さんごのnewdays

2017年02月23日(木) 山種美術館

先週末、山種美術館の『日本画の教科書 東京編』に行きました。
山種美術館は、日本画の美術館です。
今回、出品された50作品は、すべて山種美術館の所蔵になります。
前回の京都編もそうですから、
それは、たくさんの、美しい日本画を持っているのですね。

前回、日本画の定義について悩みましたが、
山種美術館のサイトに、説明が載っていました。
ちゃんと読めばよかった。

会場は、そんなに混んでいなくて、
じっくり、ゆっくり絵を見ることができました。

たくさんの作品、それも見ごたえのあるものばかり、盛り沢山です。
会場が、狭いので、しかたがないと思いますが、
もう少し、作品の間をとってもらえたら…と思いました。

でも、美しい、惹かれる作品がいくつもありました。
日本画も素敵。
幸せなひととき。

それから、東山魁夷さんの絵を、生で初めて見ました。
教科書に東山魁夷さんの絵が載っていて、好きでした。
でもびっくり。
その色の深いことといったら!
教科書の印刷では、こういう色は出ないのですね。

冬景色の『年暮る』は、雪の降る、しんとした音のない世界が、
見えて、聞こえてきたような気がして、心打たれました。



山種美術館は、アンモナイトが、あちこちにあります。
化石好きの私としては、お気に入りの建物です。

美術館は、高台にあり、かなりの急坂をのぼらなくてはなりません。
私は、体力がないので、行きはタクシーです。
帰りは、バスで。
でも、恵比寿駅からだと、行きも帰りも、バスがたくさん出ているようです。

夫は、出かけると、いろいろな行き方をする人なので、
私は、美術館が、どこにあるのか、どうやって行くのか、
よくわかりません。

夫は、歩く時、必ず、行きと帰りは違う道を通ります。
これだけで、私は、自分のいる位置と、向かう方向がわからなくなります。

今回は、バスを乗り継いで、他の駅に出ました。(←何駅なのかも、把握できなかった。)
夫は、ウォーキングで、都内の電車のみならず、バス路線にも詳しい。
乗ったと思うと、降りて、乗り換えて、
それも、途中で、やっぱり他の駅に出ようと、行き先を変えたりするので、
私は、脳内マップがぐるぐるして、気持ちが悪くなってしまうのです。



今回も、東京駅に行き、次に食べようと言っていた、
南インドカレー屋さんにランチに行くのかと思っていたら、
夫は、もう、そういう気分ではなく、
今は、東京の老舗めぐりの気分なのだそうで、
晩ごはんに、淡路町の『ぼたん』の鳥すきやきに行くと言いました。

淡路町の『ぼたん』がある界隈は、
古い建物がいくつか残っています。
やぶが火災にあったのは残念でした。

鳥すきやきは、お座敷で、備長炭と小さな鉄鍋でいただきます。
美味しいけど、すき焼きって、味が濃くて、
切り身は、鳥のうまみがわかりにくいと思いました。
つくねは、鳥のうまみが濃くて、美味しい。
鳥のさまざまな切り身と、つくね、ねぎと、焼き豆腐と白滝。

食べ進んでいくうちに、割りしたが、甘くなっていきます。
うま味が出ているんですね。

これにごはんと、おつけものと、みかんがつきます。
最後は、卵とじにしてもらって、ごはんと一緒に食べました。

卵焼きも頼みました。
だしをふくんだ、しっかり甘い卵焼きです。
「昔は、甘いものがごちそうだったんだ」と夫が言います。
私は、甘い卵焼きが大好きです。
私の作る卵焼きは、娘たちが小さい時に、
テレビでやっていた、『ひとりでできるもん』のレシピです。(笑)
卵3つ、お砂糖大さじ1.5、牛乳大さじ2、塩少々。
おべんとうに入れてました。
だから、このレシピが、娘たちにとって、卵焼きの味になっています。


結婚して、衝撃だったのは、
卵サンドを作ったら、夫が怒ったことです。
ゆで卵をマヨネーズであえて、そしてお砂糖を入れていました。
私が、小さいころから食べていたのは、甘い卵サンドだったのです。
世の中の卵サンドは、みんな甘いのだと思っていました。
私は、サンドイッチの中では、この卵サンドが一番好きでした。
サンドイッチ屋さんや、コンビニはありませんでしたから、
知らなかったんですね。
珍しいのでしょうか。

塩気があると思い込んで食べたものが、
甘くて、夫、怒りましたよ。
私も、とてもショックでした。
それ以来、甘い卵サンドイッチは作っていません。
でも、ふっと、食べたくなります。
1人のお昼に、作ってみようかな。



2017年02月09日(木) ふわんふわん

雪が降りました。
寒いなあ。

先日、図書館のおはなし会で、
ふわんふわんのきれいな布を使って、
わらべうた遊びをしました。

布を使ったわらべうた遊びは、
昔からあって、娘たちが小さいころも、一緒に遊びました。

といっても、そのころ、ふわんふわんの布は、めったに手に入らなくて、
幼稚園の発表会で必要で、その時に、
数枚手に入れたものを大事に使っていました。

今は、ネットがありますから、
検索して、販売しているお店を見つけて、買うことができます。
知りたいことが、昔より、楽に調べられて、
手に入りやすいのは、なんてうれしいことでしょう。
格段に世界が広がったように思います。

