秘密警察」に触れずに置けません。
秘密警察のおじさんは、つばさの行くところどこにでも現れます。 と言っても、「北品川」のエリアはまだ出ていません。 しかしだからと言っても、「居過ぎ」なのです。 秘密警察は北品川橋のたもとによく一人で立って、ボーっと何かを見ています。 その目線の先には立体駐車場しかないので、ただボーっとするのが好きと言う話にもなりますが、何かを監視していると言う憶測だって成り立ちます。
秘密警察のおじさんは、つばさ達の裏手の家のどこかに住んでいると確信しています。 いつも同じ路地から現れますから。 でもその家は、つばさ達の窓からこぼれる声を確実に聞き取れる位置であるはずです。
だったら、あそこか?
と思う家がありますが、確かめに行くほど好奇心はありません。 知らないで済むデメリットを発見するとイヤじゃないですか。 北品川橋の端に立っていると、取り敢えず橋を通って帰って来るつばさには絶対会います。 でも、ここを通る全ての人とも会う訳ですから、それは偶然と言えます。 まったく逆の方向からも、つばさは家に帰れます。それは方向的に言うと、北品川駅ではなく新馬場駅の方向です。 地図がある方は確認されてけっこうです。 北品川橋とは対角に逆の位置です。この方向には実家や、座談会場があるので、珍しい行動半径ではありません。
そういう時は、なぜか双方へ分かれられる三叉路に立っているのです。
彼女に電話を入れて、今どこ?もうじき家の前なんて会話をしたら大変です。 必ず路地の角からぬっと出て来て玄関前で目撃です。 このおじさん対策のためにいちいち窓を閉められません。
つばさの家から、北品川駅を結ぶ方向に、カレーハウスもファミリーマートもあります。 ファミリーマートに買い物に行くと、絶対おじさんも買い物に来ます。 ゆうぱっくには色々な出し方があって、ローソンに行くかファミマに行くかでは手続きが違います。 ローソンは他の宅配と同じでカウンターお受け取り。ファミマは先に端末で伝票を出して、伝票をレジに持っていきます。
つばさが自転車を降りると同時に、おじさんも登場します。 しかし、この時のおじさんの表情からして、今回は偶然だったようです。 端末に打ち込むつばさの背後に、まったく真後ろに立って手元を覗き込んでいます。 呆然とし過ぎていてあからさまです。 さすがにムッとしたので振り返って睨みました。
肩に荷物を担いで業者のように端末を打ち込む姿が不思議だったのでしょう。 いったい何をしているの?そんな子供のような素朴な疑問だったのでしょう。
やめて。
ファミリーマートの近くには信用金庫があります。 その角は、北品川橋に下りていく坂なので、おじさんはそこからもよく登場します。 北品川に30年住んでますから、信用金庫にも口座があります。 お金を下ろしに行く時に出会うと、慌てて迂回して、入り直します。 だって、やなんだもん。
時々このおじさんは双子ではないかな、と思う時があります。 家の周りをうろうろしている時は、肌着にチノパンでよたよたと歩いているのですが、南品川近辺まで足を伸ばして歩いてる時は服装もしっかりしてるし足取りも違うのです。
って言うか南品川で会った時は本当に驚いたよ、あの足取りでここまで往復するとしたら家で倒れるだろと思うからです。 でもその時はしゃきしゃきと歩いていて、同じなのは中途半端な無精ひげだけです。
あ。河岸の人がかぶるような帽子を被っていたから、競馬場へ行くんだったろうか。 そういう時だけは元気なんだろうか。 (でも徒歩で競馬場へはよっぽど貧乏でないと行けない距離です)
そんなだから、家の周りでは毎日会います。会わない日はありません。 つばさは、仕事が22時に終わったり0時に終わったり、3時頃に家に着いたりもするのに、なぜか歩いているのです。
おじさん。面白いけど怖いよ。
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