少し前、私は、おはなし会で、布を使ってわらべうた遊びをしたいと、
布を買い求めました。
でも、体の調子が悪くて、とりかかれませんでした。

元気になったので、先日、やってみました。
そしたら、とても楽しかったの。
私も、楽しかったけど、
女の子が「楽しかった〜」と言ってくれたのが、うれしかったです。

わらべうたは「ももやももや」です。
まず歌いながら布を洗って、
「は〜どっこいしょ」のところは、腰をとんとんします。
次は、歌いながら絞って。
次は、歌いながら、干してひらひら振って乾かして、
おしまいは、畳んで終わり。
私がやって、次は、ママとお子さんに布を渡して、
一緒に遊んでもらいました。
1人でできる子は、1人で。
ママと一緒にやりたい子は、一緒に。
赤ちゃんは、ママがやってあげて。

でも、みんなに配った時、はっとしました。
赤やピンク、黄色もありましたが、
青系の、それも暗い発色の布が多かったのです。
きれいな色ですが、全体を見ると暗い。
そのお店は、1枚ずつ好きな色を指定して購入できたのです。
その時の私は、どこか気持ちがふさいでいたのでしょうか。
思い出せません。

12枚あるから、もう、なくてもいいのですが、
暖かい色が欲しくなりました。

以前、お買い物をしたお店は、もう閉店しています。
家に帰ってから、検索して、
取り扱っているお店を見つけました。

見つけたお店はセット販売でした。
私が1枚ずつ買うと、また偏りそうなので、(笑)
セット販売の方がいいと思いました。
ウォームカラーのセットがあったので、購入。
これで、バランスがとれます。
そして、これだけあると、遊ぶ時、子ども達に選んでもらえます。
色数が少ないと、欲しい子が重なった時、もめそうですものね。


購入する時、検索したワードは、

「わらべうたスカーフ」
「リトミックスカーフ」
「シフォンスカーフ」
「ジョーゼットスカーフ」
「ナイロンスカーフ」
「四角スカーフ ダンススカーフ」などなど。

取扱店は、けっこうあります。
子どもの本のお店や、リトミックのお教室にはあるんじゃないかしら。

「小林衛己子」さんのサイト
わらべうたの本を出版されている小林衛己子さんのサイトでも購入できます。
http://warabeuta.jp/kobayashi.htm

「クレヨンハウス」さん
 http://www.crayonhouse.co.jp/shop/c/c?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=syamei&gclid=CM36yum1gtICFcRWvQodoEoLlQ

「絵本と木のおもちゃ 横田や」さん 
横田やさんには、30色!もあって、一枚から買うことができます。
http://shop.yokotaya.net/

「メルヒエン」さん 
http://www.marchen-net.com/index.html

「つみきや」さん
50色!もあるそうです。
そして大判のスカーフの取り扱いもあるそうです。
https://tsumikiya.jp/




私が買ったのは、楽天の「宮地楽器」さんです。
http://item.rakuten.co.jp/miyaji-onlineshop/sr39-05117/




2017年02月01日(水) 山種美術館

あれからパクチーは、キュウリとパクチーのサラダ、
海老とパクチーとセロリの炒め物を作りました。
今日は、人参とパクチーのスープを作ります。



週末、山種美術館の『日本画の教科書展 京都編』に行ってきました。


行く前に、お昼ご飯を食べました。
『ダクシン 八重洲店』で、南インドカレーです。
南インドカレー、辛いけど、好きです。
油脂が少ないのも、好ましい。
北インドカレーは、オイリーなことが多く、
脂っぽいのに弱くなった私は、
あまり食べられなくなってしまいました。

『ダクシン 八重洲店』は、ミリに教えてもらったお店です。
ミリは、同僚のインドの方に教えてもらったそうです。
近くには『アーンドラダイニング』もあります。
カレーは『ダクシン 八重洲店』の方が美味しいと思いました。
スパイスの使い方が、上手で、カレーの味も際立っています。
でも、チャパティは『アーンドラダイニング』の方が美味しい。
近くには、行列の長い『ダバインディア』もあります。
次は、ダバだな。(笑)




山種美術館の『日本画の教科書展 京都編』
竹内栖鳳『斑猫』は、やっぱりかわいい。
少し野性味もあって、いいなあ。
猫好きさんには、たまらない絵だと思います。
 

それから上村松園は、とても美しかった。
特に、目のあたりの繊細なことといったら。

そして見に行って、びっくりしたのは、
日本画の幅広さでした。
日本画と聞いて、思い浮べるイメージとは、まったく違う、
表現方法があったのです。
西洋絵画のような絵もあったし、童画のような絵もありました。
自分の思い込みが、恥ずかしくなりました。

日本画とは、なんでしょう。
絹地か紙に、画材は岩絵の具で描かれたものが日本画なのかしら。
よくわからないけど、見に行く私。
でも、いろいろな絵があって、楽しかったです。
「ああ。いいなあ。」と思ったり、
好きな作品が見つかったら、とても幸せ。


見終わってから、美術館のカフェでお茶を飲みました。
展覧会の作品にちなんだ和菓子があって、
上村松園の『牡丹雪』から、イメージして作られた
『雪けしき』というお菓子と、中国茶『東方美人』を頼みました。
美しくて、美味しくて、幸せ。


お菓子は『菓匠菊屋』さんのもので、
展示が、東京編に変わると、お菓子も変わるそうです。



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